EL&P図書室3号

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鈴木慶一氏はEL&Pをどうみているか - その1-

2013-08-01 17:34:33 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
鈴木慶一氏はEL&Pをどう見ているか
- その1-



画像 表紙

1978年のニューミュージックマガジン4月号に、
音楽評論家兼ミュージシャンの鈴木慶一氏は、
プログレに関する論考を載せています。

高校に進学する前の春休みに、
この雑誌をパラパラとめくり、
その記事をザッと読んだわけです。

EL&Pファン歴、ほぼ1年足らずの私は、
その記事の内容に、何ともやるせない思いをしながらも、
記事を切り抜き、ちょっとした手紙を添えて、
入ったばかりのEL&Pファンクラブに送付しました。

田舎では、コピーという事も簡単にはできなかった時代ですね。

まさか、その手紙の内容と、
切り抜いた記事の一部が、手書きで写されて、
送られてきた会報に掲載されているなどとは、
全く思ってもいませんでしたね。

中学を卒業したばかりの私に、
鈴木慶一氏の言いたい事がしっかりと解るわけもないのですが、
音楽の好きずきは人それぞれぐらいの事は理解していました。

なので、鈴木慶一氏が、EL&Pに惹かれない事を綴っている箇所は、
普通に受け止める事ができたわけです。

しかし、その文章の中で、
鈴木慶一氏は、「EL&Pはヘタだ!」という表現をしました

大人の事情(深い意味はない)も知らないEL&Pシンパの真っ直ぐな私は、
鈴木慶一氏を敵対視し、
それ以降、鈴木慶一氏の名前を音楽雑誌で見る度に、
鈴木慶一 =(イコール)「EL&Pをヘタと称したヤツ」
として、興味関心の対象から遮断してしまったわけですね。

これは、多感な少年時代に起きた事なので、
何を根拠として、ここまで言い切ってしまうかを、それ以上探求する事もなく、
時間は経過していきましたね。

書籍の問題の部分は、切り取られたまま、
捨てられずに我が家に残る結果となりました。

ただ、その記事、及びその前後の文章を読み返してみたい気持ちもあり、
古本を入手する事になりました。

それを読むと、また、少年時代とは異なった感想等も出てきたので、
別の機会に綴ってみたいと思います。

以上。

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2013年8月1日 yaplog!

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