Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

ファイトクラブ

2015-07-25 | Weblog
色々徒然

・ファイトクラブ:久々(10年ぶり?)にしっかりと観た。「俺たちは消費の奴隷だ!広告に煽られて、欲しくもないソファや車やブランド品を買わされている!人生は職業でも財産でもない。痛みだ!」。もろ手を挙げて賛成したい。役者よし、脚本よし、監督よし、テーマよしの全く穴のないカルト佳作。キューブリックの「博士の水爆への愛情」に匹敵する作品。
・新国立競技場:初期案が立地条件的に不可能だった時点で、ザハ案は却下すべきだった。
・新国立競技場:結局は「サッカースタジアム」なのか?興業的にそれが一番確かというのならそれでもいいが、果たしてそれは「国立競技場」なのか?
・森元首相(78歳):ラグビー経験を常にアピールするが、実は早稲田にラグビー推薦(それもオヤジの力)で入学するも、1年の夏にはついていけずに退部したという経歴。スポーツ推薦だから、ある意味「裏口入学」なわけで、学力的には早稲田レベルに達していないといえる。後に所属した早稲田雄弁会での「アホ」「鮫の脳みそ」という揶揄は決して誇張ではないのだろう。調整力があるのかどうか知らないが、もう80歳が近いのだから誰か本格的にそろそろ引導をわたすべき(自民党の支持率は上がるだろう)。
・安保法案:左翼連中の「戦争法案!」「徴兵制!」といったレッテルにかき消されて、法案の真の姿は国民の伝わらなかった。「もっと議論を」が野党の口癖だが、正しい情報を自ら打ち消ているのだから、まともな議論になるわけがない。「安倍自民はナチス!」と弾劾するのは自由だが、そういった姿勢が国民の眼をふさぎ、多数決での強行突破を助長しているとは気づかないのだろうか?
・民主主義:自分の意見が通らなければ「民主主義が機能してない」とまで言うようになった。確かに今の小選挙区に問題はあるが、民主党はこの小選挙区で政権交代したわけなのだし、民主時代に票の格差を是正するチャンスはあった。しかし自分たちの議席を守るために、議席問題を後回しにしたつけが今である。「国民の声」を代表しているというのなら、選挙で勝ってみればいい。まあそうは簡単には勝てないだろうが、そのとき「なぜ勝てないのか」ということを冷静に分析してもらいたい。それが出来ない限りは、野次ることしか能がない「万年野党」に甘んじるしかない。私は決して自民党が好きではないが、現状では自民党に入れるしかない。

続く

宮城

2015-07-12 | Weblog
・国立競技場:責任のなすりつけあいになっているが、政治家は決して「見直す」と言わない。土木業界に首根っこ押さえられているな。次の選挙の実弾確保。しかし、このまま強行すれば政権の支持率のガタ落ちは間違いない。これは究極の選択。
・軍艦島:そもそも世界遺産にふさわしいのか?富岡製糸場もそうだが、極東小国の産業革命の瓦礫なぞに何の価値が?田舎の観光地化を国際問題にするとは。
・ギリシャ:チンピラ理論でどこまで粘るのか楽しみにみている。ドイツには「出来る男はつらいね」と慰めたい。
・ドンキホーテ:ドンキホーテは狂気でも正気でも誰に対しても誠実で優しかった。結局そういう話だったのかと奇妙な感動。
・ウンベルト・エコー:今さらだが振り子を読む。
・20年後:再読中。絶対王政時代における王と貴族と僧侶の奇妙な関係が面白い。デュマの描くこの時代の世界観はいつでも魅力的だ。大好きなアラミスが本領発揮でますます胡散臭くなってきた。彼が登場するとわくわくする。
・デュマ:古本屋でデュマの伝記を見つけ購入した。作者はアンドレ・モーロワ。知らない人だが、フランスの著名な小説家にちて知識人とのこと。
・宮城:宮城県って「宮城(きゅうじょう)=皇居」なんていう大それた名前つけてるんだなと今知った。