Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

徒然日記 生まれ変わり

2021-01-28 | Weblog
210128Thr
最近、「生まれ変わり現象」に興味が向いている。魂の存在について子供の頃から興味があったのだが、自分の仕事の将来や限界が見えたきた最近、一番自分の人生で疑問に思っていることを真剣に考えてみることにした。といっても、宗教とかスピリチュアルとは真逆で、純粋に科学的な思考と検証にたってやっていきたい。世界には説明のつかない「生まれ変わり」が多数報告されている。もちろん説明がつかないから真実というわけでは決してない。「現時点では説明できない」というだけである。アメリカのヴァージニア大学では生まれ変わりに関する専門の研究室があるそうで、これまでに2000以上の生まれ変わりの例が集められて精査され学術報告している。これも研究者のバイアスがかかっている可能性も高いし、巧妙なトリック、勘違い、偶然の産物も紛れ込んでいるだろう。しかし、もし万が一にも真実の生まれ変わりが1つでもそこにあったとしたら、それは霊魂というべきかどうかはわからないが、他人の記憶が別の他人、それも赤子に転送されるという現象が実際にこの世に存在するということになる。それは霊魂の存在、死後の世界の研究の糸口になるのではなかろうか?

映像
映画「原子怪獣現る:The Beast from 20,000 Fathoms」ブラッドベリ原作(灯台のところだけだが)、ハリーハウゼン特殊効果の伝説的な怪獣映画(1953)。水爆実験で目覚める怪獣ものということで、ゴジラ(1954)の元ネタとか言われるが、正直なところ設定のアイデアは完全なパクリといえる。しかし、ゴジラは怪獣を倒す人間側のドラマや葛藤に焦点を当てているところが大きく違う(だから名作なのだが)。原子怪獣(リドサウルス)はゴジラのように口から火は吹かないが、血液に未知の感染症が潜んでいるので迂闊に攻撃できないという設定はよく考えられている。またブラッドベリの原作の灯台襲撃シーンは大変精緻に再現されており、折れた灯台の中からゆがんだらせん階段が見えたりする。

The Beast from 20,000 Fathoms - Original Theatrical Trailer


料理
新しい挑戦はないが、ルーカレーを美味しく作るこつをYoutubeで色々と探して試してみた。何が正しいかわからないが、野菜は大き目に切り、炒めるよるも蒸したほうが良いというのは賛成かな。

徒然日記:教員を再び憧れの職業にする方法

2021-01-25 | Weblog
210124Sun
・労働の必要性や危険性に比例した賃金体系になっていないのが、この世の不平等の原因である。
・なんら生産性のないオンラインサロンには、高額な税金を課すべきかと思う。
・宣伝さえ見てくれれば、番組の内容が露悪趣味であれ炎上商法であれ何でも良いというのが現在のメディア、テレビ、Youtubeの集金方針である。そんな刹那的な集客に頼っているから、ろくな作品が生まれない。文化は飽和したのだ。
・萩生田文科相「教員を再び憧れの職業にする」:ORE案は次のとおり。①給料を高めにする、②定時に帰れるようにする、③モンペ対策は教員に押し付けず専門家を充てる、④続発する教員の犯罪予備軍の徹底的な排除、これにより⑥教員になるための競争力を高める、⑦質の高い教員を選抜育成する。

映像
・「白い巨塔1978田宮二郎版」:BGM替わりに観ている(聞いている)。結局のところ最大の悪は、鵜飼部長でも財前義父でもなく東教授である。優秀な部下に嫉妬する上司ほど醜いものはない。それも教授ー助教授という絶対に覆らない序列の中で嫉妬するのだから質が悪い。東教授が最初から財前を推薦して教授にしておけば、水面下での醜悪な選挙戦もなく、それによって財前もねじ曲がらず、里見助教授も大学に辞表も出すことなく、財前の理想通りに「外科の財前、内科の里見」の二枚看板で浪花大学医学部は全盛期を迎えられたはずなのである。
・大菩薩峠(市川雷蔵版):久しぶりに観た。楼閣の2階で酔って狂乱した雷蔵が、敵に呼び止められた瞬間にピタリと青眼音無しの構えにつけるシーンは鳥肌もの(ただしここで幕切れ)

読書
・漫画「ブルーピリオド」最新刊:美術において世間に名の通った教員は本当に正しいのか、天才肌の生徒は教員を根本的に凌駕しているのではないか?そんなことを考えさせられる巻だった。
・ジョジョ全部:毎日1話ずつみている。1部と2部は2回目のサイクルに入っている。トランプとかサイコロとかクワガタとか、テーブルゲームでの知能選の回がこの漫画の真骨頂だったりする。

音楽
・楽器の中から巨大な綿埃が出てきた。少しは音が良く・・・ならない。腕の問題です。

料理
ミロトン:ワインビネガーとコルニッション(ピクルスの細切れ)が決め手となる。それにしても鉄鍋(ストウブ)が大活躍である。


徒然日記 イスラエルに注目

2021-01-21 | Weblog
200121Thr
イスラエルの人口は東京と同じ程度だが、コロナの感染者は東京の5倍と悲惨な状況になっている。そんなイスラエルだが、コロナワクチンの接種に国をあげて取り組んでおり、なんと接種率が25%と世界最速を更新中である(欧州や米国では数%)。最新のニュースでは、ここにきてやっと感染者集が減少に転じたとあるが、まだまだ予断を許さない。もしイスラエルでワクチンが成功したら、今後の見通しも大きく変わるだろう。そのときは「さすがユダヤ人!」ということになるのか?。今後の推移が注目される。

映像
・大河ドラマ「太平記」を数話。北条を打倒し、建武政権を打倒し、楠木を倒し、新田を倒し、一息ついたら弟や足利一門と争うことになり、ついには息子(庶子)と骨肉の戦いをすることになる大変な人生の足利尊氏。
・映画「天井桟敷の人々」:フランス映画屈指の名作というが、これは映画史上の最高作といってもいいだろう。

美術
・ロン・コッブのデザイン:昨年(2020)逝去されたアメリカの映画デザイナー。エイリアン、スターウォーズ、バックトゥザフューチャーなどのメカをデザインしている。バックトゥザフューチャーのデロリアンも傑作だが、私としてはエイリアンのノストロモ号の外観と内装こそがコッブの最高傑作だと思う。他にもダークスターやエイリアン2のDrop Ship、レイダースの全翼機(Nazi Flying wing)などもデザインしている。ノストロモ号や2010年のレオーノフ号(こちらはシド・ミード氏(2019年逝去)の作品)が、私には宇宙船のデフォルトである。考えてみたら、シド・ミードとロン・コッブによって私のSF世界観は作られたといっても過言ではない。
ロン・コッブのOfficial site(多数の設定画を拝見できる)

音楽
バッハの真髄は絶対に器楽曲(ソロ曲)にある。宗教曲ももちろん素晴らしいが、あれは雇われ契約のワークでもあるわけで。

徒然日記 アルファヴィル

2021-01-18 | Weblog
210118
パタリと更新が止まってしまいましたが普通に元気です。

・アイルランド:イギリスとアイルランドって本州と四国程度の距離感なのに言語も宗教も違う別の国という事実。アイルランドは1200年くらいからイギリスに植民地化されて19世紀末にようやく独立。でも北アイルランドはイギリスのもので、その中でアイルランド派(主にカトリック)と本土派(プロテスタント)がいがみあっている(ベルファスト宣言で一応収束)。町の中に分断の壁「ピースライン」が今でもあり、両地区の通行はゲートで仕切られている。アイルランド国民の半数は今でもアイルランド語(イギリス人ではわからない)を喋れる。

・中国人は漢文を読めない:日本在住の中国人姉妹(日本語は完全にネイティブ)のYoutubeで知る。漢文は現代の中国人からしたら日本の古文であり、漢字で構成されているからといって読めないらしい。(そもそも古い漢字が読めない)そんなものを義務的に中高6年間も勉強している日本人って偉いな。

映像
映画「アルファヴィル」ゴダール監督の近未来SF。普通にパリで撮影しているが建物がミッドセンチュリーなので雰囲気はある。内容はよくある狂ったAIに支配された街からの解放。






徒然日記 分科会のメンツを知る

2021-01-05 | Weblog
コロナの分科会ってどんまメンツなのかと思い調べてみたが、結構「経済系」も入っているんだな。なぜ「労組連合?」「鳥取知事?」「読売新聞?」もっとゴリゴリの感染系の専門家会議かと思っていたよ。こういうのだから、緊急事態宣言の発令のタイミングも遅れたのではないか?

石川 晴巳 ヘルスケアコミュニケーションプランナー
石田 昭浩 日本労働組合総連合会副事務局長
今村 顕史 東京都立駒込病院感染症センター長、感染症科部長
大竹 文雄 大阪大学大学院経済学研究科教授
岡部 信彦 川崎市健康安全研究所長
押谷 仁 東北大学大学院医学系研究科微生物学分野教授
◎ 尾身 茂 独立行政法人地域医療機能推進機構理事長
釜萢 敏 公益社団法人日本医師会常任理事
小林慶一郎 公益財団法人東京財団政策研究所研究主幹
舘田 一博 東邦大学微生物・感染症学講座教授
中山ひとみ 霞が関総合法律事務所弁護士
平井 伸治 鳥取県知事
南 砂 読売新聞東京本社常務取締役 調査研究本部長
武藤 香織 東京大学医科学研究所公共政策研究分野教授
○ 脇田 隆字 国立感染症研究所所長

徒然日記 解決策

2021-01-04 | Weblog
210104Mon
・昔は今日から働いていたんだなあと。なんだかあちこちで感染が進んでいる。都立高校運動部が遠征先で45人がクラスター、バドミントンの桃田、武田真治、ジャニーズの人たち(もしかして嵐も?)も感染などなど。結局のところ、課外活動してはダメなんだなということ。
緊急事態宣言が発令されるようだけど限定版になるようだ。劇場ならOKとか映画はOKとか。それはどうなのか?娯楽活動したら外食するのでは?店が閉まってれば帰るのかもしれないけど、今回は宣言に従わない店もたくさん出そうだな。
・20代はコロナに罹っても重症化しないらしい。それなら、20代同士だけで経済を回すのはOKにすればいいのではないだろうか?逆に言えば20代の人でも年上と接触しないといけない仕事であれば、きちんと自粛すると。
・解決策:集団免疫が出来なことが証明され(スウェーデン失敗)、ワクチンの広がりもまだまだとなっては当面の解決策は一つしかない。厳密なロックダウン(中国レベル)によって感染者を1桁レベルまで減らし、同時に外国からの流入を完全に遮断して、それから思いっきり国内GOTOする。当然ながらオリンピックなぞ中止。そのころにワクチンが効き始める。

徒然日記 膾

2021-01-02 | Weblog
210101Fri

正月というものを特別視してない私ですが、きちんとお雑煮もおせちも食べました。日本の文化を知る数少ない機会ですね。田作りの意味を毎年説明しているような気がする・・。
膾(なます)を目にすると、いつも生魚入ってるかな?と気にしてしまう。今では膾は酢であえたもの全般をさし、おせちでは大根と人参で作る「紅白なます」が定番だが、「膾のように切り刻んでやる」という言葉があるように、本来は生肉(主に魚)で作るものだった。そのイメージが強すぎて、生魚が入ってないのになんで膾なんだろう?と二十歳くらいまで不思議に思ってたのですよ。
・流鉄流山線という路線の存在を知る。千葉北西部のあのあたりは全く行ったことなく、さして興味もないのだが、この記事を読むと下車はしなくてもいいが、電車には乗ってみたくなる。しなびた単線とか好きなんだよね。単線という意味では路面電車も好き。
・こちらの下総松崎は下車して散策してみたい。下総の中央部は本当に何もないというか、田んぼだけで怖いくらいに殺風景なんだよね。大昔に仲間とバス釣りに行ったのだけど、街灯がないところだったので日が落ちた瞬間に辺りが真っ暗になって、遠くに見える駅の明かりを頼りに、恐る恐る田んぼ道を歩いたものです。
・最近千葉の歴史に興味があって色々とウィキで検索している。学校の勉強ではほとんど登場しない千葉にも色々と面白いことがあることを発見しています。そもそも千葉の名前は、中世に下総上総を支配していた千葉氏から来ているのだけど、その千葉氏は実は平将門の子孫であって、戦国時代には没落するのだけど、いまでも千葉氏の本家筋の方がいらして、千葉銀行や商工会議所の偉い役をやっているらしい。

映像
「忠臣蔵」長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎:古い大映映画特有のあらすじを追うだけの展開だが、それなりに面白かった。神経質な内匠頭に雷蔵はよくはまっていた。
音楽
サンサーンスVn協奏曲:グリュミオー
そういえばウィーンフィルのニューイヤーをかすりも見なかった。忘れていた・・・
読書
芥川龍之介「芋粥」久しぶりに読んだが王朝時代の風景が目に浮かぶ細かい描写が素晴らしい。もうこういう文を書ける人もいないし、それどころか今の若い人たち(あ、老害用語)は作品を読み切ることもできないのではないか?
料理
まだ何もやってない