Wilhelm-Wilhelm Mk2

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徒然:闇の軍師

2009-10-22 | Weblog
 ここのところちょっとだけ忙しい(実験関係で)。滞社時間11時間くらいか・・・。世間的にはこの程度は当たり前の範疇なんだろうが、私は非人道的だと思います(って誰に言われたわけでもなく、自分で勝手に拘束しているわけなのだが)。学生時代の拘束時間に比べてたら極小だが、この歳になるとやはりきつい。まあ実験対象が「生もの(not 生物)」だから仕方がない。取り出したら早めに処理しないといけないので。年末の海外発表のdeadlineが迫ってきたし・・・。

 子供が手放し立ちにチャレンジ中。滞空時間がじわじわ延びてきた。よほど嬉しいのか、なぜかいつもゲタゲタ笑い。最近は「ありがとう」に対して「どういたしまして」が出来るようになった。小首を傾げてぺこりするのだが、激しく可愛い。


 新しい郵政社長:元官僚が問題とは思わない。官僚ってのはやはり優秀な人材であり、衆愚がフィーリングで選んだ政治家より絶対に使えるはず。ただね、73歳という年齢でもう新しい役職につくなと・・・。もっと若い人にやらせろよ。すでに老害なんだが・・・。もう公職については65歳で完全定年制にしてほしいものだ。あ、郵便は民間なのか。
 この斉藤氏、「小沢一郎民主党幹事長との関係が深く「官僚の中の官僚」」とのこと。さらに「「大物次官」ともてはやされたのは、人事を通して省内で「斎藤組」と呼ばれた強力な人脈をつくり、「子飼い」を操縦して当時の予算査定の最重要テーマだった公共事業などの配分に辣腕(らつわん)を振るったことにある。「闇の軍師」(自民党の閣僚経験者)との印象も強い。」
・・・闇の軍師って凄いな。闇軍師のイメージとしては「司馬仲達」か?顔はヘイポーさん+岡田監督みたいんだけど。

天下り問題:「天下り」というと響きが悪いが、これは民間の「出向」のことである。ピラミッド体系の官僚社会では、誰かがトップにのぼりつめると、その同期は一斉に退職して天下ることになっている。一見不条理だが、そのおかげで、ポストが循環して若い戦力を毎年補充できるのだ。これは非常に合理的でいいシステムだと思う。私としては決して悪いとは思わない。問題なのは天下り先の方である。存在価値があるのかないのかわからない財団やら法人を隠居先にして、高給を蝕むというのが問題なのだ。現場としても、その分野の素人が上司にいることほどの迷惑な話はない。もっとこの日本の貴重なブレイン群を積極的に利用する場はないのだろうか?(でも、扱いずらそうだな・・・)天下り=悪の論調ばかり目立つが、そちらに焦点を集めるべきだと思う。

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