Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

徒然:タブレット純

2022-04-28 | Weblog
高速徒然
・4℃の水中で人は30分と持たない。これは氷水に手をつければすぐにわかること。タイタニック号の死者の大半は海に落ちた人たち(ボートに乗せてもらえなかった人たち)だった。寒い海に出るということは命の危険と背中合わせということを人はもっと知るべき。
・テッポウムシの動画:ブログでしか知らなかった野食ハンターさんのYoutubeを知り、そこで初めてテッポウムシの動画を見た。テッポウムシとはカミキリムシの幼虫のことで昆虫食では相当美味に入る。採集シーン(薪割りの副産物)を初めて見た。見た目はあれだが、一度食べてみたい。
タブレット純:ふとしたことで知った芸人さん。年も近い。見た目は女性?だが男性である。昭和歌謡のスペシャリストで若いころは本当の歌手だった。そのため声もよくギターも大変上手い。芸もレトロな郷愁をさそう歌謡漫談というジャンルに入る。こういうきちんとした「芸人」さんが注目を集める世の中になってほしい。
・二畳庵の人:東大を出てあちこち放浪し、今は森に2畳の小屋を作って暮らしている人がいる。哲学的な話や独りぼっち生活の工夫などが聞けていい。すこしあこがれる。最近、森の中でひとりでギターを弾いている動画を挙げていて、アコースティックギターってアナログで和音も出せて、さらに軽くていいなと思った。
・自分の合奏:なんだかんだで合奏活動は順調であり、週末はほぼ練習に赴いている。弾く曲は新曲ばかりでよい。しかし自分の楽譜より子供の楽譜を見ている時間のほうが圧倒的に長い。おかげで和音重音に強くなってきた。
・交響曲:交響曲って派手で実入りも大きいから作曲家としては頑張ってしまうのかもしれないが、作曲家のやりたい音楽が必ずしも反映されてはいないのだろうなと思う今日この頃。何度も言ってるがベートーヴェンの神髄はピアノソナタにある。バッハの神髄も宗教曲より器楽曲にあると思うのだな。
・華氏451の新訳:さらっと読了。読みやすくなっていると思うが、それ以上に何度読んでもこの本の世界観に震える。国民を大量消費と大量搾取、刹那的で抽象的なテレビ放送、コミック、スポーツ観戦漬けとし、考えることをしないように読書を禁止にしたデストピア。驚くべき記述は「2022年に始まった核戦争で・・・」という部分。鳥肌がたった。
・プラモデル:ギャプラン旧キットが終盤に突入。色々と苦労も多いがクラフト作業は楽しすぎる。
・長年望んでいた本がついに発刊され手に入れた。これは次回。

ゼレンスキーは胡散臭いポピュリスト

2022-04-25 | Weblog
ウクライナのゼレンスキー大統領について、巨悪の「ロシアに一人で立ち向かっているヒーローのような報道が多いが、ロシア侵攻直前の支持率は僅か25%であり、もはや死に体だったことはあまり報道されていない。この人は政治経験を全く経ずに、大統領の演技をしていたからということでコメディアンから大統領になってしまった人である。就任当初はロシアともEUともうまくやっていくと宣言していたが、ウクライナ右翼勢力の突き上げをくらい、さらに期待外れからくる支持率の低下から、アンチロシアへと軸を移したわけである。これは支持率が下がると反日を騒ぎだす韓国の政治家とよく似ている。結局昨年10月に膠着状態の東部にて、ドローン攻撃による挑発を行い、それによってロシアの侵攻の口実を作ってしまった。ロシアの戦争犯罪は明白であるのだが、もしゼレンスキー氏が大統領としてもっとバランスのとれた政策や対応をしていれば、すくなくとも今回の侵攻による犠牲者や街の損壊は免れ得たわけで、その意味でゼレンスキー氏は自分の保身と目立てばいいというスタンスを軸に動いているポピュリストでしかない
日本は国益の立場からも、この胡散臭いゼレンスキーにはあまり関わらないほうがいい。

鎌倉殿:今後のどろどろ

2022-04-22 | Weblog
歴史教科書では語りつくせない複雑な血縁関係から生じるドロドロが後半戦の見どころとなる。視聴者はどこまで耐えらえるのか。
・源義経:平氏討伐での活躍を頼朝に敵視され、平泉に逃亡するが藤原氏に裏切られ殺される。
・源範頼:曾我兄弟の仇討の際の発言で頼朝に関与を疑われ、修善寺で討たれる。
・全成:妻が時政の娘であるため勢力を増すが、二代将軍の頼家に疎まれて追放され討たれる。子供も義時に討たれる。
・畠山重忠:時政と牧の方(宮沢りえ)の娘婿(平賀朝賀)と酒席で争い、牧の方の要請で時政に討たれる。
・和田義盛:北条一族の排除を狙って親戚の三浦氏と挙兵するが、三浦義村が土壇場で裏切り一族は滅亡。
・梶原景時:御家人からの排斥願いにより蟄居、京へ逃亡中に一族ともに討たれて滅亡。
・比企能員:二代将軍頼家の後見として勢力を強め北条と対立。頼家の病気後に時政・政子に討たれる。
・源頼家:比企氏を重用したことで政子・時政と対立。病気後に軟禁。修善寺で時政に討たれる。
・平賀朝雅:妻は時政と宮沢りえの娘。2人は実朝を排して平賀を4代将軍にしようと企むが政子・義時に阻止される。平賀は京で打たれ、時政と牧の方は追放。
・源実朝:北条の後ろ盾で3代将軍になるが、頼家の息子公暁によって鶴岡八幡宮で刺殺される。公暁を唆したのは義時との話もある。
・大江広元:最後まで幕府No2を死守。ただし承久の乱では長男親広が官軍につく。親広の妻は義時の娘。乱後に離縁。
・北条泰時と朝時:泰時の母は側室であったため、正室(比企氏の娘)の息子である朝時が嫡男とされていたが、朝時の女癖が将軍実朝の不況を買い、義時から一時義絶され、泰時が3代執権となる。泰時と朝時(名越氏を継ぐ)の関係は良好だったとも微妙だったとも。名越氏は本来北条嫡流であるため、泰時以降の得宗一族から警戒される。



上総広常

2022-04-20 | Weblog
劇的な展開で謀殺されてしまった大河の上総広常。学芸会のようなキャストがひしめく中、佐藤浩市が唯一まともな「俳優」として光る演技をしてくれていたので、予想していたことではあるが彼の退場は至極残念であった。
上総広常は千葉常胤(今回の謀反の首謀)とは親戚(またいとこ)であり、上総千葉の両氏とも平将門の叔父の平良文を源流とする坂東平氏の主流であった。平良文の息子の平忠頼は、将門の娘を正室としたので、上総千葉の両氏には将門の血も伝わっていることになる。そういう意味で現在の千葉県茨城県においては、坂東平氏こそが古くからの支配層であり、源氏などのは後からきた新参者と言える。千葉県が「千葉」を冠しているということは、上総下総安房における坂東平氏の歴史を肯定しているわけである。そう考えると、将門誅殺のために建立されたとする「成田山」などは、千葉の土地のおいては外敵であると思った方がいい。
上総広常にはいくつか伝説があり、最近割れたことで話題になった「殺生石」に大妖怪・九尾の狐を封じ込めたのも広常とされている。上総広常は頼朝の挙兵時に必ず出てくる人物だが、下の学研漫画で描かれているような傲岸扶桑な態度が、長らく典型的な上総広常像だったろう。死後1000年経ったのち、愛されキャラとして描かれ、名優の演技でこれだけ人気者となりえたことで、上総広常もあの世で大満足なのではなかろうか。

テレビのバラエティー番組が本当にくだらなくて

2022-04-12 | Weblog
先日テレビをつけたら(子供が)、タレントがYoutube動画をみて、それに驚かないように耐えるという番組をやっていた。タレントも芸を披露する必要がなく、撮影もいらないので製作費もほとんどかからない、制作側からしたらお手軽な番組なんだろうが、これをみて視聴者は一体何が得られるのか?レイ・ブラッドベリの「華氏451度」に民衆をテレビとラジオで緩い感覚的なことしか考えられるないようにしてしまう世界が描かれているが、まさにそれが現実化していると思った。華氏451度は伊藤典夫氏による新訳の存在を知ったのでそちらを入手中。

「ブラッドベリ自身は『この作品で描いたのは国家の検閲ではなく、テレビによる文化の破壊(a story about how television destroys interest in reading literature)』と2007年のインタビューで述べている」wikipedia

Youtuberに投げ銭する狂った世界

2022-04-11 | Weblog
Youtuberのライブ配信で「自分の質問に答えてほしい」がために、投げ銭(数百円から万くらいまで)することが当たり前になっているらしい。そもそもYoutuberがくだらない(本当にくだらない)映像を流して、その再生回数で広告費が入るという「労働と対価」を全く無視したシステムも理解不能なのだが、さらにそれに視聴者が金を与えるという、もうどう噛み砕いて理解していいのか全くわからない世界になっている。同様に虚構のネットゲームの課金システムも頭おかしいと思っているが、もしこれが時代についていけないと言われるなら、「そんな時代はさっさと滅びてしまえばいい」と本気で思うこの頃。天皇家も令和を最後に滅びてしまえばいい。

コンビニレジの外国人をみると複雑な気持ちになる

2022-04-02 | Weblog
先月末のニュース
「日本に住む義務教育相当の外国籍児13万3310人のうち、7.5%に当たる1万46人が不就学または不就学の可能性があることが25日、文部科学省の調査で判明した。」
これは身近に体験している。子供の小学校の入学式には外国人の子供が何人かいた。そして卒業の時にはほとんどいなくなっていた。言い方が悪いが服装からお金持ちの子供という感じはしなかった。名簿の名前からして国籍はエスニックな感じだった。子供クラスにいた外国人の子供は日本語が全くできなかったそうだ。日本語ができない子供に日本の義務教育のカリキュラムはきつすぎる(日本人でも相当数が小学校で落ちこぼれているのに)。小学校に来なくなった外国人の子供たちはいったいどこで何をしているのか。親の祖国に帰れるタイミングを逃した場合、結局まともな教育を受けないまま日本で成長してしまうことになる。学歴や経歴がないのだから就ける職業も限られてくる。日本の中で彼らにはどのような人生が待っているのだろうか?劣等感と疎外感は人を悪い方向に導く大きな原動力となる。
外国の人の能力が低いとか人種的な優劣があるとかそんな話ではない。子供をきちんと育てる力とコミュニケーション力がない外国人が、異国で居続けると、お互いによろしくない未来になるということ。日本は治安もよく温暖で居心地もよく人も基本的に親切だ。アメリカみたいに通りすがりに暴言を吐かれたり道行く車からものを投げられたりはしない。彼らの祖国よりいい生活ができるのかもしれない。しかし、コンビニでよくみる外国人の人たちは本当に幸せなんだろうか、この先どうなるのだろうか?彼らの家族は日本でいったいどうなるのか?といつも複雑な気持ちに囚われてしまう。