EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

作品第二番 レコード テスト盤

2018-06-19 13:47:29 | 「作品第二番/WORKS volume2」
作品第二番 レコード テスト盤

何年か前に求めたものです。

ジャケットも付いていたのですが、
よく見ると、米国盤のレコード番号が記されているジャケットです。


裏側中央下部


裏側向かって右上部

テスト盤の段階では、
まだ国内盤のジャケットが存在していなくて、
米国盤のジャンク品等のジャケットと組み合わせたのかどうか、
その辺りの経緯は不明ですね。

EL&P関連の別のテスト盤・試聴盤も幾つか手元にありますが、
市販用のジャケットではない、
白色のシングルジャケットにレコードが挿入されているものもあるので、
テスト盤・試聴盤の保護ジャケットには、
何通りかのケースが存在するのかも知れないです。

テスト盤と称されているレーベル面には、
業界関係者でなければ解らない文字が記載されていました。

「東芝EMI株式会社」

なるほど。

大手新聞社の印刷機は、
自社の新聞を刷るために印刷機が可動している時間帯以外は、
他紙の印刷をしているというケースがあると耳にした事がありますが、
それと似たような感じなのかも知れません。


レーベル面
ワーナーのレコード番号は片面のみ表記



このレーベル面に記載された文字には、
確かに作品第二番のレコード番号もありますが、
音を聴いてみない事には、
本当に作品第二番のテスト盤かどうかはハッキリとはしませんでした。

数ヶ月前に針を落としてみたら、
確かに「孤独なタイガー」が流れてきて、
通常アナログ盤のA面が再生されました。

音を確認した事によって、
このあやふや感漂う、
ちょっと変わったレーベル面の記載が、
間違いなくテスト盤の証である事が裏付けられた感じです。

以上。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (コート)
2018-06-19 18:10:08
試聴版ならではで、珍品かもしれませね♪
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Unknown (torioden)
2018-06-19 18:22:20
>コート様

どうやら、販売店や音楽ライターに無料で配布するのが、
試聴盤というものらしいです。
これは音楽誌の編集部まで送付されていて、
それを元に新譜紹介などで取り上げてもらえれば、
広告をうたない宣伝になってリリース元はラッキーでしょうね。

試聴盤は、レーベル面に収録曲がきちんと印字されていますし、
試聴盤と記載している場合もあるので、
同タイトルのアナログ盤を所持していれば、状態はほとんど同じであると推定しています。

テスト盤は、試聴盤を制作する前段階のものと推定しています。
そのため、試聴盤よりはプレス枚数は少ないと思っていますので、
その意味では確かに珍品と言えるかも知れないですね。
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