Wilhelm-Wilhelm Mk2

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宗教に寄付すると、巡り巡って増税になる

2022-07-28 | Weblog
統一教会に財産を全て投げ出す信者がたくさんいる。これをただ「頭おかしい人たち」と捉え、自分とは関係ないと考えてはいけない。もし統一教会に献金した額が正しく社会で消費され、相続されれば、その都度に税金が発生する。それは国の懐を豊かにし、巡り巡って我々国民に還付されていくことになる。しかし「宗教的行為による寄付」の場合は税金がかからない本来国に入るべき税金がゼロとなり、ただ宗教団体が肥え太るだけである。結局税収が減るのだから、そのしわ寄せは我々庶民の「増税」につながるのだ。
自民党が統一教会とズブズブなのは選挙対策だったなどとクソみたいな言い訳しているが、増税の原因の一つは、実はこういうところにあるのだ・・ということを指摘する政治家や評論家がもっといたほうがいい。

HGジオング完成 ファレホ筆塗り

2022-07-26 | Weblog
仕事が無駄に忙しく、完成に2か月かかりました。素組みで十分にかっこいいHGジオングですが、プラスチックの安い質感が許せなくて塗装しました。塗装はいつもどおり、ファレホの筆塗りオンリーです。大きな改造はありませんが、いじった箇所は次のとおりです。
頭部。頭部は上下で分割されており、こめかみと鼻に切れ目が発生します。ジオングの顔はつるりとした「鉄仮面」のイメージであり、この切れ目がを面を台無しにしているので瞬間接着剤で埋めました。内部ユニットを「後ハメ」にすべく、仮面の裏の細かい出っ張りやレールを全て削り落とし、モノアイレールとモノアイの塗装が終わった内部ユニットを一発で嵌め込めるようにしました。嵌め込む際にパーツ同士が一瞬干渉するので、ファレホの脆弱な塗装膜が剥げるのではと心配しました(かなり念入りにコーティングした)が、目論見通りに後ハメに成功し、「鉄仮面」的なジオングの面を表現できました。
。指の付け根が可動のためにボールジョイント化されていたのだけど、それが丸見えである上に、掌も段差モールドでごちゃごちゃしていました。私は「可動のために本来のデザインをゆがめる」のが嫌いなので、掌をプラ板で覆い、隙間をパテで埋めて成形しました(指は可動します)。原作どおりの弁当箱のような手を再現できたと思います。指先からビームがでる設定なのだから掌には何かジェネレーターみたいな構造物が埋め込まれているはず。
腰部の出っ張り:原作には存在せず、そして必要も感じられない「つまらない構造物」が腰についていました。カトキデザインの残渣ですね。それを鉄ヤスリでゴリゴリと削り落としました。結果として表板が薄くなって穴があいてしまい、それをパテで埋めるはめに。
スカート部のモールド:原作にないスジボリや模様(カトキデザイン)は全てパテと瞬間接着剤で埋めました。スジボリは接着剤でOKだけど、少し深めのモールドの場合、瞬間接着剤ではヒケてしまって一発で埋まることができませんでした。横着せずに最初からエポキシパテで埋めるべきと反省。

塗装
ジオングは1/144とはいえ面積が大きいので予想以上に苦戦しました。まあ苦戦はいつものことですが。サーフェイサーは水性グレーです。顔やスカートの少し紫を感じる灰色は、インターブルーに白と微量の赤で作りました。テレビのジオングは意外に濃い色してるんですよね(まさに鉄仮面)。胸と肩の紺青はフラットブルーにグロスブラックと赤で作りました。少しくすんだ青みを出すのに苦戦しました。胸の塗装は厚塗りしては乾燥後に凸凹になることを繰り返し、納得がいかないので、そのたびに剥がしてやり直しました。ここで編み出した技として、塗膜が乾いてから1000番のヤスリて優しく撫でると、凸凹していた表面がツルッとするということです。勿論そのままでは表面が曇っているので、その上に薄く塗料をのせます。また、ファレホはシャバシャバなくらいに薄くして何度も塗り重ねていくのが常なのですが、塗料によっては水が多いと分離してしまい、乾いたときに斑になってしまうことに気付きました。結局は筆先に集中して、塗料が適切な濃度で絶妙に筆が走る感覚を逸脱しないように心がけるのが大切ということですね。アンテナの赤はオキサイドレッドのサーフェイサーの上にフラットレッドを塗装、腕の黄色は成型色の上に山吹色を重ねて周りと質感を揃えました。腕の緑はオリーブグリーンで塗装したけど濃すぎたので、緑に近いカーキーを重ねて落ち着かせました。腰部とモノアイレールはグロスブラック、モノアイはピンクと白で一発で書き込です(シールとかありえない)。
 しかし、いつもついて回る白問題と黄色問題はそろそろ本気で解決すべき。トップコートはいつもどおりのつや消しフラットです。ファレホとの相性は抜群です。


素組み。このままでもいいかな?と思ったが、プラスチックの質感が気に食わなかったので塗装することに。こめかみと鼻の合わせ目が気になる。
塗装後(太陽光下)。成型色と大きく変わらないけども、ファレホ特有のマット感が表現できた。手を弁当箱化している。塗装後(電球色下)。灯を変えると違った色合いと質感になる。これもファレホの魅力。

因果応報(1)

2022-07-11 | Weblog
あまりにバカバカしいので選挙は不投票を実行した。

山上容疑者には、正直な感想を言うと、同情を禁じえない。おかした行為は非道であり厳罰をもって処されるものであるが、漏れてくる彼の人生を考えるとあまりに不憫だ。母が統一教会に貢ぐものだから、家は常に極貧。父を早く亡くし、病気の兄は治療もままならず自殺、当人も県立の進学高から同志社に進むも学費が払えず退学、あまりに極貧で親戚が子どもたちにご飯を差し入れていたなんて話もある。一度レールから外れるとなかなか復帰できない現代社会。彼が統一教会に強い恨みをもつのは当然の流れだろう。ではなぜ安倍元首相なのか。マスコミはなかなか報じないかが、統一教会と自民が長年ずぶすぶの関係なのはウィキレベルで知られている。簡単に説明すると、中ソ北朝鮮などの共産主義がアジアを席巻せぬよう、アメリカCIAの肝いりで韓国の統一教会というキリスト教系の新興宗教が国際勝共連合というアンチ共産主義団体を設立した。当時の韓国の政治家は日本統治下での軍人だったので、日本の政治家や右翼と強いパイプがあった。この勝共連合に日本からは岸元首相(安倍さんの祖父)と笹川良一などが中心となって参加した。つまり自民党と統一教会はアンチ共産主義では表裏一体なのである。日韓関係が微妙になった今でも、統一教会の儀式や祭りには安倍元首相がメッセージを送ったり、自民の議員が参加していたりする。(続く)

クラシック音楽の退化

2022-07-07 | Weblog
バロック→古典→ロマンという風に「進化」していったと思い勝ちだが、実は「退化」していったのではないかと思う。例えばバッハを十分に聞いた後にブルックナーを聞くと、驚くべきほど「陳腐」に聞こえる。もともと西欧音楽は、ハイクラスな貴族や教会のために書かれており、無学文盲な庶民には理解しえない神秘の複雑系ポリフォニーだった(その理解しえなさが宗教的に「神がかり」だった)。フランス革命などで王制が崩壊すると、あらゆることの「大衆化」に伴って、音楽もよりわかりやすさ(商売的に金のとりやすい)を追求することになり、ポリフォニーは「右手メロディ、左手伴奏」の単純なホモフォニーに変わり、客を音圧で圧倒するためにより大編成の大曲ばかりになった。これこそがクラシック音楽の「進化」の実態なんだなとこの年になって気づく。ピアノやバイオリンを勉強すると「バッハは難しい」と誰もが指導を受けるし実際にそう感じる。そもそも譜面が異様に複雑だし。そのことになんとなく納得いかないも、それが当たり前なんだと思っていたが、なんてことはない。バッハあたりが最頂点であり、あとは近年のアニメ同様、時の流れと共に大衆化して「退化」していったのだ。なにせ現地ドイツでさえバッハのマタイを100年も演奏せずに埋もれさせていたのだから。もちろんロマン派以降でも、古の技法を再研究して書かれた傑作も多々あるのだが・・・(ブラームスとか)。


肉付き

2022-07-05 | Weblog
意図的に痩せようと試みて、学生時代~30代の体重に戻した。昨年の健康診断より4キロ近く落ちたのだが、ステーキ20枚分が落ちたと考えると凄いことである。もともとやせ型(ガリ)なのだが、40を過ぎてから確実に内臓脂肪なのか臍周りにぜい肉がつくのがわかり始めた。それが増減していたのだが、ここ数年では確実に「臍周りメロン」として定着しつつあった。ウェストフェチな自分としてはそれが嫌でたまらなかったので、OREダイエットを敢行した。内容は「砂糖水を飲まない」「チョコ系の間食を減らす」である。砂糖水とは砂糖が入った清涼飲料水のことである。私は脳活動をするときに甘甘なミルクティーを飲む癖があったので、これを抑えた。あれば齧り倒してしまう大好物のチョコも抑えた。あと朝ご飯によく食べていたコンビニのおにぎりとかサンドイッチをオートミールにした。水を入れてレンチンするだけのプレーンな奴である。水の量でおかゆのようにもできるし、腹持ちもいい。さらには経済的である(おにぎりの20倍くらい)。おそらくであるが、これらの効果で体重もウェストもストンと落ちた。身軽になった。腰痛も緩和された。そして頭の中もすっきりしたように思う。
芸能人を観ていると思うのが、「老け」は体重増量による影響が大きい。顔周り、顎周り、首回り、腕周り、腹回り・・・。むやみに食べないことは生命の尊重にもつながる・・・。