Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

HG

2005-10-30 | Weblog
最近妙にはまっているのがレイザーラモンHGです。ゲイ(芸)風はどうでもいいのですが、あの美声がいいですねえ。

「どーもーハードゲイでーす!」

(そういう意味ではダイナマイト四国もよかった。)

彼は来週のハッスル・マニアでインリン様と闘うわけですが、同志社大時代はで学生プロレスをしていたそうで、新日本プロレスのイケメン若手ホープ:棚橋選手とライバルだったそうです。実際、格闘技のセンスもかなりのものでアマチュアの域を超えているとか。(体も大きいしバランスもいい)プロレスの世界でも新境地を開いて欲しいものです。
HGの動画はここで無料で沢山鑑賞できます。

ハッスルを見て来た、元彌恐るべし!

2005-10-27 | Weblog
ハッスルを見てきた。後楽園ホールでの興行。ハッスルは初観戦だったのだが、正直なところ恐ろしく楽しかった!まず

インリン様来たー!! ほんと天才ですよ。日本語上手いし。演技も上手いし。彼女のブログは必見。

ケンゾー夫妻来たー!! いやーケンゾー上手くなったなあ。昔は「塩」レスラーの筆頭だったのに。アメリカでの苦労をしっているから応援するぞ。そして芸者ルックで出て来た妻のヒロコ様。アナウンサーあがりだけあって声の通りといい度胸もさすが!WWEで通用していただけはある。彼女のブログも必見!(鈴木浩子のブログ)

そして「元彌」来たー!本日のMVP。テラスから狂言口調で戦線布告、そのルックスの良さと声の大きさ通りの良さは流石の一言。格が違うね。狂言とか見たくなってしまった。(和泉流宗家とか言っていたのはいいのか?)

さらには天龍来たー。いやーまさか天龍が見れるとは思いませんでした。これでもうハウスは昂奮のるつぼ。

川田来たー、小川直也来たー、そして最後に「高田総統(写真)」来たー!!今日は昂奮した客のヤジが多くてさすがの総統も喋りにくそうだったが、いやー本当に好いキャラだ。総統コールには昂奮してしましました。バッドラック!

残念ながらレイザーラモンHGだけはビデオレターでの参加だったが、(HG vs インリン様)は見たいぞ。横浜アリーナはほぼ完売らしいから観に行けないがビデオで見るとしよう。しっかし、こんなに盛り上がって3000円程度なら全く損なし。お客さんもツボを心得ているし、興行としては大成功だと思う。興行スタイルとしてはアメリカンプロレスの真似ではあるが、総合格闘技がここまで市民度を得てしまった以上、日本のプロレスもこの形態でやっていくしかないのかと思ってしまった。

ブーニン。息子さんと共演するそうです。

2005-10-09 | Weblog
 昔のイメージでいつまでも若いと思っていたら、きちんと息子さんがいてこの冬に共演するらしいです。ブーニン親子の共演コンサート
 自分にとっては、スタニスラフ・ブーニンというピアニストは本当に思い入れが深い奏者いうか、好い意味で自分の思春期に多大な影響を与えてくれた人です(ちょっといいすぎか)。ロン・ティボーとショパンコンクールに優勝したブーニンは自分の中では間違いなくヒーローで、実は写真を額にいれて飾ってたりしました。さらに西ドイツへ亡命のニュースの取り扱われの大きさとか、その顛末を記した自叙伝とかを読んでソビエト連邦という共産主義政権下における芸術家の実情(西側での演奏の際には、亡命されないようにオケの中に覆面監視員を常駐させるとか)を知って衝撃を受けたりとか、何かと青春期に影響を与えてくれた演奏家なのです。そのマスクは俳優並みに甘く、スタイルはモデルのようにスラットしていて、その文句の付けようも無いリアルな貴族オーラを感じる毎に(顎が割れてるのちょったアレだが)「もし生まれ変わったらこういう人種になりたいなあ」とか思っていましたよ。
 演奏中は汗をポタポタ流しながら倒錯的に弾くのですが、音は固めな柔らかさで自分が一番大切にしたい音質の剛柔の変化が絶妙だし、歌い回しは情緒に溢れているし、テクニックも素晴らしいし、聴いていて一気に引き込まれるというか、自分が一番はまる弾き方をしてくれる演奏家でした。(それに比べるとキーシンは好みではなかったです。)。グラモフォンに録音していたころはショパンコンクールでの劇的な優勝の勢いを保っていてよかったのですが、EMIに移ってから録音も悪くなるし本人もスランプだったようで今ひとつ何かぶち抜けないというか、テクニックも雑になった感もあって積極的に録音を集めなくなりました。一説によれば本人の真面目さから来る考え過ぎとかマネージメントの失敗とか(これは今でも思うのだが)と色々と理由はあるようですが、それでも演奏活動はコンスタントに続けており色々な作曲家を試したりと、最近は昔ほどではないにしても世間的な評判も復活してきるように思います。
 今、若い頃にグラモフォンに録音したショパンの即興曲集を聴いてますが、溜息がでるほどの素晴らしさです。今回の息子さんとの共演のニュースとか最近の録音や演奏会の評判を読んでいると、過去の呪縛から脱して随分と脱力した新しい境地の演奏をしてくれるような気がします。シューベルトが絶品だったという評判も聞きましたし。今後はモーツァルトとかシューベルトのような路線がはまってくるのかなあ。そういえば昔にLDで見たモーツァルトのピアノ協奏曲は素晴らしかったな(どこかの小さなイタリアのオペラハウスのライブ)。11月にサントリーでソロリサイタルをするのでチケットを探してみようかと思います。

ウィーンフィルを聴いてくる。シューベルトプロ

2005-10-08 | Weblog
聴いてきました。ミューザ川崎での公演。指揮はムーティ。

シューベルト;ロザムンデ序曲
シューベルト;未完成
シューベルト;グレイト
(シューベルト;ロザムンデ間奏曲)

 ホールに入るなり舞台上のバスの台数と首席の楽器をチェック。よーし八本あるぞ、ライドオーン!いやー古楽器演奏とかいって小編成だったら嫌だなと思っていたんですよ。そしてトップの楽器が、レンベーク来たー!!初めてポッシュ氏のオケ弾きを見れました。(オペラとか室内楽はあるのだけど)
 というわけで、今回の演奏会はムーティがどうとかよりも、バスの1プルトに集中していたわけです。まあ演奏会全体は良くも悪くも「ウィーンフィル」でして、ムーティが無難に振る中、キュッヒルが暴走するというお決まりのパターン(笑)。配置はヴィオラが崖にくる通常配置で、未完成までが7-6-5-4-3、グレートで8-7-6-5-4のフル編成。ウィーンフィルの弾き初めの感想で巧い!と思わないのはいつものことですが、音末の響きとか、ヴィブラートとか、弱音での絶妙の美しさはやはりウィーンフィル。ウィンナーオーボエの危うさもまさにウィーンフィル。ウィンナーホルン最高ー!グレートは2楽章と3楽章がよかったですね。取りあえず、ウィーンフィルの弦はトップがでかく弾いて、後ろがそれを超えない様に合わせるという王道スタイルですので、爆発的な音量ではベルリンフィルには敵わないですが、独特のアンサンブルの妙が味わえます。
 ロザムンデ終了後に何やらバス1プルトのポッシュ氏とギュットラー爺さんの間でごにょごにょ会談が。どうもチューニングがしっくり来ない様でして、お互いペグを回してチョコチョコと微調整を。というのも、次の未完成の冒頭がこれまた非常に目立つ場面ですので気にしたのでしょう。それにしてもポッシュ氏の弾き方は感嘆意外のなにもなし。室内楽のときにその妙技がよくわかるのですが、ボーイングもピッチカートも本当に多彩です。しかし、どう見ても他の団員は適当?に弾いてる様にしか見えないのだが。まあ音量は恐ろしいくらいに出ていたのであれもウィーンフィルなのでしょう。グレートが終わって拍手がわき起こる中、再びバスだけは各プルトでぼそぼそ会談が。ポッシュ氏なんて拍手が続く中、早回しのパッセージをさらって首をかしげたりしてるし。どこか気に入らないところがあったのかもしれません。そういえば、ボーイングのミスは多かったな。打ち合わせ不足?まあそれも含めて非常に楽しめました。グレートの弾き方にかなりいいイメージが取り込めましたよ。今ならベルリンよりウィーンの方が好きだな。

ここ最近愚痴だらけなので本業を!フルヴェンの「フランク」!

2005-10-04 | Weblog
 近々フランクの交響曲を弾くことになるのですが、これまではデュトワ・モントリオールの非常にクリアの録音でスコアを読んだりして慣れてきたわけです。しかし最近は大分曲も把握したので、もとのフルトヴェングラーの録音に戻ったのですが、聞いた途端、

「がはー!、今までのはなんだった!遼来来!」


 という衝撃でしたよ。勿論、私が聴いたのは1945年に行われたウィーンフィルとの所謂「亡命直前ライブ」なのですが、大抵の場合は一番沢山聴いた録音に「毒される」ってのが定説にも関わらず、フルヴェンの演奏を一度でも聴いてしまうと、行き成り「生まれ変わった!」というくらいの「脱皮感」にさらされます。 とにかく凄い。どう表現していいのかわからないけど、これまでの人生を「全否定!」って感じです。理性的に分析すれば、上昇音形での圧倒的な高揚感に加えて、その後のカンタービレへの絶妙の融合間。各フレーズの恐ろしいまでの美しさと緻密さ・集中力、これぞフルトヴェングラー!これぞ音楽!これぞ舞台芸術!という感動ですよ。
 私は20年程度フルヴェンの筋金入りの信者で、こういったフルヴェン的感動には慣れっこな筈なのすが「否!」。フルトヴェングラーの演奏はいつ聴いても新鮮な興奮と同時に圧倒的な官能の坩堝に叩き落してくれます。いやあ、こんな感動できてなんて得な人生なんだろうと思ってしまうくらい感動しますよ。是非この録音を聴いてください。


 しかーし!同じフルヴェン・フランクでも「スタジオでは最高の録音」とか評されているロンドンレーベルのものは、フルトヴェングラー的にはかなり「劣化」なものなのであれがフルヴェンのフランクだ!なんて納得しないように。一般人は評論に騙されて大抵はこちらを買うことが多いんですけどね。基本的にフルヴェンはライブなんですよ。(だってフルヴェン本人がスタジオ録音を嫌っていたのですから)有名な1951年のグレートのスタジオ録音だって、戦時中の幾つかのライブに比べたら「しょぼい」って感じです。(市販に足るって感じでは合格か)。
 まあ真のフルヴェン愛好家ならライブとスタジオの差は「一耳瞭然」ってとこですがね。あーはは。

「終わりじゃー!」

2005-10-02 | プロレス
今日は代々木でレッスル-1があったのですね。いやあ、全くマークしてませんでしたよ。あの曙と三沢が試合するなんて!でスポナビの速報を見ると、

「曙は「終わりじゃー」と叫んでヒップドロップを狙うも、小川がかわして尻もち。だが、曙は向かってきた三沢をラリアットでなぎ倒し、串刺しタックルから四股を踏んでのギロチンをさく裂。」  

なんとも昂奮させるストーリー展開が!試合自体は三沢がランニングエルボーで曙からピンをとったようですが(写真)、この曙の「終わりじゃー」って言う叫びが聴きたかった。アピールを挟んでの必殺技というムーブは、プロレス的には王道なので是非今後も続けて欲しいと思います。実況掲示板では好意的な論評が多数なので、曙のプロレスラーとしての能力はなかなかなもののようです。ちなみにメインで出場したボブサップは、案の定酷い試合をしたようですね。まあサップのプロレスセンスの無さはもう有名というか、それでアメリカではクビになったくらいですから。地上波でどっかやってくれないかな。

プロレス民営化 大仁田厚の心意気

2005-10-02 | Weblog
 「男樹」溢れる大仁田厚参議院議員の「プロレス民営化」の写真がお気に入りです。趣旨は全く意味不明でしたが、議員の気合いの入った表情に小泉首相以上の強い信念を感じます。この会見は「郵政論争」真っ最中の8月2日に議員宿舎で行われました。大仁田議員は参院の郵政採決で欠席したわけですが、プロレス民営化のほうに頭が一杯で、意見を決めることができなかったのだと思います。大仁田議員のプロレス愛に乾杯!ちなみに、私は決を取る際の「棄権」「欠席」というのが一番「姑息」な技だと思っています。
 タイゾー君も議員を続けていくのなら、このくらい非常識な「器」を持たないといけないと思います。