Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

再開

2010-04-30 | Weblog
こちらに進展が出てきました。備忘録として更新していこうと思います。

軍事用シャトル

2010-04-28 | Weblog
・フルヴェンの悲愴:2楽章も素晴らしい。やはり他の指揮者とは全然違いますね・・・。単純なフレーズでもフルヴェンが振るとどうしてこうも神秘的に響くのか・・。メソッドとか誰かに師事したとかじゃないんだよなあ。

・トルストイ「人間はなぜ生きるのか」:博愛主義をつらぬいたトルストイの晩年の作品。民話をもとに描かれた短編です。ストーリーはどこかで読んだか聞いたことのあるものだけど(助けた乞食が実は天使だったという話)、最後に天使が語る人間の存在意義にはぐっとくるものがありました。トルストイの伝記は学研漫画レベルでしか知らなかったのだが(駅でのたれ死んでしまうことが強く印象に残っている)、Wikiを読むと、かなり反骨の人で、若い頃ジャンジャック・ルソーに影響を受けたと書いてあった。これには驚きつつも納得。政府や宗教の権威主義への反抗、貴族芸術への懐疑、人間のもつ素朴な良心への傾倒など確かに通じています。トルストイは戦争と平和、クロイツェルソナタくらいしか読んでないのでもっと読んでみよう。心に響く名作に出会えると生きている甲斐と感じますね。

・舛添新党:全然盛り上がりませんね。この人、知名度こそあるけど人望はないんだろうな。新潮か文春かの中吊り広告に、妻だった片山さつきが「弱気に強く、約束を守らない、利用するのもは何でも利用する男」と評しています。まあ経歴から鑑みても、普通の人間ではありえないよね・・東大法学部教授、テレビコメンテーター、政治家。人間の黒い部分を煮詰めこんだような男なんだろう。離婚歴多し(2回ー4回!)。さらに愛人との間に婚外子が3人あり。趣味はナイフ集め(刃物マニアって理解不能)。片山さつきにDVしたときにはナイフをつきつけたらしい。こんなのが庶民が選ぶ首相候補1位とは。鳩山由紀夫なんかが首相になってしまうわけだ。

・小沢一郎:粘りますね(棒読み)。ここで役職降りたら、政治生命の終焉とわかっているのだろう。「選挙こそ政治」という信念があるようだけど、自分が粘れば粘るほど支持率は下がり続けるという皮肉。金の切れ目が縁の切れ目。

・中国の戦闘機:中国製のJ10という戦闘機はF16並みの性能をもつらしいのだが、安価ということで、これから輸出が活発化しそうだとか。もはや中国は発展途上国なんかではないよね。こんな国に「鳩山イニシアチブ」とかいって温暖化対策費用を差し上げようとするのだから・・・。それにしても日本のF-Xはどうなってるんですかね。F-22が消えてF-32も時間がかかるとなると、ユーロファイターにでもするんですかね。やはり日本も国産できちんと戦闘機をつくるべきですね。軍用とか民間とかでなく最先端の技術ってのは常に模索し続けてないと取り返しのつかないくらい差がをついてしまう。

・スペースシャトルを軍用化:今年で終了が決まっているシャトル事業だけど、先週密かに軍用の小型シャトルが打ち上げられていた。さすがアメリカというか。そりゃ打ち上げたものが滑空して帰ってくるなんているスーパー技術を放っておくわけないよなあ。

twitterって

2010-04-26 | Weblog
・沢尻エリカ離婚?:先月の半裸復帰に際して、夫である高城剛氏のブログのコメントが、まるで遠距離恋愛している相手への激励のようで、かなり違和感を感じたのだが、裏ではそういうことだったのか?

・twitterというものが流行しているらしい。最近メールの署名にアドレスをつけてくる人が増えたように思う。「twitterでつぶやく」とか宣伝してるが、twitterって「鳥がピーチクパーチクお喋りする」という意味だったと思うのだが・・。まあ実際のところそうなっているようだ。今どこで何してるかを時系列的にアップするのだそうだが(家に帰ると「帰宅なう」と呟くらしい)、そこまでして自分の生活を他人にみせたい?というか他人と接触したいのか?ちょっと理解に苦しむ。まあ自分に友人が少ないだけかもしれないが。

・シロギスが魚屋に並ぶとこれから夏が来るんだなと感じます。

・魚食文化は箸があってこそ成り立つのだと感じます。

・週末は昼夜連続で練習だった。パート別の練習とか同族楽器での分奏って重要ですね。下手な全体合奏よりよっぽど上手になる。

・先日書いたカプースチンを聞いてみた。ジャズですね。ピアノ独奏より室内楽のほうが楽しかった。積極的に聞くとは現時点では思わないけど、BGMにはいいかもしれない。

カメラ

2010-04-22 | Weblog
・子供の動画を撮り過ぎて携帯のメモリが満タンになってきた。そろそろSDカード(よく知らない)なんかに移すべきか?3年以上使ってる機種だが、別に不具合もないのでこのままでいいのだが、カメラの性能を上げるために機種変更したいと思うこの頃。子供が出来る前まではアンチカメラ派だったのに急旋回。

・同じ理由で性能のよいデジカメが欲しい。現在のcanonはもう3年くらい使ってる。誰かに写真のとり方をきちんとレクチャーしてもらおうかしら。

・魚屋:住んでいる町にそれはそれは素晴らしい魚屋がある。小さな間口の小さなお店だが、ひっきりなしにお客さん(プロも)が買い付けにきて繁盛している。週の半分はここにお世話になっているような。ちなみに昨日はマゴチとサヨリのお刺身を食べた。

・霊園の木々がこの一週間のうちに一斉に芽吹いて森の様相となってきた。植物の生命サイクルって本当に神秘的だ。こういうことが肌で感じられる土地に住めてちょっと幸せだと思う。

・カプ-スチン:偉大な先輩から紹介してもらった作曲家(存命中)。ラスプーチンではない。カルトな人気をもつ作曲家らしくアマチュア愛好家(オタク?)によるこんな演奏会があるらしい・・・・実に楽しそうだ。ちょっと興味をもったので図書館に申し込んでみた。新しい知識を授けてくれる人はありがたい。

徒然:iPadとか

2010-04-16 | Weblog
徒然(高速)
・米紙が「loopy(いかれた)鳩山首相」と報じる:官房長官が「無礼だ」と怒ってましたが、恥ずかしいのは国民のほうです。

老害:「立ち上がれ」党。平均年齢がほぼ70歳。いい加減にやめてほしい。(自分から死に場所を作りにいったのならいいが。まあそうなりそうだが。誰も期待してないし。)「若いものがダメだから年寄りが頑張る」とか言ってるけど、年寄りが勘違いで居座り続けるから、若いものが自由に動けないっていう現状がわかってない。「人間50年下天」ではないが、人間の能力のマックスは50歳くらいだと思う。政治家も60歳で強制引退としたら、若い時にもっと勝負に出ようとして国全体が活性化すると思う。ちなみに、オバマ大統領は48歳、プーチン大統領は47歳、鳩山は63歳。小沢一郎は67歳。この差でいかに日本が老人に牛耳られた国家かわかるだろう。

・基地問題:長年地道に交渉して落としどころを見つけた結果を、いきないゼロベースとか、思いつきで適当に近くの島を指名してみたりとか、「政治主導」の薄っぺらさがよくわかります(横峰さくらの父親とか、風俗ライター上がりとかが政治するんだから)。いきなり候補地に名前があげられた徳之島の人の憤りは尋常ではないだろう。社会党のようにグアムを主張し続けるほうが、まだ筋が通っている。

・iPad:アップルは購買意欲をそそる商品を作るのが本当に上手だ。アメリカでは超大ヒットの予感らしいが、残念ながら私には何に使うのか全くイメージできない。せめてノートパソコンの機能がそのまま使えるのなら興味がわくが・・・。大抵の人はどうせ「ゲーム」に使うんだろ?電車の中で出会うiPhone利用者はゲームばかりしているように見えるぞ。電子書籍っていうが、どうせこれまでまともに読書なんかしたこともないくせに。そもそも本を読むのに電気の力が必要だというのが感覚的に納得できない。また本というものは文字だけでなく、装丁も含めて綴じられた本全体に価値があるわけで、本当の読書愛好家は絶対に電子書籍には移動しないと思う。まあ、といっても最近の新書は装丁も文字割りも悲惨だからねえ。売れることだけを狙ってバランスも何もあったものでない「でかい文字」が背表紙に踊る下品この上ない本が書店にはずらっと並んでます(実際内容も悲惨なんだが)。電子書籍が流行れば、本屋には印刷するだけの価値がある良書だけが並ぶようになってそれはそれでいいのかもしれない(しかしそれでは印刷所も本屋も採算取れずに潰れるか・・・)。

「僕が仲裁に入ってもいい」橋下知事

2010-04-15 | Weblog
増加する幼児虐待に対し、橋下知事が積極的な情報提供を呼びかける。

「気になったらすぐに通報してほしい。通報が間違っていてトラブルになれば、僕が仲裁に入ってもいい」

 本当にできるのかどうかは置いておいても、こういう発言がすぐに出てくるのはトップとして偉いところ。安全圏に身をおいて理想論だけを語ってるリーダーなんてのが一番つかえない。

リーダは英雄であるべき

2010-04-14 | Weblog
 世界で何が起こるにしても、「それに比べてうちの鳩山は・・・」と思う毎日。支持率の急落に対して「改革の全貌が国民に伝わっていない」と呑気に仰っていたが、この人は民主党がだけでなく、自分という個人が国民から総スカンをくっていることがわかっていないようだ。親の金で首相の椅子を買ってもらっておきながら、「知らなかったんどえす」と宣う人間に誰が信頼と期待を寄せるというのか?
 鳩山首相のWikiをみると「豊富な資金力に加え、祖父以来の人脈や名門出身の毛並みの良さ・知名度に支えられ・・」とあるが、逆にこれだけが彼の売りであり、彼個人のリーダーとしての能力は正直言って町内会の会長もつとまらないレベルだといってもいい。演説の下手さ、オーラのなさ、言葉の曖昧さ、有言不実行・・・。この人は一人の人間として一体何ができるのだろうか?とWikiを読んでみたが、驚くべきことに趣味ごとや特技というものが見あたらない。あったのは夫婦揃っての「韓流好き」ぐらいか。別に趣味や特技がなくても演説が巧くて政治ができればいいのだが、本業に関しては下手どころか無能だということがすでに立派に証明されている。これほどの無能迷走ぶりは歴代首相中でもダントツではなかろうか?

 リーダーには何か人並み外れた能力を兼ね備えている必要があるように思う。少なくとも、昔の為政者は例外なく勇敢な戦士だった。強国アメリカでは今でもそういった「英雄資質」がリーダーの適性として重要視されている。これまでの大統領や要職の政治家には何かしら英雄譚・苦労譚があった。(ケネディは大戦中、自分の船を魚雷攻撃で撃沈されたが、部下を見捨てず漂流して英雄になったし、父ブッシュも戦闘機乗りで撃墜されつつも生還した経験を持つ。黒人女性初の国務長官だったライス女史は政治学の天才だがもともとピアニスト志望で腕はプロ並み。オバマ大統領は複雑な人種事情と家庭環境を乗り越えて法律家から政治家へ)。前職の麻生さんも鳩山に負けないくらいの名門の出ではあったが、この人は射撃選手としてオリンピックに行っており、どこか普通でない「何か持っている」能力を感じさせた(漢字間違いだ、バー通いだと散々叩かれた麻生さんであるが、現在見せつつある経済の上向きは麻生政権の遺産である)。今の自民党の谷垣総裁はゴリゴリの体育会系である山岳部あがりで、マウンテンバイクの猛者である(先日転倒して大けがしていたが)。そして実務経歴として弁護士上がりである。(ちなみに小沢一郎は東大に二浪しても入れず弁護士にもなれなかった)鳩山首相は東大出の博士号持ちで大学の先生だったが、東大には毎年3000人も入学するし(谷垣さんも東大)、博士号なんて金(学費・仕送り)があれば誰でもとはいわないが大抵は取れる。実際修士さえ持っていないかったトルコ人のセルカンでも取れたし、まあ私でさえも持っている。大学の先生といっても鳩山氏の就職先は爺さんが作った私大(専修)である。実際どうだったか知らないが、恐らくコネだろう。官僚上がりでも法律家上がりでもなく、勿論政治秘書なんて汚れ役もしたことがなく(自分の秘書は犯罪人にしてしまったが)、全て「金」と「コネ」だけでここまで泳ぎついてきた。それが鳩山首相の実際である。と冷静にみれば、この人の無能っぷりには納得がいく。
 とはいっても、こういう無能人を党首にそして首相に選んだのは我々国民の責任でもあるので、彼の無能ぶりがもたらす国の不具合は我々国民が甘受しなければいけないのだが、これからリーダーを選ぶときには、もっと個人としての能力(資金や背景ではなく個人そのものの力量)にもっと注目すべきではないかと最近激しく思います。

徒然:花見・ホフマン

2010-04-08 | Weblog
全く更新してませんでした。
新年度はあまり好きではないですね。私は年末(年度末ではない)が好きです。

徒然
1)子供が保育園に行き始めた。やはり別れ際は号泣するらしい・・・遊び始めると笑顔になるらしいが。子供も頑張っているのだから自分も頑張ろう。
2)花見に行った。新宿御苑は大混雑だったが、近くのお寺の境内が満開で素晴らしかった。おじさんが苦手な子供には新宿御苑はちょっと怖かったようだが、お寺ではテケテケ歩き回って周りの人に愛想を振りまいていた。
3)地元の洒落た珈琲屋がお気に入りに。古い長屋を改造したものだけど、色壁やら吹き抜けやら、小さな空間に工夫が満載で勉強になります。ブランデーグラスで出てきたアイスカフェオレが吃驚するくらいに美味しかった。
3)久しぶりにライオンへ行った。ヨーゼフ・ホフマンの古いライブ録音が流れていたが、そのメリハリの聴いたテクニシャン振りと鳥肌がたった(曲目はモシュコフスキー、ラフマ、ショパン、リスト等)。ホフマンはラフマニノフと双璧だった奏者で「小さな巨人(手が小さかったらしい)」と呼ばれていた。録音が少ないため本の中でしか存在を知らなかったのだが、初めて聴くことができた。そして感動した。昔の音楽家の演奏は絶対に今の演奏家と何かが違う。そして恐らく音楽に限らず、昔の人は人間としての彫りが深いように思う。今の人間は寿命こそ伸びたけど伸びきったゴムのような人生しか歩めない。文化の飽和。
4)同じく、ダニール・シャフランというソ連のチェリストの録音も聴いた(ストラヴィンスキーのプルチネルラ(イタリア組曲)。こちらも音の美しさとメロディーセンスに脱帽。ソ連ではロストロと双璧だった奏者なのだが、生涯ソ連に留まったためいわゆるメジャーレーベルからの録音が少ない。そのため西側、特に日本での知名度が低い。最近廉価のセットが出たようなので購入してみよう。
5)境界:都の西側のように、どこまでもだだっぴろく広がり続ける土地はなんだか落ち着かない。だから住居を定めるときに積極的な候補にならなかったのだろうと今になって思います。今暮らしている町のように歴史的な境界や土地の起伏、河川で区切られている土地は、暮らしていて「はまっている」という安心感があります。