Wilhelm-Wilhelm Mk2

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足利義教

2012-03-27 | Weblog
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とにかく続けるために徒然

1)給料:大幅カット。仕方がないとはいえ、決定機関があの体たらくなのがゆるせない。
2)国家公務員採用6割減:もっとも気の毒なのは、いま一番下っ端の若手公務員。下が入ってこないため、いつまでも雑用の激務が続く・・・耐え切れずに優秀な人材候補も逃げていくだろう。
3)消費税:増税しかたなしの風潮のなっているが、まだ搾るところはあるだろうに。それは誰もが思うところの「宗教法人」である。街中で燦然と光り輝いている豪壮な宗教法人の建物をみてこれが無税とは信じがたい。葬儀代、戒名料、法事料、賽銭、お布施・・・これらにもきちんと領収書を発行させ税をとるべきである。
4)嘉吉の乱:最近興味をもって調べた歴史。室町将軍・足利義教が家来の赤松氏に殺害された事件である。足利義教はもともと坊主だったが、継承者が途絶えかけた将軍家のために還俗して6代将軍として即位した。ちなみに候補者から選ばれた方法は「くじ引き」であり、有力大名の傀儡将軍となる運命だったのだが、この予測に反して、「くじ引き将軍」足利義教は政治力を行使するようになり、大名の跡継ぎ問題に次々に干渉し、不都合な権力をもつ大名を滅ぼし、寺社、町民に限らず逆らうものは容赦なく処断した。そのため「魔将軍」「悪御所」「万人恐怖」として恐れられた。魔将軍のターゲットされた赤松氏は、祝宴と称して将軍および有力大名を自邸に招待し、家を封鎖すると同時に、将軍を殺害した。不意打ちで一刀のもとに首を刎ねたらしい。さらに居並ぶ有力大名をも襲い、その半数(細川、大内など)を殺害、赤松氏はそのまま将軍の首を掲げて領土の播磨まで凱旋したという。結果的に赤松氏は追討軍によって滅ぼされてしまうのだが、暗黒時代の室町ならではのダイナミックな造反事件である。