片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

朝の作業療法、「微かに横動きした麻痺親指」、大胸筋は柔軟に・・・!

2011-09-14 09:50:38 | 「リハビリ」

 昨夜は9/12中秋の満月のようにお月様が神々しく輝き、病床からの眺めは最高、随分癒された。

東西に走るモノレールが満月の輝きに照らされ、まるで銀河鉄道を観るような気分に浸る。

         
 NHK教育テレビ福祉ネット放映  「介護応援団」私の体験談では午後8時、、落合恵子さんが司会され、女優「真野順子さん」“リハビリとは生きること”の凄まじい闘病リハビリ生活を紹介、心が打たれ、マダマダ甘い自分が反省された


 洗面後、旭日に向かって体操、麻痺左腕の稼動域をチエック、前に上げたり・横ヘ広げたり・上に上げたりを繰り返すも自覚出来るほどの変化は感じられない。
 唯、運動終了後、いつも感じる大胸筋の硬直が感じられず、直診しても硬さが認められない
 

9:00~9:40 作業療法、OT Oさん始めの20分、ベッド仰臥姿勢にて昨日「ポツヌリス菌」を注射した筋肉の状態を腕を屈曲しながら稼動域の変化を確認される。

 「挙げ」・「伸ばし」・「広げ」の後、大きく関与する大胸筋を触られ、「柔らかい」と変化を認める歓声、昨日注射前に触って居られるので「カチンカチン」硬直筋肉との変化を指摘され、嬉しくなる。

 ベッド横に足を投げ出して指の変化を確認、親指を横に動かすように言われると、微かに動き出す。
 カウント5回をクリアーして嬉しい成功体験に浸る。
 後の20分は注射後の「簡易運動機能テスト」、始めは6個 ゴムマリを掴んで所定の箱に入れる。
 心なしか、掴んで離す作業の内、離すイメージ出来たのが大きな進歩と評価できる。

   

 次は、卓上の円柱に立っているピンを摘んで移動する動作、Oさんからは親指と人差し指を使うように指示を受ける。
 初めの二本は微かに親指が横に動いてくれ、連続成功、その後は硬直が始まって失敗を重ねる。
 

 昼食後は午後の追加効果テストに備え、麻痺手を柔軟にする自己練習に取り組む。

 起立して左手を左右、前後に、体幹にまとわりつくように振ったり、スクワット20回挑戦。
 ベッドに腰をおろし、上半身リラックスを確かめ、両手を組んで左右下捩りを各20回、次に両手を合わせ、顔の前で左右捩りを20回、最後に曲がる指の逆方向へ裏返しを繰り返す。
 

13:00からのOT O先生の「ボドックス注射」後の効果確認はスケールを使用され、「広がり」・「曲げ」・角度を測定され、事前調査と比較される。
 手首の曲がりは「10度」、手を横に広げる角度は「5度」、それぞれ機能回復が数値的に示された