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銀河鉄道・盗作

2008-07-09 | Weblog
 松本零士vs槇原敬之「銀河鉄道999盗作疑惑」:これまた、何とも濃いキャラ同士が争っているものだ。確かに、槇原の詩は偶然にしては似すぎているように思う。これは疑われても仕方がないのかも知れない。また、本件には関係ないとはいえ、槇原は覚醒剤使用で一度つかまってる。常識的に何かが欠けている人の可能性がある。かたや松本零士はというと、自作の著作権に非常に五月蠅い人で有名である。宇宙戦艦ヤマトの原作者は私だと主張して、泥沼の訴訟合戦をしたり(ヤマトの企画はもともとテレビ局で原作となる漫画はない。松本零士は美術として参加)、著作権は世襲制にして120年に伸ばすべきだなどと、とんちきな主張したりと、ちょっと老害が入ってきている痛いお方。まあ、絶頂期が20年前で、今はその遺産で食ってるようなものだから、必死になってしまうのかもね。
 そもそも「銀河鉄道」という単語そのものが、宮沢賢治からのパクリじゃないのかと思ったのだが、こちらは松本零士本人が「オマージュ」であると公言している上、遺族には使用の許可をもらってるから問題なしということらしい。とはいえ、999が描かれたときには、宮沢賢治自身はもう亡くなっていたから、彼が「銀河鉄道999」をどう思うのかはわからないけど、死人に口なしってことだね。

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