Wilhelm-Wilhelm Mk2

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中国に最先端技術を売ることは、国を売るようなものだ

2011-06-30 | Weblog
くそ暑いですね。

徒然
・中国が日本の技術供与で開発した新幹線を特許に:日本はいい加減「中国・韓国・ロシア」は敵国だと認識すべき。JR東海の会長の言葉「中国に最先端技術を売ることは、国を売るようなものだ」・・・まさにそのとおり。

西山審議官:更迭。うーん優秀な人のように見えたのだがもったいない。不倫で更迭・・路上キスした細野モナ男がいつのまにか大臣になっているというのに。西山氏本人は意外にほっとしているのかもしれない。もうこれでヅラ姿をテレビに曝す必要もなくなったわけだし・・・。この人、クラリネットが大変上手との噂。さらには某大学管弦楽団のOBではないかとの噂も・・。

で、この更迭について海江田が「情報を発信するというのは、やはり国民からの信頼がなければいけないわけで ございますから」と述べていたが、。 ・・新任の細野モナ男へのあてつけか?





キャンセル

2011-06-28 | Weblog
クラシック業界が東電を訴える:原発事故で来日キャンセルが相次いだその責任をとれとのこと。正直な感想は「タカリ」。これまで原発のつくる電気で夜遅くまで興業をうっていたのに、手のひらを返すか?東京は放射能の危険はなかったのに、それを過大に報道したマスコミこそが訴える対象なのでは?そしてそれをきちんと奏者に説明して来日してもらわなかった業界の努力不足もあるのでは?来日演奏家が減ると日本のクラシック音楽の発展が滞るなどと言ってるけど、東京には10ものプロオケがあり、200以上のアマオケがある。奏者も余ってる。CDもいくらでも手に入る。ストリーミングでベルリンフィルも聞ける。本物が聞きたかったら現地にいけばいい。なければないで何とかなおるのがこの世。困るのはおこぼれを預かっていた斡旋業の彼らだけ。

実は我が家も某カルテットのキャンセルをこうむったのだが、その失望怒りは矛先は決して東電などではなく奏者に対して。その奏者は手を故障した(軽く)などと言って直前にキャンセルしてきた。正直に「原発と地震が怖くて弾けません。許してください!」といえばいいのに仮病使いおって、このチキン野郎。音楽が人々の心になにか訴えることを本質とするのなら(芸術家はいつもそうおっしゃるが)、今こそ活躍するときはないというのに。といっても奏者も人間で、家族もあるから苦渋の選択ではあったのかもしれないが。

キャンセルの話といえば・・新日フィル監督のアルミンクがこの団体初のオペラ公演をほっぽり出したことで叩かれてますね。客演ならともかく音楽監督のくせに逃亡はいただけない。おまけに日本への来日をキャンセルしておいて、その間は欧州で振っていたらしい。男じゃないねえ。このアルミンク、父親がグラモフォンの社長で、監督になれたのは小沢征爾の推薦というコネ臭満載のプロフィールである。1度だけ彼の演奏を聴きにいったけど、なんか指揮はギクシャクした操り人形みたいで、数千円払って聴くか?というレベルだった記憶がある。俳優のように顔が綺麗で背も高いイケメンなんだが、それとコネと金がなかったら実際にプロで振れていたかなと。まあそういうのも実力だし芸能界ってそういうものなんだろうけど。私の好みに合わなかっただけでもう一度聴いたらわからないが、まあ新日フィルなんてこの先聞くこともないし。あのオケ、女ばっかりだし。

ちなみにメータは震災後に急遽来日してチャリティーでN響を振りましたね。

正義

2011-06-23 | Weblog
徒然

・もんじゅ作業:落ちた配管を引き上げるそうだが、分速6センチで9時間かけるそうだ。それだけ慎重にやらないと原子炉に傷つけてしまう・・・つまりかなり瀬戸際の作業ってことか。怖いな。

・サッカー松井(全く知らない)と加藤ローサ(よく知らない。ハーフ?)が結婚:どうでもいいのだけど、交際半年、妊娠4か月・・・おまけに遠距離・・ニュースでは爽やかカップルとか言っていたけど、ただのデキコンです。ちなみに男性のほうは離婚歴ありだとか。

・菅直人:粘るねえ。マスコミや野党は「国民がノーといっている!」とか叫んでるけど、実はこれでも3割程度の支持率がある。まあ積極的支持ではないけど替りもいないし、さらにややこしくなるならこのままでいいんじゃないか?

・卒業式の起立問題:もはや拘りつづけることがアイデンティティなんだろ。差別利権と一緒。日本を軍国化しない、全体主義にしないというのが最終目的なら、教育者として授業や生活でそれを施すべき。

・電子書籍が停滞:日本人のいったいどれだけの人数がきちんと読書していると思っているのか?ばか杉。

・正義というものはただの相対的価値観でしかないと思っていたのだが、最近、美しいことが正義なんじゃないかと思ったりもする。

・早くなんとか第二の人生へ踏み出したく、その夢想を糧に仕事している自分がいる。今の仕事のまま年齢を食う、老人化するのか何としても避けたい。といっても食っていかないといけないので簡単に投げ出せないし。逆算すると夢の実現化の方法は1つぐらいしかないのだが・・・・

コンセプトカー

2011-06-22 | Weblog
夏ですね。たくさん汗をかきましょう。

車はもってません。おそらく今後ももつことはないでしょう。家に車庫ありませんし。でもメーカーのつくるコンセプトカーを眺めるのは好きです。エンジンとかスペックは全くわからないので、外観の鑑賞だけですが。ジャガーのこれとか、アルファロメオのこれとか、ランボルギーニとか。ランボルギーニはフラッグ車種の命名センスがまたいけてます。カウンタックとかディアボロとかムルシェラゴとかレヴェントンとか。名前の意味あいよりも響きがいいですね。そしてコンセプトが「理論的な機能性」「ステルス戦闘機を意識」「精密ボディ」「完璧な仕上がり」・・・なぜか日本はこういったスゴーイ!ものが造れませんね。数値重視とかお客様対応重視だからか、宣伝が下手なのか。センスが決定的にないからか。でも戦艦大和とか作っちゃたりしたんだからできると思うけどな。こういった車はどこを走ったらいいのでしょうかね?コンセプトカーだから市道はそもそも走らないのだろうけど、少なくとも日本の公道で走ることは許されないでしょね・・見た目的に。てか不細工な日本人は乗ることすらも許されない?やはりキリっとかっこいいコーカソイド(白人)が歴史ある錆びた古都やバカンス都市なんかで乗り回すのがいいのでしょうね。

最近またブレードランナーを観たのですが、ここに出てくるスピナーという空飛ぶ車のデザインも結構いけてます。ガルウィングですね。

セミアイス

2011-06-15 | Weblog
セミのアイス:にわかには何のことだか理解に苦しむが、文面通りセミを具材にしたアイスである。アメリカはミズーリの話。(注:虫アレルギーの人は気分を害する危険があるので読まないこと)


「ミズーリ州コロンビアにある自家製アイスクリーム屋「スパーキー」(Sparky’s Homemade Ice Cream)。従業員たちは、店の裏庭から死んだセミを回収。そして、それらをよく煮てからチョコレートでコーティングして、ブラウンシュガー&バター風味のアイスに混ぜた。ちなみに、セミの羽は煮る前にほとんど取り除かれているのだが、パリパリとした食感を出すという理由で、少しだけ加えられたという。このセミアイスを売ったところ、なんとバカ売れ。従業員がお店のショーケースに入れる間もなく、ものの30分ほどで売り切れてしまったとか。」

ナマコやウニといった無脊椎動物をあれだけ嫌悪する西欧人が虫を食べるのか?食虫文化はアジアやアフリカのものかと思っていたので驚きだ。材料は13年おきに大量発生するセミだそうだが、農薬の混入もあるとのことで販売停止になったそうだ。それにしても、材料は死んだセミ・・・少なくとも生きていたものを使ってほしいものだ。

Wikiで調べてみたが、アジアでは結構食べられているらしい。幼虫(それもキノコの生えた)冬虫夏草は定番かもしれない。「セミ味噌」には驚きだが、沢蟹をまるごと使う「カニ味噌」を考えるとそれほど突飛なものではないかもしれない。以下wikiより転載。

「中国や東南アジア、アメリカ合衆国、沖縄などでセミを食べる習慣がある(昆虫食参照)。中国河南省では羽化直前に土中から出た幼虫を捕え、素揚げにして塩を振って食べる。山東省では、河南省と同様の方法の他、煮付け、揚げ物、炒め物などで食べる。雲南省のプーラン族は夕方に弱ったセミの成虫を拾い集め、茹でて羽根を取り、蒸してからすり潰して、セミ味噌を作って食用にする。このセミ味噌には腫れを抑える薬としての作用もあるという。」

オケ団員にも天下り

2011-06-14 | Weblog
定年退団した奏者が、客演首席または特任首席とかいう名前で他団体へ再雇用されるケースを最近いくつか知った。たとえばN響ヴィオラのT氏。日本ヴィオラ会の重鎮で読響からN響へ移籍する際もソロ首席みたいな肩書きを与えられて別格の扱いだった。このたびN響を定年して都響で「特任」として着任したらしい。もう1例が昨年事故で首席バス奏者を失ったセンチュリー。春から「日本センチュリー」というまた香ばしい名前に変更したらしいが、ここのバス首席に都響を結構前に定年退団したカリスマ奏者A氏を客演首席で招いている。実際、再雇用された人々は腕も経歴も文句なしなのだろうが、どうもなにかひっかかる。アンサンブルの底上げをするためか、集客力をあげるためか(あると思えないが)・・・。底上げに本当にその特任首席が必要なポジションとしたら、公募でオーディションはしたのだろうか?熟達した奏者から若手への技術の継承・・・とでも言えば、まあそうかなと納得しないでも思うが、じゃあ若手にはそれほどに人材がいないのだろうか?別に日本人に限らなくてもいいのではなかろうか?やはり日本的な「天下り」の匂いを感じてならない。ウィーンフィルやベルリンフィル(比べて失礼だが)では首席クラスとなると、決まって若手をオーディションで抜擢しているように思う。才能は天賦のものであって年輪じゃないということなんだろうが、常に新しい風を吹き込ませて世代交代を促していく健全さを感じる。

また特にN響なんだが、メンバー表にみられる役つきのややこしさはいったい何なのか?首席、首席代行、次席、次席代行・・・次席ですら代行がある、なんだそりゃ。どのオケにもそれなりに奏者の序列はあるのだろうが、公式HPにそれを事細かに載せてしまう神経があまりにおしゃれでない・・・。さらに階層の頂点であるソロコンマスの腕が、ガッカリ大王だし。ちなみにウィーンフィルのメンバー表では首席は上位に来ているがマークはつけられてない。ベルリンフィルもソロ首席と首席と表示はあるが代行なんてものはない。ソロコンマスも仰々しくトップに独立して飾られていたりしない。バイオリンの先頭にあるだけ。ウィーンフィルではただ「コンサートマスター」にくくられている。

サド

2011-06-13 | Weblog
色々

・佐渡裕:ベルリンフィルの演奏を観た。学生時代まだ彼が東京でよく振っていたときにサントリーの人民席(P席)で何度かみたが、50を過ぎてもあの発汗力に衰えはないことを確認。ビールかけでもしたのかと思うぐらいの濡れっぷり。人間の頭部からあれだけの液体が分泌されることに驚きを隠せない。貫禄がでたこともあるが、過去に散々苦しめられた「ダンシング」は大きく退化していたように思える。肝心の演奏は・・選曲のせいもあるが相変わらずの爆演・・・といってスヴェトラのように爆演を売りにするほどではない。「汗だくで頑張ってた。よかったよ」・・・全力系。音楽として何か感じるものがあったのか?と言われるとうーん?まあ放送だし。他の指揮者なら感じるのかと問われても、まあほとんど思いつかない、特に最近の人たちには。さて次はあるのかな?どうだろうか?前半の武満。ホールで聞いたらその不思議な音響に感ずることもあったのだろうが、テレビではいかんとも。5色の服(作曲者指定)を来た打楽器奏者達がなかなかアーバンで、どこのコンテンポラリーグループを呼んできたのかしらと思ったが、ベルリンフィルの団員たちだった。多国籍の楽器も見事にこなしてさすが。
・続いてラトル指揮の巨人を観た。シンガポール公演。この曲やラトルに興味はないのだが、件のソロをどうするのか早回しで確認。全員演奏かと思ったらソロだった。豪州出身イケメン長身トップの演奏を初めて聴く。長い指を生かして拡張ポジション・・つまりポジション移動なしで処理してた。ビブラートもほとんどかけず。さすがに上手だった。このイケメントップ・・弾きっぷりも熱く見栄えもいい。最近アンコ型ばかりだったのでたまにはソップ型もよかろう。
・他に気付いた点:コンマスのダイシン・・背が低いせいかもしれないが足を投げ出して弾くのが大変きになる。最近安永さんのコンマスを映像でみたのだが、足をぐっと開いて背筋が伸びて大変カッコよかった。ヴィオラの新しい若いトップも初見。イスラエル出身のカルテット上がりだそうだ。それよりも前の方に座る巨躯の男性の暑苦しさに目がいく。巨人では清水さんも出ていた。やはり凛としてかっこいい・。クラリネットにも若い首席が。名前をみるとオッテンザーマー。ウィーンフィルのクラ奏者オッテンザーマー氏の親戚か?と思ったら、次男とのこと。さらに長男は今ウィーンフィルの首席になっているとか。親子3人でウィーンベルリンの首席クラを独占。恐るべし。

メルトスルー・・・どこまで落ちた?

2011-06-08 | Weblog
メルトスルー・・・英語の響きでは緩いが、日本語では「原子炉貫通」・・・なんとも恐ろしい表現に。圧力容器の底を溶かして格納容器にまで達していた可能性・・・本当に格納容器で止まっているのか?格納容器も突き抜けて地下施設とか地盤まで達していないのか?溶融した燃料が何度なのかしらんが、そう簡単に冷えて固まると思えないのだが。

延命

2011-06-03 | Weblog
不信任案のドタバタはとんだ茶番だったが、結果として小沢、鳩山、そして裏で仕切っていた自民の長老どもを炙りだして一気に殲滅できてわけで、これでよかったのかもしれない。菅直人、なかなかの策士にして勝負師。学生運動で鍛えられただけのことはあるか?その腹黒さを政策や外交にいかしてもらいたいものだが・・・。1つ評価できることは「若い世代に責任を引き継いでもらい・・」と明確に下の世代への禅譲を示したこと。小沢や鳩山にはもう回さないぞと世間に公約したわけだ。小沢一郎、これで完全に終了か?共に造反した部下は20人に満たず、それも1回生ばかり。裁判も悪いほうに向かっているようで、師匠の田中角栄や金丸と同じ道をたどっているようだ。金の切れ目が縁の切れ目。もう今後は表で力をふるうこともないかもしれない。
不信任案は否決になったが、民主党としてはちょっと延命しただけに過ぎないわけで、引き続き選挙も負け続けるだろう。支持率を上げたいのなら、小沢鳩山はもちろん菅直人も含めて老人は全て引退させて、若い世代だけで引っ張るようにすることだ。前原、岡田、枝野、馬淵、玄場・・・自民党よりは手札が多いように思うのだが。自民党の中堅って、河野太郎とか石原某とかこれまた世襲のばかりだし。

「人間は嘘をついてはいけない」鳩山由紀夫

2011-06-02 | Weblog
鳩山由紀夫「人間はウソをついてはいけない」・・・

 突っ込まれることを期待して発言しているとしか思えないが。恥のない人間って本気でこういう発言をしてくるから困ったものだ。遺伝子的に生まれついたものか、家庭環境で後天的に身についたものなのか・・・。いずれにせよ、人間として「クズ」の部類に入るのは間違いあるまい。こういう人間は自分の保身については天賦というべき才覚をもっているが、今回のドタバタも自分の派閥、部下が思った以上に追従しないので焦っての行動だろう。まあ、こういう人間を2大政党の党首幹部に選んだのは我々国民だから・・・我々もクズの片割れということになるか。これではイタリアの首相のことなんてとても笑えない。

 解散したら次はないことを民主が十分に判っていると知った本日のドタバタ劇だったが、最大でも2年後には総選挙が来るので、それまでに自民党も他党も老害を駆逐して体制を整えておいてほしいものだ。何度もいうがオバマ大統領は今年でやっと50歳。一方日本では、小沢70歳、鳩山64歳、管65歳、谷垣66歳・・・。超大国アメリカが40歳代の人間を大統領を選んでいるのに、じり貧の島国が残りカスの年代をリーダーに据えている。もういっそ枝野(47)あたりを一気に総理にしてみたらどうだろうか?




鼻つまみもの

2011-06-02 | Weblog
この時期に不信任案カードを切った自民党のセンスのなさもなんだが(谷垣総裁の空回りが気の毒)、小沢と鳩山は自分たちが世間で鼻つまみものになっていることに気づいていない。新党作ってもチルドレンは全滅で派閥の半分も維持できないだろうし、今の自民党が組んでくれるとは思わない。そもそも選挙になれば自民党は単独で勝てるのだし。なんだか新党に鳩山弟やマスゾエやらを巻き込もうとしているらしいが、全員でダストシュートへ飛び込んでくれればいいのだが。

一番良いシナリオは・・自民も民主も老人をすべてを放り出した上で大連立だな。