オムニバスCD ミュージック・ライフ
アトランティック編 1990年
ブックレットジャケット
ミュージック・ライフ誌の監修による、
このCDリリース時までに、ミュージック・ライフ誌上を賑わせてきたミュージシャンを集めた、
創刊40周年を記念したオムニバスCDの一つです。
CD発売時点で、アトランティックに在籍していたミュージシャンを集めたもののようですね。
レーベルの関係で、収録できなかった著名ミュージシャンも幾つかあるようです。
80年代はミュージック・ライフ誌をほとんど手に取る事もなかったので、
いつ頃からタイトルロゴが変わったのかは解りませんが、
この時点で、ミュージック・ライフ誌のタイトルロゴは、
既に変わっていた事は確かなようです。
収録曲に関しては、読者が選んだ事になってはいるらしいですが、
選んでいる時点でミュージック・ライフ誌を購読している人達って、
どう考えても、70年代の若者ではないと思われます。
EL&Pは「庶民のファンファーレ」のシングルヴァージョンが収録されているのですが、
英国のオムニバスCDならともかくとして、
日本でEL&Pを知っている人であれば、
「70年代にミュージック・ライフ誌上を賑わせたEL&Pの曲を入れるなら
『ナットロッカー』とかを収録するべきでしょう。」
などと、思うはずです。
「庶民のファンファーレ」を監修担当が選んだ理由について、
ふと思ったのですが、
一つは、
このオムニバスCDの監修担当は、
読者同様に、EL&Pをほとんど知らない、編集部の若いスタッフだったのではないかと言う事ですね。
そうなると、シングルヒットの記録を見たりすると、
英国チャート第二位とかの実績があるので、これが無難であると思って選んだのかも知れません。
仮にベテランの人が監修者であった場合、
その方の中では、EL&Pは過去のバンドなので、
適度に知られていて長くない曲であれば何でも良かったという事かも知れないです。
解説はDJ兼音楽ライターの矢口清治氏が書いていますが、
矢口清治氏が選曲と監修を担当したのかまでは解りませんが、
この方は、1959年生まれのようですね。
経歴を見ると湯川れいこ氏の門下という感じです。
EL&Pの解説の箇所で、
「87年に再編された。」などという事を記していますので、とても微妙な感じですね。
確かに、エマーソン、レイク&パウエル分解の後に、
オリジナルなら、うまくいくかどうかという事で、
EL&Pのメンバーが集められたらしいですが、
結局、うまくいかず、3(スリー)を結成したわけです。
一度、メンバーが集められた情報を指して「再編」と言っているのであれば、
100%間違っているとも言えませんが、如何なものでしょう。
アトランティックの名を冠したオムニバスCDですが、
70年代を懐かしんで、このCDを購入した洋楽ファンがいた場合、
「そういえば、EL&Pは、
確か、この曲のあたりから、圧倒的な人気がなくなっていっんだよな。
なんで、『フロム・ザ・ビギニング』とかを収録しなかったのだろう?」
と思うかも知れないです。
プログレッシヴ・ロックのカテゴリーの中での人気は、
ワークス以後も継続していたかも知れませんが、
日本で知られている洋楽全般の中では、
「圧倒的な人気」は継続されていなかったと見るのが妥当だと思っています。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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アトランティック編 1990年
ブックレットジャケット
ミュージック・ライフ誌の監修による、
このCDリリース時までに、ミュージック・ライフ誌上を賑わせてきたミュージシャンを集めた、
創刊40周年を記念したオムニバスCDの一つです。
CD発売時点で、アトランティックに在籍していたミュージシャンを集めたもののようですね。
レーベルの関係で、収録できなかった著名ミュージシャンも幾つかあるようです。
80年代はミュージック・ライフ誌をほとんど手に取る事もなかったので、
いつ頃からタイトルロゴが変わったのかは解りませんが、
この時点で、ミュージック・ライフ誌のタイトルロゴは、
既に変わっていた事は確かなようです。
収録曲に関しては、読者が選んだ事になってはいるらしいですが、
選んでいる時点でミュージック・ライフ誌を購読している人達って、
どう考えても、70年代の若者ではないと思われます。
EL&Pは「庶民のファンファーレ」のシングルヴァージョンが収録されているのですが、
英国のオムニバスCDならともかくとして、
日本でEL&Pを知っている人であれば、
「70年代にミュージック・ライフ誌上を賑わせたEL&Pの曲を入れるなら
『ナットロッカー』とかを収録するべきでしょう。」
などと、思うはずです。
「庶民のファンファーレ」を監修担当が選んだ理由について、
ふと思ったのですが、
一つは、
このオムニバスCDの監修担当は、
読者同様に、EL&Pをほとんど知らない、編集部の若いスタッフだったのではないかと言う事ですね。
そうなると、シングルヒットの記録を見たりすると、
英国チャート第二位とかの実績があるので、これが無難であると思って選んだのかも知れません。
仮にベテランの人が監修者であった場合、
その方の中では、EL&Pは過去のバンドなので、
適度に知られていて長くない曲であれば何でも良かったという事かも知れないです。
解説はDJ兼音楽ライターの矢口清治氏が書いていますが、
矢口清治氏が選曲と監修を担当したのかまでは解りませんが、
この方は、1959年生まれのようですね。
経歴を見ると湯川れいこ氏の門下という感じです。
EL&Pの解説の箇所で、
「87年に再編された。」などという事を記していますので、とても微妙な感じですね。
確かに、エマーソン、レイク&パウエル分解の後に、
オリジナルなら、うまくいくかどうかという事で、
EL&Pのメンバーが集められたらしいですが、
結局、うまくいかず、3(スリー)を結成したわけです。
一度、メンバーが集められた情報を指して「再編」と言っているのであれば、
100%間違っているとも言えませんが、如何なものでしょう。
アトランティックの名を冠したオムニバスCDですが、
70年代を懐かしんで、このCDを購入した洋楽ファンがいた場合、
「そういえば、EL&Pは、
確か、この曲のあたりから、圧倒的な人気がなくなっていっんだよな。
なんで、『フロム・ザ・ビギニング』とかを収録しなかったのだろう?」
と思うかも知れないです。
プログレッシヴ・ロックのカテゴリーの中での人気は、
ワークス以後も継続していたかも知れませんが、
日本で知られている洋楽全般の中では、
「圧倒的な人気」は継続されていなかったと見るのが妥当だと思っています。
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