ベストCD Ultimate Collection
リリース前から予約していたベストCDが届きました。
届くのは発売予定日よりやや遅れたのですが、
ベストCDですし、メンバー2人が他界していますので、
アーティスト側の都合で延期になる事もないでしょうから、
何らかの作業に微妙な遅れが生じたという事なのでしょう。
昨年あたりに、1枚組のベストCDがBMGよりリリースされていました。
「EL&PのベストCDで1枚組」というのは、
制作する側のやる気の無さの象徴とも言えますが、
「定番の曲以外に何の曲を入れ込むのか」というところだけは、
関心の対象となりますね。
今回は、3枚組という事でしたので、
長尺曲を含めた代表曲を網羅するパターンである事は、
長い事EL&Pファンを続けている人は、
あえて想像すらしないでしょう。
3面開きを2面開きにした状態
デジパックではなく、
インナースリーヴもなくジャケットスリーヴ
ちなみに3面開くとほとんど真っ黒3面
ほぼ、アルバムリリース順に、
楽曲が収録されていますが、
変化を付けるために、
それぞれのアルバムの中に収録された順番を、
意図的に無視したような曲順になっています。
DISC1に収録されている、
ファーストアルバムの楽曲であれば、
1. Knife-edge
2. Lucky Man
3. The Barbarian
4. Take A Pebble
という順番になっています。
大胆とも言える試みとしては、
DISC2に「悪の教典#9」が収録されているのですが、
曲順は、
1st Impression, Part 1
1st Impression, Part 2
2nd Impression
となっていて、
「Karn Evil# 9」の中での、
順番の入替はさすがに行われてはいないものの、
「3nd Impression」は収録されておりません。
これはちょっとした驚きですね。
「1st Impression, Part 2」のみ収録するというのは、
これまでのベストCDでもよくある事ですし、
ファンとしては「1st Impression, Part 1」が収録されない事で、
「2nd Impression」や「3nd Impression」の収録は、
あるわけもないと認識するわけです。
あと、
海外盤ベストCDにおける、
これまでにない試みとしては、
アルバム「In The Hot Seat」までの楽曲を、
しっかりと網羅したという事ですね。
「Black Moon」から3曲、
「In The Hot Seat」から2曲、
収録されています。
収録曲の選択がベストであるかは、
何とも言いかねますが、
作品リリースの時系列順ベストとしては、
丁寧なモノを制作したという事になるかと思います。
70年代の華々しい時だけではなく、
栄枯盛衰を全て詰めこんだとも言えますね。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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