EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ジョン・ウェットン ファンによるミニコミ誌

2019-07-20 09:21:08 | ファンクラブ等の資料Emerson,Lake&Palmer
ジョン・ウェットン ファンによるミニコミ誌



画像 表紙

昨年、中古で出品されていたのを入手したものです。

昭和59年6月に発刊。

印刷は両面の白黒オフセット印刷で、
きちんと製本がされています。
全126頁と、ファンによるミニコミ誌としては、
かなり厚い方に入るのではないかと思います。

日本語で書かれている記事は、
手書きで、
英字はタイプを打ったモノだと思われます。

編集者と協力者の名前を見ると、
83年頃に、
お話をした事がある方も、
いらっしゃいました。

主な内容は、

1.ジョン・ウェットン参加アルバムの全データ。
ジャケット写真入りで、
収録曲も全て記載されています。

2.ジョン・ウェットンの語録。
出所が不明なものもありますが、
海外の音楽誌に掲載されていたものを訳したものが、
ほとんどではないかと思われます。

3.ジョン・ウェットンの写真類
様々な雑誌から姿を切り取ったと思われるものも含めて、
後半にかなりの頁数が割かれています。

ジョン・ウェットンの語録となると、
エイジアにまつわるメンバーの話題等も、
含まれているので、
当然、カールに関しても触れられているところもありますが、

興味深かったのは、
グレッグに関する事が書かれている箇所でした。

77年の6月に、
ウェットンが語った、グレッグとの6ヶ月ほど前の出来事というのがあります。
EL&Pとしては、
ほぼ、ELP四部作の制作が完了していた頃かも知れないですね。

次のような事が記載されていました。

グレッグがスイスに転居する前に、
ウェットンはグレッグの家を訪ねて、
2人で飲んで酔っぱらってしまったそうです。
夜中の3時に涼みに出たりしてとても楽しかったとの事。

グレッグの家のそばに、
キツネが出てニワトリがしょっちゅうやられるというので、
キツネを撃ちに出かけたとの事。
真っ暗だし、ひどく寒くてまいったそうです。

「キツネをつかまえたか」と、
質問者に尋ねられたようですが、
ウェットンは、
「まさか!2人ともヘベレケに酔っているのに!(笑)」
と答えたようです。

短い記事ですが、グレッグとの交流を垣間見る事の出来るものでした。

このインタビュー記事は、
グレッグがスイスに引っ越してからの収録であれば、
77年の6月のものではないと思われますが、
思い出話自体は真実でしょう。

以前も述べましたが、
私は、手作り感溢れるミニコミ誌はとても好きなので、
プログレ系のミニコミという事で、
入手してみたわけです。

その中で、
わずかではありますが、
グレッグとのエピソードが登場したのは、
嬉しい事でした。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年7月20日 yaplog!
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