Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

ボッチ

2011-11-22 | Weblog
光速徒然
・ウィーンフィル来日:早朝のテレビで観戦。エッシェンバッハとランランの連弾だけがよかった。エッシェンバッハはくそまじめ過ぎて音楽として全く面白みがない。ピアノ弾いているのときのほうがよっぽど表情豊かだった。オケはダブルキャストになっていて本体がきちんと来た感じだった。引退したシュミードルがまた1番吹いていた。上手いんだけど引退すべき。
・落合:野球はよくしらないけど、在任期間中オールAクラスでリーグ優勝ありの監督が優勝した年に解任されるって意味不明。集客が悪いとかが理由らしいが、じゃあどうしろと?会社的には負けていても客が入るほうが好ましいということか。常勝よりドラマチックなほうがいいということか。プロスポーツは難しい。
・ボッチでビールかけ:その落合の首をきった球団社長が、祝勝会で選手から総スカンをくって、一人さびしく自分で自分の手にビールをかけている姿が流れた(らしい)。写真をみると見事にはぶられているのが分かる。自業自得だが、まあよく参加するよな。おそらくこれは彼的には「禊」のつもりなんだろうが。
・老害:で来年の中日の監督が70歳の人だとか。15年くらい前にも監督だったらしいが、なんでいまさら老人?この国には他に人材いないのか?この70歳も「私はもう老人だから若い人にお願いします」とかいって辞退するだろ普通。
・すごい老害:ナベツネ。85歳って・・・。周りがチヤホヤするからいつまでも調子にのってるんだよ。応援するわけではないが、清武とかいう人には徹底的に暴れてもらいたい。
・生涯現役:一生涯前向きという意味であって、仕事にしがみつことではない。ときちんと教育しよう、定年前に。
・世襲:製紙会社の会長がベガスで使い込み。創業者の孫だとか。典型的な世襲ブラック企業だなエリエール。社員が気の毒すぎる。
・原の息子:もどって野球の監督の息子。幼稚園からエスカレータでのぼって高校で留年して大学中退で、最近高級ワイン輸入業を立ち上げたとか。学生時代の親からの小遣いが800万なんて話もあり。ものになるのかね。金で解決して育つと本当にろくな人間にならない。

TPP対策として日本独自の遺伝子組み換え作物。

2011-11-16 | Weblog
・TPP:メリットデメリットがよくわからないのだが、直観的には参加したほうがいいように思う。もう国内の力だけで経済を上向きにさせることはできないわけで、そうならば多少の危険はあるにしても、大きな変化に乗って外へ打って出たほうがいいのではないか。このz条約は間違いなくアメリカによるアメリカのために仕組まれたものだろうが、ここは「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」で、敵の利をつき自己の益にするぐらいの強かさをもって参加してみたら・・・と思う。あくまて直観的だが・・。
・モンサント:TPPに参加すると、遺伝子組み換え作物が非表示となり沢山日本に入ってくるという意見がある。これが真実なのかどうかしらないが、これからは遺伝子組み換え作物の問題は避けて通れない。遺伝子組み換え作物のアメリカ最大大手にモンサントという会社がある。この会社はもともと除草剤や農薬をつくる化学会社だったのだが、その技術にバイオ技術をあわせ、除草剤とその除草剤に耐性のある組み換え作物をセット販売するというビジネスを展開している。これは凄い発想だと思う。生物倫理や環境負荷、そして強引なビジネスのやり方で物議を醸している会社だが、日本人の控え目な創造力では思いもつかないビジネスである。実際この会社の製品(作物)の収量は多く、発展途上国は恩恵を受けているとか(そしてこの会社は儲かる)。
 これが日本に入ってくると、日本の農業が壊滅する、日本の農業を守れ!・・・と農協は主張している。私は遺伝子組み換え作物は反対ではなく、きちんとコントロールされていれば、人口増加著しい人類には有用な技術だと思う。世界的にみて遺伝子組み換え作物を極端に毛嫌いしている国は日本だけといってもいい。どうせ守りきれないのであれば、ここは一転、日本も積極的に開発に参加してはどうだろうか?人様のものより自前のほうが安心だろうし。自動車や他の産業よろしく、この遺伝子組み換え作物分野でも日本の精緻さは生きると思う(体力勝負のときどうなるかわからないが)。新しい国内産業として芽生えさせ、いずれ世界にメイドインジャパンの銘で輸出してはどうだろうか?日本の安全神話はまだ健在なので、アメリカ製の作物より受け入れてくれるかもしれない・・・価格で勝負できればの話だが。

・モン・サン・ミシェル:BSの番組で海に苦しむ世界遺産として、厳島神社、ヴェネチア、そしてモン・サン・ミシェルをやっていた。モンサンは海を背景にした孤島の修道院で有名だが、観光客用の道路と駐車場を造成したため、川の流れが変化して島の周りに砂が堆積し、従来の風景が失われてしまった。自然には影響がないと道路を作ったのだろうが、環境アセスや環境系研究者の判断なんてものは占いレベルでしかない(政治判断で容易にねじまげられるし)。諫早湾も同じだな。モンサンはこれから10年以上の治水工事で、もとの景観に戻すそうだ。もう一つ、ヴェネチアの冠水にも驚いた。ここ数年、異常潮位が多く、街中の店やレストランも日常的に冠水する。警報がなると、慣れた手つきで淡々と椅子やテーブルを積み上げて閉店にするイタリア人に驚いた。イタリア人の楽天さがあるから受け入れられてるのだろう。日本人ならあんなこと無理だろうな。といっても海水は建物を腐食させるし、衛生的にも問題があると思う。この異常潮位(もしくは地盤沈下)がいつまで続くのかわからないが、なにか抜本的な解決策を施さないと、いずれ町時代が腐って崩れ去るんじゃなかろうか?

犀角

2011-11-12 | Weblog
なぜか昔からサイが好きです。角に鎧、そして突進力という肉食獣を寄せ付けない強さをもつのに、草食獣で目が優しい。

先日ベトナムのジャワサイが絶滅したニュースが報じられたが、今度はアフリカの西クロサイが絶滅したとのニュースが出た。原因は人間による密猟である。なにが目的で密猟がされてるかというと「角」である。サイの角は漢方薬で「犀角」もしくは「烏犀角」という名で解熱薬として利用されてきたが、当然のごとくその効果には科学的な証拠はない。角は皮膚や爪のようなもので、なにか特別な化学物質を含んでいるわけではないのだ。実際、犀角がワシントン条約で禁止されると、水牛の角で代用してしまうという適当さ。漢方にも効くものはあるが(ほんの少し)、ほとんどはプラセボ・マヤカシと思っていい。そんなインチキのために、サイ達は殺されて絶滅していくのだ。大変おろかなことだ。密猟を取り締まることも大事だが、マーケットを押させることが最重要だ。といっても、愚かで無教養なアジア人共が、いくら効果ないといったところで信じるはずがない(希少になればなるほど需要が高まり高騰する)。いっそそれなら

「サイの角には発がん物質が含まれている。」

というリバースな情報を流してみたらどうだろうか?

耐性

2011-11-10 | Weblog
表の事象には必ず裏があるという観点でものを眺めると、フラットなニヒリズムを持続できます。


・耐性菌:娘がプリンセス愛子と同じ肺炎で入院となってしまっている。今年流行している菌は耐性菌が大半を占めていて、これまで特効薬とされていた抗生剤が全く効かない。効く抗生剤もあるにはあるのだが幼児にはあまり使いたくないとのことで、ばりっとしたV字回復が望めないまま入院が続いている・・。耐性菌の原因は一般的に「抗生剤の乱用」が挙げられるけど、ある研究者は「日本では使用量が少ないがために耐性菌が蔓延しやすい」という説をあげていた。きちんとした量で一気に叩いてしまえば全滅できるのに、中途半端な量で生き残りを作るからそこから耐性菌が生まれるというわけ。これが正しい気がする。何をするにしても「少なめから徐々に・・」が日本の民族性。一気呵成・即時殲滅の勢いに欠ける。負け戦とわかっていても頑張ってしまう無駄な努力の好きな民族。娘の出産でも促進剤をチビチビ使ったため余分に長引き、最終的に老女医の「そんなんじゃだめよ!」の一喝で量が増やされ一気に出産となった経緯がある。安全第一は大事なのだが、なんのために安全基準を出しているのか?
・風邪:風邪の特効薬をみつけたらノーベル賞ものと言われているが、今回のような事件にあたると本当にそう思う。まず何が原因なのかが特定すらできない。ウィルスなのか菌なのか?ウィルスは血液検査や粘液検査で簡便にわかるが菌の場合は時間もかかる。実際娘の感染菌も「疑い」のレベルだ。菌なら抗生物質で叩くわけだが、抗生物質の選択や耐性菌の問題で一筋縄ではいかない。ウィルスには抗生剤は効果ない。インフルエンザだけはあまりの大流行と悪性のために薬が開発されたが(タミフル)、それも最近の話で普通の風邪ウィルスへの薬はおそらく開発されないだろう。遺伝子医療や再生医療の分野で目覚ましい進歩があるにも関わらず、庶民がもっとも罹患する病気への対抗策がこれほど対抗策が手薄というのには正直驚かされた。実は裏があるんじゃなかろうかと勘繰ってしまう。特効薬でも作ったら町医者が全滅するから業界として手をつけてないとか?まさかそんなことはあるまいが。

・スマホ:電車でウォッチしていると半数はゲームしているようにみえる。結局スマホってのは、電話とネットができるゲーム機なんだな。その煽りで任天堂が不況に陥っているらしい。あー栄枯盛衰なり。
・DeNA:ディーエヌエーと読むらしい。なんの会社か全く知らなったが、インターネットショップの会社らしい。モバゲーは聞いたことがある。モバゲーとは?と検索したら「対戦型やミニゲームなどの無料ゲーム、ユーザー全員が着せ替え可能なアバターなどを提供している」・・・・意味がわからない。みんなこんなものにはまってるのか?世も末だな。
・司法修習生への給費停止:弁護士の大半は将来民間にいくのだから税金からの給費はおかしいとの意見。わからんでもないが、修習過程は国の管轄で行われ、その間は労働できないのだからある程度は給費してあげてもいいのではなかろうか?。世には生活保護費をもらっておきながらパチンコや飲酒で散財してしまう人間が大勢いる。そんな輩に支払う金があるのなら、前途ある若者に、数年間の生活費ぐらいは給費してあげてほしいものだ。
・オリンパス:よくわからないが大変なことになっているようだ。朝鮮半島や中国への安売りは絶対にやめていただきたい。
・宇宙戦艦ヤマト新作:ヤマト2199がタイトル。これまで何度新作をつくりそしてこけてきたのか。ガンダムもそうだが、古いものに頼らず全く新しい作品を作ろうとは思わないのだろうか?
・原発は不可欠とIEA(国際エネルギー機関):温暖化対策のためにも不可欠なエネとのこと。原発利権に食い込まれているようだ。ノーベル平和賞(この賞は廃止すべき)受賞のゴア氏が原発利権の親玉は有名な話。震災以降、日本では温暖化のオの字もでなくなった。地震や放射能に曝されて、見えない空気の微々たる温度変化に騒ぐゆとりなぞなくなったわけだ。温暖化対策なんての幸せ病だったのだ。

ドジョウが勝手に消費税アップを国際公約している

2011-11-02 | Weblog
野田首相が消費税upを国際公約。

「野田佳彦首相は3日午後(日本時間同日夜)始まった主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、 「2010年代半ばまでに段階的に消費税率を10%まで引き上げる」との方針を表明、消費増税を国際公約とした。 さらに「(増税を)実現するための法案を2011年度内に提出する」と強調した。

消費税引き揚げは不可避かもしれないけど、国会どころか党内でもコンセンサスを得てないし、選挙で国民の同意も得てない、さらにこのどじょうはまだ新任だ。その状況でいきなり国際公約ってどうなんだ?そもそも民主党は「増税はしない」「当面議論もしない」というマニフェストを掲げて政権奪取したのに、これはなんだろうか?。まあ、他のマニフェストも殆ど反故にされているから、もう約束を守るという意志さえ失ったか。次の選挙で民主が政権を失うことがほぼ確定だし、自民も増税方針だから善は急げということかもしれないが、このやり方はあまりによくない。国民を相手にしているとまとまらないから、もう先駆けて路線作ってしまおう!という官僚の腹があるのだろうが、それなら国民の代表たる首相は国民が納得するような「スピーチ」をして国民を説得・納得させるべき。ドジョウ本人は増税の悪名を背負っても俺は日本を救おうとか自分に酔ってるのかもしれないが、露出もせず会見もせず、いつのまにか海外にいって増税をお約束してしまう総理に誰がリーダーシップを感じるのか?