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EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

CD PROG ROCK ULTIMATE COLLECTION

2018-05-10 08:21:27 | Keith Emerson THE NICE関連
CD PROG ROCK ULTIMATE COLLECTION

昨日、キース・エマーソンファン専用掲示板に、
ナイトホークスの「Blu-ray」が、
新たにリリースされたとの書き込みがありました。

発売日を調べてみたら、5月9日となっておりましたので、
通販等で発注をされていた場合、
早い人で、5月8日には受け取った事と思います。

これに関しては、事前に調べてもいませんでしたし、
今後、映像が再リリースされるにしても、
既発のVHSやLD等の内容と特に変わるものではないだろうと、
思っていたわけですが、

なんと!

このブログでもしつこくこだわっていた、
「I'm A Man」が、
劇中で使用されている映像が収録されているようです。

とても気になってまいりました。

本日、取り上げるのは、
2004年に発売されたオムニバスCDです。


3つ折りジャケットペラ紙には、
収録されている曲が入っているアルバムのジャケットが、
カラーで列挙されています


全16曲収録。

ザ・ナイスの「インターメッツォ:‘カレリア・スウィート’」が収録されています。

このCDを発注する時点では、
今ひとつ不明瞭なジャケットデザインも手伝って、
ザ・ナイスの曲が収録されていると言う事以外は、
何の期待もしておりませんでした。

そのため、
収録曲を特に把握していたわけではないのですが、
受け取って見たら、
EMIの制作したプログレ系オムニバスCDである事が解りました。

ヴァージンレコードが、
ちょうどEMIの傘下のあった頃に制作されたようなので、
著名アーティストのヴァージン管理のアルバムの中から、
セレクトしているようです。

マイク・オールドフィールドの曲が、
オムニバスプログレCDの中に、
珍しく収録されていたのもそんな理由からですね。

CDプレイヤーに入れてみると、
聴いた事のあるゴングの曲も含めて、
渋めの曲が収録されており、
このようなオムニバスCDの内容は、
決してジャケットデザインの印象から掴む事ができないと、
思い知らされた次第。

オムニバスアルバムに収録されるザ・ナイスの曲は、
圧倒的に「アメリカ」が多い感じですので、
ちょっと珍しい感じがします。

以上。

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アメリカ ドイツシングル盤 ジャンク品

2018-03-12 09:12:41 | Keith Emerson THE NICE関連
アメリカ ドイツシングル盤 ジャンク品

ザ・ナイスのアメリカのドイツ製のシングルレコードになります。

この「アメリカ」の初期のシングルレコードのジャケットは、
このへんてこな写真を用いているところは、
各国で共通しているようです。

国によって、
色合いの違いがあるのですが、
西ドイツでは、
このように着色をしない遣り方を選択しています。


ジャケット表側

鉛筆による書き込みや、
テープ後等、
それだけでも、
売る側としてはジャンク品扱いをする場合があるかと思いますが、

このジャケットに関しては、
有無を言わせない箇所があります。

何かの目的があって、
そうしたのだと思いますが、
裏側のジャケット写真を、
2枚ほど切り取っていますね。


ジャケット裏側

悲惨。

販売の時点で、
この状態が明記されておりました。

このおかげで、
このレコードは、
とても安い価格がついていて、
私のところまで来る事になった次第です。

3月10日(土)は、
キースのご命日でした。

勤務先が休みだったのに加えて、
家族絡みの用事も含めて、
何かと忙しい日でしたので、
特に思いをはせる余裕がないまま、
今日を迎えてしまいました。


レーベル面

合掌

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CD ROCK THE NIGHT

2018-01-17 11:07:24 | Keith Emerson THE NICE関連
CD ROCK THE NIGHT


ジャケットはペラ紙一枚

CD2との表記がありますが、
何かのシリーズのNo.2という事を表しているようで、
2枚組CDではありません。

60年代後半から70年代にかけての、
著名ロックミュージシャンによるオムニバスCDですが、
日本ではあまり知られていないような名前も見受けられます。

ジャケットの表側には、
THE NICEの表記がないのですが、
スタジオ録音の「アメリカ」が収録されています。

このタイプのオムニバスCDは、
ジャケットにミュージシャンの写真を用いない場合が多いなと思っていますが、
ジャケットに小さいながらも、ビッグネームの写真を用いるなど、
異色のオムニバスCDとも言えます。

話は変わりまして、
グレッグ・レイクのイタリアライヴの商品、
リリースが遅れているのか、未だに手元に届きません。

前回のナイスの記事の時に、
グレッグのサイトと相性が悪いようで、
注文できずに終わっている事等を記しましたが、
あきらめずに取り組んだ結果、
注文手続きを終える事ができました。

それにしても、どのぐらい遅れるのでしょうか。

出る出るといって、リリースされずに終わった、
スタジオソロサードアルバムのようには、
ならないと思いますけどね。

以上。

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IN MEMORIAM / THE NICE フランス盤

2017-12-08 16:52:31 | Keith Emerson THE NICE関連
IN MEMORIAM / THE NICE フランス盤

昨日は、グレッグ・レイクのご命日でした。

7日の夜はかなり前からの予定が入っていたので、
6日の夜に静かな場所で、グレッグの事を考えておりました。

本日発売予定になっていた追悼記念盤のイタリアでのライヴを、
いつも購入しているところに予約をしているのですが、
入荷しないまま「注文できません」の事態が起きるかも知れません。

そのため、久々にグレッグのオフィシャルサイトを覗いてみたら、
リンク先でもイタリアライヴのリミテッド・エディションを取り扱っていました。

私は、以前、オフィシャルサイトから入って、
グレッグのロゴの入った、
メッセンジャーバッグを注文しようとしたのですが、
どういうわけか、カード決済出来ずに終わり、ちょっと疲れました。

イタリアライヴのリミテッド・エディションの取扱先は、
メッセンジャーバッグを注文できずに終わったところとは、
異なっていたのですが、
アレコレとこちらのデータを埋めていっても、
既に登録済のアドレスで、そこからログインしろとの表示がでます。

そこで、
ログインを試みまして、
もし、登録をしているとした場合のパスワードを幾つか打ち込んでみました。
しかし、ログインは完了せずに終わりました。

そこで、パスワードを忘れた時の対応に移ると、
今度は、アドレスが登録されていないと表示されるわけです。
またまた疲れました。

どうも、私は、グレッグの物品を取り扱っているサイトとは、
相性が悪いようです。

話は変わって、本日、取り上げるのは、ザ・ナイスのレコードです。

フランスで発売されたザ・ナイスのベスト盤のようです。
レコード盤にもジャケットにもリリース年の記載はありませんが、
ネットでみると、1972年という事になっていますね。

ジャケットには墓園みたいな感じのものを背景として、
悲しんでいるような天使が写っています。


ジャケット表側

ザ・ナイスのベストアルバムのほとんどは、
文字のみのジャケット、
メンバーの写真、あるいは似顔絵みたいなジャケットのどちらかが多いと思っていますが、
そのどれにも属さない感じのデザインです。


ジャケット裏側

収録曲 コピペ

A面
America
Rondo 69 (Live At Filmore East, N.Y.)
The Diamond Hard Blue Apple Of The Moon
Intermezzo From The Karelia Suite

B面
The Thoughts Of Emerlist Davjack
Azrael Revisited
Hang On To A Dream
Brandenburger (3rd Mvt From "Ars Longa Vita Brevis")


レーベル面

CDが主流の時代になると、
詰めこむ曲も多くなるわけですが、
アナログ盤は収録時間も限られていますので、
シングルレコードになった曲を中心に代表曲をセレクトしている感じです。

以上。

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ナイスの思想 東芝音楽工業 黒盤

2017-11-02 19:10:55 | Keith Emerson THE NICE関連
ナイスの思想 東芝音楽工業 黒盤

同じ品物の赤盤を2013年に取り上げていますが、
この品物は黒盤になります。

赤盤との比較をするため、
スキャンしたかったのですが、
昨日は、当ブログを更新する時間的余裕がないのに加えて、
本日も、時間的な余裕がないので、
写真で済ませました。



ジャケットは赤盤と同じで、
レコード番号とレーベル面のデザインも赤盤と同じでした。

レーベル面の文字は銀色なので、
このように袋を被せたまま撮影しないと、
文字の輪郭が解らなくなります。



リアルタイムで聴いていたわけではないので、
解らないのですが、
帯等に「黒盤」とか「赤盤」とか記していないとすれば、
店頭で購入する際に、
レコードを取り出して判別していたのでしょうか?

「赤盤」が出てきた要因は、
以前、確かウィキとかで読んだのですが、
静電気対策のような事が記されていたように思います。
それでも、「黒盤」も作っていたわけです。

結局、際立った差のようなものが、
あまり無かったので、
70年代は、「黒盤」しか製作しなくなったのかも知れません。
(カラーレコード等はジャケットを含めた総合デザインと言えるので例外ですが)

本日は検索している時間もなかったので、
解る事が出てきたら、書き加えておきます。

今日はキース・エマーソンの誕生日です。

キース・エマーソンがこの世に生を受けて、
音楽を作ってくれた事に感謝いたします。

以上。

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オムニバスCD The PROG ROCK Album

2017-09-18 16:34:17 | Keith Emerson THE NICE関連
オムニバスCD The PROG ROCK Album



キース・エマーソンファン専用掲示板にアップされた情報によると、
カール・パーマーが英プログロック誌の本年のプログ・ゴッド(PROG GOD)に決定したとの事。

このような受賞は、2012年から始まったようで、
プログ・ゴッド以外にも、「Album of the year」等、
いくつかの受賞が用意されているようです。

プログ・ゴッド受賞歴は、

2012 リック・ウェイクマン
2014 ピーター・ガブリエル
2015 トニー・バンクス
2016 ジョン・アンダーソン

となっています。

ウィキを見た限りでは、
2013年は何らかの理由で、
受賞の選定がなかったようです。

選定基準などは全く解りませんが、
これまでの受賞メンバーを見ると、
この4名の所属していたバンドが、
おおよそ2つとなるわけです。

見方によっては、
他に選定されるべき人材はいないのかという狭い世界です。

EL&Pのメンバーは、
いずれも、プログ・ゴッドに相応しいヒストリーを所持している事は確かですが、
受賞する前にキースとグレッグは他界してしまいました。

故人の受賞という事が、受賞の選定の中で、あり得るかどうかも解りませんけど。

今日取り上げたのは、
プログレ系ミュージシャンのオムニバスCDです。
ザ・ナイスの「アメリカ」が収録されています。

ジャケットブックレットの解説を見てみると、
2007年となっています。

色彩が暗めのジャケットと呼応するような、
VDGGのヘヴィーな音で幕が開けるわけですが、
これは、
ピーター・ハミルのヴォーカルが入っていない重厚なインスト曲。
しびれます。

一転して、イエスの曲は、きらびやかな「不思議なお話を」。

その次に、ジェネシスのファーストアルバムからの曲が流れます。
これは以前に聴いた事のあるヴァージョンとは違うと思うけど、
気のせいかも知れません。

4曲目は、私がネットをやるまでは、全く知らなかったバンド、アージェントの曲。
EL&Pもそうでしたが、
ハイヴォルテージの時にオリジナルメンバーが再集結したバンドでもあります。

5曲目がザ・ナイスの「アメリカ」という流れです。

冒頭に世界的な著名バンドを持ってきているのが特徴で、
その後は、日本ではあまり知られていないバンド等
(私が知らないだけなのでしょうけどね)と、
著名ミュージシャンが入り乱れて、
1枚組で全15曲となっています。

プログ・ゴッドの受賞を調べて、
このオムニバスCDを書いていながら感じた事は、
5大バンドに次ぐバンドがあったにせよ、
プログレ界は「5大バンドとその他」みたいな印象というのは、
確かにあるのでしょうね。

何はともあれ、
カールがプログ・ゴッドになった事は、
EL&Pが受賞枠外に放置されていない事を実証する、
とっても、おめでたい出来事であります。

カールの受賞を心からお慶び申し上げます。

以上。

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FIVE BRIDGES アナログ 米国盤

2017-06-30 16:00:04 | Keith Emerson THE NICE関連
FIVE BRIDGES アナログ 米国盤

「FIVE BRIDGES」の輸入アナログ盤を取り上げるのは、
意外にも初めてみたいです。


レーベル面


ジャケット

以前、ザ・ナイスのマーキュリーのエレジーアナログ盤を取り上げた時に、
シングルジャケットだった事もあり、
後期盤と記していたのですが、
米国においては、当初から、英国のダブルジャケットを踏襲せずに、
シングルジャケットで発売していたのかも知れません。

もし、そうだとした場合、
米国での発売においては、カリスマレーベルではなく、
マーキュリーが権利を所持していた事になりますね。

フランスでは、フィリップスが当初の発売権を所持していたようですし、
既に取り上げている国内の試聴盤も、
フィリップスになっていました。

思いの外、国々でいろいろなケースがあるようです。

そのエレジーの場合、ジャケット上に、英国オリジナルに付け加えている文字数が、
かなり多かったのですが、
こちらの「FIVE BRIDGES 」においては、
割とシンプルな付記にとどまっています。


ジャケット向かって左上部拡大

ダブルジャケットの内側に記されていた文章が、
裏ジャケットにビッシリと記されている感じですね。


ジャケット裏側

以上。

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ナイスの思想 CD 英チャーリー盤

2017-05-29 09:21:37 | Keith Emerson THE NICE関連
ナイスの思想 CD 英チャーリー盤

英国におけるザ・ナイスのアルバムの発売権については、
詳しく追及してみようと思った事はないのですが、
マンティコアヴォルツの国内盤に掲載されていた、
キースのインタビューを読むと、
当時、EL&Pの発売権利を所持していた英キャッスルと、
英チャーリーが、発売の権利をめぐって折衝していたような事が書かれていました。

当時、英国においては、この2つのレーベルから、
ナイスの音源がそれぞれに発売されていたのかもしれません。

どちらの会社もそれぞれの経緯で、
ナイスのアルバムの発売の権利を手に入れていたのでしょうが、
どちらかで一つにまとめようという事だったようです。

2,000年代の半ば頃に、
英キャッスルからザ・ナイスのCDが発売されていたので、
最終的には英キャッスルが発売権を持つにいたったと考えられます。

このCDは、チャーリーが取り扱いをしていた時のものですね。

チャーリーというと、
レコードにおいてはレーベル面に特徴がありましたが、
CDに関してもジャケットデザインの簡素化をしていたように思います。

このブログでは、
頻繁に取りあげているアルバム、
邦題「レディース&ジェントルメン」の「welcome back my friends~」のように、
通常に使用されている字体に関して、
オリジナルは銀色だが、
CD化によって、白色になるケースを述べたりしていますが、
文字自体が小さいという事もあり、
白色であっても、あまり違和感はありませんでした。



一方、
この「 THE THIUGHT OF EMERLIST DAVJACK」に関しては、
通常の字体とは異なり、タイトル用に大きくデザインされており、
オリジナルデザインでは、4色で仕上げているものを、
1色でまとめてしまっています。

簡素化は、チャーリーレーベルの特徴の一つと見る事ができますね。

以上。

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ナイスの思想 国内初CD

2017-04-21 08:40:37 | Keith Emerson THE NICE関連
ナイスの思想 国内初CD


帯とジャケット

「ナイスの思想」と同時発売された「少年易老学難成」の店頭演奏用盤を先に取り上げています。

この時期のプラケースCDのパッケージの特徴については、その時に綴っていますね。

10年ぐらい前から、
EL&P関連の中古品をずーっと集めているわけですが、
「ザ・ナイス」の初期アルバム3枚のアナログ盤に関しては、
「ファイヴ・ブリッジイズ」や「エレジー」と違って、
レーベルの関係からか、国内では70年代に再リリース盤が登場していないようです。

そのため、
この「ナイスの思想」の国内アナログ盤などは、
当時のニューロックシリーズのロゴが、
英国オリジナルのジャケットの中に、
入れ込まれているものしか存在しないと思われます。

(※レコード盤に関しては、黒盤と赤盤の両方が存在しています)

そのため、
プラケースCDとは言え、
国内では初めて、
英国オリジナルジャケットに近いジャケットの品物が登場したわけです。

この初CDの特徴が幾つかあります。

バンド名の日本語表記にあたり、
「ザ・ナイス」ではなく、「ナイス」と表記しているところですね。
東芝やフィリップスのアナログ盤時代も、「ザ・ナイス」と表記しているのですが、
「ザ」を付けずに「ナイス」になっています。

それと、オリジナルアルバムには収録されていない、
「ボーナストラック」を収録している事が挙げられます。
現時点では、「ボーナストラック」の収録は、珍しい事ではないのですが、
1989年の段階で、「ボーナストラック」を収録したというのは、
かなり先進的なやり方です。
「ボーナストラック」は、
東芝時代にシングルレコードとしてリリースした「アメリカ」ですね。

久々にこのアルバムを聴いて改めて思ったのは、
この時から、EL&Pの最終公演にいたるまで、
キースは、「ロンド」と「アメリカ」を演奏し続けていたのだなという事。

EL&Pの後期においても、
コンサートのラストを盛り上げる定番曲として必ず登場します。

EL&Pファンは、
意識する、意識しないに関わらず、
オルガンを引っ張り出してきて、
ステージの中央で弾くというパフォーマンスを、
求めていたのだと思いますね。

以上。
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アナログオムニバスプロモ盤 DO IT ROCK

2017-03-20 09:09:11 | Keith Emerson THE NICE関連
アナログオムニバスプロモ盤 DO IT ROCK


カニの幼生?

日本国内のフィリップスレコードのプロモ盤です。

アイランドレーベルとヴァンディーゴレーベルのアーティストの曲を中心に、
選曲が為されているのですが、
カリスマレーベルのザ・ナイスの曲も収録されています。


レーベル面

これまで、ワーナーのアナログ試聴盤を幾つか取り上げていますが、
ジャケットにリリース年と月を手書きするようになっているジャケットとは異なり、
プロモ用のジャケットデザインをきちんと制作しているようです。

ジャケットの裏側には収録アーティストの説明をしており、
全体として手が込んだ作りになっていますね。


裏ジャケット

この「DO IT ROCK 」というのは、
当時、
フィリップスレコードからリリースされていたロックのアルバムの1つのシリーズ名のようです。
「エレジー」の初回帯に描かれている「指のVサイン」の絵が、
このシリーズの帯に共通して挿入されているようです。

ザ・ナイスの説明は、

「彼等はこの四月に解散しましたが」

と記述されています。


裏ジャケットの記載箇所拡大

「エレジー」は英国では、1970年の2月にリリースされていたようですが、
この帯を見ると、既に、「エレジー~ナイス・ラスト・アルバム」の記載があります。

となると、
日本では、ザ・ナイスの解散後に「エレジー」がリリースされていたという事になりますね。

以上。
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ザ・ナイスの販促用ペーパー

2017-02-03 15:36:16 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイスの販促用ペーパー



意外にもサイズはA4の用紙が、
全3枚。

向かって左の上部でホチキス止めをしているのですが、
ホチキスの針自体は新しいです。

一見、「青焼き」(ジアゾ式コピー)に見えますが、
「青焼き」ではない用紙を使用しているようです。

文字の形状からして、
通常の印刷ではなく、和文タイプを用いているようで、
それが紫色の文字になっています。
文字の色は部分的にかすれたりしていますね。

記載事項から、いつ頃に作られたものかを知る事ができました。

『残念なことにザ・ナイスのレコードは、従来日本ではレーベルの関係で1枚も出ていなかつたが、英イミデイェイト・レーベルを確保している東芝レコードでは、急遽9月10日にシングルの7分にも及ぶ名演「アメリカ」、そして11月には本邦初LP「ザ・ナイスの思想」とたて続けに発売し、噂だけで音に接することのできなかつたナイス・フアン、ニュー・ミュージック・ファンの期待に応える模様である。
 本国イギリスでは8月15日に3枚目のアルバム“NICE”が発売されたが、これは片面はフイルモア・イーストでの実況録音を収めた野心的なアルバムで、実況の曲目はデイランの「She Belongs To Me」「Rondo 69」の2曲で25分にも及び熱演、そしてもう片面にはスタジオ録音が入っている。最新のNME紙でもナイスのこのアルバムが表紙にでかでかと扱われている。』

以前、このブログで、
「日本では、「ジャズ+クラシック/ロック=ナイス」が、「少年易老学難成」より先に発売されたようです。」
と書きましたが、
上の文章から察するに、「ナイスの思想」を発売する時に、
英国でリリースされたばかりの「『ジャズ+クラシック/ロック=ナイス』を同時期に発売をしたために、
「少年易老学難成」が後になってリリースされたという事なのでしょう。

全般的には、ザ・ナイスのベタ誉め内容となっていて、
ストーンズやジミ・ヘンドリックスやクリームを引き合いに出しつつ、
それさえも凌駕する勢いを宿している事を伝えようとしています。

リー・ジャクソンや、ブライアン・ディビスンの演奏家としての力量も、
かなり評価した記述が見られますね。

以上。

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アナログ盤 The Immediate Singles Story

2016-12-24 17:20:49 | Keith Emerson THE NICE関連
アナログ盤 The Immediate Singles Story


レーベル面

イミディエイトのオムニバスアルバムというのは、
ジャケットにキースの顔写真がちょっとだけ見えていた、
CDを取り上げた事があります。

イミディエイトのオムニバスアルバムは、
アナログ盤、CD盤とも幾つかリリースされているのですが、
絶版になっているCDボックスなどは、
かなりの高値がついているものもありますね。

また、
ザ・ナイスの曲が収録されているものと、
そうでないものがあります。

イミディエイトは、英国や米国でヒットを飛ばしているアーティストを、
抱えていたので、
ザ・ナイスを収録しなくても、
オムニバスアルバムが制作できるという事なのでしょう。

ザ・ナイスのアルバムは、カリスマに移行してからの作品の方が、
英国ではチャートの上位にランクされたようなので、
それによって、イミディエイト時代の作品も、
再評価されるようなところがあったのかも知れないですね。

これは2枚組のアナログ盤の1つですが、
ザ・ナイスの曲が2曲収録されています。


光沢のない銀色



裏側



裏側拡大

これまでに取り上げたザ・ナイスのベストアルバムは、
インパクトのあるジャケットのものが何点かありましたが、
このオムニバスアルバムに関しては、
収録されているアーティスト名を、
薄目の色で記載しただけの、
かなりシンプルなデザインになっています。

先日、たまたまググッておりましたら、
ゲームのキャラクターがアニメのキャラクターかは、
よくは解らないのですが、
「リー・ジャクソン」なるキャラクターを見つけました。

今、調べてみたら、機動新世紀ガンダムXに登場する人物のようですね。

軍帽みたいなものを被っていたのですが、
顔の輪郭がやや、若いときのリー・ジャクソンに似ている感じがしました。

以上

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Hang On To A Dream シングルレコード 西ドイツ盤

2016-10-07 14:41:51 | Keith Emerson THE NICE関連
Hang On To A Dream シングルレコード 西ドイツ盤

ドイツではEL&Pのシングルレコード盤も再発されたりしているので、
このナイスのシングルレコードが、初回盤かどうかは解りかねます。


レーベル面
IMMEDIATEの印刷の真ん中の下部が、
若干カットされている
ちなみにB面は丸穴スレスレに印字


このジャケットのデザインですが、
金庫あるいは机の引き出しが開いている状態の写真のようでもありますが、
その周辺に配管らしき物体もあったりして、
何を写しだしているのかよく解らない感じです。



リリース当時は、こんな一目見て意味不明な感じのデザインが、
流行っていたのかも知れません。

裏側に掲載されている、
数人のミュージシャンのレコードのジャケットには、
全てEMIの文字が入っていますね。



ImmediateとEMIとは、
この当時、何らかのつがなりがあるのかも知れませんが、
そうでなければ、
このシングルレコードをドイツで発売するにあたり、
Immediate側がEMIから広告掲載料をとって、
制作したとも考えられますね。

以上。

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ザ・ナイス ファイヴ・ブリッジズ 国内初CD盤 1991

2016-09-02 15:03:04 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス ファイヴ・ブリッジズ
 国内初CD盤 1991




1991年にヴァージン・ジャパンから発売された、
「ファイヴ・ブリッジズ」のCDです。

解説は笹川さんが、1990年の11月12日付で記しているのですが、
帯に記されている発売日が2月6日とあるので、
1991年の2月に国内で初リリースされたものと思われます。

同日には、パトリック・モラーツやジャクソン・ハイツ、
スティーヴ・ハケットのCDもリリースされていますね。
ヴァージンレコードがカリスマレーベルを傘下におさめた事による、
怒濤のリリースだったのでしょう。

日本フォノグラムから、ザ・ナイスの最後のアナログ盤が再リリースされたのは、
「ELP四部作」リリースの翌年ぐらいだったように思うので、
80年代後半になってからキースのファンになった地方の方などは、
CD化を長い事待っていた事になりますね。

1990年の9月に、キースはザ・ベストのメンバーとして来日しましたので、
笹川さんは、待ちに待ったキースの演奏に酔いしれた余韻の中で、
この解説を綴っている感じです。

この年は、書籍「キース・エマーソン・インタビューズ」の元になる連載も始まっておりまして、
しかも、キーボードマガジンは、月刊誌でしたので、
キースファンは、毎月の連載を読むのをとても楽しみにしていたわけです。

笹川さんの解説によると、キースはナイス時代の中では、
このアルバムを最も気に入っているとの事。

今回、この「ファイヴ・ブリッジズ」の国内初CDを取り上げるにあたって、
同日発売だった国内初CDの「エレジー」をいつ頃取り上げていたのか確認してみました。

2013年の3月21日に書いていたのですが、
この日の前日に、吉松隆さんの還暦祝いコンサートが行われていたようです。

業界関係者以外で、
この日に会場に赴く事ができたキースのファンにとっては、
日本で演奏するキースの最後の姿を目にした事になりますね。

以上。

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ザ・ナイス ARS LONGA VITA BREVIS 1980年 イタリア盤

2016-07-27 17:08:24 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス ARS LONGA VITA BREVIS 
1980年 イタリア盤





レーベル面

このアルバムのジャケットを最初に見たのは、
掲示板にラヴ・ビーチさんが投稿してくれた時だったと思います。

目の色が赤くてちょっと不気味という書き込みだったような気がしますが、
写真とかで赤目というのがあるので、
そんな写真を適当にジャケットに用いているのだろうかとか、
思っていたわけです。

実際に目にしてみると、
メンバーのモノクロ写真を粗目に仕上げて、
わざわざ、目の瞳の部分に、
朱色で着色しているというジャケットでした。

以前、「ピアノが海中に沈んでいくイラスト」のジャケットの、
ザ・ナイスのファーストアルバムを取り上げました。

このアルバムのリリースも同じところのようで、
セカンドアルバムを1980年に再リリースするに際して、
このデザインになったようです。

以上。

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