太陽活動が200年ぶりの低水準に:ちょっと前のニュースですが、昨年から情報は流れてました。黒点が全然観測されないそうで、300年前に起こった「ミニ氷河期」に突入する可能性もあるとのこと。実際、地球の温度は21世紀に入ってから下がり続けてます。もう少ししたら、石油ブーム到来ですよ。なにせ石油は無尽蔵ですから。温暖化利権は今が最後の稼ぎ時ですね。家電業界はエコエコ吠えて、科学者は偽論文を量産しておきましょう。
健康食品を食べて、健康になってる人をみたことありません。まずは酒とラーメンを絶ちましょう。
表題「鑑定」:先日、冤罪が確定した足利事件。当時のDNA鑑定に問題があったと報じられてますが(実際には「解釈」に問題があった。DNA鑑定は1:1対応で特定できるものでは決してない。飽くまで確率論)、「精神鑑定」に問題があったことを報じるマスコミが少ないように思います。被害者は精神鑑定の結果、「小児性愛者」と判定され、公判でその鑑定結果が用いられ有罪となったそうですが、鑑定者は冤罪被害者に、たったの3回接見しただけで、弁護側が求めたその模様のテープなどの記録は「破棄した」として提出しなかったとか。結局、この冤罪被害者は、小児性愛者でも何でもなく、取り調べの激しさに心が折れて自白を演じただけだったのですが、精神鑑定のプロ(業界の大物)が、それを見抜けず、さらに変態の烙印までを押しつけ、その証拠も破棄だなんてどうかしている。
精神鑑定だなんて書くと、ちょっと高尚で科学を感じさせますが、実際のところ、精度や信頼性としては、とても科学の領域ではないのですよ。検事側と弁護側と別々に依頼した鑑定が正反対の結果になるなんて例は山ほどあり、頼まれた側の都合のよいように「鑑定」するだけなのです。環境アセスメントが依頼された団体のために、データを解釈するのと同じですね。そんないい加減な結果が、裁判の判断材料の1つとして採用されるというのは非常に不思議です。穿って言いますと、精神鑑定業界的には裁判所に採用してもらうことで、あいまいな学問に科学的であるという箔をつけているのですかね?明らかな犯罪者を、プロファイリングするのはいいけれど、黒か白かわからない相手を鑑定して、「異常です」、「変態です」と報告できるほどの科学的能力が「精神鑑定」にあるのが甚だ疑問ですね。
ちなみに、この冤罪事件で精神鑑定を担当したのは、「
福島章」という東大医学部出で上智の名誉教授だそうです。多くの有名事件を担当したり、マスコミへの露出も多いようで、どういう種類の人間かはすぐに想像がつきますね。今回の冤罪判断に対するこの人の意見を是非聞きたいものです。(ちなみに取り調べを担当した刑事(75歳!)のブログは、抗議で炎上し閉鎖になったとか。)以下、福島章のWikipediaより抜粋。
「ネット利用者やオタクは性犯罪者予備軍」との持論を展開しているが、それを裏付ける根拠を提示することはない。こうした「マスコミが好む意見のスピーカー」と言った側面もあり、メディアへの登場も多い。