Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

バトンとか

2005-06-28 | Weblog
1)コンピューターに入っている音楽ファイルの容量

6Gくらい(itune)そろそろ限界かな。
つまらない演奏は消さなくては。

?2)今、聞いている曲

デュトワ/モントリオール管でドビュッシーの「海」

?3)最後に買ったCD

ペルト;Tabula Rasa (ECM)

?4) よく聞く、または特別思い入れのある5曲

Beethoven; Symphony 5
Beethoven; Symphony 9
Beethoven; Piano Concert 4
Beethoven; Piano Sonata 23
Beethoven; Piano Sonata 32

極東

2005-06-09 | Weblog
北アメリカ大陸の「極東」に来ています。ここが今回の目的地のニューファンドランド島のセントジョーンズ。日本の真裏側になるわけですね。大西洋を隔ててユーラシア大陸があるわけですが、ここが一番近い場所というわけです。到着したのが遅かったので、町の見学はしてませんが、ホテルの窓から見ると細い湾と小高い丘の上の大きなゴシック教会、それに古いデザインの家々の町並みが見えます。夕飯はホテルでとったのですが、現地の魚介料理を食べました。私は根っからのお魚マニアでもあるので(お魚クンに負けられない)、滞在先に海があると当地のお薦めの魚介料理を試すのが楽しみです。本日私が興味を示したのは、

「タラの舌のクリスピー」

タラタンです。そんな部位が食用されていることさえ知りませんでしたが、検索するとスカンジナビアではメジャーな料理らしいです。小さなものを想像していましたが、出て来たのは結構大きなゼラチン質の肉の揚げ物で、プリプリした食感とくどさのない味が冷えた白ワインに恐ろしく会う。気にいりました。日本で手に入るのかな?珍味だろうと思い少量を予想したのですが、山盛りで出てきてそれだけでおなか一杯になりそうでした。ちなみにメインはロブスターリゾット。これも美味しかったです。

しかし極東っていい響きですね。ファーイーストですか。ファーイーストといえば、ファーイーストミラージュコーアとかいう団体がありますね。このネタを話すのはちょっとやばいか。

郷愁

2005-06-08 | Weblog
昨日から仕事でトロントに来ているのですが(海外は年末に帰国して以来か)、到着した昨晩は眠さのあまりに夕飯をぬいてしまい、そのためあまりにもの空腹で早朝に眼が覚めてしまった。そこで朝一番でホテルの朝食を食べに行ったのだが、出されたジャンクなフードに何故か郷愁を感じてしまった。

「これだよ、この不味さ!」

プレートの上が全て黄土色(小麦パン、カリカリベーコン、下手な半熟目玉焼き、オイリーなフライドポテト)で、味も「塩」のみ。でも慣れると、これはエナジー満点だよね。日本とは食事に対する感じ方を変える必要があるのです。「燃料補給」ですよ。
日本にはないチップ制だが、店員のあからさまな接待もなかなか懐かしい。
テレビも一通りチャンネル回したが、カリフォルニアのものと結構同じものがありました。スパイクでWWEやってるし(ちょっと見ない間に色々と王座が移動したんだな。タジリさんも頑張ってた)、ディスカバリーでバイク一家の話もやっていた。やっぱテレビ番組はこちらの方が断然面白い。CMとか。
さらに前から見たかったWシャトナー主演のパトカーアダムを早朝からやっていた。Wシャトナー(写真)はスタートレックのカーク艦長役だけで食べているような役者なんだけど、もう一つの代表作がパトカーアダムと彼の紹介文にいつも書いてあるので、前からちょっと見たかった。まあドタバタ作品でシャトナーが一人目立って池にダイブしたりして、スタートレックと何も変わらない唯我独尊的主役をやっていました。(Wシャトナーはその目立ちたがりで共演者から毛嫌い?されています。)

テルミン

2005-06-07 | Weblog
寝ようと思って、ちょっとテレビをつけたら教育テレビでなんと「テルミン」の演奏をやっていました。ソ連のテルミン博士が開発した電子楽器、なんと楽器の周囲に発生させた電界を指で触って(これが空気を掴むって感じ!)音階を表現するという演奏だけみていると魔術のような楽器です(写真は演奏するテルミン博士)音程はやはり不安定なのですが、その電子音が独特で昔はSF映画の効果音によく使われていました。数年前にこのテルミン博士のドキュメンタリー映画を恵比寿へ観に行ったことがありまして、あの時もこの楽器のオリジナリティーに随分と感動したものでした。試しにネットで「テルミン」で検索しましたが、最近は日本でも随分と愛好家が多く盛んなようですね。私も一台欲しいです。(10万円くらいで買えるようです)

「緻密な有機体で作られた精密機械」

2005-06-06 | Weblog
ベルリンフィルの元団長、ツェペリッツ教授はオーケストラというものを

「緻密な有機体で作られた精密機械」

と評しました。言い得て妙です。(写真はフルヴェン+BPOですが)

 週末に大きな本番演奏会があったのですが、近年まれに見る燃焼力で、自画自賛的ですがかなり良い演奏会だったと思います。お客さんも沢山入ってくれたし、最後の音が終わったときに弾けるように拍手とブラボーが飛び出したりと随分と楽しんでもらえたようです。弾いている側としては殆どマラソンのような気分だったのですが、あのくらい集中力を振り絞るといい演奏ができるものですね。自分も役割は結構果たせたと思います(思いたい。)前にも書きましたが、合奏のいいところは「ただ参加している」では駄目で、役割分担をきちんとやるという「使命感」があるところがいいです。(団体競技はなんでもそうか)私の場合はバスなのですが、やはり合奏の際にバスは「常に」そして「正確に」響いていることが大事なわけです。バスが安定でかつ推進力があると、高音の人たちは集中してメロディー作りに励めるわけで、オケ全体が安定して崩れる事がなくなります。そのよく響くバスを作るには、豊かな音量、いい音程、指揮者への敏感な反応が求められるわけですが、アマチュアはそう簡単に全部が出来る訳ではないので、やはり日頃からさらって、なるたけ余裕を持って視界を広げて合奏に望むというのが重要なのです(と自分に喝)。まあ、まず譜面通りに弾けないとね。
 これで当分オフに入るわけですが(この団体は)、もう次の楽譜はもらっているので休む事無くさらわなければいけません。自分のなかで何がまずいか(苦手なポジションとか弓さばきとか)はよくわかっているので、一つずつ克服していくためにも地道に基礎練習をしなければ。なんでもそうですが、向上心が続く趣味というのはいいものだと思います。

チャイ5は最高のクラ曲(の一つ)

2005-06-03 | Weblog
世間では素人御用達の曲のように何だかんだと揶揄されますし、作曲者本人も客に媚びすぎたと言って落ち込んでいましたが、この曲はやはり交響曲というジャンルでは一つの頂点でしょう。聞いても弾いても燃えまくり。2楽章のメロメロさ加減と堪りません。私の好みはムラヴィンスキー=レニングラードの録音。(メロディア、1973年のレニングラードにおけるライブ録音。よく引き合いに出されるDG盤は全く頂けません。ラーマさんの感想を参照)最後の審盤(チャイ5)