Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

クライバーン

2010-01-29 | Weblog
毎日100以上のアクセス・・・どこか壊れてるのか?
更新してなくてすいません。面倒なことは熟成(腐敗?)する前にさっさと片付けることが大事だと毎日言い聞かせてます(言い聞かせることで洗脳)。口頭で済むレベルのことに書類が5枚も必要だなんて。日本はもう少し「書式」ってものを洗練させたほうがいいと思うね。沢山書く必要のある欄が極細だったり、A41枚に日付と本文一行だけとか・・・。アンバランス過ぎ。駅構内の案内なんかも、何でも書いてあるんだけど、文字が小さすぎて訴える力がなさ過ぎ。い

徒然
・今更、辻井さん:年末か新年にコンクールの特集番組を観ました。音が非常にクリアで綺麗で、話題性だけでない希有な奏者だと思います。「熱情」は久しぶりに感動的でした。でもレコード契約がAVEX・・・。変な方向にアレンジされず、まっとうな路線で頑張って欲しいです。
 それにしてもヴァン・クライバーンってまだ健在なんだね。故人かと思っていた。正直なところ「一発屋」のイメージしかないのだが。発売されてるCDもチャイコフスキーコンクールで優勝した後の1960年代ぐらいのものしかないし。その栄光と挫折の顛末は中村紘子氏の著書に書いてあるらしい。読んでみよう。

・子供向け教育番組:子供の食い付きっぷりがハンパじゃないです。最近リモコン持参しての「見せて」攻撃が激化中・・。何か妖しい電波でも出しているのか?一度聴いたら忘れられないメロディーといい、構成といい、よく出来てるんだよね。大人がみても結構面白い(以外にシュールだし)。うちでいま一番人気は「サボさん」(サボテン怪人)のヴァイオリン演奏。ちなみにこのサボさん、頭の花が咲くと性転換してオネエになります。

・歩行:子供は年末あたりから歩けるようになりました。なかなか歩かないので練習したりしたのだが、いざ歩いてしまうとハイハイの時代が懐かしい。

・iPad:全く欲しいと思わないけど(何に使えるのか不明)、名前のセンスは素晴らしい。

旅館経営レスラー

2010-01-21 | Weblog
更新してませんでした。覗いて頂いている方には申し訳ないです。簡単に徒然。

・私の大好きなプロレスラー「紳士王」大森さんが、奥さんの実家の老舗旅館の仕事を本業にするようです。プロレスはスポット参戦で続けていくとは言ってるけど、事実上の引退なんだろうか?歳も40を超えたし、現在プロレス業界自体は冷え切っているから、大森さんの人生設計としてもよい選択だと思います。蝶野も退団するようだし、小橋も復帰は不可能なんていう記事もでています。なんだかみんな去っていって寂しくなりますね。

・小沢一郎:どんな人生を送ると、あそこまで悪人面になるのだろうか?「面構えの科学」とか面白そうだな。

・選挙:民主主義の根幹ではあるけど、国民からすると「強制的」に為政者を選ばされる作業なわけで、自民か民主のどちらかと言われたら「究極の選択」なんですよ。前回は民主が勝利したけど、だからって国民が民主に何でもやっていいなんて許したわけでもないし、ましてや、鳩山や小沢の脱税・裏金工作を認めたわけではないわけで。よく使われる例だけど、ヒトラーのナチスも選挙で合法的に勝利して独裁制をしいたわけなので。

・議員はある程度金持ちであるべき:と最近思い始めました。というのは、それなりに自己資金がないと、選挙資金を握っている党に意見も言えないからです。今の小沢チルドレン連中がそうですね。貧乏人をおだてて議員にして、ロボット党員として票数合わせだけに使うというのが彼のやり方のようです。

・ベルリンフィルジルベスターコンサート2009:ジルベスタときくといつもスタローンを想い出します。樫本大進のコンマスを初めてみました。黒髪のボリュームがいいですね。安永さんを彷彿とさせます。ランランは大人びたのか「顔芸」がだいぶん収まっていました。バスの新首席コンビも初拝見。豪州からきた彼、背も高くなかなかイケメンでいいではないですか。もう1人の首席はフィンランド人なんだけど、前任者のクウェート人といい、シモンボリバル管上がりのボリビア人といい、バスパートは多価国籍化が激しいようです。そろそろ日本人も・・・。

・ルツェルン音楽祭2009:アバド指揮のマラ4。隠れた(隠れてないかも)名曲ですね。ソロはコジェナーが歌ったのだけど、彼女と同棲しているといわれるラトルが観客席にいたようで、開演前に望遠カメラで撮されていた。ラトルの隣には奥さんみたいな年齢の女性がいたけど。有名人だから撮したのか、なにか含むものがあって撮したのか・・・。

・ウィーンフィル来日公演2009:メータの痩せっぷりに驚く。何か悪い病気なのか?でも棒さばきは力強かったです。リーダーはウィーンフィル初のコンミスでした。凛として格好よいです。バストップは新しいルーマニア人の首席でしたが、ちょっと肥満気味・・。

騎手

2010-01-14 | Weblog
気づいたこと、知ったこと

1)童歌「むすんでひらいて」は「社会契約論」のルソーが作曲したオペラの一節だということ。フランス革命の精神的下地をつくった自由思想家として教科書にも登場するルソーだが、私生活では激しい性倒錯の傾向があったようだ。柔和な肖像画からは想像もつかないが・・。さすがフランスというところか。澁澤龍彦がルソーについて何か書いているかもしれない。

2)女性でも騎手になれる:夫婦共に騎手という番組を見た(夫婦騎手)。競馬は買ったことも見たこともないで、基本的なことからよくわかってないのだが、女流騎手というものが存在することに吃驚した。それも男と同じレースにでるというのだからさらに驚いた。女性は基本的に小柄で軽いので、騎手に向いているのかもしれない。実際、この夫婦も若い奥さんのほうが成績が良いらしく、微妙な夫婦仲を改善するために夫が奮起して頑張るという話なのだが、先頭で逃げる夫を妻が猛追するシーンに勝負世界の厳しさを見た(結果は同着)。

3)未読の漱石作品を読んでいる(「行人」(こうじんと読む))。久しぶりの漱石だが、案の定、話の流れはグズグズだ。しかし読ませる・・・何が他の作家と違うのか。

4)小沢さん強制捜査:小沢一郎のどのあたりが政治家として有能なのか全くわかなかったが、結局「資金力」だったようだ。政党を作っては潰すことで、政党助成金のロンダリングを繰り返していたらしい。小沢一郎は気の毒なくらい悪人面なわけなのだが、やはり内から滲み出てくるものだったようだ。

期待通り

2010-01-07 | Weblog
新しい環境にも慣れてきました。今のところは、予想通り期待通りといったところでしょうか。古い歴史、多くの寺社仏閣、伝統ある祭り行事、人情味あふれる商店街、小さな音楽ホール、小さな教会(クリスチャンではありませんが)、都会にすぐに出て行ける複数の交通手段、閑静な住宅街・・・。もし家が無事建てば、人生の大半をすごすことになる町です。丁寧に暮らしたいと思います。

手書き

2010-01-06 | Weblog
ブログの寿命は大体2-3年というところらしい。そういう意味でここはそれなりに長寿なようだ。

今年も年賀状を頂きました。住所印刷はもう当たり前の世の中になりましたが、添えられた手書きの一文は嬉しいものです。逆になんの工夫もない印刷だけの年賀状を頂くと寂しい気分になりますね。「面倒くさいけど、慣例だから出しておいた」という仕方なし感がありありと感じられます。昨年末は引越等で忙しかったので、印刷だけで済ましてしまうかという誘惑にも駆られたのですが、例年通り書いてよかったと今思います。

フルヴェン・オルガン・モーム

2010-01-04 | Weblog
初心に戻って日々の文化的活動?の覚書をしたいと思います。これなら続けられるか?最近聞いた曲読んだ本

フルヴェン・悲愴(BPO/1938)。名演ですね。業に取り憑かれたようなウネウネさがたまりません。しかし全体の構成力という点ではメンゲルベルクの方が上かと思います。

オルガン交響曲:レヴァイン・BPO。名曲ですね。最終楽章の大伽藍的響きも爽快ですが、2楽章のメランコリックさもいいです。いつか弾いてみたい曲。

モーム著「手紙」「P&O]「環境の力」:年末にオークションで廃刊になっていた新潮のモーム文庫全集をついに手に入れました。先日久しぶりに「人間の絆」を読み返したもので、高校生以来続く私の中のモーム熱が高まっているのです。この3つの短編は植民地(マレー半島)が舞台の話(モームは旅行やらスパイ活動やらで世界中を旅した作家)。男女の人間としてのどうしようもない本能的な側面と、それに直面せざるをえない状況にきたときの対処法と諦観法が書かれています。どうしようもないことはどうしようもない、人生を楽しむための最終奥義は気の持ちようなんだというモームが到達した人生観が凝縮して書かれてます。

新年

2010-01-04 | Weblog
あけましておめでとうございます。ろくに更新してないのに毎日100近いIPアクセスに驚いています。これだけ覗かれていると、それなりにプレッシャーも感じます。今年は忙しくなりそうなので、もっと更新が鈍るかもしれません。本格的なホームページへの移行はいつになるのか。

・訃報:BPOのZ氏が年末に逝去されたそうです。79歳。まだ若いですよね。学生時代はこれでもかというくらいに氏の出演する演奏会を聞きに(観に)行きました。長く柔軟なリーチから繰り出される常人の想像を超えたダイナミックな弓捌き、雑音のない暖かく体積のある低音、アスリートのような体にちょび髭を生やしたまるで19世紀の紳士のような風貌・・たまらなく好きでした・・・。青春時代に追っかけていたヒーローが亡くなるのは本当に寂しいものです。ご冥福をお祈りします。