Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

麺ジャラスKとか

2010-06-30 | Weblog
更新してませんでした。
家がやっと上棟しました。頭の中でなんどもシミュレーションした間取りや周辺との関係がうまく具現化してくれてばいいのですが。とりあえず、周囲の家よりちょっと小さめの佇まいは計算どおりという処です。

どうでもいい徒然
・コリアンダー(パクチー):学名もコリアンダーだが、カメムシが語源とのこと。そのまんま。
・味方討ち:伊達政宗は大阪の陣の際に、友軍を攻撃して大将以下300の兵を全滅させたことがある。政宗は、その隊が敵に切り込まれて総崩れでだったので、防衛戦を守護するためにやむなく敵もろとも撃ったと言い訳したらしいが、1つの隊を殲滅したわけだからこれは意図的な行為に違いない。犠牲になったのは水野勝成配下の隊であったが、勝成は大名でありながら一番槍を仕掛けたりする荒武者だったようで、大阪の陣でも軍令違反を犯している。幕府からのお咎めがなかったことを考えると、政宗の味方討ちはそれへの制裁だったのかもしれない。
・小泉八雲:「怪談・奇談」を改めて読む。文章の巧緻さに驚嘆する。八雲は自分の文章に拘りをもっていたようで、出版前に推敲に推敲を重ね句読点の1つたりとも変更を許さなかったらしい。八雲はギリシャ生まれのアイルランド育ち。フランスで勉強し、イギリス・アメリカで新聞記者として活躍した。その後来日。松江と熊本で過ごし日本人と結婚して日本に帰化。東大および早稲田で英語を教えた。旧宅は西大久保にあったとのこと。今は雑司が谷で眠っている。
・ろくろ首:一般には首がべろんと伸びる妖怪として有名だが、八雲の話には首だけが離れて活動するジオング的妖怪として描かれている。どうやら、伸びるタイプよりこちらの抜けるタイプの方が歴史は古いらしい。首が離れてるときに胴体を動かされると元に戻れないという弱点がある。かなり無防備である。

・中国人48人がいきなり生活保護受給:大阪の事件。生活保護の認定ってそんなにたやすいのか?恐らくこれは氷山の一角であって、同様の詐欺は全国に相当数あると思う。障害者を装って医療費やらタクシー代やらで総額一億ぐらいをせしめていたヤクザ夫婦とかもいたね。国中のそういう詐欺を全部摘発し回収したら1兆円くらいになるのではないか?
・NHK受信料;うちは勿論払っている。教育番組には子供が本当にお世話になっています。だから受信料を払うこと自体には抵抗はない。むかつくのは、真面目に払ってる人もいれば払わずに逃げている人もいるということ。上の生活保護の事件もそうだが、真面目に支払ってる人がバカを見るような制度を何とかしてほしい。
・「美人過ぎる」:最近こういう煽りの記事をよくみるけど、写真をみると美人の範疇にすら入ってないことが多い。例「ロシアの美人すぎるスパイ」

・川田利明のラーメン屋:「麺ジャラスK」が成城にオープンしたらしい。ただの名義貸しかと思いきや、本当に川田が調理しているとのこと。46歳という年齢はプロレスラー的にはまだまだやれる年齢だが(馬場は還暦過ぎても続けてた)、観客の期待するスタイルを続けるのはそろそろ限界なのかもしれない。グッズ販売とかではなく、個人経営のラーメン屋というのが川田らしいところだ。客のレポートには「奥さんと二人で店をきりもり」とあるが・・・・川田って結婚してたのか?奥さん見てみたいな。そういえば小橋も最近婚約したね。・・・一度食べに行ってみるか。同僚の小島選手によるレポート

・数値化:なんでも数値化すれば正しい評価ができると思われてる世の中だが果たしてそうなのか?人間の感覚こそが最高のセンサーであって、数値化なんてものは矮小化にしかならないと思うのだが。評価するためには数値での比較が必須なんていうけど、それは評価者が愚者だからに過ぎない。なんでもかんでも数値化して全てを「小粒」化し、芸術も文化も科学も何もかも潰している。住宅でも温度やら湿度やら換気やら光熱費やらを常時モニターするというのが流行ってるが、メーターを気にする生活なんてどこが楽しいのか?ありえない。快感か不快さえも自分で決められないとは。

はやぶさ仕分け

2010-06-16 | Weblog
・相撲で賭博:そもそも歴史的に相撲興業ってのはヤクザとズブズブなわけでして、今更何をって感じ。いつから相撲は品格の総代表になったのですかねえ?完全に白な親方や力士なんていないのでは?とりあえず朝青龍に謝っていただきたい。

・村田大臣の秘書が痴漢:レンホーの秘書です。事件が大臣就任直前だったためか、レンホーの事務所は「刑事事件ではない」ともみ消しに必死だったとか。
笑った投稿:レンホー大臣「私じゃダメなんですか?」(仕分け口調で)

・本田:サッカーの本田選手の叔父は日本アマレス史上最強といわれてる本田多聞です。Wikiより転載「3度のオリンピック出場や全日本選手権8度優勝など日本アマレス史上、最高のレスリング実績を持つ。その技術力の高さから「アマレスの神様」と呼ばれた。」G馬場率いる全日に入団してプロレスでも活躍しました。結構好きでしたよ。必殺技はタモンズ・シューターと回転地獄五輪固め。ちなみに中学時代はブラスバンド部。

・はやぶさ予算:枝野やレンホーなんかには、宇宙の果てから砂粒を拾ってくることの意義なんて絶対にわからんだろうな。モーニング連載の「宇宙少年」の台詞だが「ものづくりには失敗にかけるコストと時間が必要なんだ」という言葉をしっかりと噛みしめてほしいね。思いつきやパフォーマンスでどうにかなる政治の世界とは違うんだよ。

・韓国のロケット爆発:日本の長い地道な開発史をきちんと学べといいたいね。他国からロケット借りて、その上に継ぎ足して成功したことにしようだなんて浅はかすぎる。「宇宙大国を目指す」といってるけど「宇宙大国」ってなんだよ?日本では聞いたこともないというか想像もしない言葉だぞ。朝鮮半島の奴らはいつもこういう巨大な標語を掲げることから宇始まる。困った隣人だ。携帯電話やテレビの成功で勘違いしているのかしらんが、それらの技術は日本からの完全なパクリで、資本は国だからな。これからは日本の宇宙技術も盗みにかかるだろうから、国はきちんと技術者に見合った給料を与えてつけこまれないようにしろよ。

・パチンコ利権:叩きやすい科学技術予算はぽいぽい仕分けるくせに、あきらかに賭博行為のパチンコ行政は仕分けないね。同じ賭博でも宝くじや競馬は仕分けたくせに。まあパチンコ=在日利権は民主の大きな柱だからな。

・亀井政党に8億:亀井が郵政法案に燃えるのは小泉への私怨からと思っていたが、裏ではしっかり大金をもらっていたのか。国会議員が10人にもみたない泡沫小党に8億円はやりすぎだろ。あからさまな利益誘導だぞこれ。日教組もそうだが郵便局の体質も治らないねえ。郵政に関しては小泉路線のままでいいだろ。

マラ8ーフルヴェン

2010-06-15 | Weblog
 マラ8の初演時には多くの芸術家が参加したことで有名です。Wikiにリストがありましたが、当時の独墺圏の知識人勢揃いというところですね。シュトラウスやメンゲルベルクが参加していたのは知ってましたが、ラフマニノフやストコフスキーも乗っていたとは知りませんでした。作家ではホフマンスタールにツヴァイク、トーマスマンまでいますね。本当に全員集合という感じです。当時の楽壇におけるマーラーの知名度と人脈の広さがわかります。マーラーは偏屈で人付き合いが下手で破滅型という印象がありますが、ワーグナーほどではないけどもなかなかのやり手だったのでしょう。でなければ、オペラ座の総監督なんてなれっこないし、これだけの演奏会を催すことなんてできるはずがない。
 ちなみにオケはカイム管弦楽団。確かカイムという人の私立オケではなかったか?このオケはミュンヘンフィルの源流ですが、フルヴェンが指揮デビューしたオケでもあります。そのときの曲目は「コリオランー自作の交響詩ーブル9」・・・なんだこの渋さ。フルヴェンはこのとき19歳でした。

 マラ8の初演は1910年なので、そのときフルヴェンは24歳。当時はシュトラスブルク(今はフランスのストラスブール)で下積み中だったのでミュンヘンの初演は聞いてないと思うのだが、青年期の多感な時代にマーラーの活躍を目の当たりにしていたわけで、心のどこかでは作曲家としても指揮者としても成功しているマーラーを意識していはず。後年にフィッシャーディースカウとの録音に際して「君のお陰でやっとマーラーがわかったよ」と言ったそうです。もしかすると「好きなあまりに憎し」だったのかもしれない。

マラ8初演に参加した知識人

音楽家
アルノルト・シェーンベルク、ブルーノ・ワルター、ウィレム・メンゲルベルク、クラウス・プリングスハイム、オットー・クレンペラー、アントン・ウェーベルン、リヒャルト・シュトラウス、マックス・レーガー、フランツ・シュミット、ジークフリート・ヴァーグナー、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ、セルゲイ・ラフマニノフ、レオポルド・ストコフスキー
文学者
アルトゥル・シュニッツラー、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール、シュテファン・ツヴァイク、トーマス・マン、ジョルジュ・クレマンソー
その他
アルベール1世(ベルギー国王)、バイエルン王国皇太子、ヘンリー・フォード

若杉N響マラ8

2010-06-14 | Weblog
実名報道:どういう基準で実名報道を決めてるのかしらないが、例えばこういう事件で実名を出すのはどうかと思う。容疑こそ「殺人未遂」だがこれは明らかに育児ストレスが原因であり、子供も無事でこれから成長するし旦那もいるわけで、後々のことを考えたら名前は伏せておくべきだと思うのだが。報道の意義は色々あるだろけど、社会問題を広く知ってもらって対策を考えようという面からみたらこれは全くの逆効果だと思う。

携帯機種変更:勢いで機種変更した。iPhoneという選択肢もあったが、SBの電波状況やiPhoneの進化状況を鑑みて、今回も普通の携帯いわゆるガラケーにした。携帯はこれは4代目か。最初がソニーエリクソン、2.3代目は京セラ、そして今回久しぶりにソニーへ戻った。これまでは無駄のないデザインとかコンパクトさを最優先していたのだが、最近写真や動画を撮る機会が増えたので、今回はスペック優先で選んでみた。興味のあった「スライド式」という絞りをかけると、候補に残ったのはソニーのcyber-shotとサンヨーのもの。後者はコンパクトでデザインにも優れていたが、噂通りジョグキーが硬くて操作性がイマイチ。Cyber-shotはごつくでかく重たいのだが、飛び抜けたカメラ性能と防水・グローバル対応ということで(まあ必要ないのだけど)、これといって否定する部分が見つからなかった。ここまで大きいと携帯というよりも別のメカという感じだが、一応今のところ不便は感じない。画面の綺麗さとカメラ性能はさすがに前のものに比べて段違いである。スライドは思った以上に使いやすい。スマートフォンに関しては月賦が払い終わる2年後には全盛というかむしろ飽和に達しているだろうから、そこで選択しようかと思う。

若杉N響マラ8:N響アワーで放送していた。N響は日本初演を併せてこれまで2回しかマラ8を演奏したことがないらしい。放送された演奏は2回目となる1992年のもので、合唱団の女性の髪型や少年少女合唱団の真っ赤なチョッキが時代を物語っていて面白かった・・・ってその当時はちょうど大学に入るか入らないかの頃だ。あの時代ってこんな感じだったんだなと感慨にふけると同時に、気分的にはいつでもあの頃に帰れるような気がする・・・と、あまり進歩してない自分に苦笑する。長く大学にいりびたっていたせいもあるかと思うのだが、自分の嗜好というものが高校生あたりで完全に固定化されてしまっており、それ以降はただそれに肉付けされただけなんだと思う。N響の団員も皆若い。殆どの人はもう退団しているのではなかろうか?コンマスは徳永さんだった。眼光鋭く緊張感のあるコンマスだ。演奏は・・・この曲はあまり聞き比べてないのでよくわからんのだけど、楽譜通りに一生懸命キューを出す若杉氏にちょっと感動した。亡くなってそろそろ一年か。

国会に出ない国会議員

2010-06-11 | Weblog
・口蹄疫:気の毒でニュースを見てられない。農家の人も動物も可哀想だ・・。大臣は上手いタイミングで逃げたけど、知事の責任問題も免れないと思う。不可抗力的な面があったにしても、結果として上手く乗り切れなかった以上、責任者は責任を取らないといけない。いつ責任をとらされるかわからないというそういう緊張感があるかないかで、事態がおきたときの初動や本腰の入れ方が違ってくると思う。もし県民に知事には問題なかったという意識があるのなら、きちんと再選されるはず。

・事務所費で漫画購入:なんかキャミソールとかも買っていたそうだけど女装癖でもあるのか?キモイナ。

・国会にでない国会議員:民主党の河上満栄(みつえ)衆院議員(39)は4-5月の本会議15回のうち最初の1回しか出席せず、委員会も殆ど欠席して選挙活動していたとのこと。もちろん給料は全部もらえる。こんなの許していいのか?多かれ少なかれどの議員もやってるのかもしれないが、国会で議論(野次ってるだけかもしれないが)することが仕事なのに、その殆どに参加してないって・・。なんなのこれ。「党の方針に従った」って自分に頭はないのかね?まあボンクラに金を与えてロボットにするという小沢メソッドそのものなんだが。ちなみにこの女の経歴は・・短大出のスッチー上がりらしい。プロフィールをみる限り39歳独身か?趣味はワインとペットとオーガニックと典型的過ぎる。

コピペで記事を晒しておこう(記事は読売)

「参院選京都選挙区(改選定数2)にくら替え出馬予定の河上満栄(みつえ)・民主党衆院議員(39)(比例近畿ブロック、当選1回)が、立候補表明した3月31日以降、国会にほとんど出席していないことがわかった。京都府内で選挙準備をしており、読売新聞の取材に、「個人の判断ではなく、党の指示に従った。日々の活動は党の方針を訴え、府民の声を聞くというまさに政治家の仕事そのものだ」と話しているが、国会出席より選挙準備を優先させる姿勢には疑問の声も上がりそうだ。
 衆院事務局によると、河上氏は4~5月に開かれた計15回の本会議のうち、4月6日の1回だけしか出席せず、残り14回は横路孝弘議長に欠席届を提出。所属する農林水産委員会、消費者問題特別委員会も同期間で出席は各1回だった。
 河上氏は参院選の立候補に伴う自動失職まで議員を続ける意向で、129万7000円の歳費と100万円の文書通信交通滞在費が毎月支払われ、6月30日には期末手当約272万7000円も支給される。(2010年6月10日22時15分 読売新聞)」。

レンホー

2010-06-10 | Weblog
・菅直人首相・・・なんか嬉しそうですね。野心家で権力志向が高いことで有名でしたが、まあ少々小賢しいくらいのほうが上手くやるかもしれません。前任者のような「標語」の連発だけで実がまったくないというのは勘弁ですね。まあ私にとってこの人は「お遍路」「息子がボンクラ」そしてそのボンクラ息子を衆院に立候補させておいて「世襲ではない。たまたま優秀な人を探したら息子だった」という言葉を残した人。出身は左翼系市民団体。

・「官僚は大バカだ」発言:「少々言い過ぎたが、今の日本経済の低落させたことを考えると撤回はしない」と菅首相。まあ間違ってはいないのだが、議員はもっとバカだということを認識して欲しいね。

・レンホー大臣:この人事はいただけない。若い人に仕事を任せるというのはいいが、彼女はただ「できる女」を演出してるだけだからな。「仕分け作業で実績」というけど、あんなのは文句つけるだけの仕事で議員じゃなくてもその辺の庶民でもできる仕事。難局で何か新しいことを提案して上手くまとめてあげて上手く回るようにするというのが本当の実力。そういう力はこの人にあるのだろうか?なさそうだが。まあこれは民主党全体にいえることなんだが。ツッコミは凄いけど仕事を任せてみたら何も解決できない・・というのが多い。その筆頭格が長妻。

・子供手当:どさくさにまぎれて「全額は無理」を既定路線にし始めてます。まあ無理なのは最初からわかっていたけど、全額給付を前面に押しだして選挙をしたのだから、無理とわかったのなら責任者には責任をとってもらいたいですね。責任者は長妻です。さっさと「嘘ついて申し訳ありませんでした」と頭下げて辞任すべき。謝らずに居座りつづけるから修復不能なまでに叩かれるわけです。まあ折角掴んだ大臣のバッジをそう簡単に捨てるわけもないか。左翼系はとにかく階級への憧憬がハンパないので。(金とか女への憧憬のほうが人間的でわかりやすい)

・小林議員:しぶといですね。まだ辞めませんね。あの白塗りの肥満体がさらに不愉快さを煽りますね。鳩山に名指しで「一緒に辞めろ」と言われたのにまだ粘ってやがる。まあ彼女が再選されることはもう絶対にないから、できるだけ議席にしがみついて給料をとろうと思っているのか?6月はボーナスがでるので200マンくらい支払われるらしい。41歳か・・家族とか子供いるのか?

・またレンホー:私にとってこの人は「たけしのスーパージョッキー」(日曜午後にやっていた超お馬鹿番組)でダチョウ倶楽部やゲストに熱湯かけていたイメージしかないのだが・・・。この人、幼稚園から小中高、大学まで青山学院なんだね。今も目黒区にある白亜の豪邸(敷地400平方メートル)にお住まいだそうだ(近刊の文春で特集されるそうです)。この自宅を事務所にして事務所費を得ていたと突っ込まれてますね。同じようなツッコミで自民閣僚を何人も葬ったのだからもし本当なら整合性をとって欲しい物ですが。芸能界での彼女を知ってる人はこんな風に評してますね。まあそうなんだろうなという感じですね。そもそも政治活動に顔をつっこむ人間に正直まともな人間なんていないのだが・・・特に女にはね。

Pad Note

2010-06-09 | Weblog
毎日100近いアクセス・・・どういうことだろう

高速徒然

・iPadを見た:電車内でいじっているいかにもマッカーな若者をみた。体の小さな日本人にはちょっとでかいな・・。まるで現場でつかうチェックボードみたいだった。

Pad Note:こういうセンス大好きです。宴会の商品に最適?

・iPhoneも見る:ユーザーが増えてきているようですね。よく見ます。先日あるカフェで集まった3人が一斉にiPhoneだして無言でタッチし続けていた。なんだかなあ。また電車内で両隣がiPhoneだった時もあったが、二人とも一生懸命ゲームしてた。結局ゲーム機なのか?

・とはいえiPhoneが欲しい時がある。どういう時かというと、外で位置を確認するのに地図情報を見るとき。今の携帯でもできるけど、これだけは画面が大きくないと。他にはエクセルなどの表(住所録程度)を開きたいとき(iPhoneってエクセル見れるんだよね?)。住所録をきちんと登録しておけばいいのだが、「このフラッシュメモリにファイル入ってるんだけどなあ~」という時があったりする。(iPhoneってUSBさせるのか?)まあiPhoneも新型がでるらしいし、まだ技術的に飽和してないようなので当分は様子見だが。

・ガラケー:日本特有のガラパゴス化した携帯の意味らしい。今の携帯は3年ぐらい使っているのでそろそろ機種変更したいなと思うのだが、最近の製品をみるとその気持ちが萎える。どれも「石鹸」のようで惹かれない。もっと小さい昔のような機種はないだろうか?米国仕様のモトローラが素敵なんだが。iPhoneと両方持ち歩く人が最近増えているというが、これ以上電子機器増やしたくないし料金の観点からもありえない。

フリート

2010-06-07 | Weblog
更新してませんでした。

オスカー・フリートという指揮者を知る。20世紀初頭にベルリンで活躍した人でベルリンフィルの常連指揮者としてマーラーの交響曲のベルリン初演を多くの手掛けた人(6,7,大地、9)。本人がユダヤ人だったこともあってかマーラー自身との交流があり、曲のテンポなどについてかなり詳細に手ほどきをうけたようだ。ベルリンフィルとの「復活」の演奏の際にはマーラーが直々に監修し、本番の演奏を絶賛したとのこと。ちなみにバンダの指揮をしたのはクレンペラーだそうだ。その後、復活はフリートの十八番となり、世界初となる「復活」の全曲録音(1924年)がNAXOSから復刻販売されている。できるだけ古い復活の録音を探していたので早速注文してみる(まだ届いてない)。古い演奏のほうが作曲者の意図により近いとは必ずしもいえないが、最近の「死人に口なし」的な勝手な解釈には少々うんざりしており、悲愴におけるメンゲルベルク盤のような圧倒的な感動を期待している。録音は初演から年数が経っているが、マーラーの意図したテンポ感や19世紀末から20世紀初頭における文化爛熟時代の息づかいが堪能できるだろう(と思う)。
 このフリートという指揮者、子供時代にはヨアヒムに披露できるほどヴァイオリンが上手かったようだ。貧乏な下積み時代はホルン奏者としてだけでなく犬のブリーダーからサーカス団の道化師まで何でもしたという。昔の人の生き様は破天荒でおもしろい。現代のように決まったレールの上を走り続けないと世に出られない時代の人間とは、個性の濃厚さと熟成度おいて何かが決定的に違うと思う。フリートはフルトヴェングラーと同時期にベルリンで活躍していたわけだが、お互いどう思っていたのだろうか?何か記述が残っているかもしれない。フリートは作曲家としても成功しており、最近見直されつつあるらしい。ナチス政権が成立後はソ連へ亡命し戦争中に死去した。享年70歳。