Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

革命パクリ

2009-10-22 | Weblog
 亡き巨匠・深作欣二の監督したSF超大作「宇宙からのメッセージ」の予告編をYoutubeでみた。この映画、千葉真一、真田広之、天本英世等の超大物スターがぞろぞろと出演し、スターウォーズに先駆けて発表した日本の誇るSF映画なのだが(実はスターウォーズの情報を得た東宝が徹底的にぱくった)、この予告編を観れば、いや聴けば、クラシックファンならすぐに違和感を感じることだろう。そう・・・バックに流れる曲がショスタコの革命4楽章の壮大なパクリなのである。調整・リズム・構成まで全部そのまんま。ちょっといじって軍歌っぽくしているが、ここまで徹底されていると爽快な気分にさえなる。というか、正直に革命使えばいいじゃないか・・・。ショスタコが革命を政府への皮肉、アンチテーゼとして作ったいう伝説が本当なら、こういう使い方をショスタコは喜んでくれるかもしれない。
 いや凄いものだ。ゴジラ映画のようなショスタコ・・・一度演奏してみたいような気がしないでもない・・ような・・・いやしたくないか。

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