ワセオケパワハラ（文春砲）

色々と問題があるというのは昔から聞いていた。

「100年余の伝統を誇る早稲田大学公認の有名音楽サークル、早稲田大学交響楽団（通称ワセオケ）で、指揮者・田中雅彦氏（83）のパワハラや不透明な金銭のやり取りを巡りトラブルが起きていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。海外公演などでの各団員の演奏の出番や選曲に絶対的な権限を持つ田中氏は、一部で「尊師」と呼ばれ、3年間で3000万円をワセオケが田中氏に支払う覚書が交わされていたという」

従わなければ降ろすとか、日大アメフトと全く同じ構図。学生は短い4年間でいい経験を積みたいから必死な訳で、そこをついて好き放題やっていたんだろう。学生オケを食い物にしている音楽家っているんだよね。楽団も楽団で、指揮者やトレーナーなんていくらでも替りがいるのに、永久名誉顧問なんて時代遅れをやってるからだよ。


文春読んでみた。思っていた以上に酷い。学生が800万を現金で手渡しって…どこの麻薬密売人だよ。田中氏に噛み付いた学生が、ツアーを人質に取られているので、悔しいけど泣いて謝ったというくだりは心が締め付けられた。同じような体質の学生オケはまだ沢山あるんじゃないか？

射殺

ＥＵは死刑を廃止している。日本も先進国なら従え：とはいうけど、実際欧州は米国ほどではないが現場で犯人を射殺しているんだよな。射殺って裁判もなにもしない強制執行なわけで、人権的には死刑よりよっぽど悪いと思う。いや射殺を否定しているのではなく、そういう事実をもとに批判してくれよってこと。オウムの事件も、サティアンに突入するときに犯人たちを銃器で殲滅していたら、２３年も裁判・拘留しなくてすみ、外国から人権後退国だなんて責められることもなかったのにな。ちなみに、ペットを殺処分しないというドイツは、路上で警官が射殺処分しているらしい。ものごとはそんなに都合よくいかない。それなりに暗い部分や影の部分あるんだってこと。

詐欺一族

文科官僚による裏口入学・助成金詐欺問題。ネットは恐ろしいもので、あっという間に家族の顔写真（大学正門での記念写真・・）、息子のTwitter、そして夫婦の出自が出回った。当初はバカ息子の将来を慮ったバカ親の密かな手回しかと思ったが、Twitterの履歴からみると息子はどうやらそれを知っていたようである。医学部に入るには私大であっても並大抵の努力では済まないが、この息子は浪人中にも関わらず年越しを海外のリゾート地で過ごしている。興味深いのは佐野容疑者の妻の経歴である。この妻は、元文部大臣の小杉隆氏（自民党・存命）の娘なのだとか。佐野容疑者が科技庁出身なのに次官候補まで出世できたのは、義父の力もあるのだろうか？さらに奥深いのは、この小杉元大臣の妻と秘書は、後援会費絡みの詐欺容疑で逮捕されて懲役の実刑判決を受けていることだ。この事件の煽りで小杉氏自身は10年ほど前に政界を引退している（今はNPO法人の理事）。妻が詐欺で逮捕・収監され、今度は娘婿が詐欺で逮捕・・・。なんという因果。