EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

エイジア ジャパンツアー 1992 パンフ

2023-06-16 15:26:20 | Carl Palmer関連
エイジア ジャパンツアー 1992 パンフ

この時のツアーパンフの表紙は、
このブログで幾つかとりあげている、
エイジアのアルバム「アクア」のジャケットが用いられています。




表紙
エイジアの来日公演パンフは、
この時までは、LPレコードジャケットサイズになっているという事かな

カールは、アルバム「アクア」制作時には、
参加をしているわけですが、
1992年の来日時には既に脱退をしているので、
過去2冊取り上げている、
エイジアの来日時のパンフとは異なり、
このパンフの中に、
カールの姿を発見する事はないだろうと思っていました。

そのため、
カールとの関連も全く無いかも知れないパンフと推定していましたが、
ヤフオクで開始価格がとても安くて、
競争者もいなかったので、札を入れてみたわけです。

頁をめくってみると、

ジェフ・ダウンズ、
スティーヴ・ハウ、
ジョン・ペイン

の大きなカラー写真が、
このパンフのために撮影されたような感じで、
何枚も掲載されていまして、

「これがEL&Pのパンフだったら、
けっこう楽しめる仕上がりだな。」

と思いました。

(このお三方にドラマーと、
サポートギタリストの比較小さめの写真もあります。)

EL&Pの来日公演パンフというのは、
3種類ほどあるわけですが、
業界関係者から圧倒的な注目を浴びていた、
初来日のパンフはともかくとして、
1992年のパンフは、
内容は悪くはないですが、
日本独自のものではなく、
ワールドツアー用に制作されたものでした。

1996年の来日パンフは、
日本独自の制作でしたが、
この来日のために撮影した写真があったわけでもなく、
ほとんど印象に残らないモノでした。

そのため、
私個人として思うのは、
EL&Pは、
90年代以降の来日パンフの仕様には、
恵まれているとは言い難いという事ですね。

期待せずに求めたこのエイジアのパンフですが、
エイジアの簡単なヒストリーの頁がもうけてありまして、
カラーページに比べると、
白黒の小さな写真ではありますが、
カールの姿が4枚ほどありました。

加えて、このように、
エイジアの初来日の写真まで、
添えてくださっておりました。



対照的なな2人の顔

1992年の時点で、
もし、ジョン・ウェットンが脱退をしていなければ、
グレッグが写っているこの初来日の写真は、
掲載される事もなかったと思います。

ちなみに、
ジョン・ウェットンが写っている過去のエイジアの写真も、
3枚ほどありました。

こういうパンフというのは、
オリジナルメンバーによるエイジアが大好きなエイジアファンにとっては、
何とも言えないものがあるかと思います。

全体的なパンフの内容としては、
ジェフ・ダウンズがいる限り、
エイジアは何とかなるという感じで彩られていますね。

EL&Pのメンバー不在のエイジアのパンフに、
メンバー2人の姿を見る事ができたのは、
幸いでした。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。