Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

ギャン

2024-05-31 | Weblog
HGギャンを組み立てたのだが、モデル体型のフォルムがどうしても気に入らず改造している。とにかく最近のガンプラは可動が最優先なので、あちこちに隙間がある。気持ち悪いほどに腰が細すぎる。手首の隙間が大きく不自然。どうせ改造するならオリジン版のギャンに近づけてみようかと、腰アーマーの大幅な延長、ギャンの特徴である股間部の「流体パルスアクセラレーター」の延長、前腕の延長(手首の隙間をなくす)、首の延長、そしてHG特有の段落ちやらのモールドを埋め立てている。サーベルも作り替えた。完成までにはまだ時間が必要。




独眼竜政宗 37年前

2024-05-30 | Weblog
4Kで再放送が始まったので、外付けハードディスクにて録画を続けている。37年前の大河だが、翌年放送された武田信玄と並び、戦国大河の傑作中の傑作だろう。とにかく俳優がいい。というより作品の良しあしは俳優と脚本だけが決めるのである。渡辺謙の政宗ももちろんよかったが、私が好きだったのは重臣である片倉小十郎(西郷輝彦)と伊達成実(三浦友和)で、この2人が常に政宗に寄り添って3人の会話で芝居を構成していたところである。
独眼竜政宗はドラマチックなネタに溢れ心に刺さるシーンも多かった。思い出せるだけでも次のとおりだ。幼時に疱瘡で片目を失うこと、父の伊達輝宗(北大路欣也)が敵方に拉致されてしまい、やむなく父ごと敵を鉄砲で撃ち殲滅したこと。天下取りの方策に関する意見違いで成実が出奔してしまうのだが、家臣への伝達ミスでその妻子を殺めてしまい政宗が苦悶すること、小十郎が成実を密に訪問して帰参を促すも成実は首を縦に振らないこと。しかしある合戦中に成実は一人で帰参し、政宗とも和解することろ、小田原参陣が遅くなり秀吉に伊達家が潰されることを危惧した実母(岩下志麻)によって政宗が食に毒を盛られること、その代償として実弟(岡本健一)を政宗が自ら斬ること、秀吉(勝新太郎)に死に装束で面会してその度量に呑まれてしまうところ、娘(沢口靖子)の嫁ぎ先の松平忠輝(真田広之)がバカ殿で暴れること・・。など。他にも、守役の竹下景子、正妻の桜田淳子、宿将鬼庭左月のいかりや長介、その息子の茂庭綱元に村田雄浩、家康には当たり役の津川雅彦、そして伊達の宿敵である最上義光を原田芳雄が演じた。まさに綺羅星のごとくの配役であった。

母に毒を盛られたことに気づいた政宗は、母からもらい大事にしていた水晶の数珠を膳に叩きつける「さらばでござる!」。なおこの数珠は無事に修復され、後年に母と再会したときに母に披露している。

コンビニ弁当

2024-05-28 | Weblog
最近、コンビニのお弁当に前ほど手か伸びなくなった。値段が上がっているもの理由の一つだが、高度に調整されたCG的フェイク感に年齢も相まってついていけなくなってきたのかもしれない。大手コンビニのお弁当は味も見た目も包装も本当によくできている。特に味の調整力は、スーパー系よ弁当を食べるとよく分かる。先日とある大手安売りスーパーの300円台の惣菜弁当を食べたのだが、悪くなっているのでは?と疑うような変な味付けがした。安いということは開発費がかかっていないという事なので、味も値段通りということで、それは受け入れる必要があるのだが、このお弁当だって流通させるために色々と工夫がされているわけてある。安く提供するために、どれだけの人が苦労してるかを考えると、悲しくなるとともに虚しくなった。


石丸都知事は誕生するのか

2024-05-21 | Weblog
東京で暮らし子育てしている都民として、小池都政には医療費無償の延長や給食無償などで大きな感謝がありつつも、ごくごく最近、大変むかつくこともあったので、次の選挙にて小池さんに投票するかは非常に微妙である。

さて、広島県安芸高田市の石丸伸二市長が都知事選に出馬するそうだ。この人のYoutubeはよく観ており、彼が非常にクレバーでスタイリッシュで今後のニューリーダーの筆頭候補であることは間違いないのだが、果たしていきなり都知事になれるかな?彼の抱える問題点は「うまくやっていく」実績がまだ見せられていないこと。老害の跋扈する腑抜けた議会に喝をいれ、地方マスコミとの論戦で相手を論破するシーンばかりが目立ってしまい、肝心の「何をやった」「難しい案件を解決した」という結果が表に見えてこない。議会との対立も小さな市町村ならあってもいいが、大所帯の都政で同じことをやると、官僚や議員から総スカンを喰ってしまい、何も立ち行かなくなるのではと危惧する。やはり長たるものは、清濁を併せ飲みながら重要案件を迅速に解決することが使命だと最近自分にもおきかえて強く思っている次第。石丸君に投票するかどうかはその日までわからない。

石丸伸二氏 41歳 独身
京都大学経済学部卒業
三菱UFJ銀行(アメリカ駐在4年で英語も堪能)
安芸高田市長を1期4年務めた。
ジャグリングとトライアスロンが趣味

牛乳ってね、無理やり

2024-05-20 | Weblog
哺乳類は妊娠しないと乳が出ません。我々が飲んでいる牛乳は、人工的に受精された乳牛から、機械を用いて絞りとったものです。生まれた仔牛がメスなら母親と同じ運命に、オスならばそのまま安い肉になります(肉牛と乳牛は違う)。そして乳牛の寿命は5年程度です。牛の本来の寿命は20年以上なのに。

こういう事実を知れば安易に食事を残すことはなくなる。個人的にだが食わず嫌いで食事を残す人間は心底軽蔑している(体調やアレルギーは別)。食事を大事にしない人間は一番キライな人間である。

おれたちは消費者

2024-05-20 | Weblog
Fight Club(1999):「俺たちは消費者.ライフスタイルの強迫観念からくる副産物だ。」We are Consumers, We are by-products ot a lifestyle obsession.

ネットでみつけたフランスの経済学者セルジュ・ラトゥーシュの提唱した脱成長理論である。 ↓

「私がいう消費社会とは成長が成長を促す止めどもない経済システムを指している。「成長」という信仰に支えられたシステムだ。それは無際限の資源の搾取であり消費である。人間に必要なものはわずかしか生産せず、生活にさして必要でないものを、あたかも必要であるかのように見せかけ、人に消費意欲を生じさせ、依存を生み出すシステムだ。生活に対して必要でないものを大量に生産し、それを買わせるためにはCMが必要になる。モノの大量消費のためにはCMは不可欠な存在だ。何故なら、もともと生存に必要でないものを買わせるわけだから、消費者に幻想を与える必要があるからだ。そうした幻想に惑わされた消費者は、購入資金が足りないとクレジットに容易にア クセスできる仕組みを企業は用意した。不況のなかでもクレジットやリボリングで消費者に金を提供し、借金地獄に追い込むシステムだ。」

ゴジラマイナスワンを見た

2024-05-09 | Weblog
アマプラにて無料鑑賞。感想のだだ漏れです。
①とにかく脚本が酷い:登場人物がよく慟哭して叫ぶ。共感性羞恥を引き起こして落ち着いて観ていられない。
②演出が酷い:恐竜ゴジラを観た時に誰もそれほど驚かない(あんな怪獣を突然みたら腰抜かすだろう)巨大化ゴジラ見た時の驚きも同じ。東京でもゴジラに対して誰もたいして驚かない。いや台詞では驚いているのだが、本来は言葉なんか出ないで腰抜かしたり卒倒するだろう。
③俳優が悪い:もう少し発声のいい人を主人公にすべき。ガヤみたいな脇役のほうがいい演技してる。
④無駄な役が多い:船の船長(無駄にべらんめえ口調なのが痛い)とその弟子(演技下手くそ)はいらなかった。主人公、ヒロイン、科学者、整備士だけでよかった。
⑤ヒロインの変わり身:登場時はイケイケでべらんめえ口調だったのに、いつのまにか貞女に。まあそんなものかもしれないが。
⑥科学者がぼろい:早口で弱弱しくてコミカルなのが最近の科学者像なんだろうか?シンゴジラしかり、シンウルトラマンしかり。すくなくとも戦時中の科学者には到底見えなかった。
⑦ゴジラの設定が甘い:まず恐竜が南の島にいることが不思議だ。なぜタイミングよく基地を襲ってきたのかわからない。水爆で巨大化したくだりも省略だし、なぜ東京に襲って来るのかわからないし、東京を破壊したらいつの間にか海に帰ってるし。過去のゴジラ映画を知ってることを前提に作られてるにしても手抜き過ぎ。
⑧ゴジラが弱い:これまでのゴジラ映画で、ゴジラが内部から爆発したり大きく損壊したことはなかったと思う。内側からの爆発に弱いのだったら、最初から爆裂弾でも口に向けて撃ったほうが楽に倒せたはず。シンゴジラのように口から冷凍液を流し込む作戦のほうが面白い。なにしろSFとして設定が甘すぎ。
⑨他の映画のパクリが多すぎ:オマージュなのかもしれないが、他の映画のいいところを真似しすぎ。ボロ船でモンスターを追う設定はスピルバーグの「ジョーズ」そのもの、ゴジラの口に機雷投げ入れて銃撃で爆発させるのもジョーズのクライマックスそのまま。相手が大砲を撃つ瞬間に特攻して誘爆させる手法は「インデペンデンスデイ」のクライマックスそのまま。冒頭の恐竜ゴジラの襲撃シーンは「ジュラシックパーク」だった。
⑩CGはまあ合格というか最近の水準。でも震えるほどではないなあ。怪獣映画なら「パシフィックリム」が最高。
⑪唯一良かったのは、戦後まで残った軍艦「高雄」や「雪風」と試作機の「震電」が出てきたこと。日本の重巡洋艦と駆逐艦を精密なCGで描いたのはこの映画が初めてなのではないだろうか?
⑫脱出装置は本人には隠して整備士がこっそりと仕込んであって、それで生還できたほうが良かった。爆弾の安全装置を外すレバーの指示がそれかな?と観賞中に思っていたが(どうせ主人公は生還すると思っていたので)、あとあとで出撃前に整備士から脱出装置の説明があったシーンが流されてがっかり。「必死」の覚悟で出撃した主人公のイメージが一気に崩れる。下手な演出。

シンゴジラも色々と問題あったが(石原さとみがぶち壊してた)、マイナスワンはシンゴジラにも到底及ばずでした。35点くらい。

iPadの宣伝が想像を絶する酷さ

2024-05-08 | Weblog
iPadの新しい機種の宣伝が酷(非道)すぎで叩かれている。これで叩かれないとふんでいたらもはや会社はイエスマンの巣窟なんだろうし、叩かれても悪名でいいと思っているのならこの会社はもはや資本主義の豚。まあ🍎はもともとそういう会社なんだが。そしてApple信者は世界で一番のConsumer、物の奴隷だと思っている。

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