Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

切れたもの勝ち

2010-09-28 | Weblog
覗いてくれている方々、ありがとうございます。更新せずすみません。

ホットなネタを。

尖閣問題:盛り上がってますね。前原さんが結構腰抜けだったのに驚いた。喧嘩は「切れたもの勝ち」なわけで、周囲がどん引きするくらい切れてみせればよかったんですよ。「冷静に」とか「対話で」なんか言ってるようでは・・。「切れたら何するかわからない危険さ」を常にカードに持っておくのは小国としては大事です。(北朝鮮もイランもそういう意味で核兵器を持ちたがってる)、
 そもそも国境線というものは仲良く折り合えないから引かれているのです。だから根本的に国境を挟んだ隣国は敵なんですよ。中国、朝鮮半島、ロシアってのは敵なのです。これを忘れてはいけない。国とは国境であり国境は防衛でなりたつのです。憲法9条さえあれば平和とか、占領してくれてかまわない宣言とか、平和ボケも甚だしかった日本にはよい刺激かと思います。

 明治時代に「長崎事件」というのがありました。あまり歴史の教科書にはなっていないけど、その頃まだ大国だった清の軍艦が長崎に寄港し、上陸した兵隊が遊郭や町中で暴れた事件です。憤慨した警察や市民との間で小競り合いとなり死者も出たのですが、この1件は日本の反清感情を多いに刺激し、その後日本は海軍力を中心に富国強兵化に励み、日清戦争で清を打ち破るのです。

今回の1件もそういう方向に流れていくような気がします。私はそれでいいと思います。レアアース(レアメタル)の問題で中国に逆らえないという事実もありますが、国内のマンガン鉱床が結構有望だとか。科学行政はこういうことに資金を注ぎ込んで軌道に乗せてほしいんですね。採算のとれる可能性が殆どない「バイオエタノール」やらには研究資金はくれてやらなくてもいい。研究者は研究費をもらうことが業績であるわけで、申請書は「誇大妄想」で満ちています。おっと・・・

少なくとも、今回の事件で「在日外国人への参政権付与」なんて話は吹き飛びましたね。

徒然:菅内閣

2010-09-19 | Weblog
最近の徒然

・今年最後の演奏会:といっても今年は2回しかない。楽団を掛け持ちしたりエキストラ出演をしたりして、二ヶ月に一度は本番があった時代があったが、今では到底考えられない。本番の回数は減ったが、一曲一曲に一期一会で取り組む感が増し、思いの入れかた、勉強量が変わったように思う。今回の演奏だが、手元のアクションが全て自分のコントロール内にあったように思う。何かを掴んだ?人生初のピット演奏は色々と学ぶことが多かった。ピット内の音響はステージの上以上に、お客さんの入り具合の影響を受けるように思った。舞台上の歌手とだけでなく、伴奏の楽器同士でも激しい時差があったので、とにかく指揮者を頼りに演奏した。指揮者から要求された幾つかの曲の冒頭のどでかいアクセントは全てスカラずに出せたと思う。最後のクライマックスのPizzもうまく歌手につけられたと思うのだが・・。

・ベース首席奏者が事故死:生演奏を聴くことはかなわなかったが、奥田氏のウェブサイトは学生時代から毎日のように眺めて勉強させていただいていました。ご冥福をお祈りいたします。趣味のマウンテンバイクで事故死、58歳か・・・人生なにが起こるかわからない、毎日充実した生活を送ろう。

・熊本城:これで二回目。本丸御殿が復元されていた。唐破風と南蛮望楼を組み合わせた天守群のデザインは奇蹟といってもいいバランスと完成度。城郭の縄張りも難攻不落オーラだしまくりでたまらない。ちなみに私の好きな城ベスト3は、熊本城、松山城、そして名古屋城。

・サカナ:世間の人は魚の名前や種類を気にせずに食べているのだろうか?還暦近い人がシロギスの姿作りの天麩羅を見て、シロギスの顔は初めて見たとの感想をもらしているのを聞いて激しく驚いた。天麩羅の具としてしか認識してないのか?60年も生きてシロギスの顔も知らないなんて・・ちょっと哀れ。シロギスなんて物心つく前から食卓に上っていたが・・・魚屋で魚を買ったことないんだろうな。生物の多様性をもっと愛でよう!

・菅内閣:凄い左翼内閣だ。閣僚の経歴をWikiで調べると卒倒します。まあこれは予想されていたことだが。脱小沢的人事というけど、そもそも沢派に大臣つとまりそうな人材がいるか?山岡(旧姓金子)?まさかヤワラ?ヤワラの胡散臭さが小沢の人気を下げてると思うね。
 小沢一郎は適当な奴をほいほいと政治家にしている元凶だが、そのくせ「政治主導」とかほざいてる。いったい何考えてんだ?今の日本が腐ってもここで保ってられるのは官僚体制のおかげ。今のような選挙制度では政治主導なんて絶対に無理。自民も民主も人材がいないと言われてるけど、金持ちコネ持ちしか表に出てこれないんだもの。ネット選挙を解放して、投票を義務化し、投票率を限りなく100%にし、被選挙資格に行政のペーパー試験を課し、そして首相はアメリカの大統領選挙のように直接選挙で選べるようにしないと。
 さて小沢派は出て行かないのかな?政界再編希望。

ハンス・コパー展

2010-09-12 | Weblog
文化的活動

ハンス・コパー展:ルーシー・リー展を観て知った陶芸家。ドレスデンで育つがナチス台頭の際、ユダヤ系ということでドイツを追われる(家族は離散。父は自殺)。亡命先のイギリスでは敵国人として扱われ不遇な時を過ごすが、下働きで入ったルーシ・リーの工房において轆轤の才能を見出され、のちに独立した。 

 作品の印象は、「高度に洗練された古代の祭器」。・・・なんだろう・・あの素朴かつ神々しい立ち姿。とてつもない凝縮感を感じさせる一方で、無限の虚無感を放出しているというか・・・。とにかく惹きつけられました。一切の偶然を許さないストイックさから生み出された絶妙なフォルム(同じような形を何度も繰り返し作り続けた)。文化や民族の壁を乗り越えたところにある人間のデフォルトの美学に訴えるものがあります。ある日本人陶芸家の解説で「日本人の抽象的陶芸には技術はあるが、抽象である理由がない。欧州の新しい陶芸には東洋のような技術はまだないが、彼らの抽象に必然性がある」・・・確かに・・抽象美術を前にしてこれほど素直に感動させられたのは初めてである。

 壺を意図的にひねりゆがめ、なにか詩的な題名をつけて「アート」をきどっている作品を巷でよく見かけるけど、リーやコパーのように本当の意味で人生を賭け、その中で掴んだ芸術の力というものを凄みを感じてしまうと、もう自称「アーティスト」の抽象作品なんてただのフェイクとしか感じとれない。「本当に優れたものは言葉を奪う」とは俳優・成田三樹夫の言葉だが、説明が必要な芸術なんてものは、それが不完全であることを告白しているにすぎないのである。ちなみにリーもコパーの作品の題名は簡素である。ただ「花器」「ポット」とあるだけ。

 これまで「いったいなんなの?」という抽象作品を沢山見てきては毒づきながらも「自分の感性が足りないだけかも・・」とも思っていたが、これからはもっと(さらに)正直になれそうだ。まあ年をとるにつれ色々なものの見方を覚えてストライクゾーンが拡がってることは否めないのだが、つまらないもの、どうでもいいと感じだものは、はっきりと「つまんねー!」と表現していこう。

そうまでして産んでみたいか?

2010-09-05 | Weblog
のぞき込み深謝!

野田聖子議員:「それでも私は産みたい。」
微妙な話題ではあるが、率直な意見として・・・

「そこまでして産みたいか?」と。
卵子は他人(外国人)からの提供だという。
つまり、子供に自分の遺伝子は全く伝わらないわけだ。
一種の代理出産ともいえなくもない・・・・
それでも法解釈的には「産んだ人こそが母」というにもできるらしい。
だが・・・・

将来、子どもは己のアイデンティテイに苦しまないだろうか?
小さい頃からきちんと説明してれば伝わるのかもしれない。
・・・が、子は両親から遺伝情報を半々受け継いで命を与えられるという
ほ乳類の生殖過程を自然界の摂理がある限り、
どんなに産んでくれた人こそが母と主張したところで、
どこかに決定的な無理があるように私は思う。

さらに言うと・・・・
野田聖子女史は50歳である。
普通なら子供は産めない。年齢的には「おばあちゃん」である。
他の子供の親が、20~30台なのに、なぜかおばあちゃんがお母さん・・。
さらに、お父さんになる人と結婚していないという(事実婚だから)。
あまりにも複雑な家庭である。

人間の技術発展は人間を瞬時に滅亡させるまでになった。
医療科学においてもこれからの発展はとどまることがないだろう。

しかし、それでも・・・なにかおかしい気がする。
赤の他人の卵子を使ってまでの生殖行動は、
倫理という言葉は大変に嫌いだが、
なにか大きなところで踏み外しているように思う。


ただ「産んでみたい」という自己満足に過ぎないのではないか?



鳩山が罰金刑の元秘書を再雇用

2010-09-03 | Weblog
森元首相が派閥を離脱:「森元」が名前になりつつあります。飲酒運転して捕まったバカ息子のためか?と思いましたが、参院議長の投票で派閥から造反が出たためだとか(造反したのは安部元首相たち)。相撲協会と同じだね。無記名投票の意味わかってるのか?派閥の足し算で人事を決めるのなら、選挙やるなと。この人が自民党の最大のガンだと思ってる人も多いはず。引退したら自民党の支持率は結構上がると思うけどね。

管vs小沢:まさに究極の選択であるが、選挙は徹底的にやってほしいね。そもそも政治的思想が全く違って、公然と相手を非難しているような環境で、同じ政党にいるってのが不自然なんだよ。政界再編も見据えて、言いたいこと、やりたいこと、相手の急所、弱点を徹底的に洗い出して骨肉の争いをやってほしい。

小沢一郎:人相の悪さは天下一品だが、それ以上に、この人は演説が下手すぎる。文節ごとにブチブチ切って、のけぞりながら話すのはなんとかならないのか?管首相も指摘してきたが、この人はこれまでずっと党の役職ばかりしていて、閣僚としての国政の経験が殆どない(25年前の自治大臣のみ)。表舞台に出てきて、四方八方から様々な質問をうけたとき、果たしてそれに対して真っ当に受け答えができるのか相当に疑問。今年で68歳ということだが、正直引退していただきたい年齢である。一般社会では65歳が定年である。

菅直人:好戦的な性格とだけあって、選挙の今のほうが生き生きとしている。政策は・・・実は思っていたよりも現実路線で驚いている。もっと原理主義かと思っていた。実はもっとも自民党の政治家に近いのかもしれない。そのあたりの小器用さや身の翻し方のうまさが、彼の人望を下げてるのかもしれない(この人についていく人は殆どいない)。期待は全くしていないが、この人が勝ち、小沢一郎にとどめをさすことで、くすぶっている若い政治家が表にでるチャンスを与えられるのではないだろうか?

鳩山:首相経験者は政治に影響を与えないよう引退すべきと言っていたのに、まだウロウロとしている。史上初となる「愚か」ということでクビになった首相なのに、自分の評判というものがまだわかっていないようだ。

そして、もっと騒がれてもいいネタなのだが、

罰金刑確定の芳賀氏、再び鳩山氏の政策秘書に(読売新聞)
「鳩山前首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金事件で、政治資金規正法違反(重過失による虚偽記入)で略式起訴され、30万円の罰金刑が確定した芳賀大輔氏(55)が、再び鳩山前首相の政策秘書に就任していたことがわかった。今年6月9日付で、首相辞任の翌日だった。
 偽装献金事件では、芳賀氏のほか、同会の事務担当者だった勝場啓二・元公設第1秘書(59)(執行猶予付きの有罪判決が確定)が起訴された。勝場元秘書は2004~08年、鳩山前首相や母から提供された資金約3億5900万円を個人献金などと偽り、政治資金収支報告書に虚偽の記入をした。芳賀氏は同会の会計責任者でありながら収支報告書に目を通さず、虚偽記入を見逃したとして同法違反に問われた。」

・・・常識的には考えられないことだが、友愛ならありえるのか?恐らく、この秘書にはよっぽど隠しておいてもらいたい秘密を握られているだろうな。野に放つと何を話されるからわからないから給料倍増で飼うことにしたと・・・。もしマスコミからつっこまれたら「知らなかった。驚いている」といつもの言い訳でもするのか?

クリエイティブ

2010-09-02 | Weblog
連日100近い閲覧ありがとう。

1)家:内装工事が進んでいます。久しぶりに中を見せてもらいましたが、「枠の収まり」の美しさに感動しました。熟練の大工さんたちによるミリ単位のあわせの結晶です。ただ既製品を合体させるだけではできないことです。平面図を読み取って現場で立体化する作業・・・現場監督さんが言ってましたが「大工は頭よくないとできない」・・・本当だと思います。大工は真に「クリエイティブ」な職です。

2)登記:そろそろ登記をする時期なのですが、代書屋(司法書士とか)にお願いすると高額な報酬を要求されるので、可能な限り自力でやるつもりです。しかし、どうして役所の書式はこうも意味不明で融通がきかないのか・・。これは進行中なのでまた後ほど。

3)新型iPod:まだ64GBか・・・クラシック並の大容量を出してくれないだろうか?

4)サッカー監督:ザッケローニ氏はイタリア人らしい。サッカーに限らず薄暗い現状の日本を、イタリア人的な開放性で是非明るくしてほしい。