Wilhelm-Wilhelm Mk2

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キリストも人間。醜く平等

2023-10-30 | Weblog
イエスキリストさんはただの人間でユダヤ教の改革者でしかなかったことを忘れてはいけない。自薦なのか他薦なのか神の子と称されているが教祖というものは自分を特別な存在だと宣うものです。これは仏陀しかり親鸞しかり日蓮しかりオウムの麻原しかり統一教会のエルカンターレもまたしかり、皆同じく解脱者だの預言者だのと吹聴してました。キリストもこれと同じ。なにも「特別な」エビデンスがないのだから。冷静に考えてみよう。なにをもって存在が不確かな過去の人間を今の我々が敬う必要があるのか。ヴォネガットはこう言っています「宗教的協議はあまりにも独断的で明白に発明されたたわごと」。我がORE教の教文にもこんなのがある「盲目的な尊敬は差別の裏返し
その神の子キリストを殺した民族がユダヤ民族だからと西欧社会は2000年もの間ユダヤ人を迫害し続けてきた。キリスト自身がそもそもユダヤ人(ユダヤ教)なのに。そしてユダヤ人も全く特別な存在ではない。おなじ人間であり立場が変わればいじめられっ子からいじめっ子となって他者を迫害する。キリストさん、あなたの安易な説法のおかげで2000年後の人間も変わらずに憎しみあってますよ。人間はみな醜く平等ってことです。

ジ・オ改造中

2023-10-28 | Weblog
ジ・オに苦しんでます。いやジ・オを楽しんでます。どっち?HGジ・オですが、こんなに原作に不誠実なガンプラってないのでは?と思うくらいの酷いデザインですよカトキさん。黄色くて肥満体ならばジ・オなのか?これはジ・オver.Ka(カトキ・ジ・オ)として売るべきレベルの改変です。とにかく気になるところだらけなので、あちこち切り刻んでは整形を試みてます。ジ・オは設定画が数カットしかなく、テレビの登場回数も3回と少ないので細部の情報がアバウトなんだよね、しかしそれがいい。

カトキ・ジ・オの上半身は体高が低く妙に前に張り出している。ジ・オをデザインした小林誠氏はポルシェのフロントを意識したとか言ったので、カトキ氏はそれを採用したのだろうか?私としては設定画や放送時のデザインどおり丸みを帯びたビア樽のようなボディを目指すことにしました。上半身を上下に切り離して角材を挟みパテで整形してます。まだまだ調整の余地が多いです。

腰のサイドアーマー(サーベルラック)ですが、本来は曲線的なエッジをもつ細長い形状なのに、カトキ・ジ・オはお弁当箱のようなデザインに修正されています。とりあえず、幅を詰めて角度をつけました。まだ短いので、切断して延長するつもりです。


頭部とフロントアーマー(直垂)も全面的に改修してます。なんとか年内には終わらせたいと思っていますがどうですかね。実は先日、ヨドバシでギャンのHGを見つけて購入し気分転換に組み上げてみました。合わせ目を消してサフも吹いたので、あとはササッと塗装して終わりにするつもりでしたが、HG独特のモデル体型のフォルムに納得できず、結局はパテ盛りしてORIGIN版ギャンへと摩改造に走っています。








アメリカの集団略奪事件にみる未来の日本

2023-10-26 | Weblog
アメリカでは100人規模の集団による集団略奪が常態化している。
アメリカで相次ぐ“集団略奪” 被害額は14兆円にも フィラデルフィアで100人の若者がアップルストアなどに押し入る|TBS NEWS DIG


大手スーパーやアップルストアに集団で押し入り、従業員や警官のいる前で堂々と略奪して去っていく。捕まっても低額の窃盗ならばすぐに釈放されるので(法律化された!)繰返してやり放題とのことだ。貧富の差が激しく人種のるつぼのアメリカならでは・・・と対岸の火事と思っていたら大間違いで、これは日本の10年後(5年後)の姿だと思った方がいい。日本でもいつのまにか、どこの地方へいっても外人(主にアジア系)だらけになった。働くために来日した彼らはまだ苦労しているが、次の世代になったとき、おそらく殆どの移民の子供は日本の教育が施されず(ついていけない)、そのまま地下にもぐり暴力組織に組み込まれるだろう。教育には金がかかる日本で、日本語すら不自由な彼らが義務教育でまともにeducateされるとは考えにくい。警察の力も貧弱で自衛の方法を知らない日本ではやりたい放題になるだろう。

線虫ガン検査にメスが入るか。怪しいと感じること

2023-10-13 | Weblog
線虫に被験者の尿を嗅がせて、ガンかどうかを判断する検査会社がある。最近は仲間由紀恵を使った広告を出したりとかなり攻めの姿勢だったが、肝心の精度が曖昧で信頼性がないという記事や社内の悪い噂などもあり、遂には学会が精度を調査することになったようだ。私もはじめは面白い発想だとは思ったが、今ではかなり胡散臭く感じている。その理由は以下の通り。

①線虫がかぎ分けるがん患者特有の尿中物質の特定がされていない。もし本当にそのような物質が存在するならば、その物質を標的にした高感度分析法を開発して運用したほうがよっぽど結果は安定する。ここまできて物質が特定されない、もしくは特定できないということは・・・
②社長の経歴から透けて見えるもの。社長は東大卒ー東大院ー学振ー京大ポスドクと華々しい経歴のあと33歳で九大で助教についているのだが、起業して退職するまで13年近く助教以上に昇進していない。
③これだけの有望そうなベンチャーなのに九大が関係していない。
④会社の名前が「社長の個人名」であること。あちこちのメディアに自分の経歴を詳細に載せてること。

なんとなくだが・・・こういう直観が一番当たっているというのが人生で得た知恵である・・この社長は自分を大きく見せることに精力を傾けるタイプの人間なのであろう。そしてこのタイプの人間は、平気で嘘をついたり事実を隠蔽したりする癖がある。これだけメジャーなベンチャー企業ならば出身の九州大学が積極的に応援しそうなものだが、現在のところ九州大学とは手切れなようで「現在、九州大学理学研究院および九州大学病院では、線虫を利用したがん検査の研究は行っておりません。検査の受付等に関して、電話やメールなどで問い合わせいただいてもお答えできませんのでご了承願います。」とつれない。

ここで思い出されるのが、指先から採取した一滴の血液だけで広範な遺伝子検査を行えるというベンチャー「セラノス」を立ち上げ、女性版ジョブズとまで言われたエリザベス・ホームズの事件である。結局、ごく微量な血液検査を可能にする先端テクノロジーはセラノスには存在せず、先行する話題と秘密主義と、そしてホームズのジョブズを真似た話術と雰囲気だけで資金を雪だるま的にかき集めていたことが発覚した。最終的にセラノスは崩壊し、ホームズは逮捕された。

ジャニタレは無関係な現場から排除すべき、素人は身の程しるべし

2023-10-05 | Weblog
 スポーツ観戦はテレビでさえも殆どしなくなったが、昨日久しぶりにバレーボールの試合をみた(30分程度だが)。なかなか日本が強くていい試合だった。後になってからはっと気づいたのことが、その放送がなぜか非常に「見やすい」放送だったということだ。一体何が違ったのかと考えてみたら、ジャニーズの応援がなかったことだ。本来スポーツ放送は、鍛えられたアスリートがプレイし、それを専門家が解説するというプロフェッショナな現場であるはずなのに、客寄せパンダとして招集されたジャニタレが甲高い声をあげて叫び続ける放送が10年以上も続いていた。こういう事態に(共感性羞恥的に)耐えられなくなり、なおさらテレビを見なくなっていたんだな・・と気づいた。今では、ジャニタレが報道番組でテレビキャスターをやっていたりもする。大学は出てるが、どうせろくに勉強もせずにお情けで卒業しているのに(文科省の「75%以上出席しないと単位は与えてはいけない指針」を完遂しようとしたら、日中のタレントの仕事なんか絶対にできない)、その似非学歴を看板にインテリぶっている。ジャニタレは舞台上での歌や踊りこそが本業なのだから、芸の精進だけに邁進すればいいのに、下手な演技で俳優ぶったり、漢字もろくに読めないのにコメンテーターやってみたり、たいした経験もないのに(あっても部活レベル)スポーツ解説やってみたりと、あらゆるところに首を突っ込んできていた。もちろんこれは会社の方針であって、タレントはtただ派遣されただけなのだろうが、今回の事件を境に、こういう素人集団が厚顔無恥に平気で他職の場にしゃしゃり出られる環境をリセットして、プロの在り方とは何かを見直したほうがいい、日本全体として。

イーロンマスクのお陰で一気に「ニューロマンサー」の世界が近づく

2023-10-02 | Weblog
この人のおかげでやっと「未来」が見えてきた。子供のころ「21世紀はこうなる」と言われていたことが何一つ実現せず、「人間の能力は飽和に達したんだな」と思っていたが、イーロン・マスクのダンプカーのよう牽引力による発明の嵐で、ここ10年で少し未来っぽくなった。日本のH2ロケットは安定といっても通算で70数回の打ち上げだが、イーロンマスクのスペースXは、年間で100回近くも打ち上げ、ほぼ成功しており、もう山手線レベルの安定さ。白眉なのは使用したブースターがパラシュートもなく垂直に下りてきて着陸すること。さらに同じロケットの使用にとどまらず、スペースX社からは新しい大型化ロケットが次々に登場してくる。このスペースXを用いて多量の人工衛星を軌道に配置したグローバル衛星インターネットシステムの「スターリンクシステム」が構築された。すでに1500基近い衛星が軌道に配置されているとのこと。自動運転の電気自動車であるテスラの開発、人型ロボット(アンドロイド)の開発、最近は脳にAIチップを埋め込む「ニューラリンク」の開発に力を入れ始めた。

ロケットもロボットも車も21世紀初頭は完全に停滞していた分野だが、1人の人間のリーダーシップのおかげで20年間でここまで伸びた。やはり開発には「リーダー」が必要だ。イーロンマスクの凄いところは「将来はわからないがとにかくやってみよう」的な「ぬるさ」ではなく、「未来はこうあるべきだ、こうなるべきだ、だからこういうものを作れ、直ちに」とゴールを明確にして最小限の経路と最短時間でそこを目指すことだと思う。ゴールの想像力、そこに至るための経路の逆算、クリアすべき課題の明確化、それが出来る才能・技術の確保・・・個人の人生としても見習うことが多い。(イーロンマスクの個人的な人格には色々な話があるようだが・・)