EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

THE Best Of ELP ドイツ制作ベストCD

2014-12-08 17:10:27 | EL&Pのベスト盤等
THE Best Of ELP ドイツ制作ベストCD


メンバーイラストジャケット
色調とデザインは、
やや「ディープ・パープル・イン・ロック」
にヒントを得たかな
ELPのマークは、
ピーターガンの
シングルレコードジャケットのデザイン



プラケース裏の収録曲リスト


CD盤


ドイツでベストシリーズの一つとして制作されたようですね。
つぶさに観察しても制作年の記述はどこにもありません。

出だしが、レディーズ&ジェントルメンの「ホウダウン」から始まって、
ファーストアルバムの「ラッキーマン」
頭脳改革の「悪の教典#9第一印象パートⅡ」「聖地エルサレム」と続きます
イン・コンサートから「イントロダクションファンファーレも含まれたピーター・ガン」
四部作の「庶民のファンファーレ」のアルバムヴァージョン
頭脳改革の「スティル・ユー・ターン・ミー・オン」
イン・コンサートから「孤独なタイガー」
トリロジーから「トリロジー」
四部作から「セ・ラ・ヴィ」
同じく四部作から、「ニュー・オーリンズ」
レディーズ&ジェントルメンから「トッカータ」

という構成のベストCDですね。

良く見てみると、最後の3曲を除いては、
1980年にアナログ盤でリリースされた最初のベストアルバムである、
「ベスト・オブ・EL&P」の曲順と変わりません。

但し、「ホウダウン」と「孤独なタイガー」をライヴヴァージョンに差し替えて変化をつけ、
「庶民のファンファーレ」をアルバムヴァージョンに差し替える。
そして、「セ・ラ・ヴィ」と「ニュー・オーリンズ」、ライヴヴァージョンの「トッカータ」を追加収録するだけで、
全く別のベスト盤を聴いているような錯覚に陥るという仕組みです。

「ん!」と思うのは、やはり、「ニュー・オーリンズ」ですね。
バンドとしてのベストアルバムに収録されたのはこのCDぐらいのものかも知れないです。
このようなベストアルバムに突然(?)入っていると、なかなか個性的で良いと感じられる曲です。

先般取り上げたハイヴォルテージと称されたベスト2枚組CDとは、対照的に、
曲のヴァージョンを差し替えても、「タルカス」からの曲と、「展覧会の絵」の曲は一つも入れないというところは、徹底しています。

結果として
スタジオ盤を元にして考えた場合、

頭脳改革     4曲
四部作      3曲
トリロジー    2曲
第二番      1曲
ファースト     1曲
イン・コンサート  1曲

となっており、後期の曲も逃さないという感じの仕上がりです。

以上。

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