“パワーリハビリ”今朝一番グループは3人の仲間、この様子では自分のペースにて筋肉トレーニングを励めると張り切って入室するとスタッフから3ケ月に一回の体力測定を告げられ準備に取り掛かる。
始めは身長・体重・握力の測定、握力計の取り扱いは息を吐き出し“一気”に握る事がコツ、右は43,5kgを計測してほぼ健常者時代の水準に戻る。
左上肢機能全廃になった左手は13kg.、ゼロからスタートした一回目を思い出すと随分進歩した事が評価されます。
嬉しい事は体重が3年間66,5kg.~67,5kg.を維持して凡そ平均化している事です。
片足開眼立ちは継続して2分以上の保持が常時可能となり歩行時の原動力に大きく寄与している事が肯けます。
柔軟性を示す「フアンクショナル・リーチ」右手伸ばしは37センチ、体前屈は28センチと伸びてきたのは麻痺側の左下肢に体重移動が少々出来るようになった事と思われます。
ビデオカメラを撮りながらの6メートルの「タイム&ゴー」は13秒台から11秒に短縮され、着実に歩行力のアップが数値化され自信に繋がりました。