Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

田布施

2013-07-27 | Weblog
徒然

・スペインの脱線:脱線瞬間の映像が怖すぎる。80Kで指定されているカーブを190kで侵入とかキチガイとしか思えない。運転士は速度違反を常習にやっており、その模様をネットにあげて自慢していたそうだ(現在、供述拒否中)。こんな運転士、早く首にしておけばよかったのに、スペインにはSNS炎上とかないのか?人間にはこういった常識を逸脱したエラーなやつがまれではあるが必ずいる。そこを最低ラインと考えて、性悪説で安全装置なりシステムを組むべきだなとつくづく思う。
・東大の捏造論文集:昨年からすでに話題になっていたが、正式に発表となった。教授は不正対策の委員だったそうで、これはちょっとブラックジョークがきつすぎる。教授本人はすでに辞職しているが、40報以上の捏造論文で造った学位や研究資金は、取り消しや返還になる可能性が高い。捏造を主導したのはおそらく中間管理職だろうが(現在、地方大で教職についているとの情報)、手足で働いた学生の中からは気の毒な被害者がでそうだ。捏造は言語道断だが、成果が高速で求められる現代の歪んだ成果主義も、不正発生の原因の1つだと思うね。科学を論文数で判断するなんて、本質から逸脱していると思わないのだろうか?国や大学の科学力は論文数で決まるのか?
・図の細工は化粧レベル:で、この捏造教授のいいわけがまた香ばしい。「今回問題になっている不正箇所の多くは、図表を良く見せるためのお化粧と理解している。」いやいや、報道では裏焼きしたり、関係ない論文で使い回していたそうじゃないか。図表は説明のためだけでなく、生データの証拠提示という意義も強い。だから、濃淡いじったり、不本意な部分をカットするってのは捏造なのですよ。そんな認識で教授やってるからこんな事件になってしまうのだよ。
・山口の集落殺人放火事件:村八分への復讐か?これはただの単純なキチガイの犯行というわけではなさそうだ。あと30年もすれば、こういった古い因習や共同体思想をひきずる集落もなくなるだろう。そこが新しい日本のスタートとなるか。
・田布施:山口といえば安倍首相の出身地である。安倍首相は知ってのとおり、CIAスパイの岸伸介元首相の孫であり、岸伸介の実弟はノーベル平和賞の佐藤栄作元首相。岸伸介ー佐藤栄作は世界でも類をみない「兄弟首相」である。兄弟でなぜ苗字が違うかというと、佐藤家と岸家は歌舞伎役者のように養子のやりとりする古い家柄なのだそうだ。岸伸介は佐藤家の生まれであるが、岸家に養子にいったのである。安倍首相の母方の祖父が岸伸介なのだが、父方の安倍家は長門の出であり、父の安倍晋太郎、祖父の安倍寛も衆議院議員で大臣経験者というこちらも議員一家。安倍首相は実は次男坊であり、長兄は三菱商事の偉い人、三男は岸家に養子にだされ、岸信夫として政界に入り、現在衆議院議員をしている。いやはや、すごい政治一族だ。この佐藤(岸)一族だが、本籍は山口県の田布施町。この田布施町、どこかで聴いたと思ったら、あの「明治天皇すり替え陰謀説」の主人公で、明治天皇に入れ替わったという大室寅之祐の出身地であった。すごい一致ではないか。田布施町、明治維新以来の日本の闇の総本山か?
・夫婦でN響主席:首席か。長らく首席だったキゴシヨーさんが定年退団され、その後任にもう一人の首席のフジモリさんの奥さんである向山佳絵子さんが入りました。おそらく世界に前例のない夫婦首席。パートとしてこれはいいことなのかどうか。
・カチューシャ:カチューシャで目立っていたヴィオラ奏者の井野澤さんが名簿になかった。定年か?そんな年には見えなかったが。
・ワルトビューネ:BS放送。前半はメンコン、テツラフの音が中膨らみで落ち着かない。男なのに四六時中クネクネ動くのもどうかと思う。感情いれてるのはわかるけど、ヴィルトウォーゾ的興奮もないし、どの辺を感動すりゃいいのと白けてしまう、つまらない演奏でした。メインは第9。過去のウィーンフィルとの録音があるので、ラトルの解釈は予想(覚悟)していたが、年くって欲が出たのか、古き良き時代の演奏も折衷してやろうみたいな雑念が感じられた。始終テンポが落ち着かず、躍動せず、細かい仕掛けも手兵のベルリンフィルのくせに不完全燃焼で、ずるずると立て直せないまま終楽章へ。名曲プロで挽回かと思えば、独唱陣が驚くほど下手で(特にバリトン)、なにか悪い夢見ているのじゃないかというくらいに酷い演奏が続く。コーダは「ラトル解釈」のために、プレストへのテンポアップもなく、最後の盛り上がりさえも放棄してジ・エンド。もうラトルは完全に賞味期限が切れたなというのがありありとわかる演奏でした。ベルリンフィルも「おれたちは上手」という自負心に胡坐かきすぎているのか、緊迫さのない弛緩した演奏でした。ラトル・ベルリンフィルでベートーヴェン全集出し直すとかいう情報もあるけど、もうやめたほうがいいのでは。続いて放送したウィーンフィルの演奏のほうが音楽として数倍よく出来ていた(指揮マゼール)

原発

2013-07-23 | Weblog
色々徒然

・山本太郎:じつはデビュー時代から知っています。「たけしの元気が出るテレビ」のダンス甲子園でデビューし、伝説の「メロリンQ」で沸かしてくれました。まさか彼が議員になるとはね。でも色々な生き方があります。2世3世議員や、スポーツ選手からの転向議員ばかりの国会の中で彼のような「異物」も必要かもしれない。彼の原発に関する主張はあまりに感情的なものでそのまま受け入れられないが(科学に関してあからさまに無知・無教養な発言が多い)、企業の圧力や懐柔が及ばない「個人経営政治家」としての主張には、存在意義があると思います。まあこのまま「個人経営」のままでいられればですがね・・。待遇や金銭に目がくらんで、どこかの政党に入ってしまったら、そこでジ・エンドですが。
・猪木:猪木自身というより、彼を名簿にのせた維新の政党としての質が問われるね。知名度で票がとれるとはいえ、バブル時代のように芸人が議員になる時代じゃない。猪木自身にそんな判断できないだろうから、ここは党として「お引き取りください」というべきではなかったのですかね、橋下さん石原さん?猪木以上に見損ないました。そもそも猪木が「維新」っておかしいだろ?「維新」というのは長州(アンチ猪木)の旗文句だろうに?
・温暖化は海洋深層部で:「ここ数年、温度上昇が横ばいなのは海洋が熱を吸収しているからで、着実に温暖化は進行してます」・・・と東大海洋研が言っております。海が吸ってくれるならそれでいいじゃない・・・?立派な自然の緩衝機能です。なんとしても温暖化を説明したようですが、見苦しい御用な研究です。
・原発:漏れ出てくる高濃度に汚染された地下水がどこに消えているのか?まあ誰でも想像できることですが、間違いなく海に漏れています。すでに福島沖の底ものはダメで、回遊する魚もおそらくだめ、茨城沿岸から千葉も連続してダメとなり、最終的には東京湾もダメになるでしょうね。東京湾はこれとは別に汚染された山々からの河川水が集まってくるので、すでに江戸川河口付近から汚染が広がっているとの情報があります。実際、今年になって利根川水域で規制値越えのウナギが数件見つかり「販売自粛」要請が出ています。残念ですが江戸前終了ですね。
・原発:多くの人は「原発事故は収束」と思っているのかもしれないけど、現状は「必死に冷やしている」だけで、中の溶けてしまった核燃料がどういう状態なのかすらわからない現状です。溶けた核燃料はそう簡単に冷え固まるものではないのでじわじわと地盤の下のほうへ落ちて行って地下水と触れて・・・とかあるわけです。それも1つではなく3つもあるわけで、素人でも今後のことを想像すると。さらに、4号機なんか階上のプールに抜き身の燃料棒がプール中に数百本保存されてるのだけど、もしもう一回地震でも来て、建屋が崩落したら、この放射物質が飛散して関東全滅だと言われてます
・と、そんなことは政府は重々承知で、専門家も粉骨砕身で復旧と防止策に努めているのだが、一般市民にいらぬ心配や気苦労をさせて、経済が停滞するのを防ぐために情報を小出しにしている・・・と思いたいところなのだが、東京電力の態度や発言があまりにも誠意がないため、とても信じられない。
・原発:3号機からの湯気がとまらない。東京電力は雨のためと言っているが、線量がかなりあがってきている。これはまさか・・・。

ベタ

2013-07-16 | Weblog
・サワガニ:保育園の夏祭りで2匹掬ってきた(救ってきた)。そろそろ子供に動物を飼育させてもいいかと考え、水槽や砂利を準備し、沢に近いようにと冷温ジェルで冷やしたりしてみたのだが、2匹ともあっけなく成仏してしまった。食用のサワガニで輸送でまいったためか最初から元気がなかったのだが、それなりに気合いを入れた大人のほうがショックが大きい。
・ベタ:水槽を買ったペットショップにベタ(闘魚)が売られていた。007の映画で敵のボスが飼っていた魚である。名前の通り闘争心が強く、噛みつきあうため、1匹ずつしか飼えない。驚いたことに、ベタは蓋された小さな瓶に入れて売られていた。なんとベタは鰓を通さずに口から空気呼吸ができるらしい。それも緊急用ではなく常時それで呼吸しているとか。知りませんでした、恥ずかしいことに。飼育にエアポンプは必須ではなく、むしろ美しい鰭を維持するためにも水流を起こすポンプはないほうがよいらしい。東南アジアの魚なので高温には強い。電気を使った維持装置の必要がない?冬はヒーターがいるか?神秘的な色あい、レースのようなヒレ、そして闘争心(ぼんやりと生きていない)・・・なかなか惹かれます。少しずつ勉強して、サワガニのリベンジに飼ってみようかと考えている(この興味、一過性かもしれないが)。本当はチョウザメを飼ってみたいのだが、最大1mにも成長するから絶対に無理だし、高貴な渓流魚は水質管理が難しいし、金魚じゃ普通だし、そもそもコイ科の魚は鱗が大きくて好みじゃない。熱帯魚も興味ないからな。まあベタは熱帯魚なのかもしれないが。
・噴水:娘にせがまれて、炎天下の中、近くの噴水公園に行った。自転車で数分の場所で、周辺環境もよいので毎年夏の恒例行事となっている。今年驚いたのは、遊んでいる幼児の中でいつのまにか娘が一番大きくなっていたこと。そろそろ噴水を卒業して、子供プールに行く時期になったか。
・浴衣:去年までの浴衣がちんちくりんになっていた。夏祭りなのに浴衣なしでは可哀そうだと、親戚一同が駆けずり回ってくれて、なんとか間に合った。祭りが多い町に住んでいるので、今年はまだまだ浴衣の出番がありそうだ。
・練習:娘から「むずかしそうだね・・」といたわりの言葉。そう、今さらっているハイドンは大変難しい。「ブラームスとどっちが難しい?」との質問。指回しはハイドンだが、ブラームスはリズムも音程も意地悪だね。さらに「マーラーみたいにうるさくない?」との質問。前回リハを聞いたのがトラウマになっているようだ。ハイドンはシンバルもバスドラも入らない上品な音楽だから大丈夫。練習もろくに参加できてないが1曲だけなのが救い。
・練習2:エレキを久々にアンプにつなぎ、ゲインとボリュームを最大にしてコードをはじいてみた。バーン。凄い。衝撃波である。初心者用の小型アンプでこの音量だ。増幅器おそるべし。
・村上春樹:新作を借りて読んだ。ハルキ平常運転という感じだ。還暦を超えノーベル賞候補といわれている人間にしては、ちょっと底浅くないか?新人の2作目といってもおかしくない出来だ。進歩してないとは言い過ぎだが、あまりにも変わらなさすぎる・・・それがいいところなのか?前作のヤナーチェク同様に、リストの巡礼がバカ売れだとか。巡礼ってそんなにいい作品か?だってリストだぜ?
・ポニョ:はじめて見た。震災の津波をライブ放送で観てしまった今の我々には、いくら娯楽用作品とはいえ津波の描写は気持ちよく感じられない。津波を上を少女のポニョが裸足でかけていたりして、どんなブラックユーモアかと。さらには、警備員が止めているのに、それを無視して強引に車で帰宅しようとする母親の描写は絶対にいただけない。洗濯物もそのままにきれいに水没した町の描写もありえない。津波は町をねこそぎ破壊しつくした。
・ゲッワイ:大森さん(全日)が現在組んでいるタッグ「GET WILD」の読み。年下の相方と繰り広げるかみ合わないインタビューが見どころ・・らしい。ワイルドといいながらも大森さんは本来の知性キャラのまま・・・らしい。その昔、新日の中西選手と「ワイルド・チャイルド」を組んでいたことは最早誰も語らない。新生・全日でさらに頑張ってほしい。大森vs秋山シングル戦で後楽園なら観に行ってもいいな。
・ゲダッ:Get outのこと。BAD FEELINGの歌詞ですね。ゲダッゲダッと娘と一緒に歌いながら自転車に乗っていることがある。
・マンゴー:生まれて初めてマンゴーを剥いてみた。種がすごい形でとんでもない位置に入っていて解体するのに手間取った。さらにマンゴーには漆の成分が入っているので、カブれることもあると知る。あまり大量に食べる果物ではないなと感じた。おいしさは格別なのだが。
イアン・ロジャースという人:17歳で娘ができて、そこから生活していくためにと色々と大学で勉強して、有名なバンドのファンサイトの立ち上げがきっかけでバンドの広報担当、そして音楽作品の直接ダウンロードの先駆けをつくり、起業してCEO。わたしとほぼ同じ年齢だ。今や愛娘はMIT卒業でスタンフォードの院生。同年齢の人間が会社のCEOで娘が名門大学院生か・・・差をつけられすぎとはいわないが、アメリカ人の人生は幅も広いが多種多様だ。上昇志向と努力がうまく噛み合う(ようなストーリが目につく)ところがいい。娘をスケボーにのせて学校に送っていっていたというのが実にクールだ。転居先では学校に通わさず、ホームワークで勉強させていたらしい。たとえ未成年で子供を産んでも、親がきちんと愛情と手間をかければ子供はきちんと育つということだ。逆に他人まかせ塾任せにで、金で解決しようとする子育てには、ろくな結果はついてこない。

Dreamin'

2013-07-07 | Weblog
売れ始めて昇り竜時代のBOOWY. 
DreaminとImage downを見つけたのでアップ。JUSt a Hero ツアーの公開録画「VIDEO」 (地元群馬:高崎公演)。
まだOnly youもB Blueもない時代だけど、すでに完成されてる感があります。
バンドの歴史の中でも、前半のほうが相対的に良い曲が多いような気がする。
娘曰く「なんで布袋さんパジャマなの?」・・言いたいことは痛いほどわかるけど、ギターの模様と遇わせたおしゃれなんだよ・・・。