プリンセスロマンデラックス
青池保子の世界 イラスト集 1978年
画像 表紙
これは高校生の時に、たまたま書店でみかけて、購入したムック本です。
青池保子先生が、EL&Pのファンである事は、渋谷陽一さんがDJをしていた番組にゲストで出演した時に初めて知りました。
これは確か中学の時であったと思います。
それから、1年半ぐらい経過してから、このムック本に出会ったわけですね。
いつも財布にお金のない私にしては、
見つけてすぐに購入する資金がお財布にあった事になりますね。
購入を決意した動機としては、
青池先生が、ELPとツェッペリンがとっても好きであるという事を文章にしている頁があって、そこにキースのイラストも描かれていたからですね。
ライヴ時にオルガンを背負っている白黒のイラストです。
当時は、まだ「エロイカより愛をこめて」が、物語の端緒についたぐらいで、
青池保子先生が知る人ぞ知る漫画家になるとは考えもしなかったわけです。
それでも、「ムック本が出るぐらいの少女漫画内での人気があるのだな」と漠然と思ったりしていました。
加えて、インタビューの頁がありまして、
当時、プリンセスに連載されていた「イブの息子たち」のキャラクターのモデルは一体誰なのかという質問に対する答えが出ています。
そこで、
ヒース・イアソン
=キース・エマーソン
バージル・ワード
=カール・パーマー
ジャスティン・レイ
=ピーター・フランプトン
なる事が明らかになっているわけです。
この表紙絵を見ても、
向かって右側のキャラクターがどうみても、
グレッグに似ている感じがしない事は確かです。
ただ、
これからの流れに於いて、
ジャスティン・レイのモデルがグレッグ・レイクである説が主流になっていくと思います。
それは、
青池保子先生本人が、この事に関して、
文庫本の「サラディンの日」の解説をしている巽孝之先生の文章を参照にするように、「エロイカより愛をこめての作り方」で述べているからです。
一方、このムック本は、再販も増刷もしないでしょうから、ここに記された事実は、手にした人でないと知り得ない事になるわけです。
青池保子のコミックに辿り着いた新しいEL&Pファンに、
ジャスティン・レイのモデルがピーター・フランプトンと記述されていた場合、
「ピーター・フランプトンって誰?」と尋ねられて答えなければならない手間も発生します。
しかし、ピーター・フランプトンがキャラクターのモデルから抹消される事で、
その質問すら起きる事はなくなるわけです。
(しかし、こうしてみると、ピーター・フランプトンの栄枯盛衰ぶりはEL&Pの人気凋落の比ではないなあ。)
このような当初のインタビューとの違いは、時間の経過の中では、起こりうる事でありますし、
コミックの世界だから許される事であると思います。
まぁ、青池作品が好きでも、EL&Pファンでなければ、どうでも良い事ではあるでしょうからね。
以上。
本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関わる物品のあれこれを思い出と共に綴っております。
プログレ五大バンドの中でも、人気の凋落の激しさもナンバー1ともいえるEL&P。
それでもEL&Pが好きな人のちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくネ。
2012年9月3日 yaplog!
にほんブログ村
青池保子の世界 イラスト集 1978年
画像 表紙
これは高校生の時に、たまたま書店でみかけて、購入したムック本です。
青池保子先生が、EL&Pのファンである事は、渋谷陽一さんがDJをしていた番組にゲストで出演した時に初めて知りました。
これは確か中学の時であったと思います。
それから、1年半ぐらい経過してから、このムック本に出会ったわけですね。
いつも財布にお金のない私にしては、
見つけてすぐに購入する資金がお財布にあった事になりますね。
購入を決意した動機としては、
青池先生が、ELPとツェッペリンがとっても好きであるという事を文章にしている頁があって、そこにキースのイラストも描かれていたからですね。
ライヴ時にオルガンを背負っている白黒のイラストです。
当時は、まだ「エロイカより愛をこめて」が、物語の端緒についたぐらいで、
青池保子先生が知る人ぞ知る漫画家になるとは考えもしなかったわけです。
それでも、「ムック本が出るぐらいの少女漫画内での人気があるのだな」と漠然と思ったりしていました。
加えて、インタビューの頁がありまして、
当時、プリンセスに連載されていた「イブの息子たち」のキャラクターのモデルは一体誰なのかという質問に対する答えが出ています。
そこで、
ヒース・イアソン
=キース・エマーソン
バージル・ワード
=カール・パーマー
ジャスティン・レイ
=ピーター・フランプトン
なる事が明らかになっているわけです。
この表紙絵を見ても、
向かって右側のキャラクターがどうみても、
グレッグに似ている感じがしない事は確かです。
ただ、
これからの流れに於いて、
ジャスティン・レイのモデルがグレッグ・レイクである説が主流になっていくと思います。
それは、
青池保子先生本人が、この事に関して、
文庫本の「サラディンの日」の解説をしている巽孝之先生の文章を参照にするように、「エロイカより愛をこめての作り方」で述べているからです。
一方、このムック本は、再販も増刷もしないでしょうから、ここに記された事実は、手にした人でないと知り得ない事になるわけです。
青池保子のコミックに辿り着いた新しいEL&Pファンに、
ジャスティン・レイのモデルがピーター・フランプトンと記述されていた場合、
「ピーター・フランプトンって誰?」と尋ねられて答えなければならない手間も発生します。
しかし、ピーター・フランプトンがキャラクターのモデルから抹消される事で、
その質問すら起きる事はなくなるわけです。
(しかし、こうしてみると、ピーター・フランプトンの栄枯盛衰ぶりはEL&Pの人気凋落の比ではないなあ。)
このような当初のインタビューとの違いは、時間の経過の中では、起こりうる事でありますし、
コミックの世界だから許される事であると思います。
まぁ、青池作品が好きでも、EL&Pファンでなければ、どうでも良い事ではあるでしょうからね。
以上。
本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関わる物品のあれこれを思い出と共に綴っております。
プログレ五大バンドの中でも、人気の凋落の激しさもナンバー1ともいえるEL&P。
それでもEL&Pが好きな人のちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくネ。
2012年9月3日 yaplog!
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こんな素晴らしい本があるなんて知りませんでしたぁ。
中身が見たくてたまりません…
ジャスティン=ピーターフランプトン説は、
昔、このマンガを読みだしたころに聞いたことがありましたが
キースとカールがいるのに、
なぜいきなりピーターフランプトン?
と大いに疑問に思っていました。
作者ご本人がそうおっしゃっているから、
疑いようのない事実なのでしょうが、
(当時確かにピーターフランプトンは美しかったですが・・・)
最近、youtubeなどで昔の映像をみるにつけ、
当初の企画としてはやっぱり
グレッグがモデルだったのではないかと
思わずにはいられません。
これは私の推測ですが、70年代初め、
やはり美青年として人気があったムーディーブルースの
ジャスティン・ヘイワードとグレッグ・レイクを
合わせたキャラとして、ジャスティン・レイが誕生したのでは
ないでしょうか・・・?
ところが、時間の経過とともに、
70年代後半になるとお二人とも変わってしまい
その頃一番キャラに近かったロックスターが
ピーター・フランプトン(ちょうどギタリストだし)ということで
ピーターをモデルにしたという説にしたのではないかと…
そうでなければELPのEとPしかいないなんて
片手落ちですよねー。
(グレッグだけ途中端役の太めの海賊だなんて
待遇が冷たすぎる気がします・・・)
長々と失礼しました。m(__)m
コメントありがとうございます。{スマイル}
>ジャスティン・ヘイワードとグレッグ・レイクを
合わせたキャラとして、ジャスティン・レイが誕生したのでは
ないでしょうか・・・?
ジャスティン・ヘイワード説は、ウィキにも記されておりますので、
多くの人が認識できるという点においては、
ジャスティン・ヘイワード説が主流になる可能性もあるし、
もともとは、そこから始まった可能性も否定できないと思うのです。
あとは、
以前、このブログで紹介した、
プログレ専門誌のカテゴリーのエマーソンが表紙のシンコーミュージックのムックがあって、
青池先生へのインタビュー記事が載っていますが、
(Aditi様もお持ちなのでは?)
それによると、
青池先生は、
EL&Pのサウンドの中では、キースのキーボードが好きで、
グレッグのバラードは湿っぽくて、
あまり好きじゃなかったとも言っていましたので、
容姿はともかくとして、音楽の嗜好としては、グレッグに距離を置いていた事は確かなようですね。
そんな理由がグレッグを太めの海賊のモデルにしてしまった要因でもあるのかなと思ったりしますね。
ただ、
現時点での青池先生の考え方としては、
巽孝之氏の解説に委ねているとの事になるので、
ジャスティン・レイのモデルがグレッグ・レイクである説は、
著者の折り紙付きになっているというところですよね。
過去の記述がどうあれ、
今のところは、グレッグ・レイクがモデルで通ると思いますね。
今の日本で、ピーター・フランプトンの熱心なファンを捜す事は、
EL&Pの熱心なファンを捜すよりも困難だと思いますので、
(断言はできませんけど。)
その点からも、グレッグがモデルで妥当な気がしますね。