Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

凍らない

2014-08-21 | Weblog
机上の空論:周辺土壌を凍結させて地下水の流入を食い止める・・発想がスタートレック並みにダイナミックで私は嫌いではない。しかし当事者は成功すると本気で考えていたのか?「ひょっとするとうまくいくかもしれない」程度で企画が走ったようにしか思えない。オリンピック招致のためのパフォーマンスという黒い噂もある。こうなったらエルサを呼んでくるしかない。足から魔法を出すときにスカートをすっとたくしあげるのが格好いいですね。エルサがだめならファルコかな。すぐにわかる人は同じ世代だね。
うなぎ:先月の話だが土用の日に職場近くの店に一人で食べにいった。相席は男子学生2人だった。私は財布と腹を考慮して並を注文したが、学生はさらっと上を注文した。汁物は並はアサリ汁で上は肝吸いだった。学生は肝を知らなかったようで「うわ、なにこれ!」「内臓じゃね?」「きも!」と騒いでた。笑いを堪えるのに苦労した。
レシピ:もっともコスパの良い書籍はレシピ本だと思う今日この頃。100年後でも通用する永遠のプロトコル集。
レパートリー:料理のレパートリーをもっと増やしたいと思う。
楽しみ:最近の一番の楽しみは食事だ。というか食事しかない。
カツカレー:この世でもっとも完成された食事だと思うね。
替え玉:ラーメン屋で替え玉をするようになった。昔は最初の一杯でお腹いっぱいだったのだが。
優しくなる:自宅周辺を縄張りとする猫に優しくしてる(餌を与えるわけでは決してない)。猫もよりつかない家よりはましだから。
若者の何とか離れ:自分も色々なものを離れている。車、新聞、腕時計、CD、テレビ放送、最近では珈琲、そして美容院。職場近くにすばらしい千円カットを見つけたのだ。中年マスター1人で営業して席も2つしかない小さな店だが、看板の「料金以上の仕上がりをお約束します」に違わない腕前なのである。



鬼軍曹

2014-08-16 | Weblog
色々

・名曲:やはり名曲と非名曲では雲泥の差だ。「隠れた名曲」なんてものはない、名曲は隠れないものだ。
・老化:同世代の芸能人の劣化が著しくてびっくりする。そういう年頃なんだな。周囲の同期でも久しぶりに遇うと「うっ」とか「えっ」とか衝撃を受ける場合がある。老化を克服した人間はもちろんいない。心を若く保つことが外見に最も効果的というが・・とにかく顎の周りに肉がついて腹が出たらおしまいだな。
・アイスマン:トップガンに出てくるアイスマン役のヴァル・キルマー。主演のトムクルーズより好きだったのだが、今では面影がないほどに肥えてしまった。ビーチバレーのシーンでは、見事なマッチョ(細マッチョ)を見せてくれたのに。時間は残酷だな。



・鬼軍曹:この年になって初めて「愛と青春の旅立ち」を通してみた。中学生ぐらいのときにロードショーされた映画だが、邦題(原題はA Gentleman and An Officer)からは中身がまったく伺えないため長年放置していた。いやいや、いい映画ではないか。5つ星をあげてもいい。どの俳優も名演技なのだ。穴がない。訓練生をしごく鬼教官役が特に素晴らしいのだが、演じたルイス・ゴセット・Jrはこの映画で見事アカデミー助演賞をとっている。「フルメタルジャケット」の鬼軍曹も有名がだが、あちらは半分狂人なのに対し、ゴセットの演じる鬼教官は生徒が抱えたものを見抜いているというヒューマニティーな演出が要所にちりばめられている。俳優の演技力もあるが演出や監督の手腕だろう。主演のリチャード・ギアは今では賞には縁遠い俳優になってしまったが、この映画では実によい演技だ。一昔前の映画ではあるが、アメリカでは「出来る奴ら」がどうやって選別されていくのか、「出来ない奴」はどういう人生を送らねばならないのか、そして時代変われどやはり女性は迎えに来てくれる王子様を待っているのだという真実を如実に見せてくれる映画。防衛大の友人から防大生必見の映画と聞いていたが、なるほどと思う。
・合奏の練習がきつい。交通機関での楽器運びに加えて5時間以上立ちっぱなし。痛みこそないが帰宅すると疲労困憊である。誰のせいでもなく自己責任ではあるが、このスタイルでいつまで続けられるのか?趣味の継続に自信を失いつつある。
・隣の練習室で還暦越したおじさんたちがバンドをやっていた。待合室で話を立ち聞きしたが、ビートルズの話と年金の話でもりあがっていた。見た目も細身でおしゃれで若々しかった。年金の話が出るまでは50代前半くらいかと思っていたほど。
・昼間のテレビを久しぶりにみたらAKBが人生を語っていた。もうなんだか。
・ロック夫婦:山下久美子と布袋の元夫婦の映像。25年ぐらい前のものか。時代を感じるね。音楽にも客にも勢いがある。布袋さんはカリスマボーカルの横でギターに専念したほうがやっぱりカッコいいな。

机龍之介

2014-08-06 | Weblog
「死にたい奴は勝手にに死ね」by 机龍之介(大菩薩峠)

処分をずるずるとひき伸ばされて、ついに負荷に耐えきれなくなったか。さっさと首にして引導を渡しておけばこんなことにならなかったものを。上層部の大きな判断ミスだぞこれは>ノーベル賞受賞さん。故人はかなりのやり手ではあったが、やり手らしく部下の面倒はしっかり見る上司だったようだ。まあそれが今回見事に裏目にでたわけなのだが。3月の段階で関係者をとりあえず首にして世間の攻撃をかわし、それから第3者で腰を据えて検証作業をすればよかったものを、塾講師上がりの大臣が横やりをいれ、さらには弁護士が詭弁を弄した結果、死人まで出してもはや収拾不能に陥ってしまった。いったい理研は何を守りたかったのか?STAPを本気に信じていてそれを守ろうと必死だったとは思えない。もしや世間がひっくり返るような裏金があるのでは?

・・・・それにしても半年前はいい夢を見せていただきました。下はSTAP細胞スクープ時の記事。
「STAP細胞は細いガラス管に体細胞を通したり、弱い毒素にさらすなどの刺激法でも作製可能。リンパ球だけでなく皮膚、心筋、肝臓などさまざまな細胞からも作製できる。別のマウスの受精卵に注入して胎児に成長させることで、万能性も証明された。作製効率は7~9%でiPS細胞の0・2%未満を大幅に上回り、現時点ではほとんどの点で最強の万能細胞といえる。」
読み直すとすごいな。なにひとつ実証されてない。

ステルス大和:小保方氏の大学院時代の指導教官で自分もSTAP細胞を考案した一人とおっしゃる大和雅之は今何を思っているのだろうか?事件発覚直後に手際よく?脳梗塞倒れたそうで、twitterも何も閉鎖して現在雲隠れ中。その重体にも関わらず4月から東京女子医大先端某センターのセンター長になっている。この大和氏こそが事件の最大のキーマンだと思うのだが、マスコミがこの人を追わないのはなぜか?細胞関係の会社の株も絡んでいて根は深そう。東京女子医大は麻酔の誤使用による医療ミスがあり、それを巡って上層部が骨肉の争いの最中。負の連鎖ってやつか。一方、小保方氏を輩出した早稲田も再び崖っぷちだ。先日の報告書で学位問題は軟着陸させたかったのだろうが、こうなった以上、問題なしでは済ませられないだろう。
新国立競技場:予想どおりザハ史の案は過大な予算オーバーとなり、予算を守るように伝えたら廉価な修正版を提出してきた。そもそもコンペってのは予算内で争うものなのでは?蓋をあけたら実現不可だから修正案でお願いってのはコンペの公平さに反してはないか?日本の多くの建築家が噛みついているが、お上としては訴訟やスキャンダルは避けたいのでこのままザハ史の修正案で決着つけたいところなんだろう。しかし最初の案に比べると修正案はどうしても「ちっちゃくまとめなおしました」感が漂っていて、こんな本気度の低い設計が東京の新しいモニュメントになるのかと思うと悲しい。ザハ氏の初期案を気に入っていたからなおさらだ。まあ一押しは妹島案だっだのだが。

ミヤマクワガタ セイジオザワ

2014-08-01 | Weblog
熱い。暑いという文字が温く感じる。

・サイコパス:「お宅の娘さん、このままでは人を殺すかもしれません」と言われた時、親はどう対処すべきなのか?
・命の教育:「命の尊さ」なんていうまやかしでなく、他人の命を奪うと、家族・周囲・社会にどれだけ影響を及ぼすかを教えるべき。
・ゲーム:混雑した電車内で両手で携帯ゲームに興じているリーマンは無教養の極北である。
・聖地:永遠の殺し合い。ありもしないものを祀ってこのざま。いい加減目を覚ませといいたいが殺戮にも数千年の歴史があるし無理か。
・セイジオザワ:サイトウキネン音楽祭改めセイジオザワ音楽祭。設立時に言っていた師匠への感謝の気持ちとやらはどこにいったのか。これでは駅前に銅像を建てたがる政治家となにも変わらない。少しでも賞味期限を延ばしたい周囲の意向が強いんだろうが、晩節を穢すとはまさにこれ。
ノコクワがミヤマを駆逐?:ミヤマクワガタの減少は餌場でノコギリクワガタがミヤマクワガタを駆逐しているためとのこと。信じられん。子供の時分、ノコクワはカブトムシにまったく歯が立たない雑魚で、ミヤマはそのカブトムシの甲羅に孔をあけるほどの猛者と習った。つまり、ミヤマ>カブトムシ>>>ノコクワが、私の甲虫ランキング。しかしながら、両者をタイマン勝負させると顎の使い方が巧いノコクワがミヤマを圧倒するらしい。うーんなんだかなあ。ノコクワは量産型ザクでミヤマはゲルググの位置づけだったのにな。薄っぺらくてゴキブリのようにこそこそしているノコギリに比べてミヤマは分厚い顎と胴回で王者の風格なんだがなあ。この研究本当なのか?気候の変化とかが原因なのじゃないかね?ちなみにオオクワガタとノコクワではどちらが強いのだろうか?
・オオクワ:オオクワの仲間はとにかく名前がかっこいい。グランディスオオクワガタ、ビノデュロサスオオクワガタ、ホペイオオクワガタ、クルビデンスオオクワガタ、アンタエウスオオクワガタ、シェンクリンオオクワガタ、パラレリピペドゥスオオクワガタ。ローマの将軍、哲人のようではないか。