ほめて育てることが良いと言われる昨今。私は「はたしてそうだろうか?」といつも思っている。以下の最新知見は興味深い内容だ。
「日本人はなぜ「挑戦」しなくなったか」
実力のない子供を無理にほめて育てると以下のようになる。
・「頭がいい」と褒められた子どもは、自分は頑張らなくてもよくできるはずだと思うようになり、必要な努力をしようとしなくなる
・「本当の自分は『頭がいい』わけではないが、周囲には『頭がいい』と思わせなければならない」と思い込む
・「頭がいい」という評価から得られるメリットを維持するため、ウソをつくことに抵抗がなくなる
この最後の「ウソをつくことに抵抗がなくなる」が一番怖い。さらに以下のようになる。
・「頭がいい」と褒められた子どもは、実際に悪い成績を取ると、無力感にとらわれやすくなる
・難しい問題に取り組む際、歯が立たないと「頭がいい」という外部からの評価と矛盾する。このとき、やる気をなくしやすい
・「頭がいい」という評価を失いたくないために、確実に成功できるタスクばかりを選択し、失敗を恐れる気持ちが強くなる
日本の現状がこのせいなのかかどうかはわからないが、若者たちの「豆腐」に例えられる弱いメンタルの一因になっている気がする。この世は死ぬまで競争である。首獲ってなんぼ、金獲ってなんぼである。その冷酷な現実を見せずに育てるのは詐欺というものだ。
「日本人はなぜ「挑戦」しなくなったか」
実力のない子供を無理にほめて育てると以下のようになる。
・「頭がいい」と褒められた子どもは、自分は頑張らなくてもよくできるはずだと思うようになり、必要な努力をしようとしなくなる
・「本当の自分は『頭がいい』わけではないが、周囲には『頭がいい』と思わせなければならない」と思い込む
・「頭がいい」という評価から得られるメリットを維持するため、ウソをつくことに抵抗がなくなる
この最後の「ウソをつくことに抵抗がなくなる」が一番怖い。さらに以下のようになる。
・「頭がいい」と褒められた子どもは、実際に悪い成績を取ると、無力感にとらわれやすくなる
・難しい問題に取り組む際、歯が立たないと「頭がいい」という外部からの評価と矛盾する。このとき、やる気をなくしやすい
・「頭がいい」という評価を失いたくないために、確実に成功できるタスクばかりを選択し、失敗を恐れる気持ちが強くなる
日本の現状がこのせいなのかかどうかはわからないが、若者たちの「豆腐」に例えられる弱いメンタルの一因になっている気がする。この世は死ぬまで競争である。首獲ってなんぼ、金獲ってなんぼである。その冷酷な現実を見せずに育てるのは詐欺というものだ。