EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ 1974年4月号 その2

2013-07-12 13:08:56 | ファンクラブ等の資料Emerson,Lake&Palmer
ミュージックライフ 1974年4月号
その2


帰宅してから昨日のブログに取りあげたミュージックライフをじっくりと眺めていたのですが、
EL&P関連の見落としが幾つかあったのに気がつきました。

後半の方に1頁の白黒グラビアが掲載されていたのと、
英国のニューミュージカルエキスプレス誌でのランキングの発表。

それはこのブログでも何度か取りあげている、
当時のバンドの勢いの象徴そのものといえるわけですが、
私としては、次の告知がとても興味を惹きました。

ペンフレンドの募集等のコーナーがあるのですが、

その中に、

「●EL&P・F・Cスタッフ募集!
F・Cの会員の方で、是非F・Cの仕事をやってみたいという人を募集します
日時:3月26日(火)P.M.5:00~
場所:W・パイオニア社 4階会議室
 会員証を持参の上、お集まりください。」

なんと、雑誌という媒体を使って、ワーナーさんでは、EL&Pファンクラブのスタッフを募っていたわけですね。

このわずかな記事から解る事は、

1.この時点で、EL&Pファンクラブは既に存在しており、会員証なるものが存在しているという事。

2.表向きは、ワーナーさんが陣頭指揮をとって、EL&Pファンクラブのスタッフを募集しているという事。

3.何らかの原因で、それまでのスタッフに欠員が生じたか、あるいは、この時点までは、ワーナーさんのEL&P担当者がファンクラブのスタッフを兼任していた。

等ですね。

この募集に対して、一体どれだけの人数が集まったのでしょうね。

希望者が多い場合は、希望してもスタッフにはなる事ができないでしょうから、
ボランティアスタッフといえども、「狭き門」という感じになりますね。
その場合、英訳ができるかどうかの選考基準もあったのかも知れません。

いずれにせよ、スタッフになった方々は、まさに、ワーナーパイオニア公認のEL&Pスタッフである事には違いないわけで、
来日時のスケジュール情報等も、当然、入手できる立場にはあったと思います。

私がEL&Pファンクラブに入会した時は、
空手関連の事で単身来日したカール・パーマーへのインタビューが会報の特集で組まれていましたし、
スタッフならではの苦労もさぞかしあるのだろうと思っていました。

しかし、ワーナーさんがスタッフの募集をしていたとなると、名ばかりの「公認」ではないようなので、インタビューのアポ等は容易に取りやすかったのかも知れません。

但し、EL&P・F・Cとワーナーさんとの関係は、1979年の頃は、かなり薄れているような感じにも会報から見受けられましたので、
ミュージシャンの人気の衰退そのものが、レコード会社とファンクラブの濃密な関係も、
徐々に薄めていく事につながったとも考えられます。

それから、EL&P・F・Cの会員証、私も入会時に頂戴しました。

どこへ行ってしまったのか?

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年7月12日 yaplog!

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