Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

終わりの始まり

2009-08-31 | Weblog
 日本再生の始まりとなるか、日本終焉の始まりとなるか。

 自民にはびこる老害排除を希望していたのだが、森元さんとか古賀さんとかまだいるようです。エロ拓さんは落ちたようです。AV男優に転身?捲土重来の時は意外に近いと思うので、現在の巨人軍のように若手を中心とした新しい党になることを期待します。衆愚政治のど真ん中を走っている日本ですが、今回の例でもわかるように愚である衆は手のひら返すのも早いです。

 まあ私は白票だったわけです。結局どこにも賛同できず。消費税ゼロを掲げていた幸福党も魅力でしたが、さすがに・・。外国人参政権には絶対反対だし、子供をもつ身として日教組の復活も困る。かといって、今の自民メンツに何を期待していいのかわからない。麻生さんはよくやったと思いますが(自民凋落の最大の原因は前任者です。)

 民主党はどんな法案でも一発で通せる絶対多数を手に入れたのだから、「子供支援金」を出来るだけ早く施行してください。マニフェストの最重要項目だったのですから、これだけはぶれないように。月々26,000円で中学卒業までですよ。これは大きい。単純計算で合計400万円くらいもらえることになります。しっかりと貯蓄して学費にあてようと思ってます(消費なんかしませんよ、子供もための支援金なんだから)。といっても他で増税されて、結局のところ家計としてはマイナスになったりして。

 この先は・・民主内でまずごたごたが起こり、小沢派が分裂して自民と連立というシナリオが考えられますか・・。もともと大連立を画策して人だし。でももうそこまでの体力も支持もないか?いずれにせよ、政界再編を強く望みます。

1/1

2009-08-30 | Weblog
 観てきましたよ、お台場ガンダム。無理かなと思っていたけど、親類縁者の助けを借り、勢いで行ってきました。いやいや、凄い人の群れ・・・「ガンオタ死ねよ」とまじで思いました・・(ってお前がまず死ね)。そんな中に無謀にも子連れ狼状態(ベビーカー)で突入してしまったのです。ゆりかもめ内ですでに阿鼻叫喚地獄だし、会場の海浜公園は砂埃で五里霧中。集まって来ている人間は汚い中年たちばかり・・・(お前もだよ)。偽ガンダムしか知らないような子供世代は完全にアウェーでした。さて海浜公園に凛と立っていた1/1ガンダムは・・・ご立派。アニメに比べると、ちょっとスレンダーで、デフォルメがキツイ気もしたけど(カトキ?)、まあそれは仕方がない。全高18メートルって大きいものですね。あんなのが飛び跳ねたり格闘したりするわけで、そりゃ地球人口の半分が死滅するわけです。個人的にはシールドを背負ってとライフルを構えて欲しかったのだけど、そこまでは無理か。
 今回の企画は我々の世代にとっては感動ものでしょう。同世代でガンダムに興味が無い人は「もぐり」だと思っています。でも下の世代のガンオタはただのキモオタなんですが。展示は今月いっぱいでおしまいらしいけど、ガンオタの動員力は半端でないのが証明されたわけなのだから、毎年1体ずつ新しいモビルスーツを作っていけばいいのにと思います。来年はズゴックあたりでお願いします。

星々の悲しみ

2009-08-27 | Weblog
欧州へ行きたい。綺麗な街並みを観たい。オープンカフェで昼間っからビールを飲みたい。夜は演奏会へ行きたい。・・・なんでこんな汚い国で一生過ごさなければならないのだろうか?

読んだ本
宮本輝:「星々の悲しみ」。7つの短編が収められていたが、半分は死をテーマにしたものだった。どの作品も作者の実体験をもとに描かれている。読んでいるときは胸がしめつけられるが、その後にどうしようもない空虚感にも襲われる。表題の作品もよかったが、「西瓜トラック」が一番印象に残った。名作。

フルヴェン:バッハ管組3番(有名なAirが入ってる曲)。大地が震えるような重低音に支えられた荘厳でかつ官能的なバッハ。第一曲目の大伽藍的な壮麗さと、続くアリアの極限的な木訥さとの対比がたまらない。

子供にペットボトルの開け方を教えた。スクリューキャップを初体験。くるくる回るキャップを理解?したときの目の輝きときたら!

危機管理

2009-08-24 | Weblog
 新型インフルエンザが蔓延しているようですね。身近に感染した人が出たため、妻子を里帰りさせたりもしたのですが、とりあえず自分は感染していなかったようで助かりました。しかし今度は自分の体に発疹がでたりして一難去ってはまた一難の日々です。普通のインフルエンザも参戦してくるこの冬を一体どうやって乗り越えたらいいのか頭が痛いです。合奏の練習もマスクをつけたままこなす偉大な先輩を見習ってマスクマンになるべきでしょうか?この夏は危機管理の重要性を強く思い知らされました。浮かれ踊ってきた日々はもう過ぎ去ろうとしています。35歳あたりが人生の大きな転換点と言われてますが、それを強く実感しますね。


この先の人生に待ち受けている大きなミッションは以下の通り。

・子育て
・ローン返済
・親の介護

 これらを自分の力で無事こなすことができるか不安で一杯です。自分のこれからの人生は危機管理が主軸になるのではないかと思います。とりあえず早いところローン返済が軌道に乗って欲しいものです。例えポックリ死んでも団信で家族に住居を残すことができるからです。そろそろ自分の保険もきっちりと見直さないといけない時期に来たと思います。生命保険は内容もシステムも全く不理解だったのですが、周りの薦めで所帯を持ったときに入りました。そのときに初めて知ったのですが、生命保険って健康でないと入れてもらえないのですね。自分にはたいした病歴がなかったので審査は問題なかったのですが、これを知ったときはちょっとゾッとしました。お金がかかるからとか、当分必要ないからと先延ばしにしているうちに、健康を害して保険に入れなくなったなんて話がよくあるそうです。学生生活が長い大学院生なんかは、こういった社会的常識から長く隔絶される危険があるので気をつけるべきだと思います。年金システムもどうなるかわからないので、個人的に積み立てておくべきかもしれません。親の介護は必須なので介護保険なんかも・・・。給料は大幅に上がる見込みのないどころか、下がってばかりです。色々考え直さないといけません。

勝間女史

2009-08-21 | Weblog
 最近話題の「勝間和代」さん。昨晩もNHKに出演して働きすぎる日本人の問題点をわかりやすく説明していました。私はこの方を漫画誌モーニング上の連載記事で知ったのだけど、主張する意見には共感する部分が多いです。さて、働く自立した女性というと、やはり気になるのは結婚しているのか子供はいるのかということ。こういう見方は非常に失礼かもしれないけど、やはり男性としてはそこをチェックしてしまう。過激なフェミニストには独身が多い(例:田嶋陽子、堂本暁子)。独り者だからフェミなのか、フェミだから独り者なのか?その辺りの真実を知るのは難しい。勝間さんは3人の子供を育てており、1人はもう成人しているとか。うむむ凄い。子育てと仕事を両立させてきたわけですね。素晴らしい。でも離婚2回で現在独身。・・・・・・・・・ちょっと醒めました。やはり普通の家庭におさまる人ではないようです。

葡萄と郷愁

2009-08-20 | Weblog
節約生活(メリハリ生活)遂行中のため、できるだけ本やCDを中古で購入するようにしています。そんな私にとって古本屋、特にブックオフ(出ました)は相変わらずありがたい存在です。最近は宮本輝なんかを通勤時に読んでます。巧い作家ですね。「葡萄と郷愁」という作品を読んだのだけど、なかなか心に響くものがありました。日本とハンガリーに住む二人の若い女性を主人公にして、人生の大きな分かれ道となる数時間後の電話の返事までに至る心の変遷を様々な部分で対比させながら描いています。読む年齢によって色々な感じ方が出てくる内容だと思うのだけど、この二人の女性が下した決断が正しかったのかどうかはあまり問題ではなく、人間は成長過程で築き上げた価値観からは簡単に抜けられないということが描かれているいるのだと思います。人間の決断なんてのは悩み抜いて決めたようにみえても、実のところ答えは最初から決まっていて、悩みや葛藤なんてものは世間と自分の外面との折り合いをつけるための理論武装を施す作業でしかないのです。「自分が何者であるか」を知ることこそが人生なのではないのかと最近は思うようになりました。

4年後に消費税は15%になるらしい。民主ネクスト大臣が漏らす

2009-08-19 | Weblog
政策討論会で次の内閣経産担当大臣・増子輝彦

「民主党政権で4年間、予算編成して予算を見直し、無駄を省いて、景気をよくし、将来不安をなくす。これで安心となれば消費税の議論をさせていただく。場合によって10%に上げるかもしれません。15%に上げるかもしれません。そのとき税制改革をきっぱりやっていきたい」。

・無駄をなくそうーなくなったーじゃあ増税
・無駄をなくそうー無理だった(自民と官僚のせいと言う)ーやっぱり増税

どちらにしても大きな買い物は早くしたほうが得策なようですね。

引きこもり

2009-08-18 | Weblog
 家族全員で風邪をひいたので、お盆は都内に引きこもってました(土日を入れて5連休)。外出も殆どせず、もっぱら家事と子守に徹したのだが、このぐらい何も予定をいれずにひたすら休むと「休んだ!」という気になる。人生のなかでも初めての経験かもしれない。日本人の休暇は短い日程に目一杯レジャーを押し込んだりするから、全然休暇になってないのではなかろうか?
 何かのスイッチが入ったのか、子供がひたすらお喋りするようになった(勿論、喃語で)。ハイハイしているときも、つかまり立ちしているときも、1人遊びをしているときも、ずっと「ダーダー」「デデデ」「ブルブル」などを、音程に高低をつけて音色豊かに話している。仕草のほうも、バイバイがマイブームのようだが、「いただきます」と「ごちそうさま」(両手を合わせる)もずいぶんと様になってきた(まだ若干拍手と混同している感じだが・・・。)悪戯をするときに、振り向いてちらっと大人の顔を確認するようになった(これがまた可愛い)。携帯電話がお気に入りで、与えると四六時中いじってるのだが(デジタルネイティブ!)、すでに無言電話と白紙メールを数件発信している。ランダムなボタン操作による偶然の結果とはいえ、送信相手が全て大先輩ばかりでちょっと狙いすぎ。体の中の神経がすごい勢いで整備されている最中なのだろうが、非常に面白い。

ぶりぶりティル

2009-08-11 | Weblog
酒井法子の旦那が逮捕された場所は、聖地の前だったそうです・・・。まあ場所柄、全然不思議じゃあない。前々から噂は蔓延していたそうで、知らぬはテレビの前の善良な視聴者だけだったと。裁判員制度のPRビデオにも出ていたそうだけど、きちんと身辺調査しろよな・・・。

フルヴェンのティル:1953年のライブ録音。演奏はベルリンフィル。フルヴェンはリヒャルトの人格(ちょっと俗物)にどの程度敬意を払っていたのかはわからないが、初期の傑作群を高く評価しており、特にこのティルを気に入っていたらしい。SP時代の録音にはリハーサル風景も残されている。死んだ年の1954年にもいくつか録音を残しているが(映像もある)、前年の1953年のライブが一番フルトヴェングラーらしい演奏だと私は思う。私が持っている録音は協会盤だが(カップリングは同日のベト8、翌年のドンファンとインタビュー)、市販のものと違って変なマスタリングを施してないので実際にホールで響いた音を脳内で再現できる(ように思う)。私見だが、こういった古いモノラル録音のライブ録音はスピーカーでなくヘッドフォンで聞くことをお薦めする。この時代のライブ録音の情報は、1本のマイクを通してただ「吸い上げた」だけのものであり、複雑なオーディオ機器を通して聴くことを想定していない。当たり前だが、なにごともゴールまでの過程が多くなればなるほど当初の真実はやせ細っていく。ヘッドフォンを用いると、環境への拡散や反射で情報が希釈されたりねじ曲がってしまうことを防ぐことができる。部屋を暗くして、大音量でヘッドフォン越しにフルヴェンライブを流しすと、頭蓋骨がスピーカーとなり脳の芯から音楽が炸裂して、「ぶりぶりのりP」ではないが確実に飛べます(ただし、他の指揮者の演奏で同じことをやっても脳内麻薬が出ないので音量に耐えられないので不可)。話は脱線したが、この時期のベルリンフィルは、すでに戦後の闇時代をぬけて完全に復活しており、各ソロパートの自在な節回し早回しは圧巻である。演奏のドラマチックな構成は、さすがはフルヴェンというべきで、短い曲の中に納められた数多くの場面転換を徹底的に掘り下げている。全体としてテンポは快速であるが、粘るところは徹底的にいやらしく粘り、たたみ掛けるところは「一生勝てない」と思わせるぐらいにたたみ掛けてきます。驚喜と狂気が突風のように駆け抜けていくギリギリ感漂う演奏です。これを聞いてしまうと、名演と名高いカラヤンの録音でさえ、無機的で平べったくつまらない演奏と感じてしまいます。リヒャルトが好みの人ってあまりいないと思うのだけど、これは是非お薦めしたい録音です。

フルトヴェングラーを聞くと自分が何者かを思い出させてくれますね。つまらないものを「興味深い」とか惰性で言うことに慣れてしまっている偽善で欺瞞な自分を見直すことができます。

日々是決戦

2009-08-10 | Weblog
 日々是決戦でクラクラです。でも懸案だった週末をなんとか乗り切ることができ、気分的に楽になりました。実は週末にはある小さな本番があったのだけど幼児連れでのアマチュア合奏活動の限界を思い知らされましたよ。演奏に集中できない周りに迷惑ってのもあるけど、なにより子供本人が可哀想。突然(片)親はいなくなるし、知らない場所で周りは知らない人達ばかり。パニックになって当然です。こういう経験も社会への第一歩なのかもしれないけど、折角の週末に親の都合で子供を大泣きさせる意味を見いだすことができません。
 結局会場には子供と一緒に待機する場所がなかったので、喫茶店を基地にして、お寺にいったり公園にいったりと色々と子供の気をそらす作戦をとり続け(他人の演奏は1つも聞かず)、最後は子連れ狼(乳母車)で夕暮れの町中を1時間半ほど散策しました。一駅先に昔下宿していたアパートあったので、15年ぶりくらいに訪れてみました。今から考えると驚くべき高額の家賃だったあのアパートはしっかり建っていました。住んでいた部屋にも誰か入っているようです。アパートの前の巨大な桜の木も元気そうでした。不思議に郷愁は感じなかったのですが、随分と贅沢な町に住んでいたことに驚きましたね。恐らく自分の人生の中で一番高級な住宅街だと思います(現在住んでいるところとは雲泥の差)駅前の商店街も大分替わっていたけど、洒落た小料理屋を数軒発見しました。貧乏学生だった当時は気づきもしなかったのか、それとも引っ越してから出来た店なのかはわからないけど、今ならフラリと入ってしまいそうなお店でした。住んでいたころも大好きだったけど、町として小さく綺麗にまとまっていて本当に素敵な所です。色々と覗きたい(確認したい)店もあったけど子連れ狼なのでそれは不可。またの機会に。少し離れた所だけど当時通い詰めた個人経営の中古レコード・CD屋も無事存在していました。あそこでは随分とフルヴェンのCDを購入させていただきました。どうしても最後まで見つけることができなかったベートーヴェンの2番8番のCD(EMI初期版)も、偶然に発見した友人からの通報であそこに買いに走ったんだよな。いい時代でしたね。

お塩

2009-08-04 | Weblog
押尾さん逮捕:女性の変死体も見つかってるようだし、なかなか香ばしい事件です。演技は殆ど観たことありませんが、子供が生まれた時の記者会見は観ました。

押尾さん「子供の名前は、リ ア ム」
レポーター「アはちっちゃい"ァ"だったりしますか?」
押尾さん「ちげーよ!L I A Mだよ」(照れ笑い)

お茶目な人だなと思いました。(結構好きです。)巷に流れている「押尾語録」は非常に面白い。
「生き様だけが、俺の死に様を決める」とか名言だと思うのですが。(本人が言ったのかどうかは知らない。第三者の創作の可能性大)

麻薬使用を否認しているようだけど、「俺にとってはあんなの麻薬ですらない」ぐらいの悪態をついてもらいたかったものです。土壇場でへたれはかっこ悪い。

とほうです。

2009-08-02 | Weblog
首相の読み間違いとか叩けないだろマスコミさんよ・・・
訃報を「とほう」と呼んでしまうキャスター。


色々と大変です。今月来月あたりが勝負か・・・。自分らの生活を徹底的に見直さないと。

久しぶりに連日楽器を練習した。初日は悲惨だったが翌日はよく鳴ってくれた。やはり毎日少しでも弾くことだな・・・。あのメロウな響き、たまりませんね。



オーシャンズ:観よう観ようと思っていてやっと観ました。遅すぎか。内容はスティングの現代版(まあオーシャンズそのものがリバイバルだが)で、きめ細やかな脚本と設定で、娯楽映画としては超一級品。この映画はとにかくキャストが凄すぎる。クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシアと、男でも惚れてしまうようなイケメンの垂れ流しっぷりに圧倒されます。やはり白人にはかないませんよ・・・。骨格がね・・スーツの極まり具合がアジア人とは根本的に違う。こちらとしては着流しの市川雷蔵あたりをぶつけないと勝負になりません。それにしても、アンディ・ガルシアは貫禄出てきたなあ。デニーロっぽくなってきたような。アンタッチャブルやゴッドファーザー以来のファンなのだが、新たなドンという感じか。