2017年 7月29日(土)~ 9月24日(日)
巡回予定
2017年4月15日(土)〜6月11日(日)東京 三井記念 美術館、
2017年7月29日(土)〜9月24日(日)大阪 あべのハルカス美術館
2017年10月20日~12月10日 山口 山口県立美術館
創設1250年を迎えた西大寺は聖武天皇と光明皇后の娘である称徳天皇によって創建され、東大寺などとともに「南都七大寺」に数えられる名刹です。本展では西大寺およびその一門の真言律宗寺院などに伝わる、国宝・重要文化財をはじめ優れた仏教美術を紹介しながら、時代のうねりの中で進むべき道を追求した興正菩薩叡尊らの足跡をたどります。
小生の西大寺 参拝記 は、こちら
今回の狙いは これです
重要文化財 吉祥天立像 浄瑠璃寺
吉祥天は奈良時代以来、「吉祥悔過(けか)」という法要の本尊として祀られてきました。普段は本堂厨子のなかに秘仏として安置され、美しい彩色を今に伝えています。ふくよかな容姿、繧繝(うんげん)彩色の文様を施された衣、風をはらんだ袖など薬師寺所蔵の吉祥天画像(8世紀)に通じる天平美人を彷彿とさせます。建暦2年(1212)の造立。
「吉祥天立像」は7月29日(土)〜8月6日(日)の展示となります。
展示期間はわずか一週間ですので早速行ってきました
2004年に浄瑠璃寺に参拝しましたが、たまたま秘仏 吉祥天女像が公開中でした。参拝記は こちら
13年振りの再会です。
たまたま見学していた年配の方が、「東京の展覧会の時は最後の方だったんだよ」と言われてました
きっとお会いしたかったんでしょうね。
国宝「興正菩薩坐像」(奈良・西大寺)
叡尊(えいそん・えいぞん、建仁元年(1201年) - 正応3年8月25日(1290年9月29日))は、鎌倉時代中期の真言律宗の僧。字は思円(しえん)。謚号は興正菩薩(こうしょうぼさつ)。興福寺の学僧慶玄の子で、大和国添上郡箕田里(現・奈良県大和郡山市)の生まれ。戒律を復興し、奈良西大寺を復興した僧として知られる。
重要文化財 「塔本(とうほん)四仏坐像」(奈良・西大寺)
「阿閦如来坐像」「宝生如来坐像」「阿弥陀如来坐像」「釈迦如来坐像」
西大寺には創建後間もなく東塔・西塔の2基の塔が建てられました。この4軀の如来坐像は、そのいずれかの塔の初層(1階)に安置されたと伝えられています。奈良時代後期を中心に流行する木心乾漆(もくしんかんしつ)の技法により制作されています。西大寺創建に近い時期までさかのぼり、4軀まとまって伝わる貴重な仏像です。各像の名称は後世のものと考えられます。大阪展では4軀揃って展示されます。
「不動明王二童子像」(大阪・松林寺)
近畿地方では江戸時代に入ってからも、叡尊の流れを汲む律僧たちが宝山寺や松林寺など古寺の復興に尽力し、教えを広めました。
重要文化財 「普賢菩薩騎象像」(京都・岩船寺)
「普賢菩薩騎象像」は前期[7月29日(土)〜8月27日(日)]の展示となります。
国宝 「金銅宝塔(壇塔)」(奈良・西大寺)
叡尊が感得した唐招提寺の舎利1粒などを納入し、霊宝として永く伝えるために、文永7年(1270)叡尊が自ら願主となって造立しました。
重要文化財「文殊菩薩騎獅像」(京都・大智寺)
奈良時代に行基が木津川に架けた橋は流されていましたが、鎌倉時代に入り、川に残った橋柱で文殊菩薩像を造立したと伝えられています。蓮華座に座した文殊菩薩の纏った衣の造形に、宋風と言われる動きのある表現が用いられているため、安阿弥(快慶)作との寺伝もあります。
寺外 初公開
※「文殊菩薩騎獅像」は7月29日(土)〜8月20日(日)の展示となります。
ハルカス美術館一覧表
巡回予定
2017年4月15日(土)〜6月11日(日)東京 三井記念 美術館、
2017年7月29日(土)〜9月24日(日)大阪 あべのハルカス美術館
2017年10月20日~12月10日 山口 山口県立美術館
創設1250年を迎えた西大寺は聖武天皇と光明皇后の娘である称徳天皇によって創建され、東大寺などとともに「南都七大寺」に数えられる名刹です。本展では西大寺およびその一門の真言律宗寺院などに伝わる、国宝・重要文化財をはじめ優れた仏教美術を紹介しながら、時代のうねりの中で進むべき道を追求した興正菩薩叡尊らの足跡をたどります。
小生の西大寺 参拝記 は、こちら
今回の狙いは これです
重要文化財 吉祥天立像 浄瑠璃寺
吉祥天は奈良時代以来、「吉祥悔過(けか)」という法要の本尊として祀られてきました。普段は本堂厨子のなかに秘仏として安置され、美しい彩色を今に伝えています。ふくよかな容姿、繧繝(うんげん)彩色の文様を施された衣、風をはらんだ袖など薬師寺所蔵の吉祥天画像(8世紀)に通じる天平美人を彷彿とさせます。建暦2年(1212)の造立。
「吉祥天立像」は7月29日(土)〜8月6日(日)の展示となります。
展示期間はわずか一週間ですので早速行ってきました
2004年に浄瑠璃寺に参拝しましたが、たまたま秘仏 吉祥天女像が公開中でした。参拝記は こちら
13年振りの再会です。
たまたま見学していた年配の方が、「東京の展覧会の時は最後の方だったんだよ」と言われてました
きっとお会いしたかったんでしょうね。
国宝「興正菩薩坐像」(奈良・西大寺)
叡尊(えいそん・えいぞん、建仁元年(1201年) - 正応3年8月25日(1290年9月29日))は、鎌倉時代中期の真言律宗の僧。字は思円(しえん)。謚号は興正菩薩(こうしょうぼさつ)。興福寺の学僧慶玄の子で、大和国添上郡箕田里(現・奈良県大和郡山市)の生まれ。戒律を復興し、奈良西大寺を復興した僧として知られる。
重要文化財 「塔本(とうほん)四仏坐像」(奈良・西大寺)
「阿閦如来坐像」「宝生如来坐像」「阿弥陀如来坐像」「釈迦如来坐像」
西大寺には創建後間もなく東塔・西塔の2基の塔が建てられました。この4軀の如来坐像は、そのいずれかの塔の初層(1階)に安置されたと伝えられています。奈良時代後期を中心に流行する木心乾漆(もくしんかんしつ)の技法により制作されています。西大寺創建に近い時期までさかのぼり、4軀まとまって伝わる貴重な仏像です。各像の名称は後世のものと考えられます。大阪展では4軀揃って展示されます。
「不動明王二童子像」(大阪・松林寺)
近畿地方では江戸時代に入ってからも、叡尊の流れを汲む律僧たちが宝山寺や松林寺など古寺の復興に尽力し、教えを広めました。
重要文化財 「普賢菩薩騎象像」(京都・岩船寺)
「普賢菩薩騎象像」は前期[7月29日(土)〜8月27日(日)]の展示となります。
国宝 「金銅宝塔(壇塔)」(奈良・西大寺)
叡尊が感得した唐招提寺の舎利1粒などを納入し、霊宝として永く伝えるために、文永7年(1270)叡尊が自ら願主となって造立しました。
重要文化財「文殊菩薩騎獅像」(京都・大智寺)
奈良時代に行基が木津川に架けた橋は流されていましたが、鎌倉時代に入り、川に残った橋柱で文殊菩薩像を造立したと伝えられています。蓮華座に座した文殊菩薩の纏った衣の造形に、宋風と言われる動きのある表現が用いられているため、安阿弥(快慶)作との寺伝もあります。
寺外 初公開
※「文殊菩薩騎獅像」は7月29日(土)〜8月20日(日)の展示となります。
ハルカス美術館一覧表
私も吉祥天立像を観に行く予定です。
1週間ですもんね。
浄瑠璃寺で私もお目にかかっているのですがまた再会したくて楽しみにしています。
つぐみ