元吉本興業会長の中邨(なかむら)秀雄氏の講演会を聴いた。
「自分が楽しむ だから成功する」という演題。
芸人とかかわって50年の氏の経験話、当然ながら吉本興業も一つの会社であり、経営者の話は、すべてのビジネスにも通じる。
1.ビジネスマンにとって大事な3つ
芸人は商品である、それを支える400人の裏方(社員)を育てることが会社にとって大事な事、入社して5年経ったら3つの大事な事がある。
(1)活字に親しめ
日経新聞を読め-社会、経済の情報に強くなる
文章を書く力をつける-企画書を書くのにも必要
(2)本物(ホンマモノ)を見て来い
ラスペガス、ムーランジュール、ブロードウェイ等々
有休を取って、自前で
中邨氏自身は、会社費用で行ったらしいが、今は安いし、会社から出してもらうと義理が出来て、50年も同じ会社に居ることになった。(笑)
(3)異業種の人間との交流
2.どうしたら女にモテルか?
上方落語の「稽古屋」で、モテル方法の指南を受ける場面でのやりとり、モテルには10のポイントがある。それを現代風にアレンジして紹介があった。
一見栄(イチミエ) 清潔感がある。挨拶上手である。
二男(ニオトコ) 男前であること。
三金(サンカネ) 活きたお金を使うこと。活きたかどうか分からないこともあるが、お金を蒔いておかないと、芽が出てこない。
四芸(シゲイ) 例えば、手品などがちょっとできると、女性と会話に入りやすい。
五清(ゴセイ) 性格が明るい。忍耐強い-人の話を良く聴く。
六幼(ロクオボコ) 完璧な人間は付き合い難い。女性の母性本能をくすぐることが必 要。
七科白(ナナセリフ) 喧嘩の仲裁に入れるぐらいの、話芸、話術が必要。
両者を公平に裁くためには、常識が必要。
八力(ハチカラ) 力があること、すなわち健康。
チャンスがきたとき、これをこなす体力、健康。
九肝(クキモ) 肝っ玉、決断力が常に必要。
十評判(トヒョウバン) 世間の評判。
そして 「笑顔」である。
まさにビジネスマン 10の心得のお話し。
3.21世紀の問題点
少子化、高齢化社会が、ますます進む。
日本の女性の社会進出度は、まだ世界で34位、他国のように移民に頼るまでもなく、 女性の力を活用することが大切。
吉本興業では、お年寄りのコンテンツを模索している。
まとめると以上になるが、「活きた金」では、明石家さんまさんのエピソードの紹介があった。打ち上げ式には金を出すのはもちろんながら、必ず出席して情報を集めている。当り馬券のプレゼントの話し等、まさに、「活きた金」を使っているお話であった。
ジミー大西さんのエピソードでは、吉本興業の懐の大きさを感じた、いい話であった。
「自分が楽しむ だから成功する」という演題。
芸人とかかわって50年の氏の経験話、当然ながら吉本興業も一つの会社であり、経営者の話は、すべてのビジネスにも通じる。
1.ビジネスマンにとって大事な3つ
芸人は商品である、それを支える400人の裏方(社員)を育てることが会社にとって大事な事、入社して5年経ったら3つの大事な事がある。
(1)活字に親しめ
日経新聞を読め-社会、経済の情報に強くなる
文章を書く力をつける-企画書を書くのにも必要
(2)本物(ホンマモノ)を見て来い
ラスペガス、ムーランジュール、ブロードウェイ等々
有休を取って、自前で
中邨氏自身は、会社費用で行ったらしいが、今は安いし、会社から出してもらうと義理が出来て、50年も同じ会社に居ることになった。(笑)
(3)異業種の人間との交流
2.どうしたら女にモテルか?
上方落語の「稽古屋」で、モテル方法の指南を受ける場面でのやりとり、モテルには10のポイントがある。それを現代風にアレンジして紹介があった。
一見栄(イチミエ) 清潔感がある。挨拶上手である。
二男(ニオトコ) 男前であること。
三金(サンカネ) 活きたお金を使うこと。活きたかどうか分からないこともあるが、お金を蒔いておかないと、芽が出てこない。
四芸(シゲイ) 例えば、手品などがちょっとできると、女性と会話に入りやすい。
五清(ゴセイ) 性格が明るい。忍耐強い-人の話を良く聴く。
六幼(ロクオボコ) 完璧な人間は付き合い難い。女性の母性本能をくすぐることが必 要。
七科白(ナナセリフ) 喧嘩の仲裁に入れるぐらいの、話芸、話術が必要。
両者を公平に裁くためには、常識が必要。
八力(ハチカラ) 力があること、すなわち健康。
チャンスがきたとき、これをこなす体力、健康。
九肝(クキモ) 肝っ玉、決断力が常に必要。
十評判(トヒョウバン) 世間の評判。
そして 「笑顔」である。
まさにビジネスマン 10の心得のお話し。
3.21世紀の問題点
少子化、高齢化社会が、ますます進む。
日本の女性の社会進出度は、まだ世界で34位、他国のように移民に頼るまでもなく、 女性の力を活用することが大切。
吉本興業では、お年寄りのコンテンツを模索している。
まとめると以上になるが、「活きた金」では、明石家さんまさんのエピソードの紹介があった。打ち上げ式には金を出すのはもちろんながら、必ず出席して情報を集めている。当り馬券のプレゼントの話し等、まさに、「活きた金」を使っているお話であった。
ジミー大西さんのエピソードでは、吉本興業の懐の大きさを感じた、いい話であった。
会社、事業所、部のカルチャー。これはトップに立つ人の責務。小なりながら、がんばってます。