goo blog サービス終了のお知らせ 

EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ザ・ナイス 夢を追って シングルレコード

2015-04-27 15:36:16 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス 夢を追って シングルレコード


400円


レーベル面
黒地に銀色の文字が印刷


ナイスの国内盤シングルレコードを取り上げるのは、
2回目になると思います。

以前、取り上げたシングルレコード「カントリー・パイ」は、
ディフォルメが上手くいっていないような似顔絵をジャケットに使用していましたが、
これは写真ですね。
見開きのペラ紙に解説と歌詞が記されています。

私がEL&Pを知った頃は、
オルガニストという言葉を洋楽雑誌の誌面で目にする事は、
ほとんどなかったように思います。

そのため、キースをオルガニストと称するところが、
私にとっては新鮮な響きがあります。

もっとも、オルガニストという言葉自体は今も普通に使用されているようです。
私がその表現に触れる機会が少なかっただけの話です。

解説を読むと、
ザ・ナイスからギタリストが抜けて、3人のメンバーになったけど、
キースの演奏がギタリストの分を充分にカバーしているというような記述があります。

ザ・ナイスこそ、まさに、「プログレッシヴ・ロック」という表現もありますね。

EL&Pを聴いてからナイスを聴くと物足りなさを感じたりしたものですが、
その年代に於いては、ザ・ナイスは進歩的な音楽を奏でるグループとして、
認識されていたようです。
いろんなジャンルの音楽がどうのこうのと、
EL&Pの音楽が説明される時によく表現されるような文章に似ています。

この曲は25年以上の年月を経て、
EL&Pの演奏によって、4枚組ベスト、「リターン・オブ・ザ・マンティコア」に収録されたのは、ご存知の通りです。

以上。

PCから下記のバーナーのポチを宜しくお願いします。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


マーキー・クラブ・コレクション 1958-1983 VOLUME 2

2015-04-07 17:08:03 | Keith Emerson THE NICE関連
マーキー・クラブ・コレクション
1958-1983 VOLUME 2



ジャケット


内ジャケの下部にザ・ナイスのカラー


向かって左側、
ジェネシスやムーディー・ブルース
パトリック・モラーツの姿もあり


英国のマーキークラブの25周年を記念し、
マーキーで演奏したロックミュージシャンのヒット曲を集めて、
数枚のアルバムにしたという企画の国内盤です。
1983年のリリース。

解説によると、英国オリジナル盤は全部で4枚。
内容としては豪華なものであっても、
楽曲の年代や傾向性等を考慮にいれずに、
押し込めた感じがあるため、雑多な感じになっているようです。

国内では、年代別、傾向別に編集し、
全部で3枚のシリーズに仕上げたそうです。

音源は、マーキーで演奏された音源を用いているわけではないのですが、
マーキーの名前を冠する企画という事で、
それぞれのミュージシャンの楽曲を、
レーベルを越えて収録する事に成功したようです。

ミュージシャンによっては、
1枚のアルバムに数曲入っている場合もありますが、
ザ・ナイスは、この「VOLUME2」に「アメリカ」のみが収録されています。

EL&Pのライナーで、よく目にする赤岩和美氏が解説を担当しているのですが、

「アメリカはヒットしたけど、ベスト30位には入っていなかった。」

という細かい情報もありました。

ビッグ・ネームが名を連ねているので、ザ・ナイスに関する記述も、
あまり多くはありません。

1枚組のオムニバスの割には、ダブルジャケット仕様ですので、
ロックのスーパースターが生まれ巣立ったマーキーに、
敬意を表した装丁にしたのかも知れません。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



THE NICE GREATEST HITS アナログカナダ盤

2015-03-02 10:25:57 | Keith Emerson THE NICE関連
THE NICE GREATEST HITS
アナログカナダ盤



ジャケット


レーベル面

一昨日、ようやく、THE DIGの「プログレッシヴ・ロック2015」を能代市内にて入手いたしました。
秋田県の北部に何店舗もあるスーパーの中にある書店なのですが、
職域の同じスーパー内の書店には、1冊も置かれていなかったのに、
なんと、2冊も置いていました。

そのスーパーは一定のポイントが貯まると、
期限付きの¥500の商品券をくれるのですが、
たまたま所持していたので使用しました。

とはいえ、能代市は、居住地から車を使用して、
1時間30分ぐらいですから、
ガソリン代を考えると、取り立ててお得な買い物をしたとは言えないです。

とりあえず、キースのインタビューのところだけ読みましたが、
ファンにとってはかなり興味深い情報もありました。

以前であれば、キースの情報のみを頭の中で埋め込んで、
EL&Pというバンドを判断していましたが、
メンバーのそれぞれの目から見えている真実というのもあるのだと思います。

2013年の3月4日というとちょうど2年ぐらい前になりますが、
このナイスのベストアルバムのヴァージョン違いと思われる品物を取り上げています。

読み返してみると、ただ、ジャケットを1枚撮影しているだけで、
どこの国の表記があるとか、記していないですね。
何となく、英国盤ではなかったような記憶も少しあります。

メンバーの顔写真は同じなのですが、
配置の仕方が異なっています。

その時の品物は、バンド名やタイトルも、
ジャケットの上部の方に赤色で遠慮がちに記されていますが、
こちらの方は、バンド名が大きく描かれていますね。

収録曲が同じかどうかまでは、
きちんと見ていないのです。

90年代だった思いますが、
「進め、電波少年」というテレビ番組があって、
番組のパーソナリティとゲストの顔だけが浮かんでいる映像が流れていた事がありました。
首も映っていなくて、本当に顔だけが映ってトークしていました。

このナイスのジャケットの方が先になるのでしょうが、
その番組を思い出してしまいました。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



アルバム「THE THOUGHTS OF EMERLIST DAVJACK 」       英国アナログ盤 パート2

2015-02-10 10:48:33 | Keith Emerson THE NICE関連
アルバム
「THE THOUGHTS OF EMERLIST DAVJACK 」
英国アナログ盤 パート2


今朝は、いつも通りの起床だったのですが、
昨晩、降り積もった家の前の通路の雪を片づけたりしていたので、
またまた取り上げる品物を吟味せず、あわてて積み込んできました。
冬の夜はアナログ盤を置いてある部屋が凍てつくほど寒く、
最近は風除室の窓の内側も凍みています。

この品物は昨年の9月に取り上げたばかりですね。


リングウェアが見え始めています


インナーの上部の隅にナンバー


違いはレーベル面の色
かなり濃いピンク色ですね


一時のカリスマレーベルの、
イラストが描かれていなヴァージョンの色に近いです。

番号は同じようです。
前回取り上げたのは、ジャケットが、ほぼ、奇跡に近い美品でしたが、
こちらの方は経年相応ですね。
国内盤の古いもので、ジャケットが底割れしているのもあるのを考えると、
輸入盤としては保存が良い方ではないかと思います。

以上。

更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


オムニバスCD Psychedelic Sixties

2015-01-21 13:07:33 | Keith Emerson THE NICE関連
オムニバスCD Psychedelic Sixties


タイトルの感じは出ているように思う

2003年頃に発売された、
60年代のサイケデリックな音楽を集めたオムニバスアルバムです。
全16曲収録。

現在では、ザ・ナイスはプログレの黎明期にあたるバンドとして、
説明される事もありますが、
バンドが認知され始めた頃は、
サイケデリックな音楽を奏でるバンドとして知られていたようです。

そんなわけで、
このオムニバスアルバムにも、
「アメリカ」が収録されています。

数ヶ月前に、どこかの出版社のサイケデリック・ロックを専門に扱ったムック調の書籍が出ていたのを書店で見かけたのですが、
ザッと目を通してみたところ、ザ・ナイスの名前は確認する事ができませんでした。

その書籍の出版社を、今、調べてみたところ、
シンコー・ミュージックのTHE DIGの増刊のようでした。

サイケデリック・ロックなロックでも、
後にプログレの範疇に入れられる事になったミュージシャンやバンドとかは、
その書籍からは、除かれていたのかも知れないですね。

アナログ盤時代でも、
サイケデリック・ロックを集めたオムニバスアルバムも制作されていたわけですが、
ザ・ナイスが含まれているものもあります。

確かにザ・ナイスは、イミーディト時代とカリスマ時代では、同じバンドとは思えないような、アルバム内容になっていますので、
こうしてみると、キースの参加している著名なバンドは、EL&Pもそうですが、
最初のアルバムと最後のアルバムは、
同じバンドとは思えない音を出しているのが共通していますね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


ザ・ナイス エレジー アナログ 米国盤

2014-12-24 10:59:22 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス エレジー アナログ 米国盤

エレジーのアナログ盤は、2度ほど取り上げたように思います。

英国のダブルジャケット盤と日本のシングルジャケットの後期盤。

今日取り上げるのは、米国の後期盤と推定しています。

一目見てジャケットが異なっているのが解ります。
向かって左の下部がカットアウトされている中古盤でしたが、
状態は悪くありません。



個人的には、
1.カットアウトされていない劣化の激しい品物と、
2.カットアウトされていても、かなり状態の良い品物では、
2の状態の良い品物の方が好きですね。

この表ジャケットは説明が多く記されています。

オリジナルジャケットの表には記されていない、
ナイスのメンバーの名前と担当楽器に関しても読みやすく記されていますが、
とりわけ、Keith Emersonの文字が大きく強調されていますね。

EL&Pの売上が良い時期に、EL&Pファンの購入を狙って制作されたものかも知れないです。

後期盤というのは、
ミュージシャンやジャケットデザイナーが当初意図した事があったにせよ、
簡略化によって、それが見えなくなってしまい、
場合によっては、売る事を目的としたジャケットに変化しているのだと思います。

ヒプノシスはダブルジャケット制作の際に、外側、内側のデザインにデザイナー側の思いを込めたのでしょうが、
マーキュリーレコードどの思いは、「キースを強調して1枚でも多く売りたい」という感じだったのでしょう。

ザ・ナイスの場合、ベストアルバム等では、キース・エマーソン・フィーチャリングという大きな記載が、けっこう存在しますが、
著名なデザイン集団によってデザインされたジャケットであっても、
利益の確保のためには、変化を余儀なくされるという事ですね。


レーベル面

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


THE NICE  Immediate  Recordings CD オランダ制作盤

2014-12-05 16:12:26 | Keith Emerson THE NICE関連
THE NICE 
Immediate  Recordings CD
オランダ制作盤


ザ・ナイスのベストCDを取り上げるのですが、
プラチナSHMの12月発売アイテムの話を少し。

マンティコアレーベルから70年代にリリースされた、
EL&P以外の5タイトルが発売予定になっていましたが、
ピート・シンフィールドのスティルに関しては、
なんと、2枚組との事。

ジャケットの色は桜色ヴァージョンで、
2013年に発売された「リリース40周年エクスパンディッド・エディション」がベースになっているので、
2枚組のようですね。

今さら言うのもなんですが、
キング・クリムゾンファンやEL&Pファンをしていてコレクションに熱心な人は、
ビクターエンタテイメントさんの手堅い商売の安定したターゲットになっていると考えるものであります。


正面から



やや斜め上から

今日取り上げたのは、2006年頃にオランダで制作されたザ・ナイスのベスト盤です。

久々の(?)ペーパースリーブケース入りですね。

スリーブとプラケース内のジャケットと裏側も同じデザインです。

ペーパースリーブとプラケース内ジャケットのデザインが、
ほぼ同じというのは、あまり、見た事がないですね。

ザ・ナイスのCDのジャケットは、
とてもサイケディリックなものと、
格調が高くみえるシンプルなものがありますが、
こちらはシンプルなもの。

若き日のエマーソンが、
日本のバンドのヴォーカリストのように、
手前の中心の位置をキープしています。

とは言っても、
この衣装での写真は、
カラー写真も、いくつか存在するようで、
他のベスト盤のジャケット等にも使用されていたりします。

この写真は、立ち位置を変えて撮っただけでしょうが、
キース以外が背後霊に見えたりもするわけですね。

収録の仕方としては、意外と、「夢を追って」から始まるベストCDは、
あまり無かったように思います。

今、ふと思ったのですが、
2015年1月リリース予定のEL&PのプラチナSHM3タイトルの次には、
Immediate時代のザ・ナイスの紙ジャケットが来るのではないかと思いました。

最近は、予想がことごとく外れたりもしていますが、
ザ・ナイスは、Immediate時代の3タイトルのSHM-CDが商品化されていない事もありますから、
K2HD以来の紙ジャケットの登場を待っている方もいるかと思います。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



夢を追って収録CD Liebe ist…

2014-11-17 17:58:24 | Keith Emerson THE NICE関連
夢を追って収録CD
Liebe ist…
…zu zweit ei Oldies zu träumen



CD盤にも同じ絵が使われています

オムニバスCDにもいろいろなジャケットがありますが、
このドイツ製のCDのジャケットは「ほのぼの系」みたいな感じですね。

懐かしさという事でいえば、
大人にとっての懐かしさは、幼少期にあるのでしょうから、
それと重ね合わせたジャケットデザインなのかも知れないです。

オールディズ18曲収録という事ですが、
ロックに限定せずに、著名な18曲を選んでいるのだと思います。

全18曲中の7割ぐらいは、
曲のタイトルは解らなくても、CMとかラジオとか、
どこかで耳にした事のある60年代っぽい感じのメロディーでした。

ザ・ナイスの「夢を追って/Hang On To A Dream」が収録されています。

オールディズというのは、検索して見ると、
意外と曖昧な言葉であり、明確な定義ってあるようでないようですね。
質問に対して、アメリカンポップスのみの回答をしているケースもありました。

ドイツにおいて、一般的なオールディズと称されるもの中に、
ザ・ナイスの曲が入っているわけですから、
ドイツおいては、そのような捉え方をされているという事なのかも知れません。

確かにザ・ナイスのアナログ復刻盤なども、
ドイツにおいては幾度か為されているようなので、
日本におけるザ・ナイスとドイツにおけるザ・ナイスは、
知名度等も著しく異なっているのではないかと思われます。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



ザ・ナイス アメリカ シングルレコード 英国盤

2014-10-29 17:37:23 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス アメリカ 
シングルレコード 英国盤



初回盤?
以前、レコード・コレクターズに
載っていたジャケットと
同じではあるが



裏側


レーベル面

今日は、この「アメリカ」というタイトルのレコードをダシにして、
思いついた話を少し書いてみます。

軍事評論家の岡部いさく氏は、
このブログで数度取り上げた、
青池保子先生の「エロイカより愛をこめて」の脚本アドバイザーになっているようでした。
「エロイカより愛をこめて」の文庫本の巻末には、
各界の著名人が、それぞれの「エロイカ愛」を語っているわけですが、
岡部氏に関しては、軍事評論家以前の若い頃に、
青池保子先生の漫画にちょくちょく登場してくる、
拳銃等の武器の正確な描き方に、
魅了されたような事を書いていたような気がします。

その後、テレビのニュース番組で、
岡部いさく氏が実際にコメントするのを見た事もあったので、
冷戦後のエロイカ世界のストーリーに関しては、
かなりの影響力を持っているのかも知れないと思ったりもしたものです。

先日、たまたま、お気に入りのEL&P関連のサイトを覗いていたら、
ジェフ・バクスターの事も少し書かれていました。

それだけなら、検索をしたりはしないのですが、
ジェフ・バクスターに関して誤記と思われる記述があり、
文中にはコージー・パウエルも登場しているので、
コージー・パウエルと書くところをジェフ・バクスターと誤記したのではないかと思いました。

ジェフ・バクスターは、今年になってリリースされた、ドアーズのトリビュート盤で、
キースが担当した曲に参加していましたし、Facebookでも元気な様子でしたね。

しかし、おかげで、
ジェフ・バクスターの音楽以外の職業まで知る事になりました。

ウィキによると、
軍事アナリストで、2001年にアメリカ国防総省の軍事顧問に就任したとの事。
共和党員との記述もあるので、現オバマ政権の元でその仕事を続けているかは、
良くわかりません。

こうしてみると、「THE BEST」というバンドは、なかなかスゴイですね。
かつてアメリカの国旗をパフォーマンスではあるにせよ、
聴衆の前で焼いた過去を持つキースと、
アメリカの軍事顧問になるようなジェフ・バクスターが、
共に「アメリカ」というタイトルの曲を演奏している。

おまけにジョー・ウォルシュは、
アメリカの国旗をデザインに採り入れたような衣装を着ていましたね。

メンバー全員がアメリカ人でないにせよ、
アメリカ色が色濃いともいえる「THE BEST」へのキースの参加は、
本人は全く意識していなくても、
過去にアメリカの国旗を焼いてしまった事への懺悔の象徴のようにも受け取れます。

そう考えると、この時のパンフレットでのキースの扱いが、
遠慮気味であったのも納得がいくというものです。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


少年易老学難成 国内CD盤 1989年

2014-10-08 15:43:49 | Keith Emerson THE NICE関連
少年易老学難成 国内CD盤 1989年

先般取り上げた、ザ・ナイスの最新アナログ復刻盤と、
同じタイトルのものになりますね。


帯とジャケット

このCDを入手するにあたっては、
わずかな情報から埼玉県熊谷市のCDショップに足を運びました。
かなりの在庫を備えているCD専門店であり、
ひょっとしたら、予約をしないで、店頭で見つける事ができたのかも知れません。

当時の情報元としては、
おそらくキーボードマガジンしかなかったと思いますが、
ザ・ナイスの初期3枚は、
国内盤のレコードを入手できないままでいた事もあり、
速やかに入手した事だけは覚えています。

私と同じ思いで入手した地方のキースファンは、
きっといると思いますね。

しかし、都内から秋田に戻ってくる時に、
引っ越し作業に立ち会う事のできない事情が発生し、
その時にこの時のCD3枚を紛失してしまいましたね。

これは改めて中古で入手したCDなのですが、
どこかのCDショップで使用していたのか、
あるいは、試聴盤として、最初からこのスタンプが押されていたのかまでは、
よく解らないところがあります。

中古で購入したCDのプラケースは通常の厚みなのですが、
マキシCDで見かける、
プラケースの裏の絵柄が存在しなくて、
CD盤の装飾が見えるようにセットされています。



プラケースの背にあたる部分にかぶせてある外側の「帯」を取ってしまうと、
プラケースの内側の背の部分にタイトルの用紙がセットされていないので、
CDラック等に立てて並べると、何のCDか解らないという難点があります。

当時は、コストカットしているのだろうかと思いましたが、
ジャケットが10頁ぐらいのブックレットになっていまして、
解説と歌詞はしっかりと記述されています。

音楽CDが徐々に増えてきた80年代末でしたが、
数は少ないにせよ、レコードもリリースされていました。
CDに関しては、アルバムではあっても、
プラケース内をどのようにするかに関しては、
メーカー側の考えでいろいろな仕様が生み出されたと考えられますね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


THE NICE ARS LONGA VITA BREVIS LIMITED VINYL 2014

2014-09-19 09:34:36 | Keith Emerson THE NICE関連
THE NICE
ARS LONGA VITA BREVIS
LIMITED VINYL 2014




ダブルジャケット


レーベル面
最近は片面にジャケット絵を施すのが、
流行なのかな
写真は撮り直しだな



撮り直し

プラチナSHMの事等を妄想している間に、
英国では、ザ・ナイスのアナログ盤が2点、
この夏に再リリースされていたのをたまたま知りました。

某ショップにおいては、
「オリジナルのダブルジャケット仕様」という説明が為されていたのですが、
これは、2つの解釈ができると思います。

1.もともとイミディエイトの初回盤はダブルジャケットだったが、
すぐにシングルジャケットに切替られた。

2.今回のダブルジャケットがオリジナル仕様という意味。

はっきりした事は解りませんが、
どうも2のような感じがしますね。

例えば、アトミック・ルースターのデビューアルバムの英国初回盤などは、
シングルジャケットのようなのですが、
日本ではダブルジャケットにしてしまったようです。

これは、内ジャケットに日本語の説明が印刷されている、
その時代の薫りがするものですね。

ザ・ナイスも国内での取り扱いは、
アトミック・ルースターと同様、
東芝音楽工業からのリリースでしたが、
このブログで取り上げた「ナイスの思想」「少年易老学難成」ともに、
国内盤はシングルジャケットでした。

アトミック・ルースターのデビューアルバムのジャケットの仕様を考えても、
東芝音楽工業では、英国のシングルジャケットをダブルジャケットにする事はあっても、
英国のダブルジャケットをシングルジャケットに変更するとは考えにくいです。

となると、今回の「ARS LONGA VITA BREVIS」は、
英国と日本のみで考えた場合、
初めてのダブルジャケットという事になるのかな。

ザッとみた感じとしては、

ジャケットの紙は国内アナログ盤ELP四部作を彷彿させる、
レコード挿入部の色が白色で厚みも同じぐらい。

但し、ジャケット表面の光沢は独特のものがあり、
指紋が付いたらとても目立つし、
その指紋を簡単に拭き取る事ができるかどうかも微妙な感じです。

大切に保管したい場合は、取扱注意が必要ですね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



アルバム「THE THOUGHTS OF EMERLIST DAVJACK」英国アナログ盤

2014-09-01 13:00:31 | Keith Emerson THE NICE関連
アルバム
「THE THOUGHTS OF EMERLIST DAVJACK 」
英国アナログ盤




以前にも書いたかも知れませんが、
中古盤を購入してつくづく感心するのが、
制作年から何十年も経過しているのに、劣化がほとんど見られない品物ですね。

このザ・ナイスの英国盤もそのひとつです。

ジャケットのスレ等によって、
印刷の一部が剥がれ落ちて角の部分などに、
白い箇所がちょっとずつ見受けられるというのが、
全くありません。

レコード盤のほうも、
塵ひとつない感じでとても綺麗です。

所有者の扱いと保管の仕方がとても丁寧だったのだと思います。

この品物が、初期のリリースの物か、再リリースの物かまでは、
きちんと調べていないので、よくわかりませんが、
レーベル面の着色が異なって、番号だけ同じものは見た事があります。



写真で見るとわかりませんが、
レーベル面は白色ではなくて、
薄紫色をさらに薄くしたような色合いです。

白い内袋もリリース時のものがそのまま残っていたと考えられます。


内袋左下部
下に見えるのはジャケット裏


それでもって、
劣化がない分だけ価格が高かったかと言いますと、
そんな事は全くなくて、
普通にLPレコードを購入していた当時の、
2枚組の価格にやや近いぐらいであったかも知れません。

時々、信じられない品物が割りと普通の価格で手に入ったりしますが、
その分、新品と称された、新品とはとても言えない品物をつかむ事がありますので、
よい事ばかりでもないし、悪いことばかりでもない感じです。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


フェアウェル・ザ・ナイス ¥1950 アナログ盤

2014-08-09 09:45:13 | Keith Emerson THE NICE関連
フェアウェル・ザ・ナイス
 ¥1950 アナログ盤




このアルバムは英国盤も国内盤も当初は見開きのジャケットだったようです。


ジャケット内側


ジャケット裏側左下部拡大


レーベル面
なんだ!見本盤か!


ジャケットとレーベル面をつぶさに観察したのですが、
発売年が全く記述されておりません。

それは、このレコードがリリースされた頃の、
国内盤のレコード全般に関して、それは共通事項なのかも知れませんが、
あまり他のミュージシャンの古いレコードは購入したりしていないので、
ハッキリとした事は言えないです。

おそらく、このレコードが、国内初回アナログ盤だとは思うのですが、
解説にも年月が記されていないですし、
解説が一つ前の盤からの流用である可能性もあるわけで、
これもハッキリとした事は言えません。

解説そのものは、後半部の文章の表現に惹きつけられましたね。

大雑把には、

「キースがナイスを脱退したので、リー・ジャクソンとブライアン・デヴィスンは、
新たなるナイスを目指す。」

「そのキースはグレッグとカールと一緒に新たなるバンドを結成しようとしている。」

みたいな感じです。

これだけ読むと、
ナイスの3人のメンバーは、同じような力量を持っているから、
キースが脱退してもナイスは存続するような感じがしますし、

この解説が書かれた段階では、
「エマーソン・レイク&パーマー」という表現が為されていないので、
バンド名がまだ存在していなかったのかも知れないですね。

それと、
ナイスに関しては、
取り上げ済みの3枚組CDボックスにある音源からも推察されたのですが、
バンド後期はオーケストラと頻繁に共演をしたりしているようでもあります。

mixiの知人が以前述べていたのですが、
それを参考にすると、

「キースがオーケストラとの共演を言い出して実現している時は、
ナイスもEL&Pも、バンドが末期症状なのだ。」

という事実も確かにあるわけです。

となると、
「キース・エマーソン・バンド・フィーチャリング・マーク・ボニーラ」も、
既にアルバム上ではオーケストラと共演。

バンドは既に末期という見方も出来るでしょうが、
アルバムでは、過去の曲の焼き直しの共演なので、
ナイスとEL&Pの時とはケースが違います。

なので、もう1枚ぐらいアルバムが出る可能性はあると思います。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



The NICE COLLECTION アナログベスト2枚組 1985年

2014-07-22 13:01:06 | Keith Emerson THE NICE関連
The NICE COLLECTION
アナログベスト2枚組 1985年




この品物は中古品で購入したのですが、
価格が〇2つぐらいだったと思います。

かなり、劣化の激しい品物でした。

ジャケットも埃のようなものが全体を覆っていて、
ネットリした感じもありましたし、
ダブルジャケットの背の部分の一部が剥がれて、
こぼれ落ちそうになっていました。

販売の説明の時点で、
そのような品物である事は明記されていましたし、
それに見合った価格もついていましたので、
劣化に対しては仕方がないと思いました。

とはいえ、書籍でもレコードジャケットでも、
ネットリ感があるのはあまり気持ちの良いものではありません。

クリーニングをして、虫干しをし、
背の部分を糊づけして補修をしました。

これはジャケットの写真等も含めて、
比較的良く知られているベストアルバムではないかと思いますが、
Immediateレーベルのものではなく、
castleレコードで1985年にリリースしたもののようです。
(その割には劣化の激しさがハンパじゃなかったのですけどね)


レーベル面


この内ジャケットには、4人ナイスの写真が1枚と、
3人ナイスの写真が2枚使用されておりまして、
そのうちの1枚がこれです。



これも良く見かける写真ではあります。

残りの2枚の写真は他のベストアルバムのジャケットに使用されていたりしますね。

ジャケットの表側、内側とも、星条旗を大胆に取り込んだ装丁が、
意外と良い感じであると思っています。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


ナイスCD Castle Masters Collection 1992年

2014-07-03 14:21:27 | Keith Emerson THE NICE関連
ナイスCD 
Castle Masters Collection 
1992年




ナイスの1枚組のベストCDです。
ドイツで作られたもののようです。

ナイスのベストアナログ盤やCD盤は、無数の種類のものが存在しています。

その中の一部をこのブログにおいても、取り上げているわけですが、
オムニバス系やシングルレコードも含めると、
その全貌を把握する事は難しいのではないかと思っています。

また、高いお金を出して入手するほど、惹かれるわけでもないので、
タイミングよく安い商品があって、その時に小金があったら、注文したりしている感じですね。

頻繁にネット検索を重ねたりしているわけではないので、
見たことのない写真がジャケットに使用されていたりすると、
ついつい手を出す事があります。

音源自体は、真新しいものは、ほとんど存在しないので、
既発のものを組み合わせて作っていますから、
前に述べたように、若い頃のキースの見た事のない写真があるかどうかが、
購入の決め手になります。

あとは、
時代を感じさせる写真以外の絵柄のジャケットなども、
かなりそそられますね。

このベストCDに関しては、
中古品の場合、送料の方が高いという、
人気薄の部類に入るようですが、

メーカーはCastleで、
リリース年は1992年。
後の3枚組アンソロジーに先行して作られたもののようですね。
ナイスの楽曲のリリースに関して、その権利の一部を当時所持していた
Castleの公式ベスト盤である事は確かです。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村