ロッキンf 1983年10月号
表紙
「アルファ」をリリースして米国ツアー中の、
エイジアのメンバーへのインタビューが、
巻頭カラーページで掲載されています。
インタビュー当時は、
スティーヴとジョンの間も上手くいっていたようで、
インタビュアーの、
「U.K.も良い曲があったのに、それほどヒットしませんでしたが?」
の質問に、
ジョンは、
「あのバンドには友情と尊敬がなかった。
今のバンドにはそれがある。」
と、ヒットしなかった原因を、「友情と尊敬」という言葉で表現したいほど、
バンドのメンバーとの仲は上手くいっていたのでしょうね。
また、カールは、日本に行ったら、「ライヴ・イン・ジャパン」というアルバムを制作するかも知れない事をほのめかす発言もしています。
巻頭のカールの写真
数ヶ月後に発生したバンドの事情は、
オリジナルエイジアやジョン・ウェットンファンにとっては、
全く歓迎できない出来事でしたが、
何度も述べているように、それがグレッグ・レイクの突然の来日に、つながってしまいました。
私はオリジナルエイジアの熱心なファンではありませんが、
38年を経た現時点において、この古雑誌のエイジアを見ていると、
何だかわびしさが漂ってきます。
確かに、エイジアよりもEL&Pが好きなファンにとっては、
グレッグの突然の来日決定は、大きな喜びにはなりましたが、
不協和音が生じてしまう前のグラビアを見るのは、
こちらの気分も上向きにならない感じですね。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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