数値目標

根拠も見通しもない数値目標は本当に慎んでもらいたい。

・文科省のノーベル賞２０人増産（各方面から袋叩きにあり撤回）

・鳩山の温暖化ガス２５％削減：日本転覆をはかったとしか思えない発言。業界から猛反発も撤回にならず真綿で絞めるように企業を苦しめている。

・管の太陽光パネル１０００万枚：一度自分で家を建ててみろといいたい。３００万も追加できるか？１００万まで落ちても苦しいぞ一般家庭は。５０万くらいまで下がらないと、普及にはならないと思う。それにメンテ費用はそもそも効率は？

・橋下知事（劣化が著しい）：「今の時代の流れから、住宅購入者に（ソーラーの）負担をお願いしても、ある程度認めていただけるんじゃないか」・・・まあお金に余裕がある人はつけてくれるかもね。

で、孫のメガソーラ計画：とりあえず動きが早いことは評価したい。上記のように口だけとか、国民の皆様に負担をお願いするとかでなく、自己財力を元手に動き始めるというのは素晴らしいところ。金持ちは金を上手く使うと尊敬されます。

「ソフトバンクは大規模太陽光発電所（メガソーラー）を全国に10か所建設する計画を検討している。一般家庭6万世帯分の電力をまかなう計200メガワット規模のメガソーラーを開業させる。シャープなどが太陽光パネルを供給。総額約800億円を見込む建設費用はソフトバンクが大半を負担するが、自治体に各１億円程度を出資してもらうことも検討するという。埼玉県の上田清司知事は5月21日、ソフトバンクが79億円、県が1億円を拠出して県内に建設する方針で調整を進めていることを明らかにした。」

ワンワールド

911跡地に超高層ビルを建設中：１０４階建５４１メートル・・・オフィスビルで５００メートル強って。スカイツリーは６３０メートルだが、ほとんどが鉄骨だし。マンハッタンの硬い岩盤だからできるのかもしれないが、アメリカの底力というか負けず嫌いの徹底さには敬服する。「自分たちにも非があったかも」なんて総括したり反省しても、なんら国益にはならないのですよ・・・すでに半分くらい出来上がってるらしい。ちなみに名前が「ワン・ワールド・トレードセンター」・・なんとも香ばしい名前だ。

原子炉

地獄の窯は、窯ではなく釜なんですね。意味も間違えてました。「地獄の釜も開く」とは、亡者を茹でる釜を開けて鬼が休むこと。鬼も亡者もこの日だけはお休み・・・じゃあ世俗の人間も休もう・・・ということでお盆休み。てっきり地獄の門が開いて悪が解き放たれることかと思っていた。いや恥ずかしい。

福島原発：好転しませんね。全機がメルトダウンしてるとか、注目が下火になった時を見計らってか、しれっととんでもないことが漏れてきます。国会では、お前が言ったの言わなかったの・・そんなの全部終わってからでいいだろうに。そんな暇と力があるなら、被災地で瓦礫の撤去するとか、原発に突入して炉心の状況を見てこいと言いたい。まず・・・科学の素養が全くない文系で、恐らく料理（人間が最も身近に体験する科学）すらもできないであろ世襲の政治家達に、原子炉の判断なんかできるわけがない。机に座って書類作って研究費ぶんどって分配しているだけの御用学者も右に同じ。現場に直結しているエンジニア、そして自分の足で活動している研究者だけ現状をわかっており、彼らだけが対策を立てられる。こういう人たちを最前線に出さずに、素人政治家や背広御用学者が、適当な判断で方向性を指示している。無能なお上にお伺いして指示を待つ、仰ぐほど無駄なことはない。

裏日本では「もんじゅ」が実は大変なことになっていて・・・ろくに発電していないのはわかっていたけど、部品が炉内に落下した影響で長期停止って・・・。落下物というけど、どうやらかなり大きいもので回収に何度も失敗しているとか・・このまま回収できないと燃料棒を交換したり除去もできないから制御棒による反応停止だけが頼りという危ない状態。発電ゼロなのに、高額な維持費用だけが飛んでいく。この「もんじゅ」、建設初期にはナトリウム漏れの火災事故を起こして止まっていましたね。冷却剤がナトリウムって・・・恐ろしい！恐ろしすぎる。毒をもって毒を抑えようという考えにしても、ちょっとこれは危険極まりない。もし地震でも直撃したら裏日本どころか日本全滅かも。何でも活断層の上にあるとか。どういう了見で建設したのかしら？もんじゅの原子炉は、普通の原子炉と違い「プルトニウム」を回しているわけで、うまくいけば非常に高効率なんだが、失敗（暴走）すると大変なことになります・・なにせプルトニウムですから。同じタイプの「常陽」も2007年に故障して長期停止中・・気が付いたら日本は原子炉負債国になってしまっていたでござる。

窯

久々に徒然

たまにはフルヴェン：そろそろ娘に「運命」を聞かせてみるかと「フルヴェン1947/5/27」を大音量でかけてみた。終楽章で太鼓がドカンドカンするところでは、なかなか上手に拍を取っていた。初運命がフルヴェンだったなんて幸せものだぞ。ちなみに私の初運命はベーム・ウィーンフィル。娘は日頃からベートーヴェンの胸像を観ているので、ベートーヴェンが人間でかつ音楽関係者だということは認識済み。「・・・今日はベートーヴェンかけよっかな・・」とか言ったりする。まあこれは親の口真似なんだろうけど。これまで聞かせてきたベートーヴェンは、クロイツェル（ハイフェッツ）と後期ソナタ（バックハウス）・・。そろそろメジャー系にも進出してみようかと運命をかけてみたのだが、なかなか食いつきがよかったので（まあ何でも同じなんだけど）、これからじわじわと増やしていこう。しかし、こういう親の努力とは裏腹に、テレビでＡＫＢが出てくると狂瀾して踊ってたりする。まあ音楽が好きなら何でもいいのだけど。

ついでにフルヴェン：ブラ１冒頭をベーム、カラヤンと聞き比べてみた。方向性というより次元が違う。これから始まるのは何？交響曲でも音楽でもない、地獄の窯が開いて世界が終了しそうな響き。

地獄の窯といえば、福島原発。故障の原因は津波ではなく地震にあったとか。安全神話の信者どもは「津波は想定外だったけど地震には耐えた。原発は頑丈だ！」とか頑張っていたが、それも完全に否定された。なんどもいうけど、人間の技術に完全はない。どんなに安全対策を講じようと「想定外」は想定外からやってくる。数を増やせば増やすほど不確定要素は増す。痛い目をみてそろそろ目を覚ましたか？原発ー温暖化利権に踊らされていたのだよ。

ミューザ川崎：こちらは窯が下に開いたか。２年ほど使えないそうだ。まあそうだろう、あの壊れっぷりだったら。復旧には20-30億かかるらしい。ＨＰ上に載せられた文言だが・・まるで他人事のようで非常に不愉快だ。運営側に建築構造に関する責任はないのかもしれないが、ＨＰが社会への窓である以上、もう少し真摯に謝罪し情報を載せるべきだと思う。しかし、音響や空調も大半が落下していたって・・・天井の仕上げ板だけじゃなかったのか。まさに吊天井だったんだな。「経費削減で設計と施工を一括発注」。これまたいい加減な出来になるんじゃないのか？

「市市民文化室によると、被害は天井仕上げ材の崩落のほか、音響や照明、空調設備などの大半が落下していることも判明。壁や床の仕上げ材、客席にも損傷が見られるという。復旧の工期は、設計に３カ月～半年、工事に約１年と想定し、工事完了は12年度末を見込む。工期の短縮や経費削減を図るため、設計と施工を一括で発注する。」

殺人ユッケ＋ビンラディン

殺人ユッケ：死者３人、重症患者２０人超、子供は脳症も発症・・・って。この問題、ここ２０年で最悪の食品衛生問題で、中国の農薬餃子なんかと比べものにならないほどの大問題なんだが、なぜかマスコミは大変静かに報道している。殆どの人は知っていると思うが、焼き肉は「在日朝鮮利権」で食肉は「利権」が関わっているわけで、マスコミはそれにびびって腰がひけてるんだということは明白。叩きがいのあるネタ（赤福とか雪印とか）には容赦をしないのに、こういう本当の問題には及び腰って一体なにが「報道の力」なんだか。
　粗末な肉を提供した企業に責任の第一はあるが、罰則つきの基準を設定しなかった霞ヶ関も同罪である。生肉が平然と市場で消費されているのに、表向きは基準に達した生食用生肉は存在しないっていったい・・・実はこういうの沢山あるんだよなあ・・・。簡単なことはあら探しでのように会議漬けで文言まで精査するのに、本当に解決しないといけない問題は見て見ぬふりでぐるぐるタライ回しの後回し。そういう国ですよ今の日本は。自分の体は自分で守るしかない。とにかく肉に関しては、生肉、内臓肉は当分（半永久的に）に食すべきではない。

ビンラディン：もうとっくにどこかで死んでるのかと思っていた。まあこの人は家族親族の莫大な財力背景に多くの人を洗脳しその命を操り自分をカリスマ化してきたわけだ。そんな人間が最期に世界のパワハラの米国に殺されてもまあ文句はいえまい。ムッソリーニやチャウシェスクのようにさらし者にされなかっただけ米国には温情があったと思うべきか？