Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

石油無機起源説:石油は無尽蔵にある

2008-01-30 | Weblog
石油無機起源説」は数年前にも書いたが、非常に興味をもっている話である。検索すると論文も増えているようだし、日経や文藝春秋でも取り上げており、じわじわと知れ渡ってきているようだ。現在、原油価格が高騰中だが、無機起源説が証明されつつあることに恐怖を抱きはじめたアラブ諸国による「ないない詐欺」なのではないかと、陰謀論好きの私は考えている以下スウェーデンでの採掘例に関しての記事。

「1986年、スウェーデン国家電力委員会は掘削チームを結成し、ダーナラ地方のシルヤン隕石孔の掘削を開始した( Siljan Ring project)。3億6000万年前に巨大な隕石衝突した場所で、地殻の深部まで裂け目が入っている可能性があり、炭化水素も湧き出しやすい。更に、マグマが冷えてできた岩盤なため、生物の堆積物はほとんどない事がわかっているのだ。掘削から1年で地下6000mの地点で石油が発見され、通常の油田がある3000~ 5000mよりも深部に石油があることを裏付けた。この油田発見は、有機成因ではなく地球深層ガスによって石油が作られているという事実を証明している。」


決定的な事例だと思うのだが?「持たない」国、日本も、気合い入れて掘ってみたらどうだろうか?採掘技術さえ確立すれば、どこの国も自前で欲しいだけ石油を確保できるようになる。もう危なっかしい原子力発電に頼る必要もなくなる。ガソリン代が水道水レベルの料金まで下がるかもしれない。しかし夢のような話ばかりだけではないと思う。専売特許を失う中東は予想もできないほどに不安定になるに違いない。エネルギーの心配がないので、領土拡張・侵略戦争という冒険にでる国が出てくるかもしれない。世界は再び戦乱の世になる可能性がある。

都響:現代音楽

2008-01-28 | Weblog
 都響による現代音楽演奏会をサントリーで聴いてきた。指揮は若杉弘。若杉指揮による1月の現代音楽定期は、20年にもわたる伝統とのこと。今回の演目は、ブーレーズ、三善晃、デュティユー。現代音楽は苦手なのだが、興味だけはある。しかし現代音楽を、1時間以上通して聴くのは忍耐が必要。特に家の中では不可能に近い。そこで、逃げ場のない演奏会場に身を置き、強引に自分に聴かせようじゃないかという克己心からチケットを購入した。
 1曲目はブーレーズのノタシオン。現代音楽全開だが、席が指揮者と対面だったので、拍子や楽器への指示がよく見えた。そのお陰で、鑑賞を放棄することなく曲についていくことができた。現代音楽を聴くときは、指揮者に注目すると楽しいかもしれない。多種多様な打楽器が用いられており、それらを観察するのも面白かった。
 次に三善晃から2曲。1つはヴァイオリンとオケによる「アン・パサン」。NY在住の奏者、渡辺玲子女史による演奏。巧い。初めて聴いたが、卓越した技巧、豊かな音量、感銘を受ける。演奏に確固たる自信がみなぎっており、曲を完全に手中に収めている感をうけた。デビュー録音が、シノーポリの伴奏によるベルクの協奏曲らしいので、現代音楽は得意なのかもしれない。今度は是非ソロで聴いてみたい。2曲目は児童合唱とオケのための「響紋」。NHK児童合唱団が「かごめかごめ」を歌い、それをオケが破壊したり、より寄ったりと不可思議な伴奏する。曲の面白さも印象に残ったが、児童合唱の美しさに心惹かれた。児童合唱を聴くなんて小学生の合唱コンクール(校内)以来だ。演奏後、聴きにきていた三善氏が紹介された。立ち上がって手を振ったりと元気そうだったが、休憩時間に車椅子で会場を後にする姿をみたので、足腰が弱ってるのかもしれない。間近でみた作曲家は、眼光が非常に鋭かった。
 後半のデュティユーの交響曲は前半に比べると、まるで古典の交響曲かのように聞きやすかった。4楽章構成で、1楽章はバスのソリピッツから始まるパッサカリア。2楽章は弦楽器の刻みで推進する高速スケルツオ。ところどころ、フランスのエスプリ感が感じられ、演奏してみたいな、と思わせる曲だった(まあ実現しないだろうが)。デュティユはピアノ作品も良いときいたので、現在ソナタを注文中。
 若杉弘がスコアを(唾をつけては)めくりめくり、明確な拍子を出している姿をみていると、不思議な感動を覚えた。世には、拍手のもらいやすい曲ばかりしか振らない(振れない)指揮者が多いなか、こういった演奏会を20年も続けていることは素晴らしいことだと思う。会場に客は6~7割程度は入っていたか。名曲プロの時と違い、心得た客ばかりで心地よく鑑賞できた。現代ものでも客を集められるところに、近年の都響の充実さを感じる。春にはインバルが監督に就任するし、今年の演目は興味深いものが多い。都響通いは続きそうだ。

スピリチュアル

2008-01-26 | Weblog
オーラの泉(笑)の江原の風向きが一気に悪くなった。ここで辞めるのが潮時だろう。細木数子は恐るべき嗅覚(占い?)で何かを察知したのか、さっと降板した。江原も特別なパワーがあるのなら、空気を読んで消えて欲しい。永遠に。

すし詰め

2008-01-25 | Weblog
駅に入ると、構内が人で満杯だった。何事かと思ったら、列車が止まって降ろされたらしい。なんでも、原因は線路が壊れたとか。どういうこっちゃ。でも、乗客たちは、もくもくと指示に従って振替輸送のバス停へと向かっていた。うーん、日本人、偉いぞ!。駅員を罵倒しているオヤジもいたけど、駅員さんには罪はないじゃない・・・。いかにも「クレーマー」という雰囲気で、まともな人間ではなかった。仕方がないので、私も先輩とともにバスをつかって、1時間かけて近くの駅までいき、そこから電車に乗り、計2時間半かけて帰宅しました。今、ニュースをみると、列車の中に2時間も缶詰になった乗客もいたとか。気の毒すぎる。もういい加減、昔から混雑している路線なのだから、国も新しい路線をつくるとか、なにか国家的な打開策を取って欲しいものだよ。
すし詰めの列車で通勤とかしてみ?鳩山さんよ?ハイヤーの送り迎えでしか通勤したことない人にはわからないだろうね、庶民の苦労は。(鳩山兄弟は、母方の祖母からブリジストンの株を300万株以上譲り受けたており、先日の株安で40億円損したとか)

ハリーハウゼン

2008-01-24 | Weblog
レイ・ハリーハウゼン特撮の「シンドバッド7度目の冒険」を観た。ハリーハウゼンについては、以前に「タイタンの戦い」でも紹介したが、ストップモーション・アニメの天才である。作品のクライマックスに、シンドバッドが骸骨と長々と剣戟するシーンがあるのだが、実写のシンドバッドと、コマ撮りの骸骨人形のチャンバラが完全に噛み合っており驚嘆させられた。その他、サイクロプス(一つ目巨人)、双頭の大怪鳥、サラマンダーなどなど、全ての怪物がストップモーション・アニメで登場する。動きもぎくしゃくしているし、人形であることは一目瞭然なのだが、心に伝わる何とも言えない暖かさと充実感、CGの映画では決して味わえないんだよなあ。

降雪

2008-01-24 | Weblog
電王最終回:昨年のカブトに比べたら格段の出来でしたよ最終回。主要キャラも誰も消えずに円満に終わったし、ちょっと涙を誘うところもあったし、90点差し上げてもよかった。最初はどうなることかと思っていたタイムスリップ電車の設定だが、どうして、素晴らしいSFでしたよ。主役の若者も、例年の大根とは比べものにならない際だった演技力をみせてくれた。途中で病気をしたせいか、後半はやつれて痛々しかったけど。惜しむべくは、ヒロインが秋から原因不明の降板をしたこと。ライダー史上最高と呼び声も高かったのに残念につきる。体調不良はライダー撮影が原因ではないとのことだが・・・最終回ぐらいは出て欲しかった。さて来週からは「キバ」ですか・・・。名前は格好いい系なのだが、カブトの二の舞にならないように。

降雪:久しぶりに積もった。たまの雪景色はいいもの。瓦に積もる雪って絵になるんだよね。見るに堪えない東京の景観も、雪化粧で少しだけましになる。景観といえば、日本の景観は世界でもワースト1だろうなあ。「汚い」しか表現が思いつかない。日本人としてどうしても好きになれない日本は、町並みなんだよね。戦後のはき違えた民主主義をもろに体現しているというか。建築家も自己満足でしかない薄汚い建物しか造れないし。まるで現代音楽しかなくなってしまったような世界だよ。浪漫も古典もなにもない。人の心をハッピーにする要素が何もない。もし美味しい日本食(お寿司)が食べられる国があるのなら、移住してもいい。(そんな国ないけどね)

雷蔵

2008-01-22 | Weblog
新撰組始末記:市川雷蔵主演。初めて明かすかもしれないが、私は15年来の雷蔵ファンである。学生の時分は、名画座に雷蔵映画祭をよく見に行った。眠狂四郎、大菩薩峠等、代表作のいくつかはスクリーンで観たと思う。今でこそ雷蔵は若い女性にも大人気だが、そのころのお客さんは老人ばかりで、タイトルロールで雷蔵の名前が出るとワーッって拍手がおこり、鑑賞中にも野次が飛んだりで、まるで昭和初期にタイムスリップしたような気分になれてレトロ好きの私には妙に居心地が良かったりもした。最近会員になったレンタルビデオ屋で雷蔵作品を物色していたときに見つけたのが本作である。雷蔵が演じた役は、近藤でも土方でも沖田でもなく、山崎蒸という平隊員である。侍に憧れ、近藤(若山富三郎)の男気に惹かれて新撰組に入団したものの、策謀家の土方(天知茂)のやり口や新撰組の無法ぶりに疑問をもち、自分の選択に葛藤するという役である。新撰組映画としてはかなり異質な作品だが、性格俳優の雷蔵にもってこいの役であったと思う。雷蔵は、眠狂四郎や机龍之介など、ニヒル剣士の役の印象が強いが、コメディものから現代劇まで幅広く演じる演技力を持ち合わせていた。また歌舞伎役者としての下積みがあるので、なにげない所作が美しい。日本の美というものを渇望するときがたまにあるのだが、そういうときは雷蔵の映画を観ることにしている。市川雷蔵は38歳の若さで亡くなった。

魔界転生

2008-01-19 | Weblog
舞台裏の神々:ウィーンフィルの元団員が、巨匠たちの怪しい逸話を集めて紹介した本。日本では好々爺な印象のつよいベームが、実際は粘着基質の虐め好きで、吝嗇だったということや、冷徹そうなカラヤンが実はなかなか気さくでユーモア精神に溢れていたということが書かれていた。紹介されているウィーンフィルの団員達は、とにかく変人ばかりなのだが、皆一様にユーモアのセンスに満ち溢れていることがわかる。遊び好きの精神が音楽には(人生にも)必須というのがわかる本。

魔界転生:山田風太郎原作の深作映画、沢田研二が天草四郎役で主演。子供のころは怖くてまともに観ることができなかった。冒頭から生首が出まくる地獄の様相。真田広之が若くて爽やか。千葉真一の十兵衛もはまり役なのだが、但馬を演じた若山富三郎の殺陣が凄まじい。武蔵を演じた緒方拳は雰囲気はばっちりなのだが、殺陣が下手すぎて萎える。超娯楽大作。最後の炎の中の決戦はどうやって撮影したのか知りたい。

地球温暖化問題

2008-01-17 | Weblog
ちぎっては投げ、ちぎっては投げといった感じである。自分の体力のなさを痛感する毎日だが、最近は土日連続練習をつらく感じるようになってきた。楽器演奏そのものは楽しいのだけど、遠くまで出かけて行くのがね・・・。予定のない休日を何が何でも死守しようと心がけてます。予定が無いことが予定なんだよと。

1)澁澤龍彦「高丘親王航海記」:最後の著作にして唯一の長編。声を失い死を悟った澁澤龍彦の極限までに透き通った文体に目がくらむ。
2)ナショナルトレジャー:無料券をもらったので観た。ありきたりのハリウッド映画。冒険、ミステリー、謎解き、家族愛、恋愛、コメディ、愛国心、なんでもあり。そしてどれも安っぽい。陳腐な脚本。大根な演技。お金を払って観る映画ではないですね。
3)コルンゴルト:ハイフェッツの演奏するVn協奏曲を聴いた。何をやっているのかわからない超絶技巧とハリウッド音楽的な温い響きの対比が非常に面白い。是非コルンゴルトの伝記を読みたい。
4)温暖化対策:節電にはエネルギー対策の観点から賛同しますが、私自身は温暖化の原因が化石燃料の使用によるものだという通説には懐疑的です。政府やマスコミは、沢山の科学論文がそれを実証している!といいますが、研究者は研究費をとるために大勢にのっているだけだと思います(研究者というもの大半は、研究費という餌で飼われた政府の犬であることを国民は知るべきである。)陰謀論が好きな私は、温暖化対策は発展途上国の工業発達を遅らせるための先進国の詭弁ではないかと思っています。
 スイスの研究者が、ここ2億年の地球の温度変化をプロットしています。これを見ると、過去の地球では10度にも及ぶ気温変化が、ダイナミックに起こっていたのがわかります。人間が発展してきたここ数万年は地球が冷えている時期で、現在は再び温暖化への途上と考えられます。このまま上昇が続くと、最終的に平均気温は10度程度あがり、恐竜時代の気候に戻るわけです。北極も南極も消えて、世界中が常夏になるのも悪くないと思うのですが?

感動

2008-01-13 | Weblog
I氏のソロ演奏会を聴いた。・・・人生の中でも3本指に入るほど感動した。本当の音楽を体験した。この演奏会は一生忘れないだろう。久しぶりに本当に感動した。

色々と

2008-01-09 | Weblog
色々なことが次から次へと起こり対処中。毎日何かを書こうと思っていたのに、早くも穴が空いてしまった。書くという「作業」そのものに力点を置きたいと思っているのだが・・・。

夢野久作:全集をつまみ読みしているのが、どの作品にも唸らされる。乗船した船が悉く難破するという美少年と、唯物的価値観をもつ船長を描いた話「難船小僧」、爆弾漁業(ダイナマイトで魚群を爆殺するという荒漁法)とその水産利権に関わる政治家の腐敗を書いた「爆弾太平記」、外見は聖書だが、内容は神を否定することが記されている古書をみつけた古本屋店主の独白を書いた「悪魔祈祷書」等々・・。

インディジョーンズの新作:今年の夏公開予定とか。副題は「クリスタル・スカルの王国」。これとほぼ同じ名前のアトラクションが既にディズニーシーにある。タイアップしてるのか、相乗効果を狙ってるのか?世界に散らばる13個のスカルを集めると生命の謎が解けるという設定らしい。ドラゴンボールと同じか・・・陳腐だなあ。クリスタル・スカルはメキシコで見つかったという有名なオーパーツだけど、出所はどれも眉唾物で本物は1つもないという見解も。探索物としてはアークや聖杯に比べて随分とレベルが落ちるように感じる。これなら、「コスタリカの石球」でも解明したほうが面白いのではないか?ハリソン・フォードはすでに還暦を迎えているのだし、無理して続編を作らなくてもいいと思うのだが、俳優・監督・制作者等に事情があるのかもしれない。ターミネーター3みたいにならないことを祈りたい。

次世代DVD:ブルーレイに落ち着きそうだ。SONYはベータの二の舞にならずほっとしているか?勝因は色々とあるのだろうけど、名前のインパクトもあると思う。東芝のHD DVDは最初からぴんと来なかった。CD-何とか、DVD-何とかに飽き飽きの消費者にとっては、ブルーレイは新鮮に感じたのかもしれない。

先日Vaの無伴奏演奏会なるものを聴いてきた。奏者はいつもトレーナーで来てくれるN先生。実は大学オケのOBである(芸転したということ)。半期に一度、室内楽演奏会をされるのだが、その一環である。バッハと現代系の作曲家を交互に弾いてくれたが、新作もあった。作曲者は大学オケで指揮をしてもらっていたH先生。実は先生もOBであり芸転した方である。3年前に委嘱され昨年仕上がったという力作で、ソナタ形式の中間部を自由リズム形式の序奏と終部で挟んだ1楽章形式のソナタ。瞑想的な部と躍動的な部分の対比が非常に興味深かった。なんだろ、メシアンぽいのかな・・・?(現音よくわからないので、適当な感想です。)演奏後、H先生も挨拶されていたが、非常にお元気そうだった。弦楽器の音はどれも好きだが、Va特有の籠もった「もあっ」という音色は安心感を与えてくれるので特に好きだ。


新日本プロレス

2008-01-05 | Weblog
新日本はドーム興業を撤退したのではなかったのか?主催者発表で入場者数は27000人か・・・実際には二万人くらいかな。武道館とか国技館を満杯にしたほうが盛り上がるのではないだろうか?
選手のラインナップをみると、一昔前と代わり映えしない。辞めて出て行った選手も平気に上がっている。藤波、武藤、高岩、吉江・・・彼らも小さな団体で必死だからな。背に腹は代えられないということか。スタイナー兄弟、彼らも久しぶりな気が。5人タッグが2回もあるが、なんだか賞味期限切れ商品の詰め合わせみたいだな。

試合結果を読んでいて幾つか気になったこと。中西の必殺技「大☆中西ジャーマン 」が読めません。マッケンローやマナバウアーなど、奇抜な技名でいつも楽しませてくれる中西は、大好きなレスラーの一人。「当然、今年もタイトル目指します。」・・・頑張ってください。
永田vsアングル。カート・アングルはレスリング金メダリストにして、WWEのスーパースターでした。今は怪我のため他の団体TNAでやってます。格が違うので永田の勝ちは絶対にあり得ないのだけど、アングルはムーンサルトまでやってみせたとか。さすがプロ中のプロ。首を痛めているのによくやるなあ。気になったのは永田の技「スペシャルローリングサンダーデスドライバ」。単語を区切ると、スペシャル・ローリング・サンダー・デス・ドライバーとなる。直訳で「超回転式稲妻的死の杭打ち」。何ともそそられる技名なのだが・・・・正体はブレーンバスター3連発らしい・・・。故エディ・ゲレロのヴァーティカル・スープレックス3連発と同じムーブなのか?エディvsアングルは名勝負だったから、その再現を狙ったのかもしれない。この試合はちょっと観てみたい。今晩あたりの放送を録画してみるか。


遊媚杉

2008-01-05 | Weblog
 25年ぶりにガンプラを作る。好きなことは何でもやるぞ。おいおい凄いよ、最近のプラモデル。まずパーツの数が半端じゃない。全部使い切れるのか心配だ。そして接着剤がいらない。シンナー中毒にならなくてすむ。パーツ同士の合わせもばっちりで、基本色は塗り分けてある。創り上げるのに4時間もかかったが、なにせ「ゼータ」だから。変形するし(差し替えだけどね)。可動部が非常の多くてどんなポーズでも取れるぞ。うーん、本当にこのキットは良く出来ている。これで1500円とは。ガンプラの中でも評判の品らしい。日本の玩具は優秀すぎるぞ。このままでも十分なのだが、彩色も覚えて完全に仕上げてしまうか?そのためにパーツ合わせは緩くしてあるのだ。将来的には飛行機とか船とか建物とか作りたいのだけどね。周囲の同世代の男性には、ガンプラをもう一度作りたいという人が結構多い。皆、飾ったり遊んだりには興味ないのだよね、作るという行為が好きなんだな。

 朝から数時間練習した。毎日このくらい練習すると楽器の鳴りの変化が手に取るようにわかる(解凍作業とも言える)。体も自由になってくるし。でもそれも今日まで。毎日練習できる環境はいつ手に入るのか?(一生無理かもね)

 スターウォーズを連夜観た。旧3部作は本当に素晴らしい。特に「帝国の逆襲」。アービン・カーシュナー監督凄いよ!それに比べて新3部作の悲惨さ。紙芝居ですか?ト書きと状況説明だけじゃあないか。殆どアニメーションじゃあないか。監督ジョージ・ルーカスは無能すぎる。裸の王様だ。誰か止めてやればよかったのにな。

 


長期休暇

2008-01-04 | Weblog
 予定されていたお出かけが全てキャンセルされたので、正月休みは自宅での長期休暇となり、満喫中である。箱根駅伝を見た。途中棄権が次々に起こり、選手の必死な姿に見ているのがつらくなった。しかしながら、ものごとを一生懸命やる姿というのは、結果と関係なく感動的である。関係者のコメントで、早い選手は増えたが強い選手はいなくなったというものがあったが、運動に限らず、芸術でも学問でも同様のことが起こっていると思う。氾濫する情報に翻弄され、如何にして迅速に大量の結果を出すかに焦点が集まり、ものの本質や美しさを感じながら何かをするという姿勢を失ってきているのではないか?

 地デジを導入した。DVDレコーダーを初めて購入してみたのだが、それにチューナーが内蔵されていたので、一か八かで室内アンテナを敷設してみた。幸運にも非常に上手く映っている。共用アンテナからのアナログ信号が悲惨だったので、地上波の画像は格段に向上した。といっても、テレビはいまだに12年もののブラウン管なのだが・・・しかし、地デジはチャンネル切替が遅くて非常にストレスだ。これは最大の欠点であるらしいのだが、なんとかならないのものか。まあとにかく、これで芸術劇場のオペラや来日コンサートを録画・保存することができるようになった。今年はオペラを色々と覚えたいと思っている。オペラは劇場で鑑賞する機会も少ない上に、日本語字幕が出る国産DVDが非常に高価なので、いまだに通しで観た経験が少ない。年末にスカパー!のアンテナ・チューナーを一式譲りうけたので、そちらのクラシック専門番組に入ってみようかと思案中である。あとDVDレコーダーの使い道として、溜めに溜めてきたプロレス中継画像をDVDにダビングして保存することもできるようになった。市販されないお宝画像が満載である。

 ウィーンフィルのニューイヤーを観た(一部だが)。プレートルの指揮が非常に良かった。やはりウィーンフィルには老練な職人系指揮者が似合う。コンマスもヒンク氏でウィーンフィルらしい雰囲気に溢れていた。再放送を録画しよう。来年の指揮はバレンボイムらしい。似合わないなあ。空気読めずにワーグナーとかやらなければいいのだが。