EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

グアムのホテルにて

2017-05-10 10:36:48 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
グアムのホテルにて

1986年の夏頃の事です。

就職先の会社では、営業目標をクリアするために、
売上成績と利益が絡んだ特典付きのイベントを企画しました。

当時、関東圏内には30店ほどの店舗があったのですが、
およそ2ヶ月の期間に限定して、
売上成績と利益率などで、
それぞれの店舗に順位付けをします。

そのランキングのトップと第2位までが、
イベントの特典を勝ち取る事ができるわけです。

特典とは、
その店舗に配属されている全ての従業員が、
グアム旅行に行けるというものでした。
ちなみに1つの店舗には、パートさんを含めて、
5名から6名が配属されていましたが、
このイベントの特典に関しては、
店舗スタッフという事で、
社員とパートさんの垣根はありませんでした。

私が配属されたところの店長は、
このイベントの特典の獲得に執念を燃やし、
見事栄冠を勝ち取る事が出来たのでした。

今にして思えば、就職して1年も経っていないのに、
海外旅行という恩恵に預かる事ができたわけでして、
私はとても運が良かったと言えます。

この時にグアムのスーパーで購入したカセットテープの話はしましたが、
もう一つの出来事も忘れられないものですね。

ホテルに着いてから、
会社の先輩がテレビのスイッチを入れたのですが、
何分もしないうちに、
アメフトの映像が流れまして、
その時に、

「Welcome back my friends to the show that never ends~」

のグレッグの声とメロディーが流れて来たのを覚えています。

何かイベントのCMだったのかも知れません。

先輩は音楽好きで、邦楽には詳しかったのですが、
EL&Pに関しては、バンドの名前ぐらいは知っていても、
アルバム名も曲名も知らない方でしたね。

異国の地でEL&Pの音楽に遭遇するという、
希なる感激を分かち合う事はできませんでした。

これはたまたま海外での出来事でしたが、
日本にいても、何かの折りに、
不意にEL&Pの音楽が流れてきたりすると、
驚きと共に嬉しくなるのは私だけではないと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (コート)
2017-05-10 17:48:42
私も、思いがけない所で、思いがけずに好きな曲を聴くと嬉しくなっちゃいます(^_^)v
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Unknown (torioden)
2017-05-11 08:01:58
>コート様

キース・エマーソンがサントラ用に作った曲などは、
今でも時々、バラエティのBGMで聴いたりしますが、
バンドとしてのEL&Pの曲が流れる事は、
ほとんど無いと思い込んでいるので、
もし、耳にした時は、とても良い気分になります。
返信する
Unknown (ELPファン)
2017-05-14 01:34:20
就職先の特典で海外旅行?って相当80年代の香りがするイベントですね。当時は日経株価もグイグイと値を飛ばしておりましたので、世の中全体がイケイケムードだったという印象です。

グアムのホテルでテレビを付けたら、ウェルカムバック・マイ・フレンド!ってかかったら、仰天するし、でも、世界は広いけど狭いというか、ELPは世界的に認められたバンドなんだな・・・って嬉しい確認ですよね。

実は昨年、長年の夢だったグレッグ誕生の地、英ドーセット州Pooleという街に行きました。ドーセットは多くのクリムゾンメンバーの生地であり、なんの根拠もなく、キング・クリムゾン感のある場所だなって感動。故ジョン・ウェットン氏が住んでいた同州のボーンマスからバスに乗ってPooleに到着、ショッピング街を通過して海に向かって歩くと、突然、エルサレムが流れたんです。えええ??って感じでした。音質の悪い街中スピーカーだったので、それがELPバージョンだったかも、ハッキリ聞き分けられない状態でしたが、間違いなくエルサレムでした。

結局、Pooleの港に着いた時には大雨に見舞われて、図らずしも、パブに逃げ込んだのですが、雨に濡れる港町をぼーっと見ながらビール飲んでいたら、グレッグがこの街を出て、ロンドンで成功を夢見た気持ちが分かりました。本当に痛いほど理解出来ました。

この目でPoole という街が見れて良かったです。そこで何故か突然聞こえてきたエルサレムも今となれば啓示的な意味合いをおびて、深く心に残りました・・・
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Unknown (torioden)
2017-05-15 16:30:44
>ELPファン様

グレッグの誕生の地に赴かれたのですね。

奇しくもその年に逝去とは、本当に、啓示的なものを感じてしまいますし、
本当にそうだったのでしょう。

私は物事には何一つ偶然がなく、「縁」によって様々な出来事が、
回転していくようにも思っているところがあります。

エルサレムが聞こえて来たのも、偶然ではないと思います。

何かに、頭脳改革リリース当初は、ロックのエルサレムをラジオで放送するわけにはいかないと、
英国では放送禁止になったと書かれていたように思いますが、
年月を経て、可能になったのかも知れませんね。
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