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EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ザ・ナイス AMERICA シングルレコード フランス盤

2016-06-13 17:31:39 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス AMERICA シングルレコード フランス盤

ユーロ・ロック・プレスの最新号を通販で購入しました。

カラー4頁を用いたキースの追悼特集でしたが、
難波氏と川原氏の文章は、
仕事上で、キースと触れあう機会があった方々だからこそ語れる内容で、
キースの素朴な人柄を改めて感じさせてくれる、
心のこもった追悼文でした。

4頁の記事中には、興味深いものがありましたが、
最近になってネット上で、ようやく発見できた事も書かれてあったので、
それも踏まえて改めてそのうち記したいと思っています。

今日、取り上げるのは、ザ・ナイスの古いシングルレコードです。
これは、タイトルの下に、「2nd amendment」と記載されていますが、
販売者の記述によると、1969年にリリースされた品物ではあるようです。

ジャケットは、ちょっと変わったデザインですが、
メンバーの写真は4人ですね。


シミ 飲み物でもこぼしたのか?

この写真は、
ブートDVDのジャケットにそのまま流用されたりしています。


裏側
耐水性インクを使用していないのか?
それとも色つきの水をこぼしたのか?



レーベル面

かなり前に取り上げた「AMERICA」シングルの英国盤は、
3人メンバーの写真でしたので、
この違いはリリース時期か、
あるいは再リリースの関係で生じていると思われます。

私より年輩のキーボードミュージシャン等は、
キースとの最初の出会いは、
ザ・ナイスという事がほとんどかも知れません。
難波氏なども、そうみたいです。

海外のプログレ系のミュージシャンの追悼関連の翻訳文を見ても、
ナイス時のキースに衝撃を受けたエピソードが多いですし、
肉体を用いての基本的なパフォーマンスは、
その時点で確立していたようなので、
EL&Pが世界的に売れた事で、
舞台装置を用いたパフォーマンスにも拍車がかかっていったという事なのでしょう。

以上。

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THE NICE IMMEDIATE(UK) SERIES アナログカナダ盤

2016-05-09 16:55:45 | Keith Emerson THE NICE関連
THE NICE IMMEDIATE(UK) SERIES アナログカナダ盤


ジャケット表側
シュリンクが残っていて
その上にシール



ジャケット裏側

レーベル面の表記を見た感じでは、
英イミディエイトの音源をキャピタルレコードが管理して、
カナダで制作したベスト盤のようです。

ザ・ナイスのベスト盤としては、
まだ取り上げておりませんが、
日本でも白銀シリーズというのがありました。

そちらも、基調としているジャケットの色は銀色だったのですが、
同じ銀色でも、こちらの方は光沢のある銀色。

ジャケットのデザインもザ・ナイスのベストとしては、
異色の部類に入りますね。

レーベル面も、
あまり見かけない仕様


お花

インナースリーヴも付属していましたが、
オリジナルかどうかは解らないので写真は載せませんでした。

話は変わって、
このブログでもキースの尊敬する音楽家として、
何度か触れている富田勲氏が他界されました。

まだまだ創作意欲に溢れていて、
次のプロジェクトが進行中の中での突然の出来事だったようです。

世界に電子音楽の時代を切り開く事に貢献した重鎮が、
また1人この世から去りました。

心からご冥福をお祈りいたします。

合掌。

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Historia De La Musica Rock THE NICE スペイン盤

2016-03-29 15:08:15 | Keith Emerson THE NICE関連
Historia De La Musica Rock 
THE NICE スペイン盤









レーベル面

これまでも、ナイスがロックのヒストリーシリーズに組み込まれた時の、
ベスト盤を何点か取り上げて来ましたが、
これは、スペインでの企画盤のようです。

収録曲は、五つの橋とエレジーから選んでいるみたいです。

見かけた事のあるザ・ナイスのスナップ写真がジャケットに使用されていますが、
この写真が使用されているジャケットは珍しいといえるのかも知れないですね。

大抵は、上半身だけとか、顔と胸だけとか、同時に撮っていない写真の組み合わせとかが、多い中で、
頭のてっぺんからつま先まで、3人がカラーでおさまっているジャケットは、
あまり見かけないと思われます。
(4人編成の時のはありますけどね。)

ミュージシャンの追悼の言葉をブロガーが訳されたものなどを目にしても、
この時期のキースにとても触発されている感じですよね。

以上。

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CD IMMEDIATE HIT STORY Vol.2

2016-02-20 17:05:08 | Keith Emerson THE NICE関連
CD IMMEDIATE HIT STORY Vol.2



昨日、4月のキースの来日に向けて、
何とか交通手段の確保を終える事が出来ました。

グレッグ・レイクの来日の時は、
夜行列車の「あけぼの」というのがあり、
それを利用して東京に向かったのですが、
今はその便が存在しません。

その「あけぼの」の車両は、
住んでいる町のレイルパークに、
昨年から飾られており、
鉄道マニアの宿泊用に整備されました。

しかし、現時点では、冬期間は宿泊を受け付けていません。
暖房設備等を考えると、採算が取れないのだと思います。

町の広報によると、冬期間は、
過去に使用していた小坂線の路線上にある、
近くのトンネルに「あけぼの」を収納しているようでね。

冬期間の降雪による劣化を少しでも防ぐためであると思われます。

列車というと、
キースは、2005年のライヴでは、列車の音を出したりしていたようですし、
(私はあまり記憶していなくて)
現時点での、EL&Pの最終スタジオアルバムのジャケットにも、
機関車の頭部や線路も描かれてある事をふと思い出した次第。

Immediateの国内盤のオムニバスCDを取り上げましたが、
こちらは幾つか出ているオムニバス輸入CD盤の一つになります。


キースはジャケットのスミにおります

ザ・ナイスの曲が1曲だけ収録されています。

ザ・ナイスはシングルヒット曲がないと、
国内盤のCDの解説に記されていた事があります。
それもあってか、全16曲中、6曲が、スモール・フェイセスの曲。
P.P.アーノルドの曲が3曲、収録されています。
P.P.アーノルドもヒット曲は少ないという記述もどこかで読んだ事がありますが、
歌物での評価が高いので、オムニバスアルバムには向いていると言えますか。

以上。

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ザ・ナイス エレジー プラチナSHMの再現帯について

2015-12-29 17:15:31 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス エレジー プラチナSHMの再現帯について

夏頃に一挙にリリースされた、ザ・ナイスの3タイトル、3種類ですが、
全部揃えるとなると、9枚も購入しなくてなりません。

先般取り上げたディスクユニオンの特典である、
「エレジージャケットデザインペーパースリーヴ」自体は、
どのような組み合わせでも、
とにかく2枚購入すると付いてくるとの記述がありました。

一つのタイトルの「エレジー」に関しては、
ディスクユニオンのアナログ盤初回帯のミニチュア再現具合を、
当ブログでは取り上げましたが、

今回のCD用ミニチュア再現帯は、
販売するディスクユニオンではなく、
メーカーが行っております。

再現巻き帯に新規の被せ帯を乗せた、
ダブル帯仕様。
ダブル帯とは言ってみたものの、
新規の帯の方は、
果たして帯と呼称できるのか良く解りません。
ジャケットの裏側を全て覆うような形状ですね。




表側の細い帯とつながっている
帯というよりジャケットカバーと言うべきか


ジャケットの裏側をカバーするような帯自体は、
ビクターエンタテイメントさんの、
スティーヴン・ウィルソンヴァージョン等でも行っていました。

トリロジーのアナログ国内盤に、
来日記念並列帯というケースがありましたが、
巻き帯をさらに覆う被せ帯仕様というのは、
珍しいケースかも知れません。

このCDのミニチュア再現帯の具合を見てみましょう。

これは、ディスクユニオンのアナログ盤再現帯をそのまま踏襲した感じのようです。

文字のギザギザは省略されていますね。



ふと思ったのですが、
メーカーの「ユニヴァーサル・ミュージック」は、
紙ジャケット仕様にアナログ盤再現帯を企画するにあたり、
ディスクユニオンに帯のデザインをもらい受けたのでないでしょうか。

その代わりに、エレジーのペーパースリーヴを制作する事を、
格安で許可したとか、
ビジネス上のやり取りがあったのかも知れません。

CD販促用アナログ盤再現ミニチュア帯の老舗ともいえる、
ディスクユニオンから頂戴した帯のデザインを、
アナログ中古盤の帯をしっかりと確認せずに、
そのまま使用したという事だと思います。

あまりに似ていますからね。

そのうち、また、メーカーが変わったら、
アナログ盤時代の帯を完全ミニチュア復刻するメーカーも、
出てくるかと思います。

そうなったら、ミニチュア帯の再現に関心があるファンらも、
溜飲を下げる事でしょう。

以上。

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エレジー CD販促用 ペーパースリーヴ

2015-10-20 11:56:31 | Keith Emerson THE NICE関連
エレジー CD販促用 ペーパースリーヴ


表側


裏側

EL&Pとザ・ナイスのアルバムジャケットを元にした、
販促用のボックスを幾つか取り上げて来ましたが、
今日、取り上げるのはペーパースリーヴになります。

この品物は、
今年の夏にリリースされた、
ザ・ナイスの紙ジャケット2タイトルを購入すると、
頂戴できるのですが、
まだ、在庫があるようです。

夏にリリースされたのは、
ヴァージョン違いがあるとはいえ、
タイトルとしては、「エレジー」と「組曲 五つの橋」の2つのみ。
2タイトルだけ購入すると頂戴できるので、
2点収納するには、販促用のボックスを制作するほどの事はないと、
考えたのかも知れないです。

ご覧の通り、
プラケースCD1枚組であっても、
あまり必要とは思えない、
ペーパースリーヴに覆われている品物がありますが、
それに近い仕様。

ボックスと違い、
挿入しても、
反対側から抜き取る事ができます。



先般、
「ディスクユニオンのミニチュア再現帯が、
完全再現とはいえない」

という事を述べたのですが、
その話の続きを書くにあたり、
このペーパースリーヴを事前に取り上げていた方が、
話をまとめやすいと思いまして、
取り上げてみました。

いわゆる、レコードやCDのジャケットのデザインは、
販売の権利を持っている音楽会社(メーカー)が管理しているわけですが、
それを使用するには、許可が必要であり、無料ではないようです。

ジャケットデザインを元にした販促品などは、
CDを売るために制作しているので、
結果としてメーカー側も潤う事に貢献しているわけですが、
それでも、有料か無料かは別として、
メーカーに許可を得ているのだと考えられます。

厳密には、ブログやホームページでジャケットを取り上げるにも、
許可がいるわけですが、
許可を得ていないものは、
枚挙にいとまがないので、放置されている状態との事。

当ブログなども、
物品の紹介がほとんどですから、
その放置されている状態に甘んじているわけです。

多くのCDジャケット等のブログの情報は、
素人の広告とも言えますから、
放置する事が売上につながる場合もある事は、
言うまでもない事であります。

以上。

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エレジー 国内 初期 アナログ盤について

2015-09-29 13:12:21 | Keith Emerson THE NICE関連
エレジー 国内 初期 アナログ盤について

エレジーの帯無しの初期のアナログ盤を既にアップしたつもりでいましたが、
見つける事ができませんでした。

間違ってザ・ナイス関連以外の他のカテゴリーに入れてしまったか、
あるいは、本当にアップしていないかのどちらかでしょう。

アップしていないと考えて、
英国オリジナルアナログの内ジャケットと対比





日本

同じダブルジャケットなのですが、
見開きジャケットの内側の配色が異なっていますね。

日本国内においても、
わざわざダブルジャケットを制作したにも関わらず、
色付けをしなかった理由がちょっと解らないわけです。

当時の流行だったのかも知れないですね。

「EL&P」と「ザ・ナイス」では、
紙ジャケットCD化の歴史に違いがあります。

ビクターエンタテイメントさんが、
EL&Pの70年代リリースのアルバムに関して、
最初の紙ジャケットCDを制作する際は、
ワーナーパイオニア時代のアナログ盤のジャケットに沿ったものにしました。

英国オリジナルとあまり変わらないジャケットがほとんどでしたが、
レディーズ&ジェントルメンのジャケットは日本独自仕様でしたので、
アナログ盤時代の国内盤仕様を確認する事ができたわけです。

一方、「ザ・ナイス」ですが、
ビクターエンタテイメントさんも、
国内EMIさんも、
紙ジャケットCD化に際して、
英国オリジナル再現という選択をしたので、
ザ・ナイス国内アナログ盤リリース時仕様の紙ジャケットCDは、
現時点においては制作されていないという状況になっています。

ザ・ナイスに関しては、
需要からしても、国内アナログ盤時代のジャケットを、
紙ジャケットCDで再現する事は、将来的にも、ほぼ、ありえないと考えます。

いまのところ、
「エレジー」ダブルジャケットアナログ盤の、
内ジャケットセピア調ヴァージョンは、
国内アナログ盤ジャケットを入手して味わうのみという事になりますね。

以上。

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フェア・ウェル・ザ・ナイス~「五つの橋」 国内アナログ盤帯付き

2015-09-08 09:41:23 | Keith Emerson THE NICE関連
フェア・ウェル・ザ・ナイス~「五つの橋」 
国内アナログ盤帯付き





帯下部

国内盤の「五つの橋」のアナログ盤は、2度ほど取り上げています。

昨年の8月頃、ダブルジャケットの見本盤を取り上げました。

本日取り上げるのは、競わずに求める事ができた、
初回帯付きと思われる国内盤です。

競わなかったので、
送料の方が高かったという事が、
記憶に残る一品となりました。

今のところは、
宅配便やゆうパックの送料程度では、
決して入手できない品物なので、
かなり運が良かった事になりますね。

ある方から聞いたのですが、

「価値があって値段がする品物をその値段で買う事はできるでしょ。
(購入するに際しての経済力は必要ですが)
けれども、価値がある品物を安く入手する事に面白さがあります。」

もちろん、これは、収集家が集める趣味の品物に限らず、
この経済社会の中で企業が少しでも利益を上げるために、日夜、努力している事でもあります。
また、普通の日用品の購入に際しても、あてはまる部分があります。

この言葉は、私にとっては、趣味の品物の購買姿勢に影響を及ぼしており、

欲しい品物が出てきても、
安くなるのを待ったりしています。

品物によっては、
待っていても安くならない時もありますし、
高くなっていく場合もあります。

そのため、上限を定めて、決断をする時もありますね。

このゴールドタイプの着色の帯ですが、
一般的な金色とは違う感じです。
ただ、テカテカしているキンキラゴールドよりは、
落ち着いた感じが内容に相応しいと思います。

但し、この帯は、扱い方によっては、
擦れると色が落ちてくるタイプだと思うので、
その点は注意が必要だと思います。

以上。

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THE NICE ベストアルバム HANG ON TO A DREAM ドイツ盤

2015-08-21 11:51:00 | Keith Emerson THE NICE関連
THE NICE ベストアルバム
HANG ON TO A DREAM ドイツ盤





レーベル面

IMMEDIATE時代のアルバムから数曲収録した、
ナイスのベストアルバムです。

ジャケットの裏を見ると、
これは数十のアーティストのベストものの企画から出来たアルバムのようで、
その中にザ・ナイスも含まれる事になったようです。

ネット上で、このジャケットデザインの制作国の表記を見ていると、
ドイツ盤と称されていたり、オランダ盤と称されていたり、しているのですが、
写真の品物においては、
レコード盤は西ドイツでプレスして、
ジャケットはオランダで制作したという記述になっています。


ジャケット裏側の一部

但し、レコード盤自体もオランダで制作している品物も、あるかも知れません。

ジャケットは日本の「夢を追って」のシングル盤の写真に近いのですが、
同時間に何枚か撮影したものの一つなのでしょう。

日本のシングル盤のジャケットの方は、
写真の下部が切れているので、
ブライアン・デヴィスンが、リー・ジャクソンの太ももの上に、
ややイタズラっぽく腰をかけようとしている状態である事は、
解らないわけです。

以上。

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ブリティッシュ・ポップ・シングル・コレクション VOL.3

2015-07-31 13:10:04 | Keith Emerson THE NICE関連
ブリティッシュ・ポップ・シングル・コレクション VOL.3


ジャケットブックレットに、
ジャケットにキースの写真


1991年に発売された、
イミディエイトレーベル傘下のミュージシャンを集めた、オムニバスCDです。

VOL.4まで出ているようです。

原題は、「IMMEDIATE SINGLE COLLECTION」なのですが、
日本では特にイミディトレーベルの名前をタイトルに冠するより、
単純にブリティッシュと称した方が、解りやすいと考えたのかも知れません。

そうは言っても、購入する人は、
収録曲をつぶさに観察したりするのでしょうから、
意味があるような、ないような邦題ですね。

ザ・ナイスの「ブランデンブルガー」が、1曲目に収録されています。

日本では、「ブランデンブルガー」が、
シングルレコードが発売されていたかどうかは、
今のところ解らないのですが、
英国ではシングルとして発売されていたので、
アルバムタイトルに沿って、
このオムニバスCDに収録される事になったのでしょう。

この曲は、ビクターエンタテイメントの国内盤では、
少年易老学難成のボーナス・トラックとして収録されていますね。

日本でイミディトレーベルのオムニバスを制作するとした場合、
ザ・ナイスの曲を最初に持ってくる事もあり得る事ですが、
こちらの方は、原盤直輸入との記述もある通り、
英国で制作されたものなので、少し意外ではあります。

以上。

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ザ・ナイス フィーチャリング・キース・エマーソン 旧ユーゴスラビア盤

2015-07-13 11:02:53 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス フィーチャリング・キース・エマーソン
旧ユーゴスラビア盤




1枚組のベストアルバムです。

このジャケットデザインの基本となっているのは、
「エレジー」と「ファイヴ・ブリッジズ」のカップリングによる、
ダブルアルバムのジャケットですね。

そのダブルアルバムの方は、
ジャケットを広げるとキースの全身が写っていますが、
こちらは、シングルジャケットで、
裏はカラー印刷ではなく白黒です。





ヨーロッパの国々で制作されたレコードを何度か取り上げていますが、
「旧ユーゴスラビア盤」というのは初めてですね。



旧ユーゴスラビアにおいては、
様々な内政的な問題を抱えていたわけですが、
ロック音楽に関しては、
ヨーロッパの他の国々との時間差はほとんどなく、
アルバムがリリースされていたようです。

このアルバムも70年代の初期にリリースされたものと考えます。

アルバムに収録されている全ての曲を、
目立つような色文字で、
ジャケットの表側に記載しているのは珍しいケースかも知れません。

以上。

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ナイス ベストCD Intermezzo チェコ製

2015-06-23 10:22:08 | Keith Emerson THE NICE関連
ナイス ベストCD Intermezzo チェコ製


ジャケット


裏側


裏側拡大


CD盤

いつ頃出たベストCDかは良く解らないのですが、
CD盤は、チェコで作って、ジャケットはスイスで作ったという品物のようです。

シングルレコードなども、
レコード盤はベルギーで制作されていても、ベルギー盤と称さない事もあるようなので、
最終的に、どこの国から出荷されたかで、○○○国盤となるのではないかと思われます。

チェコとスイスは隣接している国というわけではないのですが、
CD盤製作のコストを下げるためにスイスのメーカーがチェコに依頼する等の事は、
普通に考えてありうる事です。

それを裏付けるような、ジャケット用紙。
ペラ紙一枚で、裏の印刷は無し。

デザインだけは、
キースの腰から上の部分だけ脱色して、
ピアノの影をつけるという、ちょっとした工夫が見られます。
最も目立っていたであろう人の影が薄い。

CDに限定しなければ、国内で作られていない日本のメーカーの品物なんて、
ありふれているわけですが、
どこの国で作らせたか等は、メーカーでは把握しているにしても、
商品によっては、どこの国で作られたかまでは、
明示する必要がない場合もあるでしょうから、
その場合は単純に日本のメーカーの品物という事で受け止めているのだと思います。

そう考えると、このCDに関しては、CD盤面の表記は親切と言えますね。

以上。

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ジャズ+クラシック/ロック=ナイス 国内アナログ盤

2015-06-04 19:10:29 | Keith Emerson THE NICE関連
ジャズ+クラシック/ロック=ナイス 国内アナログ盤




ダブルジャケット内側


レーベル面

このアナログ盤を取り上げるのは、意外にも初めてですね。

CDはプラケース内のジャケットが逆さまになっている未開封の品物を取り上げた事があります。

国内盤ジャケットの裏側に多くの説明が記されていた「ナイスの思想」と異なり、
ジャケットの表側、裏側、内側も英国の仕様を踏襲している感じがします。

昨年、「少年易老学難成」の国内盤を取り上げた時に記しましたが、
日本では、「ジャズ+クラシック/ロック=ナイス」が、「少年易老学難成」より先に発売されたようです。

1.「ナイスの思想」(ジャケット裏に日本語解説)
2.「ジャズ+クラシック/ロック=ナイス」(ジャケット裏は英国オリジナルを踏襲)
3.「少年易老学難成」(ジャケット裏に日本語解説)

この「ジャズ+クラシック/ロック=ナイス」に関して、
ジャケット裏や内側に日本語解説を入れようとしなかったのでしょうか。
当時、ジャケットの製作に関わった人でないと解らないですね。

このアルバムの解説がもの凄く濃い!
収録曲1つ1つの原曲にもきちんと触れてあります。

ひょっとしたら、ジャケットの内側のところどころの英文を訳していくと、
この解説の根拠となる収録曲の背景が綴られているのかも知れないです。

以上。

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小室キース好きの象徴曲「ゲット・ワイルド」の展開

2015-05-25 10:59:50 | Keith Emerson THE NICE関連
小室キース好きの象徴曲「ゲット・ワイルド」の展開



この時期はCDからカセットに録音して、
聞いていたので、プラケースも比較的綺麗な状態


TM NETWORKに関しても、小室氏に関しても、ほとんど詳しくないのですが、
最近、ふと思った事があったので、その事に触れてみたいと思います。

詳しくはないと言っても、1989年にリリースされたこのアルバムを、ほぼ、リアルタイムで購入しました。

購入した動機としては、当時、埼玉県熊谷市に転勤になってから、
FM埼玉(ナックファイブ)の放送を車で営業中に聴く時間が増えました。

その時に耳に入ってきた音楽の中で、とりわけ、関心を持ったのが、「GET WILD '89」という曲でした。
TM NETWORKは、名前ぐらいは耳にしていましたが、曲を聴いたのは初めてでしたね。

その、「GET WILD '89」が入っているCDであるという事が購入の一番の要因ですね。

この「GET WILD '89」は、1987年に大ヒットした「GET WILD」という曲をアレンジしなおした曲との事。

「GET WILD」は、アニメーションのエンディングテーマに使用された事により、
TM NETWORKのブレイクのきっかけになった曲で、
ダブルプラチナ認定をされるほどの売り上げだったようです。
1987年のリリースですね。

私は、「GET WILD '89」は、
そのタイトルから元の曲と異なったヴァージョンとなっているのだろうと思ってはいましたが、
特に元の曲に興味を抱いた事もありませんでした。

小室氏がプロになる前にEL&Pを聴いていた話は、割と知られているのだと思いますし、
EL&Pだけを強調しているわけではありませんが、現時点のウィキの中でも記されていますね。
当然、ザ・ナイスも聴いている事でしょう。
ただ、プロになってからの自身のバンドでEL&Pを弾いたという話は特に聞いていません。

また、キースからの影響をどのような形で表現しているかというのは、
その楽曲をつぶさに聴いてみないと解らない事ではあります。

ただ、最近、聴いたザ・ナイスの曲の中で、
「GET WILD」のリニューアル録音と符合をする事にようやく気が付きました。

それは、ザ・ナイスのファーストアルバムにおいて、1967年に発表された「ロンド」です。

これは、ザ・ナイスのサードアルバム、
1967年に発表された「ジャズ+クラシック/ロック=ナイス」において、
「ロンド‘69’」というタイトルでライヴ録音が収録されるわけですが、
ファーストアルバムのスタジオ録音よりも、なかなかカッコイイ展開になっています。

「ロンド」はザ・ナイスの代表曲の1つにもなって、
EL&Pの90年代以降のコンサートのアンコールにおいても、ほぼ、定番として登場してきます。

小室氏は、ザ・ナイスの代表曲、「ロンド」の再収録を、
自らのバンドの代表曲の在り方にあてはめたのだと思います。

「Rondo」1967年リリース(ナイスの思想に収録)
「Rondo 69」1969年リリース(ジャズ+クラシック/ロック=ナイスに収録)

「GET WILD」1987年リリース
「GET WILD '89」1989リリース

ザ・ナイスの「ロンド」から、ちょうど20年を経過した時に、
3人バンドのTM NETWORKは大ブレイクし、
そのブレイクした曲を2年後にリニューアルして、タイトルの最後に西暦をつけて発表したという事ですね。

小室氏は、暗にキース好きである事を、このような形で表現したかったのでしょう。

小室氏に関しては、関連ネタがあと少しあるので、またの機会に書きます。

以上。

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エレジー ザ・ナイス 国内EMI 紙ジャケットCD

2015-05-18 11:00:45 | Keith Emerson THE NICE関連
エレジー 
ザ・ナイス 国内EMI 紙ジャケットCD


amassのニュースにもアップされましたが、
7月に、カリスマ時代のザ・ナイスのアルバム3タイトルが、
ユニヴァーサルミュージックより、
紙ジャケットCDとして発売される事になりました。

2005年にキース・エマーソン・バンドが来日するのを記念して、
ビクターエンタテイメントから、
EL&Pの「ファースト」から「ELP・イン・コンサート」までの、
K2HD盤の初回と20bitk2盤の再販が同時にリリースされるという事も
ありましたが、
これは来日記念の打ち上げ花火のような感じもありましたので、
特に違和感はありませんでした。

しかし、
今回は、「SHM」「プラチナSHM」「SACD」という3種類の同時リリース。
来日公演の予定もありませんので、
ただのマニア向けの手堅い商法が一挙に炸裂という感じです。

メーカー違いを考えなければ、「SHM」はリリース済みですので、
「プラチナSHM」と「SACD」が今回、初めてのリリースという事になります。

カリスマ時代のザ・ナイスの紙ジャケットCDもようやく次の段階に入ったと言えます。

一方、ビクターエンタテイメントさんは、イミディエイト時代の3タイトルを、
今のところ、プラチナSHMにする気配がないようなので、
当然の事ながら、ザ・ナイスはEL&Pに比して売れ行きが芳しくないのでしょう。

日本では、「エレジー」に関しては、
ヴァージンジャパン時代に、プラケース盤が一度出て、
EMI時代に紙ジャケット盤が一度リリース。
(通販サイトによっては、EMIから2013年に再発売されているような記述も見えますが、
ヴァージンがユニヴァーサルに売却されたのは、2012年なのに加えて、
カタログ番号も同じようなので、再発売の真相は不明。)

会社が変わる度に一度だけリリースされます。

この経緯から見ると、
ユニヴァーサルが、
もし、数年先に、カリスマレーベルのタイトルを手放すようであれば、
7月の紙ジャケット化が最初で最後となりますね。

企画サイドもその可能性があると踏んだのか、
出せるうちに一挙にリリースという決定をしたのかも知れません。

今日取り上げるのは、「エレジー」のEMI時代の、
初めての紙ジャケットCDです。




表側の帯の幅を狭くして、
ジャケットの絵柄を
少しでも邪魔しないようにとの配慮か?
その分、帯の裏側にあたる部分の幅は広いです


ウィキによると、ヴァージンレコードのアルバムの発売権利は、
1992年に、EMIに売却されたわけですが、
この紙ジャケットが発売されたのは、2010年なので、
かなりの月日を要していますね。

紙ジャケットは英国オリジナルデザインという事で、
ダブルジャケットの内側もカラー。

CD盤もご覧の通り。


再現していないのは、
国内盤の帯だけですが、
英国オリジナルデザインでジャケットを復刻するならば、
アナログ時代の国内盤の帯の再現がベストマッチとも言えませんので、
これはこれで良いと思います。

解説は、ザ・ナイスのヒストリーを、
キースのインタビューによってまとめてあります。

先般、キース・エマーソン・トリオのアナログ盤を取り上げましたが、
それ以前の音楽活動からアルバム「エレジー」が出るまでの、
経緯がとても詳しく綴られていますね。

トニー・ストラットン・スミスがいなければ、
ナイスの後期のアルバムがリリースされる事もなかった事だけは、
しっかりと解るようになっています。

キースはナイスを窮地から救った裏方の苦労も知りつつも、
新たな創造に向けてグレッグと関わって行くわけです。

以上。

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