片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

残り6日になった「ボトックス治療」入院、上肢機能全廃硬化筋肉にストレッチ効果!

2011-09-22 08:55:11 | 災害天候

 台風15号の余波が続き、早朝から小雨模様、東の空は雲に覆われるも隙間から光が注し、段々明るくなってくる。

              
 早朝トレーニングは装具装着して5階病棟巡り歩行、2周大きなスライド心掛け、501~514号病室・カンフアレンス室・言語療法室前を基本姿勢を意識して歩行する。
 食堂でストレッチ・スクワット、全身が映る鏡の前で両手を組んで捻りながら、「左右」・「上下」、両手を広げて「前」・「横」、両手をブラリと下げて体にまとわりつくように左右にグルグルと廻す。
               
 終了後は先客お二人に交じってテレビ観戦、スポーツダイジエストは大相撲・サッカー。
 昨夜、ロンドン五輪アジア予選 U22日本対マレーシア戦、前半戦1対0まで応援観戦をしていたので後半戦をゆっくり見ることができて最高だった。
 「大相撲」は久しぶりに日本人若手力士の活躍で土俵上に白熱した取り組みが展開され、横綱「白鳳」の完璧な横綱相撲と共に蘇った土俵に魅せられる。
 本日のリハビリテーション、硬直筋肉を緩和する「ポツヌス菌」注射で柔軟になった、麻痺左腕をストレッチして、機能回復を促す「促通反復」の・OT作業療法(一日1回40分、2回の80分)。
 第1回、10:20~11:00 OT  T先生、ストレッチで伸ばした仰臥姿勢の麻痺左腕、痛みを感じることなく、伸びて枕に届くぐらい気持ちよく伸びる。
 伸ばした状態で「上」・「斜め」の位置で30秒停止、肩と肘の総合作業で無理なく保持可能となる。
 
直立姿勢で「これが出来ると最高」・・・!、T先生「立つと手の重量と引力が負荷される」と言われ、神経が遮断された左手の宿命を悟る。
 テーブルに座っては、膝の両手を机上に、「肩」・「肘」で引く要領で持ち上げ、肘を伸ばしてテーブルに両手を揃える。
 簡単な作業療法、帰宅後継続した訓練を続けないと即、入院前の状態に戻るのは明白な事実だ。
 
            
第2回、15:40~16:20 OT T先生、午後はストレッチ無しの卓上作業、直径3㌢の丸ピン20本掴んで、運ぶ、最後の5本はガチガチになった肩筋肉が大障壁となるも辛うじて成功する。
 一休み後は小さいピン20本、今回は摘まんでから、左足元に置かれた籠に運ぶ、上から落とさずに肘を伸ばしてから落とすことが条件となる。
 左へ運んでから肘を伸ばし、開くことが困難な指の力を緩め、落としてから肘を曲げながら持ち上げ膝へ戻す。 ピンが小さい分だけ運びやすいが後の作業に大変疲れを覚える。
・歩行能力アップを図るPT理学療法(一日1回40分)、Y先生13:00~13:40分、本日は病室ベッドにて施療、上肢・下肢のストレッチ後は腹筋訓練、先生足を押さえて、姿勢は「そのままで」・「両手を前に出して」・「首の下に手をいれて」・・・腹筋を使っての起きあがり、先ずは各1回成功。
 先生から9/28退院後自宅にてのストレッチ・腹筋強化は欠かさないようにアドバイスいただく。
 起き上がっては装具を着けないで病棟一周の歩行訓練、踵・爪先が機能しないので頼りないことおびただしい、Y先生の歩行支援で左体重移動を確認しながら歩くことが出来た。

*ポプラ社 田原総一郎著「誰もが書かなかった日本の戦争」を読む。