Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

氷河期世代はアストラでもうっとけ

2021-07-31 | Weblog
40代(氷河期世代)にはアストラゼネカ製のワクチン接種を検討中との報道があった。副反応はどのワクチンにもあるのでおいておくとして(とはいえ、血栓の副反応の観点から最近デンマークがアストラを禁止にしたのは注目したほうがいい)、アストラがファイザーやモデルナよりも効果が一段低いのは事実である。それでも重症化予防としては十分なのだろうが、心情的には納得いかないものがある。一番の働き世代を後回しにした上に、供給するワクチンは格下とはいかがなものか?

ウルトラマンレオの愚弟アストラ

徒然:他人の努力の結果で酒飲むなよ

2021-07-28 | Weblog
・米・伊選手団が食堂で 「マスクなし大宴会」:アスリートにモラルを求めるのは不可能。
・東京の感染者激増:1日5000人も遠い話じゃない。金融機関を通して酒場に圧力かける策は何がいけなかったのか今でも疑問だ。ルールに従わないならば、金づるから断ち切るべき。
・断酒:そろそろ半年だが、やめて本当によかったと思う。
・テレビが本当にうざい:見たくないけども狭い家なので見てしまうことがある。メダリストの幼馴染や恩師を探し出してコメントさせているのを見るにつれ、どこまで人に感動押し付けてくるのかと不愉快の極北となる。
・「他人の努力の結果で酒飲むなよ。お前のことじゃないだろ」:ブルーピリオドという最近一押しの漫画(芸大の油絵科のはなし)に出てくる主人公の心のつぶやき。スポーツバーで仲間とサッカーをみて盛り上がりビールを飲む生活の違和感に気づいたときの言葉。なにごともそつなくこなし性格も成績も運動神経もよい主人公が、ふとしたことで絵画に出合い、何かに真剣に向き合うことに目覚めていく。そのきっかけとなった言葉。座右の銘にしたい。
講談社「ブルーピリオド」


和太鼓

2021-07-26 | Weblog
開会式は賛否両論のようであるが(私はチラ見しただけ)、ニュースで見た大工のタップダンスは寒すぎた。大会コンセプトがいつのまにか福島でもコロナでもなく多様性になってしまったようだが、ダンスや音楽が本場の人たちに中途半端な演技を見せてもインパクトは少なかろうに。海外の人はもっと「日本的」なものを期待していたと思う。さすがにサムライやニンジャを出す必要はないが(聖火ランナーに忍者はいてもよかった。外人は大喜びしたと思う)、現存する日本の伝統的な文化、相撲や和太鼓やねぶた祭や阿波踊りや歌舞伎/能を前面に出していれば、ステレオ的ではあるが伝統的日本をアピールできて今後の観光誘致にもつながったと思う。ハイテクはガラパゴスではあってはいけないが、文化はガラパゴスであるべきだと思うね。多様性やグローバルを意識するあまり(クリエイター(笑)はそれがかっこいいと思っている)使い慣れない横文字と西洋の物まねばかりだ。大体日本人のどれだけが英語を読めるのか?。
それにしても、なぜ和太鼓の演技はなかったのだろうか(もしかしてあったのか?)。ネットでみると日本中の和太鼓集団が開会式参加をアピールしていたのだが。

↓こういうのを期待していたはず(世界は)

フランス国営放送で流れている東京オリンピックのCM!#東京オリンピック #オリンピック

ゾック完成

2021-07-24 | Weblog
ゾック(旧キット、1981年に初出)をなんとか完成させました。パーツも色も少ないので楽勝と思っていたら、大きな塗装面と調色に苦しみました。本体の色は、はじめはホワイトとライトグリーンで調色してましたが、予想以上に青みが強かったので、黄色を足して調整しました。ファレホは乾くと全然違う味わいになるので、一度で色を決めるのは難しいですね。ファレホは油絵のように塗り重ねられるのが魅力ですが、塗り重ねを繰り返すと塗膜が厚くなるので限界があります。また、ゾックは単色の塗装面が大きく(表裏同じデザイン)、大量に調色せねばならないということもあって難航しました。結局4回くらい塗りなおして、なんとか箱絵の色に近づくことができました。ツメの色は少し濃くなってしまったのだけども、ファレホの淡い黄色は隠蔽力が大変弱いため、最初からメカカラーの濃い山吹色をのせました。
重モビルスーツというだけあってプラモもでかいですね。不格好なんだけど愛玩したくなる造形です。デザインしたのは大河原氏ではなく富野氏だそうですね。40年近く前の子供向けのキットですが、それ以上に大変よくできています。良い時代でした。







コップランド:スタローン主演の隠れた秀作

2021-07-21 | Weblog
Youtubeでコップランドという映画の存在を知る。主演のスタローンはいつものマッチョキャラではなく、冴えない保安官を演じるためにかなり体重を増やしている。この保安官は過去に水中に転落した車から女性を助けた時に片耳の張力を失っており、そのために憧れのニューヨーク市警の推薦を何度も落とされている。現在はニューヨークに勤務する警官のための町「コップランド」に勤務しているが、このコップランドはやり手の警官とマフィアがウィンウィンの関係で作った街なので、表向きの犯罪は少なく、スタローンもスピード違反などの簡単な仕事ばかりしている。スタローンは救出した女性に密に心を寄せているのだが、その女性は身持ちの悪い同僚の妻となってしまった。仕事は真面目にこなし休日はLPを聞く趣味もあるが、酒場では安酒にで酔い一人で店のゲームに興じるスタローン。この未来が見えなくて半分自暴自棄になりながらも不器用に生きているキャラは、どこかロッキー・バルボアを思い起こさせる。物語の最後はやはりガンファイトになるのだが、スタローンお決まりの無敵モードではなく、本人も被弾する非常に緊迫した展開とある。スタローンが一人で正義のために立ち上がりショットガンに弾を装填する。ついに本領発揮かとワクワクさせられる。が、しかし、いきなり敵に襲撃され、なすすべもなく証人を奪われてしまう。おまけに聞こえる耳元で発砲され残された聴覚さえも失ってしまう。それでも立ち上がりショットガン片手に敵のアジトへと一人でヨロヨロと歩いていくスタローン。「いよいよ復讐の殺戮が!」と再度期待させるも、ショットガンは1発撃っただけでポンプ詰りとなってしまい窮地に・・。このガンファイトは耳の聞こえないスタローンの目線で描かれているので、鼓動と耳鳴りのため敵の声など一切聞こえない。この演出は素晴らしいと思った。

 あまり知られていない映画だと思うが、スタローンの映画というだけでなく、映画そのものがなかなか秀逸である。共演者も意外なほどに豪華で、ロバート・デ・ニーロやハーヴェイ・カイテルといったアクターズスタジオ俳優に、ロバート・パトリック(ターミネーターのT1000の人)といった名優で脇を固められている。ストーリには伏線が多く張られており、色々な意味で裏切られる。スタローンの映画としては、ロッキー、ランボーに並ぶ名作なのではないかと個人的には思う。
(オーバー・ザ・トップも押したいが)

原題はそのままCop Landだが作曲者のコープランドもCoplandである。

Cop land (1997) final shooting scene

日置氏とかいう今のプロデューサー

2021-07-20 | Weblog
いったいどういう組織がああいった人選をしているのか?と誰もが訝しく思っているはず。現在の開会式閉会式のエグゼクティブプロデューサーは日置貴之という人らしい(同姓同名の明治の先生もいるので混同しないよう)。で、この日置氏が何者か?を簡単に調べてみたら、博報堂出身でスポーツマネージメントで食っている人のようです。スポーツブランディングジャパン株式会社という会社の代表取締役が本業のようです。学歴も専門も不明ですが、アーティストでもスポーツ選手でもないようですね。

ちなみに前任者は「オリンピッグ発言」で辞任した電通の佐々木氏。その前任が野村萬斎氏でした。

野村萬斎氏でやっておけばよかったのに。

これでトドメかオリンピック。無音でやれ。

2021-07-16 | Weblog
開会式の作曲者小山田圭吾が重度のイジメ体質で障碍者差別者で、それを恥じらいもなく武勇伝としてひけらかすクズ人間だったことが発覚。発覚といっても界隈では有名な話だったようだ(まあ私はこいつがオザケン(非常に嫌い)と組んでいたことぐらいしか知らないが)。このオリンピック、あらゆる人選がこのざまなので、もはや予定調和的な自爆なのでは勘繰りたくなる。しかしこう考えれば納得もいく。
「そもそもオリンピッはクズで作られている」

小山田圭吾はフェードアウト不可避だと思うが、いまさら曲の差し替えやらができるのか。もう間に合わないからエイヤでやってしまう可能性も高い。無観客の会場に大音量で流れる曲がイジメ体質差別主義者の作曲って凄いシュールだな。いっそ日本の静謐の美学を表現するとして無音でやればいいのでは。実際いいかもしれない。

知能指数

2021-07-15 | Weblog
知能指数IQ:知能テストが学校で行われていた記憶があるが、結果は聞いていない。そのため自分はどれくらいなのかぼんやりと興味があった。ネットにいくつか判定テストがあったので受けてみた。国際IQテストは最初は無料のような体裁だが、解き終わった後に結果を知るために5ユーロ振り込むというちょっと不愉快ものだった(苦労して解いたので仕方なく払った)。メンサ系ではノルウェーのメンサ(無料)を受けてみた。他にも似たようなものを2つほど。結果は意外なことにどれも揃っていて135近辺だった。時間制限の有無とか慣れもあるので、どこまで正しいのか(おそらく正しくない)はわからない。130越えだと分布的には上位層になるわけだが、へえ結構あったじゃんという感想に加えて、アメリカの成功者は150以上で(ビルゲイツは160だっけ?)、東大の平均はせいぜい120くらいとかいう記事を読むと、まあそうかなと。130くらいだと一般的に頭は良いいのだけど、何かをなせる大器ではない、いわゆる器用貧乏の領域なのかなという感じで妙に納得です。

氷河期世代のワクチン

2021-07-13 | Weblog
40~50代のワクチン接種が遅れているという。氷河期世代どまん中の私ですがワクチンをうっておりません。というより打つ方策がない。自治体はワクチンの供給の見通しがたたないということで解禁日から早々にして予約停止となり、職域接種も同様の理由で認可されなそうな感じです。個人クリニックをあたる方法もあるようですが、仕事もあるのでそこまでの体力と気力がない。生産性のない年寄りを優先して働き盛りの世代が最後に回されるとは。これで経済を回していこうとかいうのだから阿保らしいですな。そういえばコロナに罹りたくない一心から、4回も接種を受けた80代の老人がいましたね。他人の摂取の機会を奪っているという考えすらわかない、まさに独善的で無駄に生にしがみつく老害です。

田舎の僻地になどにワクチンを回さず、人口の密集した東京や大阪で重点的にワクチン接種すればはるかに効果は高かったし、その効果で観客ありでオリンピックもできたかもしれないのに、無駄に地方に気を使ってこのざまです。本当に政府の判断は本当に無能としかいえない。

しゃべれない首相が戦犯

2021-07-09 | Weblog
無観客の判断:時すでに遅し・・というところ。緊急事態宣言のせいにしているが、コロナではなく選挙の状況があまりにも悪いので断念したというのが本当のところだろう。熱海の被災の影響もあるだろう。今年の初めくらいから「基本的に無観客でやる予定だ。もし感染率が大きく下がったら観客ありになるかもしれない。だから国民には節制して生活してほしい」と宣言しておけば、飲み会で騒いだりウェーイしている奴らを戦犯とすることができた。さらに「これ以上にないほどに空港で水際チェックをする。IOC関係者だろうと何だろうと関係ない容赦しない」くらいに押し出しておけば国民の支持も下がらなかった。
なににせよ国民に訴える力が弱すぎる。用意された原稿さえ噛みまくる、アドリブが全く出来ない、覇気のない声、死んだ魚のような曇った目、コミュ障・・・最大の戦犯は「首相」にある。いつも書いているが、政治家は演説で国民を納得させるのが仕事である。原稿の棒読みさえ怪しい政治家がいったい誰を導けるのか?次の選挙は覚悟したほうがいい。

問)国民に活力を与える指導者はどちらでしょうか?

ニュージーランドのアーダーン首相(40歳)

日本の菅総理(72歳)

徒然:ゾックとか

2021-07-08 | Weblog
雨天が続くとスプレーが使えないのでプラモ制作が滞ります。ゾック(旧キット)は合わせ目消しまでしました。1992年のキットなので初版から10年以上たった再販なのかもしれないですが、合わせ目の段差はなかなか激しかったですね(再販のほうが金型が歪むのかな?)。さすが重モビルスーツだけあってでかいです。そして両面を同じにするという素晴らしいアイデア!。造形として惚れ惚れしますね。
ゾックはサフ待ちなので、次のプラモに取り掛かっています。ガンダムから離れて「マクロス」です。当然原作です。続編は知りません。マクロスのプラモも子供時代に相当作ったのだけど(バルキリーとかトマホークとかグラージとか。組んで終了。当然無塗装)、最近改めてマクロス(テレビ版。映画版は嫌いです)を鑑賞したとき、敵の女性士官(巨人)が乗る「クアドラン・ロー」というパワードスーツに興味がわき、イマイ製のキットがバンダイから再販されていたので購入しました。さっと仮組したのだけど、設定画と違う箇所が少々あるので、意を決してプチ改造に着手してます。これを機会にシルエット改造の技術を身に着けようと努力しています。手始めに「くり抜き」と「切断」を行いました。プラモ用のノコギリがあるのですね。大変よく切れます。次にパテ盛りに入りますが、まずパテの勉強をしないと。灰色のラッカーパテしか使ったことないので。
プチ改造と言えば、2月くらいにシャア専用ムサイ「ファルメル」(旧キット80年代)を完成させたのですが、第二艦橋の成型がまるで溶けたハイチュウのようで、とても鬼頭の第一艦橋を乗せられませんでした。子供時代も作ったけど、あのときはどうだったのだろうか?歪んだままOKにしたのかな?そこでプラ板とラッカーパテを使ってなんとか水平を出し、窓枠を作るなどして修正しました。この時期は仕事も大変だったので、完成まで数か月以上かかったのですが(制作の苦労と失敗は他にもたくさん)、自分としては好きな造形の戦艦なので、最後まで作り上げることができて満足です。

重モビルスーツ・ゾック(塗装待ち)

クアドラン・ロー:SF小説の表紙みたいです。昔のプラモの箱絵って惹かれるものがあります。

シャア専用ムサイ:劇中では「ファルメル」という艦名で呼ばれていました。古いF1カーのような美しいノーズがいいですね。


徒然:炎上国家

2021-07-07 | Weblog
・無観客:ここにきて「政治的にもたないから無観客にするかも」とか言い出している始末。都議選で惨敗したのでいきなり掌返しか。国民の顔色を窺ってるということは、民主主義が最低限は機能している証かもしれないが、はっきりいってそれは政治ではない。特にここ最近は「これやります」「は、何言ってんの政府(炎上)」「じゃあやめます」の繰り返しばかり。ほんと炎上国家だな。信念と理念を鮮明にして演説で説明して国民の納得を得るという当たり前の政治をしてほしいものだ。
・フランスサッカー選手の暴言:どこまでが人種差別なのかはわからないが、自分のために仕事をしてくれている人の横で通じない言葉で侮蔑するというのは人間として下の下としかいいようがない。外国のサッカー選手は貧民層からの叩きあげが多いから、まともな一般教育を受けてない場合も多い。これもその例だろう。あるフランス在住の日本人が「そこまでの差別発言ではない」とか言ってるけど、こんな「知ったか」発言は無視して、ネイティブの人の意見をきちんと聞いたほうがいい(とはいえ最近、日本在住外国人が再生回数を稼ぐために「日本最高!」的な動画をアップしまくっている事実もあるのだが・・

日本在住のフランス人の意見↓

フランス人サッカー選手の日本人差別発言について、みなさんに伝えたい事があります。【フランス人の反応】🇫🇷🇯🇵

消去法

2021-07-04 | Weblog
仕方ないから自民党ということが多かったが、仕方なくなくなったので入れない。当然ながら、宗教党やコミュニストにも入れない。となると、消去法だが入れるとこが1つしかなかった・・。一度痛い目をみたのに、喉元過ぎれば熱さを忘れるのか、自民党は昔よりも悪くなったように思う(なにせ「駒」がない)。オリンピックとコロナをうまく収拾しないと、秋の衆院選はもっと酷いことになりそう。

海外で活躍する日本人(コンセルトヘボウ)

2021-07-04 | Weblog
コンセルトヘボウの録画を観ていたら、ティンパニストが若いアジア系だったのでHPで調べてみたら日本人の方だった(安藤智洋さん)。海外のビッグオケでソロティンパニストを日本人が務めるというのはなかなかないことだ(2017年からソロ奏者らしい)。メンバー表をさらに見ると、1stヴァイオリンに日本人の女性が3名、ビオラにも2名の女性が入っている。凄いことだ。ヴィオラには、波木井さんという男性の首席の方がおられたはずだが、メンバー表にはいなかった。引退されたのだろうか?(映像ではソロを弾いている)調べてみたら、昨年引退されたそうだ。知らないだけで、野球の大リーグのように海外の現場で立派にやっている日本人演奏家も沢山いるんだなあと感慨深く思いました。