Wilhelm-Wilhelm Mk2

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修論不要

2011-10-27 | Weblog
亡国機関「文科省」がまたまた愚かな施策を出してきました。

「文部科学省は26日、大学院で修士論文を作成しなくても修士号を取得できるよう省令を改正する方針を決めた。博士号取得を目指す大学院生が主な対象で、論文の代わりに専攻だけでなく関連分野も含めた幅広い知識を問う筆記試験などを課す。・・・修士論文を実質的に不要にするのは広い視野と能力を持った人材を育てるのが狙い。従来の修士課程は論文作成のため早い段階から特定の研究室に所属して研究テーマを絞ることが多く、博士課程を終えても産業界から「専門分野には詳しいが応用が利かず、使いにくい」と評価されてきた。

修論やめたら広い視野と能力をもち応用が利く研究者になれるらしい。これってアメリカの真似なんだろうが、根幹である授業を改革しようという考えにはならないのか?

大佐死す

2011-10-22 | Weblog
欧州に出張にいっていました。英語圏でなかったのでテレビニュースを観ることもなかったのですが、帰国したらカダフィ大佐が亡くなっていました。なんてこった。国民の離反が高まる前に引退するなり亡命すればよかったのに。長く栄光を享受したいのなら、権力は早めに手放さないとな。「惜しまれつつ引退」がもっともよい引き際です。徹底したポピュリズムの政治家、いわゆる独裁者でこんなのが自国の首長だったらたまらないが、傍目から見ている限りはネタとして結構面白かった。戦国時代であったら「バサラ大名」になるのか?大佐のバサラな一例として、

「国連サミットにおいて発展途上国の貧困へのアピールとして総長以下、各国国家代表も参加した「断食」のパフォーマンスを尻目に、500人のイタリア美女を集めたパーティを催し、その健在ぶりを誇示した。」

大佐の残した著作に「緑の書」というものがあるらしい。ヒトラーの「我が闘争」ほどイカレテないとは思うが、少々興味をそそられる。

日本がなぜ南氷洋まで出かけていく?

2011-10-15 | Weblog
更新が滞っています。
あー徒然

・地震学会が自己批判:なぜか東大にはアメリカ人の教授がいて、その人が日本の地震予知研究は利権でしかないと断罪している。まあじゃあ君は一体なにをするために教授しているわけ?と訊きたいところもあるが、実際利権はあるのだろう。東海地震のように明日にも起こる!と煽り倒してそのための観測装置をつくったり色々やったけど、地震の兆候はまったくつかめないし、全然違うところでとんでもない大地震がおこっている。結局地震の予知なんてのは、まだ科学のレベルではなく、歴史学そして錬金術レベルなんだろう。原子力問題に続き、地震研究所なんている偉そうな機関をもっている東大はまたこれで評判を落としたな。
・ウォール街デモ:世界に波及中。このデモの参加者の主力はギークというテクノオタクで、みなハイテクで武装しているのが格好いい。日本でも似たようなことが起こっているが、アメリカのようにデモをする人間=活力ある人材という見方をしない日本では、影響力あるデモには拡大しないだろうな。共産主義的貴族社会の日本の現実。
・上のギークたちが装備ししつえラップトップをみると、ギブスンの「ニューロマンサー」で出てくる、オノ=センダイ社製デッキ「サイバースペース7」を思わせる。外付けHDをガムテープで固定していたりするところが萌えるな!
・政治家官僚はもとより、偏向報道しかしない大手マスコミ、御用学者の無責任的な学術的指針、結局思うのだが、組織が大きいほどそこで生き残ろうとする人間の悪知恵が渦をまき、真っ当な道から離れざるをえないのだ。個人の良心と自由を守るためにはできるだけ小さな組織、できれば個人で活動、生きていくしかない。人が芸術家や作家等にどこか憧れるのはその点にあるのだと思う。100%フリー。
・明智光秀:最近ますます興味をもつ人物。下克上、裏切り、悪いのか?悪いかどうかはみる立場に寄るだけ。そもそもこの世界に絶対価値的な善悪はないわけで。自分の人生に、自分の理想に利があると判断するなら、世話になった思い出なぞうち捨てて裏切り!それも十分にありだろう。地球の歴史のなかで個人の人生なぞゴミカスのレベルしかないわけで、やれるチャンスがあればやらないとな。
・捕鯨:クジラは賢いから美しいから捕って食べてはいけないという意見には全く同意しないが、日本が赤道を越えてわざわざ南氷洋までクジラを獲りに行く必要があるのか?と最近疑問に思うようなった。今の庶民の生活に、そして産業にクジラは本当に必要なのか?珍味以上の価値があるのだろうか?それなら領海の沿岸における漁で十分なんじゃないか?まあ調査捕鯨とは名ばかりで、本質は商業捕鯨の隠れ蓑なんだろう。一度シーシェパードに土派手に活動してもらって数年調査捕鯨を止めてみたらどうらおうか?それで日本は本当に困るのかどうか?肌で感じてもみるのもいいかもしれない。実際困るのは農水からの天下りで占めている鯨類法人とか協会だけだったりして。

根性論

2011-10-06 | Weblog
ツレヅレ

・iPhone:au対応が正式発表となりましたが、現行システムではソフトバンク回線のほうが速いらしい。基地局数ではauの勝ちなんだろうけどいろいろと一長一短ですね。それにしてもAppleの商品発表はいつもながらスマートです。マスコットキャラやキャンペンガールなんか一切つかわず、最高責任者と一目でわかる性能表示のみ。CMもそうですね。製品の優秀さだけを伝えようとしてます。日本も同じようなスタイルにしたら、広告費とか相当に抑えられるんじゃないですかね。効果的なスライドの作り方なども非常に勉強になります。相手に伝えたいことだけを大写しにシンプルに画く。情報量の問題じゃないんですよね。発表は。伝わらなければ意味がない。元タイガーマスク(初代)佐山聡氏が蹴りの授業で言っていました。「力抜いて!相手に効かなければ意味がない!」最終ゴールが何なのか?そこを意識して逆算することで効率よく無駄のない道筋ができると思うのですが、日本人はとりあえず努力努力、寄り道も力になる等、無駄な根性論がいまだに主流ですね。困ったものです。