EL&P図書室3号

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トリロジーのヨーロッパ盤CD 80年代

2012-09-04 12:56:48 | 「トリロジー / Trilogy」
トリロジーのヨーロッパ盤CD 80年代


画像 プラケース入りジャケット

先般、地元のCDショップに注文して届いた「スリー・フェイツ・プロジェクト」を、
カーコンポで毎日のように聞いています。

曲目は発売前から解っておりましたので、
いきなり何が出てくるかは想定内でしたが、
久々聞く「永遠の謎」に、感涙にむせぶとはいかないまでも、
それに近い心持ちがわき上がってきましたね。

そんなわけで、今日はその冒頭の2曲が入っている「トリロジー」を取り上げてみる事にしました。

タルカスのカテゴリーで、タルカスヨーロッパ盤のCDを取り上げた事がありますが、
この「トリロジー」を、ジャケットに記載された番号から判断すると、そのタルカスと同じシリーズのものであるようです。

すなわち、
西ドイツ盤という事になりますね。

リリース時期としては、
88年より以前という事になります。

ご覧のように、ジャケットの特徴としては、
タルカスヨーロッパ盤と同様に、
絵のデザインはそのままにして、アーティスト名とタイトルをやや大きく表示しています。

このジャケットデザインは、文字の書体と大きさを除けば、
文字の配置はオリジナルとほぼ同じなので、あまり違和感を覚えません。

EL&Pと言うと、タルカスと頭脳改革がよく筆頭にあげられるわけですが、
その両者の間に挟まって、トリロジーは地味な印象もあります。

しかし、このトリロジーは、
一つ一つの楽曲が、細部に渡って、とても丁寧に作られているように受け止めています。
EL&Pは勢いだけではないバンドである事を証明しているような感じですね。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関する品物のあれこれを、思い出や感想と共に綴っております。
EL&Pを愛する寛容なファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
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2012年9月4日 yaplog!

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2 コメント

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Unknown (たまさん)
2012-09-05 15:56:47
'74からのELPファンとなった私としては、きっかけは
「恐怖の頭脳改革」

で、それに感動して次々とLPを買いあさるほど当時
中2~3の私には経済事情が許さず、必然的に友人が
貸してくれる順番で聴いて行ったものですから
「トリロジー」は4番目くらいの視聴となりました。

頭脳改革→タルカス→展覧会の絵→トリロジー→1,st.

いままで聴いたアルバムとは全く異質のものであり、
当時私が求めていたファイティングソングとは
かけ離れた存在でしたが、なぜか惹かれました。

Mr.Lakeのなんて美しくキャッチーな声......
絶対まねっこして歌えないわ~っ
と思う複雑で難解な音域、音階の「永遠の謎」は
本当に魅力的でした。

一昨年知り合いになったライヴハウス経営者兼ギタリスト
で、自身のライヴハウスの出演ミュージシャンの
オーディションもやっているというお方がおっしゃいました。

「ELPのアルバムの中で、音楽的水準が一番高いのは
トリロジーだと思うなぁ(^_-)」

タルカスはMr.Emerson色の強いアルバム
トリロジーはMr.Lake色の強いアルバム

などと言われているので、その話は
とーーーっても!うれしく思いました\(^o^)/
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Unknown (torioden)
2012-09-05 16:23:15
>たまさん様

コメントありがとうございます。{スマイル}

>当時私が求めていたファイティングソングとは
かけ離れた存在でしたが、なぜか惹かれました。

そうなんですよ。
何故か惹かれるトリロジー。

全くの私見ですが、
グレッグの個性とキースの個性が、
絶妙のバランスで溶け合っているような感じがするアルバムだと思いますね。
少年ながらに、
フロム・ザ・ビギニングの楽曲とキーボードソロの絡みを聞きながら、

「あぁ!EL&Pって本当に息の合ったバンドで、
本当に天才だぁ。ボクはこのバンドにめぐり会えて本当に幸せ。」

なんて、思っていましたね。

リヴィング・シンなんて、アップテンポじゃないけど、
本当にカッコイイ曲だと思いますし。

私は専門的な事はよく解りませんが、

音楽を演奏なさる方には、
また独自の視点もあると思いますし、
そう言う方が、
「音楽的水準が高い」
と称してくださるのはとても嬉しい事ですね。
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