無意識日記
宇多田光 word:i_
 



10月最初の金曜日まであと10日しかないのだけどTBSドラマ「最愛」の第1回放送日はいつ決まるのだろうか。そんな急峻な編成ってある? なお10月最後の金曜日は38日後なので、もしここで第1回放送だったら随分待たされる事になるな……。

未だにヒカルの曲のタイトルが明かされないのも気にかかる。「花のち晴れ」の時の『初恋』は国民に膾炙した『First Love』と対になる曲タイトルだったからサプライズに意味があったが、今回はあたしはヒカルの側の都合ではなくドラマ側の都合とみてみたが、どうだろうねぇ?

例えば、そうね、『Find Love』のバラード・バージョンが主題歌だったとしたら、タイトル隠すよね。でも、ただでさえタイトルが『First Love』と紛らわしいのに更にバラードにしちゃうと紛らわしさに拍車が掛かるな。いや、そういう外連味ある演出抜きであれば、単純に『Find Love - Ballad Version -』自体は聴きたいんだけどね。

それに、金ドラ枠のスポンサーによっては、資生堂のCMソングと同じ曲というのは絶対に避けないといけない、みたいなこともあるし。逆に資生堂がスポンサーやるのなら可能性が出てくる、というのもあるし。

ヒカルの曲でそういう、タイアップ先が複数ある例ってあったかなぁ?とふと考えたのだが、そうよね、すぐ最近に『あなた』があったわ。この曲は「SONYノイキャン・ワイヤレス」のCMソングでありながら映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の主題歌でもあった。更にCMにはヒカル自身も出演していた。ダブル・タイアップ、マルチ・タイアップもありえる訳だな。

そうなると、次のアルバムには『Find Love』と『Find Love - Ballad Version -』の両方が収録される事になるのかな。『HEART STATION』アルバムの『Flavor Of Life』と『Flavor Of Life - Ballad Version -』みたいに。この時はバラードの方が本編でオリジナルの方がボーナストラック扱いという変則的な収録だった。

これがもし、『Find Love - Ballad Version -』の方が日本語歌詞だったりしたら、やはり本編にはバラードで、アップテンポで英語歌詞の(資生堂CMソングの)方はボーナストラック扱いになるのだろうか。『First Love』アルバムの『Automatic - Johnny Vicious Remix -』とか『Bohemian Summer 2000』の『First Love - John Luongo Remix -』みたいでなかなかよさげだなそれも……


……っとと、ここまでは妄想の上塗りで大して意味は無い。だが現実にある問題として、『Face My Fears』のどちらのバージョンをアルバムに収録するか?というのがある。そう、この曲日本語バージョンと英語バージョンの両方があるからね。

今迄の「キングダムハーツ」シリーズの主題歌に関しては、宇多田ヒカル名義が日本語歌詞アルバム、UTADA名義が英語歌詞アルバムという振り分けがあった。だから宇多田ヒカル名義のアルバムに『光』『Passion』『誓い』が収録され、『Simple And Clean』『Sanctuary』はUTADA名義の方に収録された。もっとも、前者の初出は『COLORS』EPだし、後の各アルバムリミックス版でそういう括りは無くなってたけれども。

しかし、次のアルバムには『Find Love』が全英語歌詞曲として収録される事になりそうなのだ今。となると、名義は宇多田ヒカルになるとしても、収録曲は日本語歌詞曲と英語歌詞曲の両方になる訳で、だとすると『Face My Fears』はどっちを本編に入れるべきなのだろうか? 更に、だったら『Don't Think Twice』も改めて収録してくれるのかという問題も出てくる。なかなかに難しいぞこれは。

『Find Love』『Face My Fears (English Version)』『Don't Think Twice』が次のアルバムの本編曲になったら、本当に日本語歌詞曲・英語曲混成アルバムになりそうだ。勿論、アルバムのみ収録曲に英語歌詞曲もあるかもしれないしね。日本語歌詞曲7曲&英語歌詞曲5曲のフルアルバムとかだったらかなりチャレンジングになると思うけど、果たしてどうなる!?

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そろそろ『Fantôme』発売5周年なんだけれども、他の5年前の出来事に比べて随分前に感じるのは……コヤツが毎日無意識日記を書いてるせいだろうかな……。他の5年前の出来事というと、生前退位とかリオ五輪とか米大統領選挙とかBrexitとか……いや、なんか距離感がようわからん。

ただ、5年間というと例えばヒカルの場合『First Love』アルバムをリリースしてから『Single Collection Vol.1』 をリリースするまでが約5年でな。ここの密度が凄まじい。間に『Distance』アルバムと『DEEP RIVER』アルバム挟んでて、全国ツアー1回やってて他にラブライブやらナチュラルブリーズやらアンプラやらイケイケやらヒカ5やらのスペシャルライブがあったりしてね。ラジオも一年間やってたし雑誌連載も持ってた。凄いね若いって。

でも、例えば年内にニューアルバム出すとかになれば結構この5年も凄い密度になるのよね。オリジナルアルバム3枚に全国ツアー、ほどほどストリーミングとか紅白初出場とかインスタライブ五連発とか。他にもTHE BACK HORNとコラボしたり小袋成彬をプロデュースしたりと、実はデビュー当時と結構遜色ない動きの多さを見せてくれていたりする。しかも現在子育て真っ最中の身で。普通どんなに活発なミュージシャンでもデビューを20年も過ぎるとペースダウンする……というか大抵がデビュー後数年働き過ぎなんだけど、まぁあれだ、常識的なペースで活動していくようになるのが至って普通なので、いやまあんた日本でも有数の“大御所”なのによくこれだけ働くなという、そういう事よ。

印象が違うのは、ヒカルの活動自体でなはなくて、マスメディアの取り上げ方の方だわさ。1999年当時はガチの社会現象で、出た番組出た番組軒並み歴代視聴率第1位になるほどの注目度だった。なんじゃこりゃ、と思うような雑誌でも取り上げられたり、メッセ更新する度にスポーツ紙で記事になったりね。今はインタビューもかなり絞っているので、マスメディア露出という面ではそんなでもなくなっている。ここ2年は撮影だってままならないしな。

そこんところを勘案した上でヒカルのアウトプット総量を評価する方が現状の把握には適していると言えるだろう。つまり、この5年が言う程あっという間でもなかったのは、日記を書いてきたからと言うよりは、日記に書く“リアルタイムで起こっている出来事”が沢山あったから、ということになるかなと思われる。それに、このあとニューアルバムが出て全国ツアーの日程が出ようものなら、2016年の復帰以後の時期は、デビュー直後を上回る忙しさだったと後に振り返る事になるかもしれないわね。いやはや、ほんと適当に休んでくださいね。

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