Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

徒然

2006-07-31 | Weblog
 週末は米国の友人を一緒に泊まりながら都内を案内した。まだ22歳という若い研究者の卵だけど、どういう分野で勉強して、どうやって教授になるかというヴィジョンが明確に出来ているところに米国的向上心を感じた。一緒に歌舞伎にも行って玉三郎とか見てきました(立ち見)。気づいたこと。もっと日本の文化を知ろう。連れて行った小さな居酒屋が非常にグッドだったのがよかった。ウナギの白焼きが最高でした。

 というわけで、現在非常に疲れていまして、疲れると精神的に鬱な方へとメーターがふれます。とにかく、疲れることと睡眠不足は嫌いです。気持ちの良い布団でぐっすり眠るのが人生の最大の幸福。眠りの質にはこだわりたいですね。人間の3大欲求は「食欲」「性欲」「睡眠欲」。まさにその通り。

 読んだ本:ディックの「スキャナー・ダークリー」。アシッドノベルの最高峰だが、SFの観点ではエルドリッチの方が好きかな。この本は麻薬依存だった作者が一緒に暮らしていた麻薬中毒仲間のことを克明に描写していて、極端なまでに刹那的になっていく状況と状態を読んでいると、人間って結局何なんだろう?と考えさせられる。後書きに廃人になった友人がずらっとリストになっている。

 

フルトヴェングラーとショパン

2006-07-27 | Weblog
フルトヴェングラーの日記(随筆)を読むと、ショパンについても幾つか言及している。非常に評価していたのがわかる。

「強靱さと心情を兼備したショパンのような天才は他に存在しない。」(1945年)

ウナギが高級品に:コンビニにウナ丼があるのがおかしい。

2006-07-18 | Weblog
 幼魚が年々獲れなくなったことに加えて、今年から農薬への規制が厳しくなったので、大陸からの輸入が激減。正直なところ、ウナギってのは昔から高級淡水魚の雄で、庶民が適当に食べるものではないのです。大体、スーパーに蒲焼きが山積みされたり、コンビニ弁当としてうな丼が販売されているほうが異常なのです。ウナギは専門店へ行って高いお金を払って食べましょう。
 ちなみに、ウナギの稚魚のことをシラスウナギというけど、所謂シラスとは全く別です。あのシラスはカタクチイワシ(にぼしの魚。不漁のマイワシとも全くの別種)の幼魚です。

どうでもいいこと。黄金聖闘士

2006-07-17 | Weblog
 久しぶりに聖闘士星矢を読み直してみたが、ゴールドセイントが出て来ると格段と盛り上がる。各星座に対応する12人を、誰一人としてキャラが被らないように描き分けているのがすごい。まあ私は乙女座なので、乙女座のシャカが最強という位置づけには非常に満足です。しかし、蟹座とか魚座の人は気の毒だな。12人中、悪キャラはこの2人だけ。特に蟹座の扱いの悪さは訴えてもいいくらいのものだ。大体、名前がデスマスクだし、やられると「あじゃぱー!」とか叫ぶし。蟹座そのものは、友人の海蛇を助けにいって逆にヘラクレスに踏みつぶされてしまったという友情に篤いカニなんだけどね。

ファイズは名作だと思う。

2006-07-13 | Weblog
 役者の演技がちょっとあれだったが、貫かれた世界観は芸術的だった。まず悪役のモンスターがなんとモノトーンの造型で、今はやりの「積層装甲」そのもので神秘的。(最近も精巧なフィギュアが出ましたね。写真=ロブスター怪人)ベルトはあくまで戦闘システムということで、能力があれば敵でさえも変身可能。ライダーは3種類出て来るけど、同じ会社製の兵器なので、基本的に技の種類が一緒。色とフォームが違うくらい。こういう所がね、くすぐるね。私はちょっと悪役っぽいカイザがお気に入りだったのだけど、このカイザのカイザスラッシュという必殺技の描写を撮った人は神だと思います。まあさすがにDVDセットや模型を買うほどではないけど、最近はYou Tubeのように、何でも無料で見る事ができるので嬉しい限りです。

 YouTubeで最初に探したものはダンバインのOPでした。次は最強ロボ・ダイオージャのOP(これをもう一度聴くのは夢だった)。

「韓国語には受け身が無い」

2006-07-12 | Weblog
 あるサイトで韓国人の留学生が、韓国人の「情」というものについて短い論文を書いている。興味深い1例が挙げられていて、簡単に言うと相手が迷惑がっていても自分がよかれと思えば親切を押しつけ続けるというもの。これが韓国的な「情」というものらしい。そして以下のように分析している。

「韓国語には基本的に「受身」が無い。「雨が降る」はあっても、「雨に降られる」という表現がない。悪く言えば、親切を受ける相手方より、親切行為を行う「自分」が強く意識されているようにも思われる。。」

 韓国語には受け身表現がないのか・・・。衝撃だ。韓国人の行動・考え方には理解不能なことが多々あるが、彼らにとっては根本的に自己表現したもの勝ちということらしい。こういう困った隣人とつき合わなければいけないのは、非常に疲れるものだ。

マキシマム・フォルテッシモ!! by スヴェトラーノフ

2006-07-11 | Weblog
 ラフ2を勉強しようと、評判の高いプレヴィン=LSOを買ってみたが、これを「名盤」なぞと褒め称える人はあまりオーケストラ演奏というものを聴き比べたことがない人に違いない。一体、この弛緩しまくったメリハリのない散漫な演奏のどこが名演なのか?久々の大はずれだ。ディスク・ユニオンへ直行である。
 もともと、ラフマニノフの交響曲の音源としては、スヴェトラーノフの旧全集を持っていたのだが、この全集中の2番では残念ながらカットが入っているのだ(プレヴィン盤はカット無し)。しかし、プレヴィンの演奏を聞いてみて、いかにスヴェトラーノフの演奏が尋常でないのかがわかった。歌いまわし、テンポ変化、メリハリ、パワーいずれも超ド級。1楽章の重厚さ、2楽章の疾走感、3楽章のメロメロさ、そして4楽章の炸裂具合。調べてみると完全版の録音もあるようだ。速攻で購入するぞ。スヴェトラーノフの偉大さは、ファンのサイトに詳しく書かれているが、彼が好んで使った言葉に「マキシマム・フォルテッシモ」というのがあったらしい(笑)。聖闘士星矢の技みたいでツボにはまった。しっかし、このファンの方の文は読むだけで熱くなる!まさに私が理想とする指揮者像のひとつである!一度、生で見たかったなあ。

徒然;ミサイル、ガタック、ゲド

2006-07-09 | Weblog
 ミサイル乱射。もうこうなったら好きなだけ撃たせてみた方がいい。そのうち、打つ手がなくなって本当に撃つしかなくなる。一発でも日本の領土に着弾したら、その瞬間から堂々と反撃できる。こういう時のために日本もトマホーク巡航ミサイルを持ちたいものだ。キムのお陰で、お気の毒だが「朝鮮人=クレイジー」の図式が完全にでき上がってしまった。朝鮮民族は独自の力でこの問題を解決しない限り、未来永劫この評判がついてまわるだろう。そして、これまでの歴史をみる限り、朝鮮民族は自国の力だけで、自国の大きな問題を解決したことがない。

 仮面ライダーカブトにクワガタをモチーフとした仮面ライダー「ガタック」が登場。謎の多い俺様キャラの主人公カブトに対して、純粋な熱血バカタイプのクワガタ。なかなか、よいのではなかろうか。でも、ガタックって名前はどうよ?クワガタのStag Beetleにかけてるのだけど、最初は「は?ガンタンクですか?」と思っってしまった。しかし、慣れとは恐ろしいもので、今はこれはこれで格好いいのではなかろうかと思う様になってしまった。主要武器はクワガタの顎をモチーフした二刀流「ダブルカリバー」だが、プラスとマイナスの2本を併せると、必殺の「ライダーカッティング」に!。今週初登場だったけど、私には「高枝斬りばさみ」にしか見せませんでした。

 ゲド戦記なるジブリアニメが始まるそうだが、そろそろ世間の人もジブリには飽きてきているのではなかろうか?いつも同じ顔だし、ひねったキャラがいない。顔をみれば良い人か悪い人がすぐにわかってしまう。まあ私にとって「ゲド」と言えば、オーラーバトラー「ゲド」なんですけど(写真)。ダンバインは名作だよなあ。富野作品ではガンダムに次ぐ傑作だと思う。地と海の境界にある異空間が舞台で、そこにすむ甲殻獣の殻と筋肉を加工してロボットを作るというなんとも天然物化学な設定に萌えます。この夏にDVD発売するんだよねえ。買うべきかな。